二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: プリキュアラブ ( No.24 )
日時: 2016/07/10 09:39
名前: モンブラン博士 (ID: EBP//tx7)

「ハニーリボンスパイラル!」
「ハニースロー!」
「ハニースーパーソニックスパーク!」

私はキュアハニーの連続攻撃を食らってしまい、地面に倒れ伏す。
パンチを見舞おうにも瞬間移動で回避されてしまうし、衝撃波を放ってもバリアでガードされるし、サンバを踊らされて汗はかくしで散々だ。
やはり彼女は強い。正直言ってハピネスチャージプリキュアはハニーひとりでもいいと思えるぐらいに。

「ハニーテレポート!」

不動が闘っている異空間にワープすると、

「ハニーヒーリングリズム!」

ハニーバトンマラカスモードから発せられる音波で味方のダメージを全回復させる。
キュアラブリーは画面で確認できないため、まだハルの瓦礫から回復できないのであるが彼女が加わった三対一はさすがの不動でも分が悪い。

「……お前がモランが推すキュアハニーか、その実力拝見させてもらおうッ」

容赦なく彼女にパンチのラッシュを炸裂させるものの、それらを全て受け止められたかと思ったら、ついにあの技が発動した。

「命の光よ聖なる力へ!」

バトンをクルクルと回して「イェーイ!」とノリノリのハニー。
彼女たちが闘っているのは空中。街中に迷惑をかけてはならぬという不動なりの配慮だったのかもしれないが、それが裏目に出た。
案の定、成層圏から超巨大なクローバー型の隕石が真っ直ぐ彼を目がけて落下してくる。

「隕石など、俺の拳の前では無意味!」

自信満々で正拳を炸裂させるも、結局押し切られてしまう。

「命よ、天に還れ!」

可愛らしい声ながらも遠まわしに末恐ろしいことを言っているのではないかと疑いたくなる決め台詞と共に不動はあっさりと浄化されて消滅してしまった。
更に彼女は瓦礫に埋まったラブリーを救出して体力を回復させた上でこちらに戻ってきたのだからたまらない。

「まだ闘いたい? それとも降参?」
「……降参。私の負けだよ、今回もね」

こうしてハピネスチャージプリキュアは帰っていったが、敵である我々の本拠地を修復して(しかもラブリーが台無しにしたドーナツまでも元通りにする徹底ぶり)あげるあたりがなんとも彼女らしい。