二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.24 )
- 日時: 2017/02/21 16:28
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)
マカタ「と、いうわけで君達には王女の探索に行ってもらうよ。」
その一言から1日が始まった。まさかこうも早くからこんな大事なミッションが出されるとは思わなかったから皆愕然としていた。確かに功績に応じてミッションの難易度は高くなるとは聞いたけど………やっぱりそこの判断基準がわからない。回数に問題なのだろうか。
アテム「王女って…………え?僕達まだ新人なんですよ?大丈夫なんですか?」
マカタ「大丈夫だって、君達の評判は僕の耳にも届いてる。それに君達だけで行かせるとは言ってないさ、ちゃんと先輩方が引っ張ってくれるよ。さ、入って入って!」
というと4人のポケモンナイトが入ってきた。全員似たようなエムブレムをつけている。
ミラ「ま、まさかこの人達って………」
マカタ「そう、王国直属の仕事を受け持つポケモンナイトだよ。」
バアル「す、すげぇ!あたし本物始めて見たよ!」
マカタ「んじゃ、かるーく自己紹介といこう。」
まずは飄々とした若者が前に出た。気さくな雰囲気の中でもリーダーの威厳は絶えていない。
ヘグゼル「やあ後輩諸君、僕はヘグゼル。このメンバーのリーダーさ。よろしくね!」
続いて獣耳の女性が出てくる。優しい雰囲気を醸し出しており母性すら感じた。
ニーナ「私はニーナ、薬剤関係や語学関係の仕事を担当しています。わからないことがあったら何でも言ってね。」
そして大男が前に出る。仮面で顔が隠れて見えず、大きな威圧感を放っていた。
シュトルム「俺はシュトルム、主に軍事関係、力仕事を受け持っている。だいたいの攻撃なら生身で受けれる、安心してくれ。」
最後に小さな少女が出てきた。浮いたボールに乗っている少女は虚ろな目をしていた。
ウラル「私はウラル………魔法関係や歴史関係を受け持つよ。足の病気で自分じゃ歩けなくて……よろしく。」
4人からは誇り高きオーラがにじみ出ていて、正直見るのが辛かった。僕達にこの仕事が本当に務まるのだろうか?
マカタ「そんじゃ、よろしくね。」
ヘグゼル「まずは概要から説明しよう。……エリダ王女は知ってるね?この国の王女様、その王女様が3日前からいなくなっちゃったんだ。」
クラウド「いなくなった、って……王女様は体が弱いって聞きましたけども………」
ニーナ「そう、近年の空気汚染によって病状は深刻で、動くことすらできないみたいなの。」
デルティス「…………それって危なくない?」
ヘグゼル「そうなんだよ……窓を開けただけで病気になる空気だ、外なんかに出たら…………」
ウラル「女の子に閉めきった部屋は耐えられないだろうからね………」
アテム「わかりました、僕達も頑張ります!」
こうして僕達は城の近くの森を捜索することにした。先輩達がいるとはいえ、森はけっこう広い。とりあえず二手に別れて探すことになった。
ヘグゼル「じゃあ、行こっか。」
ニーナ「そうですね、行きましょう!」
ヘグゼルチーム
ヘグゼル ウラル クラウド ミラ デルティス
ニーナチーム
ニーナ シュトルム アテム ミコー バアル
ヘグゼルチームは森の深部を担当する。病弱の王女様が奥まで行けるとは考えづらいが、いちおう念を入れての捜査らしい。
クラウド「おーい!王女様ー!いたら返事してくださーい!」
ミラ「うわっ!?イトマルの巣……?うぅ、気持ち悪い…………」
デルティス「………いない。」
ヘグゼル「うーん………やっぱまだそんな遠くまでは行けないかなぁ………しかし怪しい……」
ウラル「この辺りは野盗もいるって聞いたから、早く見つけないとね…………」
ヘグゼル「野盗?兵士がいるのに?」
ウラル「そうなの、何やってんだろーね。」
クラウド「王女様ー?」
デルティス「虫じゃないんだからそんなとこ探したって見つかんないよ。」
その後1日を費やして森の深部を捜索するも、王女の痕跡は見つからなかった。皆が疲れ、帰ろうとしたとたん、遠くで爆発音が響く。
デルティス「…………何?」
ヘグゼル「ニーナの方か!?」
ウラル「…………急ごう!!」