二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: —東方闇紅幻堕史— 闇になる幻想 ( No.5 )
日時: 2016/07/03 20:25
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

【修正しました!難しいですね……orz】

魔理沙は美鈴のいる場所に降りて、スカートの中からミニ八卦炉を取り出す。

「美鈴、勝負だ!」

「ええ、もちろんよ」

そう言いながら、服のポケットから一枚のスペルカードを取り出して、構える。

「早速スペルカードよ」

美鈴は打撃系のスペルカード、【華符「彩光蓮華掌」】を放つ。それを魔理沙は少しだけジャンプして避け、箒の柄に立つ。
 
「おおっと、打撃技か」

そう呟いて、イリュージョンレーザーを撃つ。
美鈴は魔理沙のレーザーを喰らっているがそれに耐えて再び突進する。
魔理沙は避けたが突進の速さがさっきより早かったため完全に避けきれず、袖が破ける。
やがて、美鈴のひとつ目のスペルカードが終わる時間が経過する。魔理沙にとって少しだけ危なかったのは、上記に書いてあるあの時だけであった。

「くそっ……」

美鈴が悔しそうな顔をすると、接近する魔理沙に向けて頂心肘をする。それを相手は後ろに下がって避けると、ミニ八卦炉から細い虹色のレーザーを放つ。【邪恋「実りやすいマスタースパーク」】だ。細いレーザーを美鈴は食らう。

「……しまった!」

声を上げて、目を見開く。やがて、通常のマスタースパークと比較して、威力、範囲共に大幅増の極太レーザーが発射された。
美鈴はそれを食らうもまだ諦めず、膝を付いて歯を食いしばっている。

「まだまだ、よ……!【華符「セラギネラ9」】!」

美鈴は立ち上がり、二番目のスペルカードを放つ。

「……私を舐めていないよな?」

そのスペルカードを見て、余裕そうな顔をして言う。それを聞いた美鈴の顔が歪む。悔しそうな顔だ。

「体術なら貴方をボコボコにする事なんていくらでも出来るわ」

そんな事を言いながら、弾幕を放っている。

「そうか。弾幕ごっこは苦手なんだな。じゃあ、その苦手なやつをとっとと終わらせてやるぜ」

魔理沙はスピードを上げて美鈴に接近していく。美鈴は魔理沙から離れようとするが、ダメージを食らっている所為で上手くスピードを上げれない。相手はスピードをどんどん上げて目の前へ来る。。

「くっ……!」

「これで終わりだせ!」

魔理沙はラストワード【魔砲「ファイナルマスタースパーク」を撃つ。それが見事に美鈴に命中した。

「がっ……!」

煙が上がり、そして美鈴は吹き飛ばされる。そして壁に激突し、轟音にが鳴る。

「……私の負けね」

「そうだな。ふぃー……。じゃあお前に勝ったことだし入らせてもらうぜ」

レーザーを撃ったことによってミニ八卦炉から上がった煙を息で吹いて一回だけ上に投げると、美鈴の方を見て門を開ける。

「……勝手にしなさい」

入っていった魔理沙を見て、美鈴が目を閉じて肩を竦めると言う。
そして、ある事を誰にも聞こえない声で言う。

「……お嬢様を元に戻して」