二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: プロジェクトクロスゾーンBrave Touhou World ( No.48 )
- 日時: 2016/07/31 16:43
- 名前: いっちゃん (ID: aVnYacR3)
幻想郷・迷いの竹林・入口
ウドンゲ「ふぅ、やっと抜けた…」
妹紅「そうだな。やっと元の道だ。」
小牟「さて、今度こそ『白玉楼』じゃの!」
魔理沙「ああ…」
真島「どないしたんや? えらく元気ないのぅ。」
霊夢「…いや、なんでもないわ。さあ、行きましょう。」
零児「…?」
足立と戦ってから、霊夢達の様子がおかしい。まさか黒幕は霊夢達と関わりがあるのか?
そんなことを考えていると、大きな館が見えた。
ベラボーマン「随分、大きな屋敷ですね。」
陽介「こりゃ、『ジュネス』並みの大きさはあるぞ。」
ワンダーモモ「一体、どんな人が住んでいるんでしょう?」
魔理沙「あれは『紅魔館』。吸血鬼の、レミリアってヤツの屋敷だぜ。」
桐生「吸血鬼か…」
真島「わしらの知り合いにもおったのぅ、確か。」
慧音「外の世界にも吸血鬼っているんだな。少し驚きだ。」
霊夢「まあ、今は特に用は無いし、先を急ぎましょう。」
?「おや? あそこにいるのは… おーい、霊夢さーん!」
霊夢「ん? あれは… 文!?」
文「そうです! 射命丸文です! で、そちらの方々が、外の世界から落ちて来た人達ですか。ちょっと失礼しますよ。」
そう言うと、文という少女は、瞬く間に俺や小牟等、外の世界の人間の写真を撮っていった。
文「はい、ありがとうございました!」
小牟「な、なんじゃ!?」
鳴上「あっと言う間に撮られていった…」
風見「えっと… 誰ですか?」
文「申し遅れましたね。私は射命丸文。新聞記者です。新聞は、絶対『文々。新聞』を読んでくださいね!」
陽介&ウドンゲ「ちゃっかり宣伝した!」
レオン「久しぶりに聞いたな、そのハモり。」
零児「で、一つ聞きたい事があるんだが…」
文「あやや、ブンヤが質問されるとは… まあいいですけど、なんですか?」
零児「なんで、俺達が『落ちて来た』事を知っているんだ?」
文「いい質問ですね。それは、この方に… って、あやや… まだ来てない… 早く来てくださ〜い!」
文が呼んだ先には、二人の男が走ってこちらに来ていた。
男「はぁ、はぁ、もう少し、待って、くれたって、いいじゃ、ねぇか、文…」
男2「そう、だぜ。飛ぶの、速すぎ、なんだよ…」
文「遅いですよ。ネタは鮮度が命ですから。」
陽介「寿司か!」
小牟「あああっ! フランク!」
フランク「ん、誰かと思えば、有栖に小牟! 久しぶりだな。」
ベラボーマン「この人も、知り合いなのですか?」
零児「そうか。俺達がフランクと会った時、ベラボーマンや桐生は居なかったな。」
フランク「はじめまして、だな。俺はフランク・ウエスト。フォトジャーナリストをやってる。」
レオン「元・戦場カメラマン、だったか?」
フランク「そうだが… なんで知ってるんだ?」
レオン「『あの事件』の資料は、アメリカ政府にも残っているのさ。」
フランク「アンタ、エージェントか何かか?」
レイ「みたいだな。あ、俺は咲忍レイだ。今、ある女を探してる。眼帯をしてるから、すぐに分かると思うが、見なかったか?」
鳴上「眼帯の人なら、ここに。」
真島「わしは男や!」
魔理沙「それって、咲の事か?」
レイ「魔理沙! それに、霊夢も! ああ、そうだ。」
霊夢「見なかったわね。少なくとも、今まで。」
レイ「そうか…」
フランク「大丈夫だぜ、レイ。必ず見つかるさ。それより、ちょっといいか?」
そしてフランクは文と同じく、今度は霊夢達幻想郷の住人を、瞬く間に撮っていった。
フランク「ありがとな。いい写真が撮れた。」
魔理沙「………」
霊夢「本当にあっと言う間だったわね…」
小牟「女は必ずフレームに収めるその癖は、変わっとらんのぅ、中年激写ボーイ。」
フランク「まあな。」
風見「僕や鳴上さん達が撮られなかったのって、そういう事!?」
?「霊夢さん! ちょうどよかった!」
霊夢「あら、アンタは…!」