二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.158 )
日時: 2016/07/08 23:17
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

♪ハートスランプ二人ぼっち

<チャンチャンチャチャン♪


この番組は、視聴者から寄せられ

た依頼にもとづいて、広尾局長が

優秀なる学生探偵たちを野にはなち、

世のため、人のため、公序良俗と

安寧秩序を守るべき、この世のあ

らゆる事どもを徹底的に追及する

娯楽スレである。

小説!ナイトスクープ
   knight scoop



局長
広尾


秘書
ゆの


学生探偵
乃莉


学生探偵
宮子


学生探偵
香風智乃


学生探偵
保登心愛
『寝ている間に暴れまわる父』


学生探偵
沙英


<パチパチパチパチ...

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.159 )
日時: 2016/07/08 23:21
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

<デンデンデデン♪

局長
「『小説!ナイトスクープ』の時間がやって参りました」


局長
「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する、小説!ナイトスクープ」



局長
「私が局長の245点野郎です。そして」

<ハハハハ..


秘書
「秘書のゆのです!当小説スレではこれをご覧の皆様からの依頼に基づき、直ちに優秀な学生探偵達を派遣し、真相の追及に当たります!」


局長
「そして本日の顧問は」


局長
「普段は無口だが、歴史好きで実はジョジョオタな逃走中作者、夏風邪さんに来てもらいました!」


夏風邪
「・・・・・よろしく」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.160 )
日時: 2016/07/08 23:25
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

局長
「では本日の依頼といたしましょう」


秘書
「はい、東京都にお住いの涼風青葉さん18歳会社員からのご依頼です」


秘書
「『ズゴゴゴ、ドンドンドン、ズゴゴゴ、ドンドンドン』」


秘書
「『これは何の音かというと、父が寝ながら暴れまわっている音です』」


局長
「へぇ〜」


秘書
「『この依頼文を書いているときも、2階の部屋から鳴り響いてるのです』」



秘書
「『そう、うちの父は、極度に寝相が悪いのです』」


秘書
「『父はお酒が大好きで、毎日晩酌してから寝るのですが、毎晩周りにあるものを、足や手でなぎ倒しながら暴れて寝ているのです』」


局長
「いやいやいやいや…」


秘書
「『二、三年前に暴れるようになったのは、お酒が原因だと思うのですが、父に大好きなお酒をやめてもらうのは、しのびなく困っています』」


秘書
「『探偵局の皆さま何とかしてもらえないでしょうか』というご依頼です」


局長
「ズゴゴゴドンドンだからね…」


ココア
「そうなんだよ・・・」


ココア
「もう2階からね、音がブァーッと聞こえるという・・」


ココア
「さぁ、どのくらいお父さん寝相が悪いのか、果たしてこの寝相は治るものなのか」


ココア
「行ってきました、ご覧ください」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.161 )
日時: 2016/07/08 23:28
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

<ピンポーン


ココア
「こんにちは」


依頼者
「あっ!やったー!!」

【依頼者 涼風青葉さん(18)】


依頼者
「よかったぁ当たって・・」


依頼者
「よろしくお願いします!」


ココア
「小説ナイトスクープです」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.162 )
日時: 2016/07/08 23:33
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

ココア
「普段はどこで寝てるの?」


依頼者
「ここ(リビング)でもう・・」


ココア
「この上から聞こえるってこと?」


依頼者
「聞こえます聞こえます」


ココア
「話してみたら?昨日うるさかったよって」


依頼者
「話したことあります」


ココア
「お父さんはなんて?」


依頼者
「『ほんとかぁ』みたいな感じで」


ココア
「お父さん覚えてないのかぁ」


依頼者
「はい…」


ココア
「急に2、3年前から寝てたら暴れるなど・・」


依頼者
「仕事が変わって、時間ができたんだと思うんですよ」


依頼者
「大好きなお酒飲む時間が増えたんで、ビールをちょろっと飲んだ後に焼酎を飲むようになっちゃって・・」


テロップ
【依頼者の推測では焼酎を飲みだしたのが原因】


ココア
「昔の職場で働いてるころは、ビールは飲んでた?」


依頼者
「ビール飲んでました」


ココア
「で、夜はどうもなかったと」


依頼者
「はい」


テロップ
【父が寝ている部屋を確認】

依頼者
「ここから上行くんですけど…」

【階段を上る】

依頼者
「ちょっと物多いんで気を付けてくださいね」


ココア
「なにこれ?フィギュア?」


依頼者
「フィギュアなんですよ」


依頼者
「全然興味がないとわからないんですけど・・」


ココア
「これお父さんの?」


依頼者
「お父さんのです」


ココア
「これマジ?」


依頼者
「本当です」


ココア
「ここ自室じゃないの?」


依頼者
「自分の部屋ではないです」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.163 )
日時: 2016/07/08 23:45
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【室内】

ココア
「すごい…お店だ」

【大量の特撮関連グッズが置かれてある】


ココア
「お父さん仕事何やってるの?フィギュア関係なの?」


依頼者
「いや、違うんですけど・・・」


依頼者
「昔からこつこつ集めて・・」


ココア
「フィギュア多すぎて寝相どうでもよくなるよ!!」


依頼者
「おばあちゃんここで寝てるんですけど・・」


ココア
「こっちもすごいねフィギュア!」


テロップ
【祖母が寝る部屋にまでフィギュアが】


ココア
「スターウォーズにゴジラに・・すごいねお父さんのマニアックぷりすごいね…」


ココア
「そしてこうやってお父さんはこのあいてる畳のスペースを使って寝てると」


依頼者
「だと思いますね」


ココア
「おばあちゃんも大変だと思う」


ココア
「おばあちゃんもここで寝てるから」


ココア
「やっぱり大変?」


祖母
「確かにすごいです物が飛んでくるし」

テロップ
【物が飛んでくるほどの寝相!】


ココア
「物が飛んでくる?」


祖母
「物がおいてある…私は化け物と言ってるんですけどね」


ココア
「化け物!?」

<ハハハハ..

ココア
「あぁー、フィギュアね」


ココア
「フィギュアのことを化け物と…」



ココア
「治ってほしいなと思うことはあるの?」


祖母
「そりゃあ・・治ったらいいんだけど・・治れるんですか?」


ココア
「・・クスッ」


ココア
「いや、わからない…」



ココア
「悩んでる感じはするのお父さん」


依頼者
「・・・・・そんな深くは気にしてないですね」


依頼者
「どれだけの音が出てるとかどれだけ動き回ってるとかわかってないんで・・」


ココア
「そこも知らないんだ」


依頼者
「そうですね」


ココア
「じゃあそれ一回見てもらおうかお父さんに」

テロップ
【父に暴れている映像を見せてみることに】


ココア
「そうですね・・」


ココア
「ね?」


依頼者
「はい」


ココア
「意識して寝てくださいって」


ココア
「お父さんいつ帰ってくるの?」


依頼者
「夕方ぐらいにはもう…お父さんは帰ってくると思いますので・・」


ココア
「夕方…」


依頼者
「はい」


ココア
「で、早い時間から晩酌を始める」


依頼者
「シャワー浴びてすぐに晩酌始めますね・・」



ココア
「とりあえず呼ぼうか」


依頼者
「そうですね・・でも私、仕事が・・11時くらいなんで・・」


ココア
「夜の?」


依頼者
「はい」


ココア
「お父さんにこのナイトスクープのことは言ってるの?」


依頼者
「ナイトスクープ来ることは知ってます」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.164 )
日時: 2016/07/08 23:52
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【依頼者は仕事へ】
【そして問題の父が帰宅】



「ただいまー」コクリ



「お疲れさまでーす」


ココア
「初めまして」



「どうも初めまして涼風です」


ココア
「寝相がどうも悪いと・・」



「はい」


ココア
「そして、バンバンバンバン音がすると」



「えぇえぇ」


ココア
「で、それをですね、心配なさってまして」



「はいはい」


ココア
「まああの・・寝相が悪いっていうのは自覚は…?」



「それは朝起きたときってことですよね?」


ココア
「はい」



「今働いてる職場に行くと、一緒に働いている相棒ですね、相方が、『ケガしてるよ、あざできてるよ』と」



「『あっ、ほんとうだ、あざできてる』って」

テロップ
【ケガをするほどの寝相!】



「だからたまにどこかから血が出てるんですよ」


ココア
「寝てるときに血が出るほどバタバタ・・」



「そういうこともありますね」


ココア
「フィギュアが当たってる?」



「多分フィギュアってのは角とかがあるからそれにあたってるんですよ」



「まあゴジラとか…」


ココア
「ゴジラが当たってる…」

<ハハハハ...


ココア
「ちょっととんがった部分とかが血が出ている・・・」



「そういうことですね」


ココア
「ちょっと寝床見せてもらったんだけど・・」



「はい」


ココア
「ちょっとワクワクするくらいフィギュアがあるじゃないですか」



「はい」


ココア
「お宝の山じゃないですか」



「はい」



「まあ宝というかね・・」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.165 )
日時: 2016/07/08 23:52
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【晩酌】

<ハハハハ...


ココア
「よろしくお願いします」



「よろしくお願いします」


ココア
「お父さん好きに飲んでください」



「」ゴクゴク

【ビールを飲む父】


テロップ
【続いて焼酎】


ココア
「いつもはウーロンハイなの?」



「そうですね。やっぱりウーロンハイがいいじゃないですか」



「なにしろ・・・」

【割愛】


ココア
「今日はどう?暴れそうな予感する?」



「・・・・いや、予感というのはわからないじゃないですか」



「予感ってのは・・」

<ハハハハ...



「予感ってのは、自分が結局予感っていうのは、結局自分が、結局・・」

テロップ
【かなり酔っぱらってきた】


「普通にしてるわけで、わからないじゃないですか」


ココア
「うん」



「・・・・・」

【父が倒れそうになる】

ココア
「お父さん危ない!!」スッ

【ココアが父を持つ】



「大丈夫大丈夫」

【階段を上る二人】

ココア
「大丈夫?」



「大丈夫」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.166 )
日時: 2016/07/08 23:53
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

テロップ
【深夜0時 父が就寝】


「zzzz」


ココア
「確かにこれはひどいなと」

テロップ
【依頼者が帰宅】


ココア
「という映像が取れた地点で、一回お父さんを起こす」


依頼者
「わかりました」


ココア
「そしてその映像を見せる」


依頼者
「はい」



「zzzz」

【丸まって寝ている父】

ココア
「この状態で寝ればね、全然ドスンドスン言う感じはないけど」


ココア
「もうお父さん熟睡してるよね」


ココア
「今、ナイトショットってやつで、見せてるんだけど」


依頼者
「はい」


ココア
「ちょっとまだ薄暗いじゃない?」


依頼者
「はい」


ココア
「電気つけてきていい?」


依頼者
「・・・大丈夫です」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.167 )
日時: 2016/07/08 23:53
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【部屋】

ココア
「」カチッ

【部屋の電気がつく】


ココア
「よしよし寝てる寝てる・・」



ココア
「これ電気ついてたらそこで寝れないと思うから・・青葉ちゃんの部屋って逆方向なんでしょ?」


依頼者
「そうですね、はい。向かい側にあります」

テロップ
【祖母は別の部屋で就寝】


ココア
「じゃあ、向かいの部屋でお休みになってください」


祖母
「」コクリ


ココア
「ちょっと、朝までお邪魔しますけど」


祖母
「」コクリ

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.168 )
日時: 2016/07/08 23:54
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【深夜1時40分】

ココア
「・・・・」


依頼者
「・・・・」



「グー・・」ガサゴソ


ココア
「あっ、きたきたきたきた」コゴエデ



「・・・うーん」


ココア
「起きた起きた起きた」コゴエデ


ココア
「起きた起きた」コゴエデ



「うーん・・」ダンッ


ココア
「寝た寝た」コゴエデ


ココア
「凄いね・・すごいねこれ」コゴエデ



「zzzzz」ダンダン


ココア
「凄いねこれ・・」コゴエデ



「zzzz」ガサガサ

<ハハハハ...



「zzzzz」ガサガサ


依頼者
「この音ですこの音」



「zzzzz」ガサガサ


ココア
「結構フィギュア出たね」


依頼者
「ハハハ...」

<ハハハハ...


【深夜3時】

ココア
「・・・・・・」


依頼者
「・・・・・・」



「・・・・」


ココア
「なに?苦しそうにして・・」コゴエデ



「・・・・・・」カチッ


依頼者
「あっ、(電気)消した!消した!」コゴエデ

<ハハハハ...


ココア
「消したー」コゴエデ


依頼者
「暗いほうが自由に動くのかもしれませんね」


依頼者
「いつもと同じだから」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.169 )
日時: 2016/07/08 23:56
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)


「zzzzzz」ガサガサ


依頼者
「動きますよね。ほら」


ココア
「音が・・」


ココア
「音してる・・うわぁ・・」コゴエデ


ココア
「見えない・・」コゴエデ


ココア
「音してるけど見えない!」


テロップ
【急いで赤外線撮影に変更】

カチッ


ココア
「ほら!ほら!ほら!ほら!」コゴエデ



「・・・・」スッ


ココア
「あっ、さわった・・」コゴエデ


ココア
「起きた起きた起きた起きた」コゴエデ


ココア
「あっ、なんだなんだ」



「・・・・・」ガサガサ

【布団の横の畳にいる父】



「」ゴソゴソ

【敷布団の中に入る父】

<ハハハハ...


ココア
「入った入った!敷布団の中入った!」



「zzzzz」

【顔だけ敷布団の中にある父】

ココア
「なんなんだろう・・これ」


ココア
「寝れるの?」



「zzzzz」バンッ

【足を動かす父】


ココア
「これ?」


依頼者
「これです」


ココア
「これだ・・ドンドンいってる」



「・・・・」ドンドン


ココア
「苦しんじゃないの?」


依頼者
「苦しんじゃないかな・・?」


ココア
「そりゃ苦しいよ布団の中に顔あったら」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.170 )
日時: 2016/07/09 00:00
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)


「・・・・」スッ

【顔を布団から出す父】


ココア
「出る出る出る出る!」コゴエデ


ココア
「出た」コゴエデ



「」ドンッ


ココア
「ドンって叩いた」コゴエデ


ココア
「布団叩いた」コゴエデ



「zzzzzzz」

【頭の上が物で散乱している】


ココア
「頭が・・」



「zzzzzz」



ココア
「あっ、何か出てきた」コゴエデ



「」スッ


ココア
「なんかどけた!」コゴエデ



「zzzzz」カチッ



「zzzzz」ドンッ


依頼者
「あぁぁぁぁ・・」


ココア
「痛い痛い痛い痛い・・」コゴエデ



「zzzz」


ココア
「布団から出た」コゴエデ



「zzzz」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.171 )
日時: 2016/07/09 00:06
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【布団の中にもぐる父】

<ハハハハ...


ココア
「ここまでさ」


依頼者
「はい」



「zzzzz」

【ぐるぐる回る父】


ココア
「寝相がさ」



「・・・」ダンッ


ココア
「すごいんだけど・・初めて見たね」コゴエデ


ココア
「おっさんでしょ?」


依頼者
「はい」


ココア
「これ完全に子供の寝方だよ」



「・・・・」ガサ

【足で何かを蹴る父】


依頼者
「痛い痛い痛い痛い・・」



「・・・・」フッ

【足を蹴りまくる父】


ココア
「痛いよこれ」



「」ダンッ


ココア
「ほらっ」



「うーん・・」ドンッ



「」ガンッ

【腕を回す父】

ダンッ

【上から物が落ちてくる】

<ハハハ...



「・・・・」ガサッ



「・・・・」ダンッ



「・・・・」ダンッ

【両手両足あげて回る父】



「・・・・」ガンッ

<ハハハハ...


ココア
「寝相ってレベルじゃないよね」

<ハハハハ...


ココア
「近くで観察しようちょっと」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.172 )
日時: 2016/07/09 00:07
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【部屋】


「・・・」ダンッ



「・・・」グルグル



「・・・・」

<ハハハハ...

【また布団にもぐる父】



「・・・・・」バンッ


ココア
「お父さんココアです」



「うーん・・なんだ」


ココア
「ココアです」


ココア
「ナイトスクープのココアです」



「・・・ナイトストリップ?」

<ハハハハ...


ココア
「ナイトストリップではない・・」



「・・・」


依頼者
「血が・・・」


ココア
「目の横から血が出てる・・」


ココア
「何かわからないけど血が出てる・・」



「うぇっ?」



「こんにちは」


【父に映像を見せる】


「こんなに動いてるの?」



「これは恥ずかしいな・・」


ココア
「ちょっと・・なおしたいと思う?」


ココア
「治せるものなら」



「そりゃあね、治せるものなら」


テロップ
【ある作戦を実行してみる】

ココア
「意識的に、寝てみるのはどうかと思ったんですよ」



「へぇ、そんな物理的にできる道具があるんですか?」


ココア
「うん」


ココア
「このお父さんが好きなフィギュアとこのとがったフィギュアを布団の横において・・」

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.173 )
日時: 2016/07/09 00:07
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)


「zzzzz」


ココア
「今のところまっすぐ寝てますよ」



「・・・」ダンダン


ココア
「大丈夫大丈夫?」



「・・・・」スッ

【急に起き上がる】


ココア
「どうしたどうした?」



「・・・・・」スーッ

<ハハハハ...


ココア
「フィギュア下げた!」

<パチパチパチパチ...


ココア
「これ全部カメラで撮ってるんだから!」



「」スーッ


ココア
「全部下げた!」



「」バンッ


ココア
「うるさいな・・」



「・・・」バタバタ


ココア
「お父さん上手だね」


依頼者
「そうですね・・」

チャチャチャン♪

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.174 )
日時: 2016/07/09 00:09
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

<パチパチパチパチ...


ココア
「お父さんね、半分寝てる無意識の中でもよっぽどお宝壊したくなかったようで」


ココア
「最初はちゃんと寝てたけどそのうち『あーもう!』みたいな感じで・・」


ココア
「なったみたいなんですよね・・」


ココア
「ありがとうございました」

<パチパチパチパチ...

【広尾探偵局の顧問になりませんか?】
【名前、年齢、職業、性格を忘れずに!】

【過去の名作を配信中!】
【PC・スマートフォンで>>0より】


♪ハートスランプ二人ぼっち

局長
「えーでは、本日はどうだったでしょうか」


顧問
「・・・・もはやあれは寝相ではなかった」


顧問
「・・・・もはや一種の踊りだろう」


顧問
「・・・・今日はすごい映像を見させてもらった」


局長
「ありがとうございました」


局長
「この番組は皆さんのご依頼によって成り立っております」


秘書
「はい、ご依頼を採用させていただいた方にはこちらの探偵手帳を、スタジオに遊びに来てくれた方にはこちらの特製クリアファイルを差し上げます」


局長
「ということでまた来週元気にお目にかかりましょう。ありがとうございました!」

<パチパチパチパチ...

皆さんが日ごろ抱いている疑問の数々を当探偵局までお寄せください

Re: 小説!ナイトスクープ ( No.175 )
日時: 2016/07/09 00:11
名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: zhN/mYB5)

【本を顔に当てて】

乃莉
「フェイスブック!」
          END