PR
二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ロックマンR・ZX(リ・ゼクス) ( No.6 )
- 日時: 2016/07/26 18:12
- 名前: 零 (ID: RUVfmsUw)
Part4
「まさか、貴方も…ライブメタルに選ばれたの?」
「…え?選ばれたって…?」
ソラは少女の問いに首をかしげた。
その時、先程少女が隠れていた切り株の裏から再び地を這う音がした。蛇型メカだ。
「アイツ…来たわね!」
少女はバスターを構え、目の前にやってきたメカに数回攻撃する。
「わ、私も手伝います!」
ソラもバスターを構え、メカに追い討ちをかけた。
するとメカは上から覆い被さってくるように、此方へ襲いかかってきた。
「うわあっ!?」
ソラと少女は間一髪、地面とメカの隙間に逃げ込んだ。その時、二人のバスターは力を溜め込んでいた。
そして再び体制を戻したメカの頭部に向けて、二人はバスターを構えた。
「トドメだっ!」
ソラがそう言うと、バスターから二つの激しく輝く光の弾が放たれる。
光の弾は轟音と共に、見事メカの頭部に命中した。
するとメカの身体はしばらく光の帯を発した後、爆風に包まれた。
爆風と煙が消え去った時、そこにメカの姿は無かった。
「や…やったぁ!」
ソラは喜び、小さくガッツポーズを取った。
「これでもう追ってこないよね…?」
少女は何かに追われていたのだろうか、ホッとして再びソラの方を見た。
「あの…お名前は…?」
ソラが聞くと、少女は答える。
「アタシはエール。今は仕事があるから…また後で!」
そう言うとエールと名乗る少女は、森の奥の洞穴にある扉へと走っていった。
「ま、待ってよ!」
ソラはエールの後を追って洞穴に向かい、扉に入っていった。
〜続〜
【あとがき】
またまたこんにちは、零です。
やる気のある日はこんな感じで2パートぐらい書きますね。(竜頭蛇尾にならなければいいけど…)
今回遂にエールちゃんが登場しましたが、これからソラとエールの関係はどうなって行くのかご期待下さい。
では、今回も閲覧ありがとうございました!
PR