二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.22 )
日時: 2017/02/10 23:20
名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)



僕達はたくさんのボランティア活動を繰り返す毎日を送っていた。そんな日々でもクラウド君達は体を鍛え、デルティスさんは寝ていた。今日も僕達はボランティア活動を行う。今日は牧場の仕事の手伝いのようで、依頼人の女の子がやってきた。

女の子「あなた達がポケモンナイトさん?ごめんね、父さんも母さんも出掛けてて……」
アテム「いえいえ……しかし、こんなに広い牧場の管理を3人で?」
女の子「ううん、本当は雇った人達もいるんだけど……病気になっちゃったみたいでさ。しばらくこれないらしくて。……タマゴを盗む悪い人達もいるからどうしても1人じゃ心細くて。」
クラウド「そうなのか………任せてくれ!」



こうして僕達は牧場の仕事の手伝いをすることにした。クラウド君とバアルさんは力を生かして牧草ロールの運搬、デルティスさんとミコーさんは頭と足の速さを生かしてポケモンを追いかける仕事、僕とミラさんはタマゴや赤ちゃんの世話をする。


クラウド「これはけっこうなトレーニングになりそうだ。」
バアル「あたしもこんなにたくさんの草は食べられないなー……さすがはケンタロスだ!」
クラウド「草食動物と張り合ってどうするのさ。」



デルティス「………ミコー、そっち行ったよ!」
ミコー「了解、ほら、戻って戻って!」
デルティス「…………はぁ、眠い………」





アテム「あいててて……噛まないで噛まないで!」
ミラ「よしよし、いい子だからねー。」

赤ちゃんの世話はとっても難しい………これからは乳製品は感謝して食べることにしよう。

女の子「ポケモンのタマゴはとっても大事なの。温かくて、動いてて、命っていうものを実感できるから。………だから私はタマゴを守らなくちゃいけないの。」
アテム「そうだね……それが大事!」
クラウド「うーすアテム、終わったぞ!けっこういいトレーニングになった気がするよ。」
ミコー「こっちも終わったわ、けっこうてこずったけど………」






全員が仕事を終わらせ休もうとしていた時、敵はいきなりやってきた。

男1「おい!いるのはわかってんだ!タマゴをよこせ!」
男2「抵抗はするなよ!さあ、おとなしく……」
バアル「おいこら!あんたらがタマゴを盗むっつー悪いやつらか!」

バアルさんが2人組の男に食ってかかる。いきなりの行動に男達はポカンとしていた。

男1「な、なんだテメェは!傷つけられたくなけりゃそこをどけ!」
ミコー「女の子にどけ、なんて言うのは失礼よ。」
デルティス「………頭悪そう。」
男2「なんだと!こいつ!」

激昂した男がデルティスさんに掴みかかろうとした途端、クラウドが手を掴んだ。

クラウド「ダメだよ、そんなことしちゃ……ほら、さっさと謝って帰ってくれないかい?」
男2「いってぇ!………ちぃっ!なんだこいつら!」
男1「俺達を怒らせたらどうなるか教えてやる!行け、ヤトウモリ!」
男2「お前もだポチエナ!」
ヤトウモリ「シュルル……」
ポチエナ「ガウ!」
ミラ「タマゴは僕が守ります!やるよヒトツキ!」
ミコー「やるわよバニプッチ。」
ヒトツキ「ヒト………」
バニプッチ「プッチャ!」




男2「ポチエナ、たいあたり!」
ミラ「ヒトツキ、かげうち!」
ヒトツキは姿をくらましたいあたりをかわすと、影から姿を表しポチエナを切りつけた。
ポチエナ「キャン!」

男1「ヤトウモリ、ひのこ!」
ミコー「バニプッチ、こごえるかぜ。」
火の粉と冷気が相討ち水蒸気が発生、あたりが見えなくなってしまった。
ミコー「いまよ、アイスボール!」
バニプッチ「プッチ!」
バニプッチの放った氷の塊がヤトウモリを押し潰した。
ヤトウモリ「フキャ!」

男2「な、なんだこいつら!」
男1「覚えてろ!」
男達は逃げ出した!




女の子「ありがとう………追い返してくれて………」
女の子はへなへなと座り込んでしまった。
アテム「ごめんね、心配かけたね。ゆっくり休んで。」
バアル「ふーんだ!おとといきやがれ!」

女の子「じゃあね、ポケモンナイトさん!今日は本当にありがとう!」
アテム「また何かあったらよろしくね。」
デルティス「………さよなら。」

僕達は牧場を後にした。見えなくなった後も女の子は頭を下げ続けたという。









メイシュ「………そうですか、わかりました。……………タマゴの奪取は失敗したようです。」
ギルガ「そうか………」
メイシュ「ポケモンナイトの仕業のようです、いかがいたしましょう?」
ギルガ「やつらはまだ我らに気づいていないはずだ、このまま泳がせておけ。」
メイシュ「かしこまりました。」