二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.20 )
- 日時: 2017/02/04 11:23
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)
「そういやあと1人来るはずのメンバーがまだ来てないな。」
「そうね、何かあったのかしら。」
交戦の疲れを取りつつ皆と残りのメンバーのことについて話した。すると外からドタドタとあわただしい音がする。
「すみませーん!ミラ・アグネーゼって言いまーす!あの、開けてくださーい!」
僕は体を引きずりつつドアを開けると、そこにいたのは元気いっぱいの明るい女の子だった。
「あんた、どうして遅くなったんだい?」
「ちょっといろいろありまして………ごめんなさい。」
「まあいいさ………メンバーも全員揃ったことだし、改めて自己紹介しようか。」
「僕はアテム、武器はヌメラの水鉄砲。好きなことは読書。あとは気配を消すことができます、よろしく。」
「あなた無個性無人格だから仕方ないわね。」
「無人格ってことは無いと思うよミコーさん……」
「私はミコー、武器はバニプッチの剣。同じく好きなことは読書よ。あとはまぁ……軽く物知りってとこかしら。力になれると嬉しいわ、よろしくね。」
「そのバニプッチはどこにいるの?」
「あの子はいつもフラフラしてるから………大丈夫、ごはんになったら戻ってくるから。」
「俺はクラウド!武器はフカマルのグローブだ。好きなことは昼寝と鍛練!力仕事なら任せてくれ、よろしく!」
「あんた見るからに筋肉バカって感じしてるよなー」
「君にだけは言われたくないんだけど………」
「あたしはバアルってんだ!武器はヒトカゲの剣!好きなことは同じく鍛練だ!あと料理とかもできる!勉強も得意なんだぜ、よろしくな。」
「へぇ………勉強もできるのね………意外。」
「なんだよその目は…………」
「私はデルティス…………武器はサイホーンの槍。好きなことは寝ること、それ以外はない。邪魔をしたら一突きしてあげる、よろしくね。」
「恐い!最後の恐いよデルティスさん!」
「大丈夫よアテム…私そんなに怒りっぽくないから………たぶん」
「先程言った通り………ミラと言います!武器はヒトツキの剣!好きなことは……………お手伝いかな?笑顔をたくさん作れるように頑張ります!」
「お手伝いが好きなの?」
「はい!なんでも申しつけください!」
こうして軽く自己紹介したあと先生から召集された。入学記念パーティーをやるらしい。大きな食堂にはたくさんの料理があり、バイキング形式となっていた。
「うわっはーい!飯だ飯だー!」
「女の子なんだからあまりはしゃいじゃダメよ。」
「ちっちっちー、それは違うぜミコー。バイキングは食べ放題なんだ!食べられるなら食べる!残すなんてもったいないだろ?」
「…………それもそうね。」
ガヤガヤと賑やかなパーティーの中でも僕の影の薄さは際立っているらしく、並んでいるのに割り込みされるほどである。ケンカこそなかったもののなんだかガックリしてしまった。すると担任が前に出て入学の祝詞を言った後、これからの業務連絡が行われた。明日からは任務を行うらしい。ボランティアみたいなものもあれば偉い人の護衛みたいなものまで様々、当然初心者同然の僕達には簡単なものしかないんだろうけど。
「明日からミッションか………」
「これが私達本来の仕事だからね。」
「…………さっさと終わらせて、寝よう…………」
パーティーは夜の遅くまで続いた。