二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.176 )
- 日時: 2016/07/15 23:17
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: 9/n2KZgq)
【お知らせ】
本日の「小説!ナイトスクープ」は本家「探偵!ナイトスクープ」が休止のため本日は休止させていただきます。ご了承ください。
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.177 )
- 日時: 2016/07/29 23:17
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
♪ハートスランプ二人ぼっち
<チャンチャンチャチャン♪
この番組は、視聴者から寄せられ
た依頼にもとづいて、探偵局長が
優秀なる探偵たちを野にはなち、
世のため、人のため、公序良俗と
安寧秩序を守るべき、この世のあ
らゆる事どもを徹底的に追求する
娯楽スレである。
小説!ナイトスクープ
knight scoop
局長
広尾
秘書
ゆの
探偵
乃莉
探偵
宮子
探偵
香風智乃
『隙間におちた一万円札』
探偵
保登心愛
探偵
沙英
<パチパチパチパチ...
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.178 )
- 日時: 2016/07/29 23:20
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
局長
「『小説!ナイトスクープ』の時間がやって参りました」
局長
「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、さまざまな謎や疑問を徹底的に究明する、小説!ナイトスクープ」
局長
「私が局長の広尾です」
<パチパチパチパチ...
秘書
「秘書のゆのです!当小説スレではこれをご覧の皆様からの依頼に基づき、直ちに優秀な学生探偵達を派遣し、真相の追及に当たります!」
局長
「そして本日の顧問は」
局長
「長身でスタイル抜群、ゲーム会社ではキャラクターデザイナーのキャラリーダーも務めているそれはまさにゲームキャラ作りの大ベテラン、そして広尾板逃走中08のドラマ出演も決定した、八神コウさんにお越しいただきました!」
顧問
「はい、よろしくお願いします」
<パチパチパチパチ...
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.179 )
- 日時: 2016/07/29 23:22
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
顧問
「さぁそれでは本日の依頼に参りましょう」
秘書
「はい、群馬県にお住いの美樹さやかさん14歳中学2年生からのご依頼です」
局長
「なるほど」
秘書
「『今日は、突然目の前から消えた1万円を取ってほしいというお願いがあり、お手紙を書かせていただきました』」
秘書
「『先日、家の中で、何かの支払いの時にお父さんから1万円を預かったのですが、私がうっかり手を滑らせてしまい、その1万円が、床と階段の隙間にすっと入り込み…』」
<ウワァー...
秘書
「『取れなくなりました』」
局長
「床と階段か…」
秘書
「『その時のお父さんの慌てっぷりと落ち込んだ顔が、今でも忘れられません』」
局長
「つらいな…」
秘書
「『よくよく考えるとお父さんは、私の前でかっこをつけて、お金を持っているようなふりをしていますが、ホントはお金に困ってるんじゃないのでしょうか』」
局長
「うん…」
秘書
「『探偵さんお願いです、消えた1万円を取ってくれませんか』」
秘書
「『もし取れたら、お父さんが自分の好きなことに使ってほしいと思います』」
秘書
「『よろしくお願いします』」
局長
「いやねーなんでもとるから、探偵は」
チノ
「なんでもとりますんで」
チノ
「笑いも取りますんで」
秘書
「ハハハハ..」
チノ
「そんなに取れてませんけどね」
チノ
「まあ、心温まる優しい女の子の依頼ということで、これは絶対取らなければいけないと思い、頑張ってまいりました」
チノ
「果たしてとれたのでしょうか、ご覧ください、どうぞ」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.180 )
- 日時: 2016/07/29 23:28
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【依頼者の家】
チノ
「よく考えると私と同じ年なんですね…」
<ガチャッ
チノ
「あっ、こんにちはー」
依頼者
「こんにちはー」
【依頼者】
【美樹さやかさん(14)】
【中学2年生】
チノ
「中2ってどうですか?友達関係とか…お父さんが嫌とか…」
依頼者
「すごくいるよ…同じ空気吸いたくないとか…」
チノ
「うわぁ…空気まで…」
【お父さんへの不満は?】
チノ
「ちょっと嫌なところもありますよね?」
依頼者
「ちょ、ちょっと…」
依頼者
「お父さんお酒酔うのすごく早くて…」
依頼者
「だから夜ご飯でビールとか飲むでしょ?」
依頼者
「食べたら1時間後くらいにすぐに寝ちゃって…」
チノ
「うん…」
依頼者
「家族との時間減っちゃったなって…」
チノ
「えっ、それがお父さんの直してほしいところですか?」
チノ
「さやかさんは、どう思うんですか?お父さんがお金たくさん持ってるのか、あまり持ってないのか…どっちだと思います?」
依頼者
「困ってる」
チノ
「でもお父さんはそんなこと言わないの、うちお金困ってるからダメとか…」
依頼者
「言わない…」
チノ
「言わないの…」
tノ
「でもその1万円が…なくなったときは…」
依頼者
「顔が…」クスッ
依頼者
「驚きと、悲しみが入り混じったような」
依頼者
「もう…『マジか〜』みたいな感じ…」
チノ
「」ハハハハ...
依頼者
「(家計が)ヤバいんかなーって」
チノ
「でも立派な素敵なおうちもありますしね・・・」
依頼者
「………頑張ったんでしょうね」
<ハハハハ...
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.181 )
- 日時: 2016/07/29 23:32
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【もし一万円が見つかったら?】
チノ
「見つかったら…お父さんだけに使ってほしいのですか?」
依頼者
「使ってほしいなぁ…」
依頼者
「お父さんの一万円だし、なんか、もったいない…」
チノ
「これに出て、好感度上げて、アイドルなろうとしてません?」
<ハハハハ...
依頼者
「全然全然…」
※美樹さやかは一度アイドルになっているときがありました
チノ
「お父さんは、『もう使ってやってください』と言うと思います」
依頼者
「」フッ
チノ
「嬉しいんですか」
<ハハハハ...
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.182 )
- 日時: 2016/07/29 23:34
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【仕事終わりの父に話を聞く】
チノ
「こんにちは」
父
「あっ、初めまして」
チノ
「初めましてお父さん」
【父と探偵、二人で話す】
チノ
「その、なくなったときは…お父さん、どんな気持ちだったんですか」
父
「……まあ別に一万円くらいですからね」
チノ
「あっ、一万円くらい…」
チノ
「じゃあ腹をくくって話してください」
チノ
「だってすっごい顔してた…」
父
「そりゃショッ…クですよ」
父
「やっぱり動揺しましたからね」
チノ
「動揺したって…」
チノ
「今『1万円くらい』って言いましたよね」
父
「だからその…」
チノ
「どうしたんですか!?」
父
「正直言いますよ、悲しかったですよそら」
チノ
「」クスッ
チノ
「悲しかった…なんで悲しかったんですか?」
父
「…まあ大金ですからね」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.183 )
- 日時: 2016/07/29 23:35
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
チノ
「もし見つかったら…その一万円を使ってお父さんの好きなことをしてほしい…と」
チノ
「お父さんはどう思います?見つかったら」
父
「…デキモノが」
父
「デキモノがちょっと出来て…」コゴエデ
【チノの耳に顔を近づける父】
チノ
「えっ、何!?」
チノ
「何何何!?」
<ハハハハ...
父
「」コソコソ
チノ
「・・・・に出来たんですか?」コゴエデ
チノ
「・・・・のどこに?」
父
「タマですね」
チノ
「たま?」
父
「タマにタマが…」
チノ
「タマにタマができた…?」
チノ
「タマタマ?」
チノ
「いやタマタマじゃない…」
<ハハハハ...
【カメラから離れて】
父
「えっ、出すん?ほんまに」
チノ
「…えっ!?」
【タマに1cmほどのタマが…】
父
「そんなすごくないと思うんですよ」
父
「そんな凄いですか?」
チノ
「その出てきた、一万円で、デキモノができたやつを取りたいって言ってるんですか?」
父
「保険が利かないんです」コゴエデ
父
「アロマオイルで、効くやつがあるらしいんですよね」
チノ
「あぁー、塗り薬みたいなのが」
父
「そうなんです」
父
「ひと月、続けてるんですよ今」
チノ
「どうなんですか?」
父
「なんか…逆に大きくなってる…」
<ハハハハ...
父
「だから、気になりだして、頭から離れないんですよ今」
チノ
「ということは今頭の中がデキモノのことで…支配されてるのですか今」
父
「」コクリ
チノ
「これはダメだ…」
【愛する娘よりデキモノが気がかり…】
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.184 )
- 日時: 2016/07/29 23:37
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【消えた一万円を探そう】
チノ
「どこに落ちたの…」
父
「ここにこう、ひらひらなって、ここにこう…」
※階段と床のわずかな隙間に一万円札が入る
チノ
「えっ、そこに!?」
チノ
「嘘…」
チノ
「えっ、ちょっと待って…これだけ…」スーッ
※1㎜もない隙間にお札が入る
チノ
「本当に札一枚…」
チノ
「どうやっても入らないですよ」
チノ
「もちろん壊さないほうがいいですよね」
父
「そりゃあお金かかりますからね…」
チノ
「中を覗こうにも…覗くほどの隙間はあいてないんですよ」
チノ
「いや、どうするんですかこれ」
<ハハハハ...
チノ
「どうするの!?」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.185 )
- 日時: 2016/07/29 23:40
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【超小型カメラで中を確認してみる】
チノ
「一応ちょっと今ある隙間で…見てみますね」
チノ
「…この辺ですよね」
父
「あっ…これ…」
チノ
「違いますね…」
【隙間からでは確認できないので】
※ドリルを持ち出すチノ
チノ
「行っていいですか?」
父
「……」
依頼者
「シール貼ったらいいじゃん!」
チノ
「シール貼ったら…」
チノ
「あっ、小説ナイトスクープのステッカー貼ったら…」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.186 )
- 日時: 2016/07/29 23:41
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
チノ
「ここですね」
※ドリルの先端部分を階段の壁の上部に当てる
父
「はい」
【超小型カメラが入る最小限の穴をあける】
チノ
「いきますよ」
父
「はい!」
<ギイイイイイイイイイイイイイイイイ...
チノ
「……」
<ギイイイイイイイイイイイイイグリッ
父
「ハァ」
チノ
「開け方こわっ」
<ハハハハ...
チノ
「えっ?」
チノ
「…」
チノ
「あっ!」
父
「あっ!」
<オー
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.187 )
- 日時: 2016/07/29 23:42
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
チノ
「何ですかこれ」
チノ
「これ何ですか」
依頼者
「えっ!?えっ!?」
父
「170円!」
チノ
「いや、これチラシです!」
<ハハハハ...
チノ
「えぇーっ!?」
チノ
「178円のチラシが入ってますよ」
※カメラでごそごそ見る…
チノ
「ほらチラシが…」
チノ
「海の底みたいな…」
【一万円は見当たらない】
チノ
「ほら…」
父
「……開けるしかないですね」
チノ
「えっ、お父さん今なんて…」
父
「穴を大きくするしかないですね」
チノ
「ここの…穴を大きくする…」
チノ
「まあ開けますかそこまでお父さんがおっしゃるなら」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.188 )
- 日時: 2016/07/29 23:43
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
※鍵屋を呼ぶ
チノ
「あっ、すいませんどうも」
チノ
「一万円が…この中に…」
代表
「はい」
チノ
「これを…開けて…また元に戻すとなると…」
代表
「はい」
チノ
「大体どのくらいかかる感じですか?」
代表
「…まあ2万5千から3万くらいは…」
<ハハハハ...
依頼者
「元取ってない…」
代表
「1万のために…それされるのもねぇ…」
チノ
「ちょっとすみません」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.189 )
- 日時: 2016/07/29 23:44
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【部屋移動】
チノ
「まあ赤字ですね」
父
「」コクリ
父
「お金誰が払うんですか?」
チノ
「…………」
チノ
「ちょっと、お願いしてみましょうか」
チノ
「すいません」
チノ
「お父さんが、ここまでさやかさんを、育てたんですよ」
【情に訴えてみる】
<ハハハハ...
チノ
「もう、14年間ずっとやってるんですよ」
チノ
「例えばこれが、とれた、ここで2万5000円払った、で一万円でお父さんにどうって…」
チノ
「そしたらそういう話なくなるじゃないですか1万5000円どこからもってくるって話に…」
<ハハハハ...
チノ
「なかったら2万5000円払います!あったらタダにしてください!」
代表
「わかりました」
チノ
「えっ!?」
<ハハハハ...
チノ
「えっ、いいんですか!?」
代表
「いいですいいです」
チノ
「どうしましょうか」
父
「あけます」
チノ
「え?」
チノ
「でも迷ってるんですよね、もしなかったら<どうしようとか…」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.190 )
- 日時: 2016/07/29 23:49
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
<ブウウウウウウウウウウウウウウウウウ...
※機械で壁を開けていく
代表
「」パカッ
※壁がひらく
チノ
「おぉっ…」
チノ
「えっ、どうなって…」
依頼者
「ない…」
父
「えっない!?」
チノ
「ちょっとまってちょっとまってちょっといいですか?」
代表
「はいどうぞ」
チノ
「これが私たちの見てたチラシですね」
チノ
「………」
チノ
「えぇ…」
父
「えっ!?」
チノ
「えぇっ?」
チノ
「ない…」
父
「……」
チノ
「ありました?」
父
「……」
代表
「下もあけておきますか」
父
「…ちょっと待って…」コゴエデ
<ハハハハ...
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.191 )
- 日時: 2016/07/29 23:50
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
父
「こんだけ開けて…」
父
「間違いないよな?」
依頼者
「うん…」
依頼者
「確かに入った…」
チノ
「いや、でもない…」
チノ
「ない…」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.192 )
- 日時: 2016/07/29 23:51
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【カメラで壁の内側を見る】
チノ
「これこっち、手前、ないです」
チノ
「そしてこっち、奥、ないですね」
チノ
「落ちるとしたら…この隙間ですね」
※柱と思われる木がある
チノ
「これ、この隙間」
<エェーッ!?
父
「見えない…」
依頼者
「あっ」
父
「あっ」
父
「あった!」
チノ
「あった!」
依頼者
「えっ、嘘!?」
チノ
「あった!」
依頼者
「キャーッ!!」
チノ
「あったあった!」
※内側の壁と柱の間にある
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.193 )
- 日時: 2016/07/29 23:54
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
チノ
「これです!」
依頼者
「キャーッ!」
チノ
「あったあった!」
依頼者
「あったあった」
父
「よかったぁ…」
チノ
「あったー!!」
依頼者
「よかったぁー!」
チノ
「ちょっと今両手使ってるんでとってくれませんか?」
<ハハハハ...
チノ
「手入ります?」
父
「えっ?」
依頼者
「えっ?」
代表
「もうちょいした…」
父
「……」
※手を伸ばす父
代表
「そうそうそれそれそこそこそこ」
チノ
「あっ、いったいった」
代表
「そこそこ」
チノ
「とりました?」
チノ
「さわってます?」
代表
「ちょっと上に出されると」
父
「」スッ
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.194 )
- 日時: 2016/07/30 00:00
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
依頼者
「あっ!」
チノ
「来ました!」
<オー!
チノ
「よしとって!だしてください!」
※1万円札を取り出す
チノ
「よーしやりました!」
<パチパチパチパチ...
チノ
「よかったぁ…よかったぁ…」パチパチ
チノ
「まったくわからないように直してもらえますか」
代表
「わかりました」
代表
「約束通りタダにします」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.195 )
- 日時: 2016/07/30 00:05
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【一万円の使い道を娘に告白して】
父
「局部に…おっきいいぼができて」
父
「それを…取るために…」コゴエデ
依頼者
「えぇーっ…」コゴエデ
依頼者
「それでいいなら、使ってください」
父
「ありがとうございます」コゴエデ
<ハハハハ...
チノ
「ごめんなさいね、それが今一番のお父さんの望みらしいから」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.196 )
- 日時: 2016/07/30 00:06
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
※先生がやってくる
チノ
「どうも先生すみません」
チノ
「泌尿器科の先生に来ていただきました」
<ハハハハ...
チノ
「局部にですね」
先生
「はい」
チノ
「あるものが…」
先生
「はい」
チノ
「ちょっと見てもらってもいいですか?」
先生
「はい」
※確認中
チノ
「診察の結果をお願いします」
先生
「脂肪腫って言われたことありませんか?」
先生
「良性の腫瘍だと思うんですけど…」
【脂肪腫】
【良性腫瘍の疑い】
チノ
「はい」
先生
「特に問題なく、摘出は可能だと思います」
チノ
「あっ、そうですか」
チノ
「まあ手術代というんですか、だいたいどのくらいですか?」
先生
「まあだいたい1万前後で…」
<オー・・・
チノ
「ちょうどだ…」
【ピッタリ!】
依頼者
「^^」
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.197 )
- 日時: 2016/07/30 00:06
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【後日】
<ナーナーナーナナーナー
※1万円を持った手術服を着た写真が映る
【デキモノも取れました】
チャチャチャン♪
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.198 )
- 日時: 2016/07/30 00:07
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
<パチパチパチパチ...
チノ
「というわけで、一万円も、できものも、無事とれましてですね」
チノ
「お父さんも安心したということで」
チノ
「お父さんほんとにね、ビビりなんですよ」
チノ
「心配で手術の前日もビビってビビって」
チノ
「そして、5分くらいでとれるんですよ」
チノ
「あんな簡単な手術でとれるんで…」
チノ
「それでも怖い怖い言って…」
チノ
「そして取った日にですね…安心したのか、高熱が出ました」
局長
「えぇーっ!?」
チノ
「ほんとビクビクビクビクして…」
【広尾探偵局の顧問になりませんか?】
【名前、年齢、職業、性格を忘れずに!】
【過去の名作を配信中!】
【PC・スマートフォンで>>0より】
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.199 )
- 日時: 2016/07/30 00:07
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
♪ハートスランプ二人ぼっち
局長
「えーでは、本日も依頼に答えていったわけですが、どうですか?」
顧問
「もう途中からなんか下ネタになって…」
顧問
「タマタマタマタマうるさいっての!!」
<ハハハハ...
顧問
「でもまあ1万円がとれたならそれでいいんじゃない?」
局長
「ということでこの番組は皆さんのご依頼によって成り立っております」
秘書
「はい、ご依頼を採用させていただいた方にはこちらの探偵手帳を、またスタジオに遊びに来てくれた方にはこちらの特製クリアファイルを差し上げます」
局長
「ということでまた来週元気にお目にかかりましょう。ありがとうございました!」
<パチパチパチパチ...
皆さんが日ごろ抱いている疑問の数々を当探偵局までお寄せください
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.200 )
- 日時: 2016/07/30 00:10
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: ERqUQoIM)
【ぱんつかぶって】
宮子
「ほっといてよ!これわたしの問題なんだから!」
END
- Re: 小説!ナイトスクープ ( No.201 )
- 日時: 2016/08/05 19:22
- 名前: 広尾 ◆NJ2V3cUk.s (ID: 4/yJe86Q)
今日のナイトスクープは
「24時間小説」に回すので
お休みです