二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.13 )
日時: 2017/01/31 18:09
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)



ヌメラと出会ったはいいものの、日当たりのいい場所がダメっていうポケモンは初めてだ。霧吹きを常備して体が乾かないようにしないと元気が無くなってしまう。戦闘もあまり得意じゃない、ヌメヌメしてる…………といった理由からあまり見向きもされなかったらしいんだが、いいじゃないか。その短所もまた『個性』なんだから。僕は『個性』も何もないただの人なのさ。

「お前の個性はきっと活かせる時が来るさ、周りのやつらなんかの言葉は無視だ。自分の力を信じろ!」
「ヌメ!」

今日、学校からポケモンの特徴に見合った武器が渡された。僕の通う学校ではポケモンナイトを養成する為に武器を配る。ポケモンナイトはこの国では様々な役割を持つらしく、傭兵だとか大工だとかいろんな職業がある。皆は剣や弓などカッコいい武器を貰ったのに対し、僕が貰ったのは『水鉄砲』だ。しかもちょっとヌメヌメした水を放つ。果たしてこれがどうなるのか………

『いいだろ、ヒトカゲの剣だぜ!』
『モクローの弓カッコいい!』
『ココドラの斧ゴツいなー!』
(見ろ!僕のヌメラの水鉄砲!)

………ダメだ、どう考えても比べ物にならないくらいのカッコよさだ。どんな水を入れてもヌメヌメした水に変えてしまう僕の水鉄砲なんてどう使えばいいんだよ。

「では、これより模擬戦闘を始める。戦闘用アンドロイドを相手に戦闘を開始せよ。」

先生の合図で戦闘が行われた。皆がカッコよく戦っているのに対し

「くらえ、ヌメヌメ水鉄砲!」

アンドロイドにヌメヌメが降りかかる。するとアンドロイドの動きが超滑らかになった。床にもヌメヌメが残っておりアンドロイドはスッ転び、起き上がろうとしてもヌメヌメしていて起き上がれずじたばたしていた。新たな使い道発見か?

「よかったな、これなら傷つけずに拘束することができる。」
「あ、ありがとうございます。」

無益な殺生はあまりしたくないからね。よかったよかった、使い道が見つかった。





『おい、アイツヌメヌメ使いだぞ!』
『ようヌメヌメ野郎、元気か?』

僕はいつの間にかヌメヌメ野郎となっていたらしい。これは『個性』ととっていいのだろうか……とあれこれ考えているとミコーさんがやってきた。

「あらヌメヌメ君、よかったじゃない。人気者よ。」
「僕はアテムっていう名前があるのに………」
「個性が欲しいって言ってたのに。」
「それとこれとは訳が違うよ。」


こうして僕はヌメヌメ野郎として過ごすことになった。






そろそろクラスメート編を進めたいのでキャラの投稿をお願いします…………