二次創作小説(映像)※倉庫ログ

プロローグ英雄が敗れた瞬間 ( No.1 )
日時: 2016/04/26 22:10
名前: マグロ煮つけ ◆AXS9VRCTCU (ID: wSTnsyhj)

此処はイッシュ地方多種多様な生物が根付いている自然豊かな地方この地方に蔓延る悪の組織プラズマ団その組織の王たるレシラムを従えたN一騎打ちに臨むはゼクロムを従えた人々いやイッシュの希望トウヤ。
決戦の場はNの城、二人が相対しているだけでもまるで大気が震える様な緊張感を渦巻いている。そんな中Nからの攻撃で、遂に戦いのゴングが鳴り響く!
「レシラム!クロスフレイム」
Nが命じると、レシラムの尻尾が赤く光り周囲に炎が立ち上る。その炎が高く上げたレシラムの口元に集まり、巨大な一つの炎になる。それをゼクロムとトウヤに向かって打ち込む、が間一髪トウヤ達は避けた。
「N何で戦いを続ける?!お前は、全て知っているはずじゃないのか!」
「知っているよ。でももう止められない。いや遅過ぎたんだ、完全に狂っちゃったんだ、全力で止めるならもっと早く止めてくれよ…」
トウヤは悲しそうに言い放ったNの顔を見てぐうの音も出ない様子だった。そんな中レシラムがもう一度チャージする。今回はさっきよりも大きくそして熱気も恐ろしく強い火球だった
そしてその火球を一気にぶつけるのでは無く器用に小さな火球に分けてマシンガンの様に打ち出していた。トウヤは何もすること無く、避けているだけだっただが、いつまで持つか怪しい状態だった。
「君はいつまで、防戦一方でいるのかい?いつか負けちゃうよ。」
「お前が、心変わりするまで、俺は待つぜ。」
「なら無駄だよ。諦めな。」
「だから、今から力ずくでお前をこっちに戻す!」
「ゼクロム!クロスサンダー!!」
トウヤが声を上げると同時にゼクロムも咆哮するゼクロムから雷が周囲に放出され、その雷がゼクロムを包み込む。
勢いよくゼクロムがレシラム目掛け火球を避けつつ、接近する。そして、火球を放出していたため、避けきれずゼクロムのクロスサンダーをもろに受け数メートル吹き飛ぶ。
「流石トウヤ君でも僕達もここで引かないよ!」
レシラムはもろに食らったせいか少しフラフラしている。
フラフラの状態でまたチャージを始めるすると此れ迄のどの攻撃も遊びだと嘲笑うかのような威力の火球を作ってしまった。
「クロスフレイムはクロスサンダーを受けると、威力が数倍に跳ね上がる。バイバイ。トウヤ君」
悲しげな言葉の後無情にも火球が落ちてくる。城ごとトウヤ達は、焼き尽くされた。その焼け跡から一人と一匹が姿を表す。
「クロスフレイムはクロスサンダーを受けると威力が上がるなら逆も然りだよなぁ。受けるといいぜN!喰らえクロスサンダー!!」
さっきの火球と同じ規模のクロスサンダーが炸裂する!
最早城はただの廃墟とかしそうなほどの激闘である。そしてもう動く力も残っていないNの前にトウヤが立ちはだかる
「ここでしばらく休んどきなN」
「いいのかい?トドメは刺さなくて?」
「ああ良い、ことが終わるまで休んどけよ」
「君は優し過ぎた。早く気付けよ。慈悲をかけたことが間違いだってことにさ。」
地下から炎が吹き上がりトウヤとゼクロムを吹き飛ばす。トウヤとゼクロムは敗れてしまったのだ。自らの優しさによって。もうトウヤ達には意識は残っていない何せクロスサンダーを打った時限界を迎えたのにそれでも尚優しさを見せたのだから、フラフラのNが立ち上がりトウヤを見下ろすその眼を一筋の何かが掠めていた


_ごめん。トウヤ君。もう止まらないよ。誰かこの狂った僕達を止めてくれ…__





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後書き
すみません。予想以上に私生活が、忙しくなりました。
此処までプロローグ長かったのにまだちょびっとだけプロローグ続いて本編始まります
自分でも読み返してみると使用技がクロスシリーズだけっていうw次までには改善してまともなバトル書きたいと思いまする。
それでは次回の更新お楽しみに〜