二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.90 )
日時: 2016/07/29 20:13
名前: ゼラチン (ID: 9w13DJbg)

レミリアに至急来いと言われた。何やら紹介したい人物がいるようだ。


「で、その人が見当たらないがどうした?」

「まぁとりあえず聞いて、紹介したいのは私の妹、フランドール・スカーレットよ」

「でもそのフランドールがどうしてここに居ないんだ?」

「だから聞いて、フランは私達が監禁したの、450年もね」

「何でそんなことを?お前らしくもない」

「最近は自由にさせてるわよ、決まった時しか外に出ないだけで、でもそれくらいフランの力は強大なのよ」

「でも外に出させても何も起きないんだろ?だったらいいじゃないか」

「じゃあ貴方が地下からフランを連れ出しなさいよ」

「え?どういうことだ?」

「その力が・・・ちょっと今暴走してるのよ・・・・・・だから、貴方を、ここに呼んだのは・・・・・・・手伝って欲しいの」

「へぇ。手伝って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ?何で私が!お前たちで十分大丈夫だろ!大体何を手伝うんだ!」

「フランは今体にあるストレスを発散しようとして暴走してるのよ」

「じゃぁそれって私に身代わりになれってことか!?」

「大丈夫よ!咲夜を付けとくから、死なないように頑張りなさい」










結局断り切れず咲夜に案内させてもらってる。

「ここが地下牢の入り口ですプッチ様、くれぐれも無茶はなさらないよう・・・・・・」

「ああ、分かってる」

すると声に気づいたのか幼女の声が聞こえてくる。


「・・・咲夜、お客さん?」



10話 フランドールは弱くない


Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.91 )
日時: 2016/07/30 10:50
名前: ゼラチン (ID: 9w13DJbg)

ちょっとした蛇足







「あ〜もう!」

一人の女性が部屋でうずくまっている。その女性の名は八雲紫

「何であいつと話すとこうなるの!あたしだって意地悪したいわけじゃないのに〜」

「紫様、また喧嘩ですか?」

「今回はあたし悪くないわよぉ〜?」

「紫様はもうちょっと素直になって謝った方がいいですよ!そうしたら喧嘩なんてしませんから!」

「でもでも、そういった直後にプッチに呼ばれて、チャンスってなって、出て行ったら喧嘩だもん!」

「紫様が煽る発言するからですよ、何ですか『カーズの目的がそれだとしたら?そしてその池のことを話したのも私だとしたら?』ってカッコつけすぎですよ」

「でえええええもおおおおおお!悪いのはプッチ!あたしじゃない!」




「はぁ・・・・・プッチ様も大変ですね」

そんなスキマ妖怪の日常

Re: 神父が幻想入り(仮題) ( No.92 )
日時: 2016/07/30 10:36
名前: ゼラチン (ID: 9w13DJbg)

「咲夜・・・ここにフランドールが居るんだな」

しかし返事はない

「咲夜?・・・・・・もしかして居なくなった?」

「貴方誰?」

その声は多分レミリアの妹、フランドールだろう、牢屋に近づいてみるとそこに金髪の幼女が居た。

「私はエンリコ・プッチ、君がフランドールかい?」

「そうだけど・・・貴方お姉様の友達?」

「まぁそうかな、よろしく」

何だ。力が暴走してるって聞いたから出会った瞬間弾幕撃たれるかと思ったら普通じゃないか

「今まで好きな時に外に出させてもらったのに最近ここから出られないの、貴方は何か知らない?」

「い、いや・・・知らないな」

秘密にしたほうがいいだろう、言っていいんだったらレミリアも既に言っているだろうし

「そうだよね、はは、知るわけないよね・・・お姉様はいつも私なんて放っておく、外に少し出させるようになったのも咲夜が頼んでくれたから」

あれ?少し様子がおかしくないか?

「お姉様が私のこと嫌いなら、私も嫌いになればいいんだよ、嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い」

もしかして・・・暴走っていうか、情緒不安定なのか?だとしたら・・・

「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌いキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキラキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライ」

「おい!どうした!さすがにこれは不安定すぎるぞ!」

「ははははは、お姉様が嫌いならね、こんな世界もいーらない、ははっ、全部無くなっちゃえばいいんだ。ねっ、プッチ!」

「・・・・・・そんなのは間違ってるぞ、一回レミリアと話し合おう」

「何でそんなこと言うの?・・・・・・・・お姉様はね、私のことが嫌いなんだよ、そんなの、話し合えるわけ、ないじゃない」

「だ、大丈夫さ、レミリアも分かってくれる」

「プッチはさっきからお姉様のこと名前で呼ぶよね、仲良いの?良いに決まってるよねぇ、だったらプッチも私のこと嫌いなんだよねぇ・・・だったら生きていても意味ないねぇ・・・・・・・ケタケタ」

フランが笑いながらこちらに歩いてくる。
瞬間、轟音と共に牢屋もろとも吹き飛ばされた。

「ねぇ、プッチ、ここってとても広いし防音だからお姉様や咲夜に気づかれることはないよ」

プッチはすぐに分かった。フランが禍々しい〝何か”に覆われていくのを。

「2秒もったら凄いよ、頑張ってね!」

どうやら・・・やるしかないようだな・・・・
プッチはC-MOONを出し、覚悟を決めた。

「フランドール、私も本気を出そう・・・来い!」