二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 逃走中〜ミラージュアイランドの陰謀〜 ( No.61 )
日時: 2016/08/23 07:03
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: zSZyy9Vi)

ドラマパート。


翼「皆、ありがとう!」

マリア「まだライブはこれから!次のアーティストも応援して欲しい!」

観客「わぁぁぁぁぁー!!!」

ライブドームでは翼とマリアのライブが終わり、観客の大声援が響き渡る。その中には当然ミチ達もいる。

ミチ「うっひゃああああー!!翼とマリアのライブ、本っっっ当に凄かった!!」

切歌「ギャラクシィクロスからマリアと翼のソロだなんてこっちなんて鳥肌物デス……!と言うか、痺れすぎて鳥になってもおかしくないデス……!」

調「こ、こっちも……!」

響「凄かったねー!クリスちゃん用に録画をしといたけど、また見ようっと!」

未来「響、それはクリスと2人っきりじゃないよね?(黒笑」

響「えっ!?あ、勿論皆で見るためだよ!」

ログ「次は……シンガンクリムゾンズか。Aqoursの出番はどうやら午前の部ラスト。雫の次のようだぞ」

音也「なるほど……彼女らはμ’sの後輩みたいなものですからね」

ミチ「まさか、応援しないつもり?」

音也「まさか。同じラブライブのアイドルだよ?ラブライバーとして、応援しないわけ無いじゃん!」



カレイド(琴葉姫)「さぁまだまだ続くよ!次はこの人達!特別に自分から前口上をしてくれます!」




クロウ(琴)「それは熱き紅蓮の中に揺らめく……情熱。クロウ降臨!」

アイオーン(琴)「空を支配せし黒衣を纏う炎……闇の太陽神、アイオーン!」

ヤイバ(琴)「海原を断ち切る一陣の風は斬空、龍狐無双神威流……故に龍剣伝ヤイバここに参上!」

ロム(琴)「夏の夜は、最も俺達が熱くなれる宴がある。それが真の宴さ……俺はロム」

シンガン(琴)「謳えさぁ家畜共。真紅に染まる、瞳が運命(さだめ)を変える。シンガンクリムゾンズ!」





その頃、控え室。

千歌「次の次……緊張してきた……!」

ルーナ「大丈夫だよ。私達だってこんな経験をしてきたんだから!」

いよいよで番が迫ってきたAqoursにルーナが激を送る。とはいえ、ステージに上がる経験のあるラミーラビリンスとは違い、千歌達はステージに上がるのは初。緊張感も半端じゃないだろう。

耀「あれ?果南とルビィちゃんは?」

梨子「ルビィちゃんなら花丸ちゃん達と一緒だよ」

ビードロ(オーロラ)「じゃあ果南を探しに行って来ます」

果南「だ、誰を……探すって……?」

スタッフの1人が探そうとした時、ふらふらと果南が入り口に戻ってきた。だが、気の所為かふらついている上に顔も少し赤みがかってるような……?

穂乃果「どうしたの?何かふらついてるけど、風邪?」

果南「き、気にひなはていいはら……れんれんらいじょうぶらって……」

すいません、明らかに何かされたんですよね?完全に呂律が回らないほどの事をされましたよね?
だが問い詰めようにも果南は「大丈夫……」と答えるだけ。明らかに拉致に空かないと思った時、事情を知らないルビィと花丸が帰ってきた。

ルビィ「そっちに帰ってきてなかった?あれ?どうしたの?」

千歌「お帰り。って、帰ってきて無かったって誰が?」

花丸「え?誰ってアナスタシアさんとサーヤちゃんをだけど」

シュウ☆ゾー(琴)「ちょっ、アナスタシアちゃん達まで消えちゃったの?」

ここで更に悪い状況になる。なんとアナスタシアとサーヤまでいなくなってしまったのだ。彼女らが言うには、偶然廊下でであった2人と共にここに向かっていたら、突然後ろで風が吹いたと思ったらいつの間にか消えていたのだ。
この所続く誘拐事件が原因だろうか、控え室に不穏な空気が漂う。

絵里「希、さっきから黙ってるけどどうしたの?」

希「絵里ち。ううん、なんでもあらへんよ。ただ……」

絵里「ただ?」

希「黙ってる理由は、うちの占いよ」

そう言って希は私服のポケットからタロットカードを取り出し、その中の1枚を見せる。

絵里「塔のカード?」

希「塔の正位置は『災厄』。何度やってもこれしか出てこないんよ」

絵里「でもさ、それって偶然でしょ?」

希「えりちが一番知ってるはずやで。ウチの占いはよう当たるのを。せやけどね……うち、今回は全身全霊で神様仏様にも祈ってるんよ」






希「この占いだけは、絶対に外れて欲しいって……!」





その頃、管理室では。


ラミネート(アインス)「はい。はい…解りました」

テーマパークの従業員の一人であるラミネートがある人物との会話をしていた。その後、再び内通番号を押して別の人物に通話する。

ラミネート(アインス)「ファーネスさん。遅れて申し訳ありません。一部のアイドルやアーティストが交通関係で遅れている模様です」

ファーネス『そうですか。あ、それが雫の皆さんに頼まれたのですが、伝言を頼まれてもよろしいかしら?』

ラミネート(アインス)「伝言?」

ファーネス『今回のライブで鏡を使うらしくて、急遽使う鏡をこちらで用意したの。ちょっと特殊な方法だから、送信方法はメールで送っておいたからね』

どうやらライブに使う鏡を起動して欲しいというらしい。送られた画像を使い、その場所を調べる。

ラミネート(アインス)「なるほど。この場所か」










それを見ていた八雲。早速操作パネルを動かした。キーを叩くと、置き鏡の支柱にレバーが取り付けられた。それと同時に東エリアのステージドーム入り口に賞金単価装置が転送された……!