二次創作小説(映像)※倉庫ログ

スカッとする(はずだった)話 ( No.86 )
日時: 2016/12/25 21:38
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)



どうもこんにちは、ヨドバシカメラにてダンガンロンパ最新作の予約をした後中古でVitaを買い、買ったその日にダンガンロンパ体験版を楽しんだ抜間さんですー。今のところの推しはつむぎちゃんと東条姐さんと真宮寺ですが、キーボとゴン太君も可愛くて困る…うーむ、発売が待ち遠しい。

さて、そんな近況報告はともかくこの更新で今年最後の投稿になり、今回のエピソードは『スカッとする話』のパロ短文3連発になります。元ネタは2ちゃんねるのスレや「スカッとするTV」によくある所謂「スカッとする話」や「DQN返し」系のエピソードであり、物語に出てくるDQN達の言動はそこに出てくるDQNを参考にさせていただいてます。…が、あくまでもパロなのでいうほどスカッとしないかもです。てか、SNS団にまともなDQN返しを期待してはいけません。むしろ相手がとんでもないDQN共だけに、奴らは一切容赦してません。


では、どうぞー。…え?クリスマス?さあ何のことかな?





case1: 駐車場に知らない車が停められてた


ファルコン「ふぃー……こんなくっそ寒い日に買い出しとかきついぞ…しかも一回の買い物量がえぐいからなぁ;」
ルフレ「だよなぁ。悪いなファルコン、運転お前に任せちまって。疲れただろ?」
ファルコン「いや、その代わりに金勘定はお前に任せちまったんだからおあいこだろ?それに、車の運転は俺の本業だから気にすんなって」


とある冬の日に、スマブラ屋敷へ続く道をスマブラマークがペイントされた白いボックスカーが走っていた。運転席にはファルコンが、助手席にはルフレがそれぞれおり、とりとめのない会話をしながら安全運転で屋敷への帰路を進んでいる。

ルフレ「結構買い込んじまったが、これだけあれば当分は大丈夫だよな。冬は夏と違って短時間で腐ったりしないからありがたいよなぁ」
ファルコン「ああ、全くだ。おかげで夏よりかは買い出し少なくて助かる…。さて、そろそろ屋敷に着くぞ」

二人は現在任天街で物資は買い出しを済ませて屋敷に帰る途中であり、スマブラ屋敷共有で使用するスマブラマークが入ったボックスカーには、街で買い込んできた食材や日用品が所狭しと詰められていた。雑談をしながら慣れ親しんだ道を走るうちにこれまた慣れ親しんだ大きな屋敷が見えてきたので、ファルコンはブレーキを踏みスピードを緩め、ルフレはシートベルトを外し降りる準備をする。
…だが、屋敷の門に近づくにつれ、見慣れたはずのいつもの光景に全く似つかわしくないものがあるのが目に入った。それは……



ファルコン「おい、こんなド派手な車行くときなかったよな?いつの間にここに停まったのか?」
ルフレ「なんだよこの車…わざわざ門の近くに置くんじゃねーよ邪魔だな!!」



屋敷を出る際にはなかったはずの車が門の近くに止まっていたのだ。車は赤光りする大きなスポーツカーであり、買えば数百万はくだらないであろう高級なものだろう。そんな車がいつやってきたのか門の近くの駐車場に、しかも駐車スペースから大きくはみ出した下手くそな駐車をしているせいで門を中途半端に通せんぼしているのものだから邪魔なことこの上なかった。

ファルコン「……ルフレ、一旦降りてくれ。俺もちょっと車止めてからそっちに行くから」
ルフレ「ああ…」

ファルコンは思わぬ邪魔が入ったことにはぁと一つため息をつくと先にその場でルフレを下ろし、自分持ち前のドライブテクで上手いこと門と車の間をすり抜けて敷地に入り、ボックスカーを駐車場に停車させて車から降りた。


ファルコン「…どうだ?」
ルフレ「駄目だ、ナンバーからして明らかに屋敷のではないな。こりゃあ余所者の車だ。…つか、お前あの幅を傷一つつけずに通るとかすげえな…流石本職レーサー」
ファルコン「まあ、これで俺は飯を食っているわけだし。それにしても俺だったから良かったものの、これが他の連中だったらまともに屋敷から車出せないぜ?はぁ、よりによって何でこんな邪魔な所を選んで停めたんだか…;」

ルフレがスポーツカーをまじまじと観察するが、こんな派手な車はスマブラ屋敷には置いてないし、ルフレもファルコンも持ち主に心当たりが全くなかった。おそらくは、スマブラ屋敷の広い敷地に目を付けた一般の人が無断で駐車していったのだろう。



ルフレ「まあ、今は車の持ち主もいないようだし、まずは書き置きでも残して軽く注意してみようぜ。それでわかってくれりゃあめでたしめでたしってことで」

と、ルフレはファルコンをなだめながら懐をごそごそと漁ると、ノートとマジックペンを取り出す。それからノートの1ページを破ってペンでキュキュッと文字を書き、できたものを車のワイパーとフロントガラスの間に挟む形で固定した。


『この駐車場は、スマブラ屋敷の関係者及び来客専用の駐車場です。無断駐車はご遠慮くださるようにお願いします』


ルフレ「これでよしっと。じゃあ、屋敷に入ろうぜ」
ファルコン「ああ。これでどかしてくれりゃあいいんだがな…」





そして翌日……。




ファルコン「ルフレ、あの車の様子見に行ってみるぞ」
ルフレ「はいよっと。さーて、どうなっているやら……」

昨日の車の様子を見に行くべくルフレ達は駐車場に向かっていた。わざわざメモも残した上で一晩待ったのだから、何か動きがあってほしい。そう思いながら外へ出て、門に向かう。


感想まだ。メリークリぼっち

スカッとする(はずだった)話 ( No.87 )
日時: 2016/12/25 21:39
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)



ルフレ「車はっと………おい、まだあるぞあの車!!?」
ファルコン「うわっ、マジだ!!何でまだあるんだよ!!?」


……だが、二人の願い空しくそこには昨日同様に門の前に車が駐車されていたではないか。図々しいくらいに赤光りするスポーツカーは相変わらず下手くそな駐車のまま、屋敷の門を中途半端に通せんぼしながら鎮座している。ただ、よくよく観察してみると、昨日とは違い車の傾き方が右寄りから左寄りに変化しており、車内に置いているboxティッシュや雑誌の位置も移動していた。

ルフレ「車の向きは変わってんな……。つまり、少なくとも昨日の昼から今日にかけて車が移動されたことになるぜ?」
ファルコン「マジか…;要はこの車はどっかに行った後、図々しくこの場所に戻ってきたってことだよな……こりゃ、本格的に対策たてなきゃだぞ?」

ちなみに二人は昨日のうちに作者と両手に車の件を相談しており、車については「メモを残したんだからまずは様子を見て、それでも直らないようなら何か考えよう」ということになっている。
こうなったからには、いよいよ対策を立てなければならないか…?二人が頭を抱えながら車に近づいた時だった。ふとフロントガラスを見ると、そこにはいつの間に入れ替わっていたのか、ルフレが書いたものとは別の紙が挟まれていたのを見つけた。


ファルコン「…ん?見ろルフレ、フロントガラスの所の紙が変わってないか?」
ルフレ「マジだ…。っつーことは一応持ち主はメモに気づいてはくれたみたいだな」


……メモに気づいたということは、車の持ち主から何か反応でもあったのか?だが、それにしては無断駐車が一切改善されていないようにしか見えないが…。不思議に思った二人が車に近寄り、紙を手にとると…





『わざわざ変な書き置き置いてくんじゃねぇよテメーのせいでダチや女に白い目で見られて恥かいたじゃねーか!俺が車を置いてるんだから誰が何と言おうとここは俺の駐車場だ!むしろ使う宛のない駐車場を俺のスーパーカッチョイイ車様がありがたく使ってやってるんだから感謝しやがれや!!悔しかったら言い返してみろやバーカバーカ!!!!』



ファルコン&ルフレ「(#########^ω^)ビキビキビキビキビキビキビキビキ」







その日の夜のこと…。
皆が寝静まった真夜中の時間帯に、突如としてスマブラ屋敷の駐車場に見慣れない人影が現れた。


男A「……つーかよー、この屋敷の駐車場はこんだけ広いんだし、ケチケチしないで使わせてくれたっていいだろうよ!あんなめんどくせーメモを残しやがって!!」
男B「そうそう!第一、俺様の愛車を置いておけるようなところなんてここくらいしかないんだしさーwww第一、車を置く駐車場を借りるための金を出すとかもったいなさすぎるってのwwwつか、あれのせいで彼女に変な目で見られたじゃねーか!! 」
男A「そうそう、むしろ使うあてのない駐車場をカッチョイイ車が使ってやってるんだから感謝してほしいぐらいだってのー!ギャハハハハハ!!www」

それはチーマー風の服をきた二人組の若い男であり、煙草やガムをポイ捨てしながら我が物顔で駐車場を歩いて門の辺りに停められた車に向かっている。話を聞く限り、どうやらこの男達がルフレとファルコンの頭を悩ませていた例の赤いスポーツカーの持ち主とその友人で間違い無さそうだ。だが、男達に無断駐車に対する反省の色や罪悪感は一切見られず、それどころかゲラゲラ笑いながら逆恨みともとれる発言や自分勝手極まりない持論を展開する始末である……。

男A「さーて、今日もお前の車で街までビュンビュンかっ飛ばそうぜ!www」
男B「おうよ!せっかくだし女の子もひっかけてそのままお持ち帰りするか?www」

呆れるナレーションや読者を他所に夜の街に繰り出そうと、男達が車の鍵を開け悠々と車のドアに手をかけた、まさにその時であった。




???「……スマブラ屋敷の駐車場に我が物顔で無断駐車をし続けるゲス共はお前達だな?」
男A&男B「「ーー!!?!誰だ!!どこにいる!!?」」



なんと、どこからともなく男達を咎める厳しい声が聞こえたではないか!?


???「スマブラ側が一度やんわりと注意したにも関わらず、勝手に逆ギレして図々しく駐車し続けるとはな!!」
???「しかも下手くそな駐車で屋敷の門を塞ぐとは……せっかくの高級なスポーツカーの持ち腐れとは嘆かわしい限りだぜ!!」
男A「うるせぇよ!!これだけ広いんだから一台くらい構わねーだろ!!」
???「それは車持ちのスマブラファイターや屋敷に訪れるお客様のためにあるからだ!Uターンのための一時的な車の侵入ややむを得ない事情で駐車をする場合ならともかく、貴様らのような注意しても反省しないで逆ギレし、「感謝するべき」などといった勘違いも甚だしい奴に貸す駐車場なぞない!!」

声の主は複数おり、男達に無断駐車をしたことや注意に耳を貸さない図々しさを口々に攻め立てる。一体、声の主は何者なのか?


男B「な……なんなんだテメェらは!!?俺達が誰だかわかってんのか!!?第一、テメェらは何者だ!!?」
???「俺達か?……そう、俺達は…………」






ワリオ&ガノン&アレス&ギガンテス&白竜「貴様らに愛と裸の天誅♂を下す一糸まとわぬ正義の使者だ!!(毛糸製の痛褌一丁)」
男A&男B「「( Д)          ゜゜」」






なんとそこには抜間さんサイドの男性裸族共がずらりと勢ぞろいしてましたあぁぁぁぁぁぁぁーー!!?声のする方を向けば、そこには5人ものほぼ全裸の変態が、しかもいつ現れたのか男達自慢のスポーツカーの上に仁王立ちしていたではないか!!この衝撃すぎる展開にはナレーションのみならず、流石の非常識な男共もメダマドコー状態に………っておい、随分久しぶりにでたなこいつら!!?多分二代目スレに突入して初めてとなるであろう裸族登場がこれっていいのか!!?;;

ギガンテス「何を言うだナレーション!!オラ達がどんだけ冬の裸族衣装を来る日も来る日もこさえながら久しぶりの出番を待っていたのかおめぇさんはわかっとるべか!?」
白竜「あぁ、全くだ……究極の裸族たる我らを差し置いて長文やら学園ハンサムやらを書く余裕があるなら、もっと俺達の出番を執筆してほしいものだな!!」

知るかんなもん!!作者にも作者の都合ってのがあんだよ!!第一、いくらうちだってお前らを暴れさせられるようなカオスな展開はそうポンポン都合よく思い付くもんじゃねーんだよボケ!!ここのところ若干スランプ気味だったんだよ!!!


ルフレ「…ったく、変なこと愚痴るなってのナレーション……。なぁマリオ、目には目を、歯には歯をとは確かにいうが、これはちょっとやばくねーか?」
マリオ「まあ、あれぐらいしないとあのバカ達にはわからないだろ?つか、久々の裸族登場がこれってどういうことだよww」
ファルコン「いや確かにそうなんだが……そうなんだけど!なーんかあいつらの手を借りるって複雑な気分なんだが!?;」
男B「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁーー!!変態が俺の車の上にぃぃぃぃぃぃ!!!せっかくの新車なのにぃぃぃぃぃーーー!な、なんなんだこの変態どもは!!!?」
男A「つか、ご丁寧に毛糸の褌を用意する割には裸って矛盾してるだろ!?しかも縫い目が荒いから隙間から見えちゃいけねーもんが……ってくねくねと腰降るな!見える!見える!!」
ワリオ「フンガー!!図々しく無断駐車をしただけでは飽きたらず、皆が使う駐車場を自分のものにしようとした不届きものはお前達だな!?」
ガノン「俺達の住まう屋敷の平和を乱す不届きものが……一度の注意喚起で大人しくしておけばいいものを!!」
アレス「堂々と悪を働くゲスの極みが……貴様らのような社会のルールも守れないような者共には気高きパズドラの誇り高き戦士として、そして正義の裸族として制裁を下させてもらう!!」
ギガンテス「第一、一度注意されたのに逆恨みするとか男の恥だべ!!」
男A「なんなんだよこいつら……!?おい変態!いいからさっさと車から降りろ!!」


久々の裸族www自分で言うのもなんだけどなにこれwww

スカッとする(はずだった)話 ( No.88 )
日時: 2016/12/25 21:43
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)



白竜「黙れゲスが!!一度は過ちを許し、見逃してやろうとした相手の親切心にあぐらを欠いて逆恨みとは聞いて呆れるな……そのようなゲスが男を名乗るなど!!!」
男B「なんだようるっせぇな!こんだけ広いんだから1スペースくらい使わせてくれてもいいだろうがよ!」
男A「つーか、社会のルール云々の前に、テメーらみたいな露出狂の変態集団にだけはんなこと高々と説教されたくねーよ!!!!」
ルフレ&ファルコン「「あ、それについては全くごもっとですハイ」」
マリオ「変態と駐車違反が社会のルール云々言っても説得力なさすぎだろwwwファーwww」

おい、なんなんだこの「お前が言うな」と双方にツッコミを入れたくなるような罵りあいは?こういうのを「目くそ、鼻くそを笑う」っていうんだろうな、うん。
あ、ちなみに今さらながら補足するとこの駐車場には男達と変態集団以外にもルフレとファルコンとマリオがおり、三人は駐車場の物陰から一連の様子を伺ってます(余談だが、マリオがワリオに事の経緯を話し、そのワリオが裸族を呼んだらしい)。


ワリオ「そんなわけで、今回はお前達のために特別に新作の裸族パフォーマンスを用意した!!ありがたく受け止め、自身の行いを反省するがいい!!」
アレス「それでは、ミュージックスタートた!!!」

まあそれはさておき、アレスが声高々と合図をすると同時に、どこからかリズミカルなテンポの歌が大音量で聞こえてきた。あれ?この歌ってもしや…;



ズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッ♪





BGM:PPAP





ルフレ&ファルコン「「何でよりによってピコ太郎のネタなんだあああああぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」」
マリオ「えwwwマジでかwwwまさか世界中で大ブレイクしたあのネタをやるとかあいつら正気なのかよwww」



すいません、裸族どもがまさかの流行に乗っかりましたOTL(爆弾投下)。裸族の合図と共に下にあったオープンカーのライトが一斉にスポットライトよろしく点灯し、これまたオープンカーのスピーカーからPPAPが大音量で鳴り響く。しかも裸族の服装がいつの間に着替えたのか、全員がピコ太郎風の裸族衣装(上半身は裸+自分のイメージカラーのギンギラなスーツ+乳首にりんごのペイント&下半身はスパンコール満載のギラギラ痛褌(しかもKOKANの部分にきんのたま×2付き))になっており……っておい、さらっと書いてるがまずどうやって鍵のかかったはずの車のライトやらスピーカーをいじったんだお前らは?

ガノン「裸族たるもの、ファンの皆に喜んでもらうために常にフレッシュなネタを仕入れているものなのだ!!いつまでも阿部さんネタでずるずるとやっていくわけには行かないからな!!」
アレス「うむ、ちなみに車の鍵は裸族パワーで開けさせてもらったぞ☆」

知ってる?それ、世間では車上荒らしって言うんだよ?あと、車の鍵を開けられるとか裸族パワーすげぇな!?一体どんな原理になってるのそれ!!?
えー皆さん、言いたいことは多々あるかとは思いますがしばしの間、PPAPを脳内再生しつつ新作裸族パフォーマンスにお付き合いください;



ズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッ♪





ガノン「I have a man(マン)!」
ワリオ「I have a clothes(クローズ=服)!」
男A「ぎゃあぁぁぁぁガングロ男とデブ男が俺の服を引っつかみやがった!!や、やめろ!!その服はお気に入りのブランドの最新モデルなんだぞ!!離しやが…」



ワリオ&ガノン「「アッーー!!!!♂(ビリビリビリ!!)」」



ワリオ&ガノン「「ZENRA man☆」」
男A「」←服を破られて全裸にされた




アレス「I have a man(マン)!」
ギガンテス「I have a jeans!!(ジーンズ)」
男B「うわあぁぁぁ俺のビンテージジーンズがぁぁぁぁぁ!!止めろ、止めろ!!車なら今すぐにどかすから…」



アレス&ギガンテス「「アッーー!!♂(ビリビリビリ!!)」」



アレス&ギガンテス「「ZENRA man☆」」
男B「」←こっちも全裸にされた




白竜「ZENRA man!!ZENRA man!!」
男A「え!?無理やり全裸にされた上にまだ何かされるのかよ!!?;;」
男B「すいませんすいませんすいませんもう二度と無断駐車しないし心も入れ替えますからもう勘弁してくださいぃぃ…!!」





白竜「アッーーーーーーーー!!♂」





裸族「ride on maid ZENRAman☆」
男A&男B「「ぎゃあぁぁぁぁぁぁーー!!!!」」
ルフレ&ファルコン「「全裸にされた男達がバイクになったああああぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!?!」」
マリオ「待て待て待て待て待てwww色々とおかしいだろwwwwww」




はい、そこには全裸の男達をパーツにして組み立てたワリオバイク並みに立派な人間バイクが完成してました(爆)。すいません、何をどうしてどこをどうしたら今のPPAPもどきでバイクが完成するのか聞いていいですか!?これ、わくわくさんもびっくりの魔改造だぞ!!?;;


白竜「ふっふっふ…そこまで言うなら特別に説明してやろう!!かのピコ太郎さんがリンゴやペンやパイナップルを躊躇いなく合体させる様子からヒントを得て我ら裸族が新たに作り上げたこの裸族技は、リズムに合わせながらあらゆるアイテムに裸族パワーを注ぎ込み、それを合体させることで未知の裸族アイテムを作り上げる技なのだ!!」
ファルコン「言いたいことはなんとなく分かるがまずそれをしようとした理屈がおかしいだろ!!?つか、お前らのやったことはもはや合体ってレベルじゃねーぞ錬金術だろあれ!!?;」
ルフレ「あの男達の手足の絡み方、もはや知恵の輪レベルだぞ…」
アレス「これぞ、抜間さんサイドの新・裸族技「H(服脱ぐ)P(パワーで)N(何でも)T(作ろう)」だ!!そして今回初めてHPNTによって作り上げたのが何を隠そうこのバイク…その名も「マッパライダー」!!!」
マリオ「マッパライダーって何だよマッパライダーってwwwマッハライダーに喧嘩売ってるだろこれwwwしかもハンドルの代わりに男の勲章を握るとか嫌すぎるわwww」
アレス「さあスマブラチームよ。これは男達が持っていた車の鍵だ。ということで、後はまかせたぞ。我らは今からこのマッパライダーに乗って男達を警察に連れて行かねばならないのでな…」つ鍵

とりあえず、全世界のピコ太郎ファンやバイク愛好家及びマッハライダーのファンの皆さん、マジですみませんでしたOTLあと、今さらながら最近の裸族パワーは鍵を開けるわ錬金術師まがいのことをするわ何でもありだな;この新たな裸族技の登場に唯一ギャグカオス組に該当するマリオは腹を抱えながら大爆笑。しかし一方のルフレとファルコンは、もはやツッコミする気力も失せたようで、疲れ切った表情のまま裸族から車の鍵を受け取った。

ギガンテス「さあ、みんな乗るべ!!このまま警察に行くべさ!!運転はオラに任せるだよ!!(ブロロロロロロロ)」
裸族「それでは、さらばだーーーーーー!!!」
男A&男B「「お助けええええぇぇぇぇーーーー!!!(号泣)」」
ルフレ&ファルコン「「いっそそのまま無断駐車男達と一緒に逮捕されてくれ頼むから(死んだ目)」」


そして裸族は車の処理を三人に託したのち、男達を組み立てて作ったバイク…改めマッパライダーにまたがり、出所が謎すぎるエンジン音を立てながら夜の街に消えていった。




…その後、マッパライダーにされた男達は裸族達に散々夜の裸族ツアーに駆り出された挙げ句に、朝方に任天街のど真ん中でパンツ一丁、しかも身体中キスマークまみれで気絶しているのを警察に保護され事情聴取を受けることとなった。なお、このことは後に「スマブラ屋敷に無断駐車をしたら変態に改造される」というあながち間違いのない噂として爆発的に任天街中に広まり、それからというもの屋敷への違法駐車はピタリと収まったという……。

スカッとする(はずだった)話 ( No.89 )
日時: 2017/01/07 09:04
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

皆さんもマナーは守りましょう



case2:勘違い俺様なウザいDQN男にナンパされた


ゼルダ「リンク、遅いですね…やはり今日はトイレも人が沢山いるのでしょうか?」



とある大型レジャー施設の一角。そこにある広場では、可愛らしい服に身を包んだゼルダがベンチに座って恋人であるリンクを待ちわびていた。
彼が用を足してくると言ってトイレに向かったのはおよそ1分前のこと。トイレがやや遠い所にある上にレジャー施設が満員御礼状態な分男子トイレも混んでいるのかリンクが戻ってくる気配はなく、時間だけがゆっくりと過ぎていく。

ゼルダ「……早く戻ってこないかな…///」

リンクから預かったバッグを膝に乗せ、ファスナーについている狼のストラップを指先でいじりながら今か今かと恋人の帰りを待つゼルダ。今の彼女にとってはそんな退屈であるはずの時間さえも楽しく感じるようで、これから恋人と過ごすであろう甘い時間に思いをはせていた。


だが……





???「ねぇねぇ、そこの可愛い彼女〜?君、一人ぃ〜?」



なんと、大変空気が読めないことに突如としてその平和な時間に水を刺す人物が現れたではないか。おい、誰だよせっかくのノマカプに水を指したのは?


ゼルダ「あの、すみません……貴方は一体どちら様でしょうか……?」
ナンパ男「……ニヤニヤ」

ゼルダが顔を上げると、そこにいたのはド派手な色に染めた髪に耳にじゃらじゃらとついた大量のピアス、全体的に配色が死にまくっているだぼだぼの服に履き潰したサンダルといった風貌の男だった。


ゼルダ「えっと……」
ナンパ男「いやぁ〜、こんな退屈な日に舞い降りた女神とはまさに君のことだ!!まさにこのスーパーモテモテボーイの俺にふさわしい!君、一人でしょ?一人だよね??ね?」
ゼルダ「あのーすみません、盛り上がってるところ悪いんですけど私は今人を待っていまして……」
男「え、マジで?俺も一人なんだよねぇ〜!奇遇だなぁ!これってもしや、運命?ワオ!!俺の赤い糸が俺と君とを引き寄せたって最高にクールじゃない!?……というわけで、はい君今日から俺の彼女けってーい!!!さあ、どこへ行こうかハニー?」
ゼルダ「貴方私の話を聞いているんですか!!?さっき人を待っていると確かに言いましたよね!?というか、運命の赤い糸って!?しかも今から彼女って何!?;」

ナンパ男は戸惑うゼルダの手を引いて無理矢理立たせようとし……ってちょっと待て、何をどう聞いたら人を待っている=一人で暇してると変換されるんだ!!?;こいつバカか!?バカなのか!!?

ナンパ男「バカじゃないってのナレーション、ただこの可愛い子ちゃんが一人で暇してるみたいだから、優しい優しい俺が一緒にいてあげようと思っただけだって☆」

いやそんな押し付けがましい優しさなんざいらんわボケ!!誰が優しいって!?卑しいの間違いじゃないのか!?
まあそんなツッコミはさておき、どうやらゼルダは一人でぼんやりとしていたために目をつけられ、この優しい(笑)男にナンパをされてしまったようだ。男はゼルダの手を取り無理矢理立たせようとするが当然ながらゼルダは抵抗、ちょっとした小競り合いに。これが所謂DQNというものだろう。


ゼルダ「ちょっ、誰が暇してるですか!?私はここを離れるわけにはいかないんです。ですから、あっちに行ってください…;」
ナンパ男「ほら早く立って、僕達の甘い時間は待ってくれないよ〜?」
ゼルダ「いえ、むしろこうして貴方に絡まれてることこそが時間の無駄なのですが……」
ナンパ男「またまたぁ、そんな顔してちゃあ美人が勿体ないなぁ。ほらほら、どこに行きたいの?君みたいな子なら彼氏の俺がなんだってしてあげるからぁ〜♪」
カップルの男性「……さっきから見てればあの男、とんでもない奴だな……」
カップルの女性「ねー;あの女の人が迷惑そうな顔をしているのに気づかないのかなぁ……あんなんじゃあ一生独り身だよね;
女子高生「うげ、!何あれ、チョーキモいんだけど!!死ねくそ男!!女の敵!」
子供「うわぁーー!DQNだ!DQNだ!!生で見るとマジウッゼーー!女の子困らせるなんて最低じゃん!!」
ナンパ男「ほら聞いてごらん?周りも俺達のラブラブっぷりを羨ましく見ているよ♪」
ゼルダ「……いい耳鼻科紹介しましょうか?それとも脳外科がいいですか?;」

勝手に俺様理論全開でこちらの話も聞かずに話を進める男は大変にしつこく、なおかつ端から見てもマジラブ1000%どころかマジキモ1000%レベルであり、まーウザいことこの上ない。そのウザさたるや、ゼルダの口からもやや棘のある言葉が漏れてしまったり、堂々巡りするばかりの押し問答を繰り返すゼルダと男の姿に周りにいた人々がDQNに絡まれたゼルダを心配そうに見つめるくらいである。

ゼルダ「……はぁ、もう、はっきり言わなきゃこの手の人は分からないですよねきっと…あ、あの!話を聞いてください!」

やがてゼルダは、男のしつこさにしばしペースを乱されているうちに、こういう男にはキッパリと意思を伝えるべきだと悟ったらしい。先程までの戸惑いから一転、男をきっと睨みつける。



ナンパ男「ん?」
ゼルダ「すみませんが私、先程からおっしゃっているように人を待っているのです。ですから、お誘いには乗れません!;」
ナンパ男「えぇ〜、それって友達がいるってこと?オッケーオッケー、俺ってばやさしーから友達でも大歓迎だよwむしろ可愛こちゃんが二人も一緒なんて最高のハーレム「いえ、恋人ですし、れっきとした男性ですが?」……は?今、何て?」
ゼルダ「ですから、私はここでトイレに行った恋人を待っているのです。貴方の彼女になれませんし、なるつもりもありません。ですからお誘いには乗れません。信じられないのでしたら、証拠として彼と写っている写真もスマホにありますし、お見せしましょうか?」
ナンパ男「うっ……」


強い目つきで男を見据えながら恋人がいることをはっきりと伝えると、男はゼルダの思わぬ反撃にうっと口ごもった。まあ、人の話を聞こうとしなかった男もこうきっぱりと断言されては流石にゼルダが一人ではないことを認めるしかないのだろう。

ともあれ、これで相手もようやく自分が既に売約済みの身であることを知ったのだし、諦めてくれるに違いなi……


ナンパ男「……そうか、わかったぞ?……これは試練だな?だが、安心しろ……」
ゼルダ「……え?いきなり何をおっしゃって……」






ナンパ男「俺が君をたぶらかす悪い男から解放してやるぜぇぇぇぇぇーーーー!!!」
ゼルダ&ナレーション&周りにいた人々「はああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!?!?;」






……と思いきやどういうことこれ!!?なんとこいつ、いきなりワケわからんことをほざきだしたではないかぁぁぁぁぁぁーー!!?つか、そんなムリゲーな試練を繰り出す鬼畜なキューピッドがいてたまるか!?そんな鬼畜天使なぞどこぞの堕天使だけで充分だアホが!!!この展開にはゼルダだけでなく、ナレーションや周りの人々も流石に驚愕し思わずシャウトするしかない……;

ナンパ男「俺という最高の男に出会う前に最低辺男に捕まった君を助けてやるよ…そうすれば安心して俺の女になれるんだろぉ?」
ゼルダ「(゜Д゜)ポカーン」

とうやらこのナンパ男もとい脳内お花畑クソ野郎の頭では「恋人持ち→だったら悪い男から助けてあげりゃあ俺のものじゃんノープロブレムじゃん!俺あったまいー!!」というバカ丸出しなとんでも理論が完成しているらしい。すいません、そんな理論があってたまるかコノヤロウOTL

……えー、とりあえずうちも言いたいことは多々あるし、きっと皆さんも思っているだろうけど、あえて一言だけ言わせてください。





こ の 男 は 一 体 何 語 を 話 し て る ん だ ?バカなの?日本語通じてるの?


自分で書いてて「なんだこの男」と割りと本気で思いましたOTL

スカッとする(はずだった)話 ( No.90 )
日時: 2016/12/25 21:49
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


ゼルダ「あの、さすがにこの馬鹿の相手はもう嫌なんですけどOTLそろそろこの方を殴りたくなってきましたOTL」
ナレーション「心中お察ししますゼルダ様OTL」
ナンパ男「それで、俺達の愛を邪魔するその男ってそんなにひっでー男なのか〜??」

まあそんなわけで、ナンパ男はゼルダを連れていくためにまず障害となる恋人をどうにかしようと考えたようで、今度はしきりに恋人についてを聞き出そうとした。だがこれまでの流れでだいぶ消耗したのか、ゼルダはもはや男をまともに相手せずに、若干ずれた気がしないでもない相槌をうつ。

ナンパ男「なんだよ、教えてくれたっていいじゃーん?wまあ、君みたいな可愛い子を騙せるくらいなんだからさぞかし手慣れた奴なんだろうねぇ?」
ゼルダ「だから騙してないし、私も騙されたつもりはないですから;それに、彼は私が初めての恋人なんですからそんな騙すなんて酷いことできるわけが……」





ナンパ男「えwww初めてとかマwwwジwwwぶっほーーwww」
ゼルダ「……はい?」





……だが、恋人のことを口にした途端突然男吹き出しゲラゲラと笑い始めたではないか。この男の態度に、ぼんやりとしていたゼルダの意識も一瞬で覚醒した。

ゼルダ「今、何とおっしゃいましたか?」
ナンパ男「だから、いい年して経験ないのに調子こいたことするとか今時ダサいってのwwwそいつ、飛んだ身の程知らずなんだねぇ??ね?ね?」
ゼルダ「……あの、彼のことを何も知らない貴方が、偉そうに彼について語らないでください。あと、恋人でもないのに気安く私に触らないで!」

ゼルダが肩に触れた男の手を容赦なくはたき落とすのも構わずに男は相変わらずゲラゲラと下品な笑い声をあげ、顔も知らない「恋人」を嘲笑る。


ナンパ男「あーあ、俺みたいな超絶にいい男を知る前にとんだイケテないダサダサ男に誘惑されたなんて君は可哀想なんだなぁ…第一、恋人作るなら作るで身の程をわきまえて自分のランクにあったブス女選んどけって話だよなぁその彼氏もさぁwww」
ゼルダ「お言葉ではありますが、彼は貴方とは比べ物にならないくらいに素敵な方ですよ?何も知らない癖に好き放題言ったり勝手にイケテないと決めつけたり、いくらなんでもひどくないですか?」
ナンパ男「素敵ぃ〜?ないないないないwwwまともに女の相手してこなかった男がいきなりこんな可愛い子とかハードル高すぎっしょーーwwwやっぱり君みたいな素敵な子にはぁ、俺みたいなイイ男でなきゃね??」
ゼルダ「…………いい男?貴方がですか?」
ナンパ男「そう!!恋愛経験0の男ごときが君みたいな可愛い子と付き合ってるのなんてそんなのもったいないよ〜、そんな恋愛ビギナーの格好悪ーい男を相手しててもいつか泣かされちゃうんじゃない?www俺なんてねー、ざっと20人近くは経験してきたかなぁ〜おかげで女の子と付き合うコツとかテクニック知り尽くしちゃったしw」
ゼルダ「20人?…まあ、それはすごいですね…随分と経験が豊かなんですね?」
ナンパ男「そうそう!まあ、どちらかといえば俺の魅力に女の子がメロメロになっちゃったんだけどね。だからさー、君みたいなかわいい子にはそんなろくに女の子のことを知らなさそうな男よりも俺みたいに女の子のなんたるかを知り尽くした男の方が絶対満足するって!!」

……どうやら話を聞くにこのナンパ男、ゼルダの言う「恋人」との差をつけて自分に気を引こうと自身のプレイボーiもといヤリチn…じゃなかった、女性経験の豊富さをアピールする作戦に出たらしい。すいません、経験云々はともかくとして、話をやめない聞かない言わせないが見事に揃ったないない尽くし三点セット持ちのチャラいだけのDQN男によくもまぁ20人もの女が付き合ってくれたものだなオイ。

ゼルダ「……」

…だが、ろくに相手の気持ちを感じ取ろうともしないこの男は、自分にしつこくアプローチするだけならまだしも、愛する恋人を知らないDQNに侮辱されたゼルダがいよいよ我慢の限界を迎えたことなど知るよしもなかった。



ゼルダ「………なるほど、貴方のことはよく分かりました」



ゼルダは、唐突にスッとベンチから立ち上がると、ニコリと笑みを浮かべ……







ゼルダ「つまりそれって、今までそれだけの数の女性を相手してきたというのに、その中の誰ひとりとも奇跡的に上手くいかなかったから現在独り身であるということですよね?お言葉ですが、そんな女性との関係が長続きしない方が私を幸せにしてくださるとは到底思えないのですが…?」
ナンパ男「え…!?いや、えっとあれは、そう!相手の女共が俺に釣り合わなかっただけで…だから、君みたいな女の子なら確実に幸せに!」
ゼルダ「なるほど、すなわち貴方にとっては今までの「ご自身と釣り合わない」女性との恋愛は全く価値のないものだった、と…。お言葉ですが、それは女性がご自身に「釣り合わない」のではなく、単純に貴方が女性の良さや価値を「全く見ていない」だけなのではないですか?何せ、自分の都合ばかり押し付けて相手の話もまともに聞かない上に、聞いたら聞いたでイカした俺様ルール(笑)を展開して都合のいいように解釈するくらいに貴方は頭が悪くて自分勝手極まりない男ですものね。むしろ、そんな貴方によく20人もの方がお付き合いを許したものですよ」
ナンパ男「え…え…あの、ちょっと…;」
ゼルダ「しかも「相手の女性が自分に釣り合わなかった」と平気で女性に責任転嫁をする辺り、ご自身が相当な女泣かせであることに気づいていないみたいですね…。お誘いをしていただいたところ申し訳ないのですが…私は付き合ってきた女性を自分を引き立てるアクセサリー扱いしか出来ないような乱暴な方よりは、どんなに女性経験が浅くても私のことを尊重して宝物のように大切に扱ってくださる今の恋人とお付き合いをしていたいのです…」





ゼルダ「と、いうわけで……勘違い男は今すぐお引き取りくださらないかしら?いえ、いっそ今すぐに私の視界から永久に 追 放 し て 差 し 上 げ ま し ょ う か ?(^^)」
ナンパ男「」





す い ま せ ん 、 知 恵 姫 が 本 気 を 出 し ま し た 。
スマブラやSNS団でも指折りの優秀な頭脳をフル回転させてナンパ男を容赦なく会話のサンドバッグにする知恵姫の姿はある意味流石としか言いようがなく、しかもその姿にはこれまで女性を粗末に扱ってきたこと、やんわりと断ったにも関わらずしつこく上から目線で迫られたこと、そして何よりも愛する恋人を散々侮辱されたことに相当腹がたったのか、もはや男に対する躊躇いの「た」どころか「t」の文字すら感じない…というか、そもそもそんなものは存在しなかった。 そういやゼルダ、以前にも茅野と二人して魔女と化していたからな…;(初代スレの料理対決ネタ参照)


ゼルダ「……それでは、私はこのあたりで失礼させていただきますね。貴方もせめて次にナンパする時は、もう少し女性を優しく扱えるようになった方がいいですよ?」
ナンパ男「」←もはや返す言葉もない


ゼルダはナンパ男に止めの一言をいい放つと、トイレから戻ってきたリンクを見つけ真っ先に駆け寄りその場を後にした。一方の男はというと、その場で真っ白に燃え尽き、歴代恋人達と思しき名前を吐き出しながら未練がましくむせび泣いていたところを多くの人に目撃、ネットに情報を拡散され大いに笑い者にされたという…。



ナンパ男「あ…あぁ……ユミコぉぉ…エミぃぃ…カンナぁぁぁ……俺が悪かったぁぁぁ……戻ってきてくれぇぇぇーーー……!!!」




……なお、この光景をたまたま見ていた女性達やアップされた動画を閲覧した人々がゼルダに「すごくスッキリした!!」「クソ男を懲らしめた美女マジでGJ!!」と尊敬の眼差しを向けたほか(その中にはゼルダ同様男にしつこく迫られた者やかつて男と付き合って弄ばれた者もいた)、後にこのことをデートの土産話の最中に聞いた桃姫に「普段大人しい人ほど怒らせちゃいけないって話はあながち間違いじゃ無いんだなーってゼルダちゃんを見てるとつくづく思うわね。ともあれ、GJよ!」と親指を立てながら言われたことを追記しておく。



ゼルダ(…少し言い過ぎたでしょうか?でも、あの方にはあれぐらいがいい薬になりますよね。これを機に、もう少し女性を大切にしてくださればいいのですけれど)
リンク「…?どうしたんだゼルダ。なんだか浮かない顔をしているが…もしかして、待たせたから怒ってるか?だとしたら、待たせてごめんな;」
ゼルダ「いえ、何でもありません。ちょっと変な人に絡まれてただけですから気にしないでください。リンク、私次はあのアトラクションに乗りたいです♪」

スカッとする(はずだった)話 ( No.91 )
日時: 2016/12/26 21:45
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


case3: 電車で妊婦さんに席を譲ろうとしたら知らないDQNに横取りされた


アナウンス『間もなく、4番線から電車が発車します。危ないですから、黄色い線までお下がりください。間もなく、4番線から…』


カルマ「よっと、到着!はぁ、はぁ…何とか間に合ったね…」
瞬木「ああ、ギリギリセーフだったな…間に合わなかったらどうしようか焦ったぜ…」



とある休日の昼下がりのこと。この日、ギャグカオス組のオフ会に向かおうとしていたカルマと瞬木は、任天街大型ターミナルから目的地に向かう電車にほぼ駆け込み乗車同然で乗りこんでいた。

瞬木「あと少しで出発…っと。こういう時鍛えておいてよかったと思うよな」
カルマ「うん。にしても、電車だいぶ混んできたね…もう座れそうな所といったら、優先席くらいしかないよ?」
瞬木「まあ、無いよりはマシだろ…ふぃー、疲れた…」

ホームをダッシュで走った甲斐あって、出発まであと1、2分くらいといったギリギリのところでなんとかお目当ての電車に乗れた二人。だが、その分電車に乗り込んだ途端に安心感から疲れがどっと押し寄せ、息を整える合間にも額からは汗がじんわりとにじみ出ていた。
汗をぬぐいながらどこかの席に座って休めないかと辺りを見渡し、座れそうな場所を探す。すると、ちょうど優先席が二人分だけ空いていたのを見つけたので、これはラッキーと思いつつ二人は小走りで駆け寄った。


瞬木「ちょっと気は引けるが誰も座る奴がいねーなら座ろうぜ…ん?」
妊婦「よかった…間に合ったわ。ふぅ…疲れた…」


と、そこへ大きなお腹を抱えた女性がよたよたと電車に乗り込んできた。
おそらく臨月間近の妊婦であろうその女性も先ほどまでの二人同様に急いで電車に乗ってきたのかはぁはぁと息を切らしており、持っていた大きなバッグを床に置いて壁にもたれかかる。

妊婦「はぁ、はぁ………」
瞬木「なぁカルマ、あの女多分妊婦だよな?」
カルマ「大きなお腹、ウエストを締め付けないゆったりとしたワンピース、でっかいマタニティバック…妊婦以外に何があるのさ?タイミング悪いね−。瞬木…あんたならこういう時どうする?」
瞬木「どうするもこうするも、んなもん聞かれるまでもねーだろ?」
カルマ「だよねー、俺、あんたのそういう察しのいいところ嫌いじゃないよ」

二人は妊婦と優先席を交互に見比べてほんの一瞬だけどうしようか戸惑ったが、そこは普段はカオスを撒き散らすとはいえ弱い者いじめを嫌うカルマと母親思いの瞬木、お互いに目を合わせると優先席に座らずに妊婦に声をかけた。


瞬木「なぁそこの妊婦さん、ここ…よかったら座れよ。妊婦って腹がでかいから立ちっぱなしはつらいんだろ?」
妊婦「え!?そんな…そこは貴方達が座ろうとしていたのでは…?」
カルマ「いいっていいって。若くて体力の有り余っている俺達が座るよりは、赤ちゃん育てるのに沢山体力を使っているあなたが座った方がお腹の赤ちゃんのためにもなるよ」
妊婦「…ええ、ありがとう。あなた達優しいのね」

妊婦はにこりと微笑みながら深々と頭を下げ、カルマと瞬木に心から感謝をする。そんなカルマ達の様子に、周りにいた人々も「見た目によらずいい子達だなぁ」と感心したような目を二人に向けていた。



だが…………





妊婦「では、お言葉に甘えて座らせてもら「よっし間に合った!!あ、ラッキーここ座れるじゃん!!!」「マジで!?座ろうよ!!」きゃあっ!!!」
カルマ&瞬木「「!!!?」」




何と妊婦が席に座ろうとしたまさにその時、駆け込み乗車をしてきた二人組の若い女が妊婦を突飛ばして席を横取りしてしまったではないか!!?


女A「あー、よかったねー!うちらチョー疲れてるから座れないとかマジで地獄だし!!」
女B「だよねだよねー!いやー、都合よく席があってラッキーだったわ!」
瞬木「おい、大丈夫かよあんた!?」
妊婦「あいたた…いきなり誰かがぶつかって…;」
カルマ「……随分非常識なことをするねいやはや……」

瞬木は突き飛ばされて倒れた妊婦にとっさに駆け寄りゆっくりと立たせ、カルマは転がり落ちたバックを拾って妊婦に手渡す。だが、当の突き飛ばした女達は一同を無視した上に二人でペチャクチャと雑談をする始末であった。

瞬木「…おいカルマ、こんな公共の場でこんなことを言うのも何だが、状況が状況だしそのアバズレ共に一言言うくらいならバチは当たらねーよな?」
カルマ「だよねー、俺も同じこと思ってた。ちょっと言ってやろうか?」
妊婦「え……。あの、私なら大丈夫だから無茶は……」

妊婦を突き飛ばしておきながら謝罪の一つもしない女達のあまりの非常識さに顔に青筋を立てるカルマと瞬木。その中学生とは思えない極悪面にギョッとした妊婦が慌てて止めようとするも二人の怒りは収まるわけもなく、妊婦を制すと顔に青筋を立てて悠々と優先席でくつろぐ女達をギロリと睨み付けた。

カルマ「いや、あんたがよくても俺達の気がすまないよ……。ねぇそこの人達、ちょっといい……話があるんだけど?」
女A&女B「「!!」」
カルマ「その席は優先席な上に、たった今俺達がこの妊婦さんに譲ろうとしていたところなんだけど?よく平気な顔をして座れたものだよね?」
女A「は?」
カルマ「は?じゃないよ……。しかも何?さっき明らかにこの妊婦さんを乱暴に突き飛ばしてたよね…この人のお腹が大きいのが見えなかったの?明らかに優先席を使うべき人がいるのに居座りつづけるのはあんたらのその厚かましさとバカさ加減に免じて10000歩譲っていいとしても、突き飛ばしたのはよくないよね?下手したら妊婦さんは危うく大惨事だったんだよ。せめて謝罪の一つでもしたらどうなのさ??」
女A「……」
女B「……」
瞬木「……おい!!このクソアマ!!さっきから黙ってねーで何か言ったらどうなんだ……」





女A「Hey, do you know what you, these Funny men of the head say?」
女B「No, I never know what they say! In the first place we do not do any bad thing. However, it is not what except the nuisance to accuse it unjustly! I want you to go there early!」
女A「Be fagged out quickly!!」
妊婦「え…?」
瞬木「……は!?」





何とこの女達、二人を一瞥した途端に英語で喋り始めたではないか!?先ほどまでは確かに日本語でペチャクチャと駄弁っていたはずなのに、突然のこの掌を返したような切り替えは何なのか…。

スカッとする(はずだった)話 ( No.92 )
日時: 2016/12/27 00:34
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


英文は翻訳サイト使ったので文法的におかしいところあるかもですが、細かいところはスルーしてくださるとありがたいです;



どうやらこのクソアマもとい非常識女達は、英語で会話することでこの場をしらばっくれようとしているようだ。事実、椚が丘中トップクラスの成績保持者であるカルマにはともかく、瞬木は会話の節々にある単語しか聞き取れないため、飛び交う英単語にどうしていいかわからず、ハテナマークを飛ばして戸惑うばかりである。

カルマ(…そういうことね。つまり、英語で喋って日本語を分からないふりをしてしらばっくれようってことか)
瞬木(よりによって英語かよ…なぁカルマ、こいつらの言うことわかるか?;)
カルマ(直訳すると、「こいつらなにいってんだよwwwあたしらはなーんも悪いことしてねーってのさっさと失せやがれwww」みたいなことを英語で捲し立ててるよ。まあ、俺に言わせれば日本語混じりのへったくそ極まりない発音だけどね?ビッチ先生が聞いたらダメ出しの嵐だろうねーこれ)
瞬木(へいへい、どうせオレはあんたと違って万年追試常連者だっての;)
妊婦「え、これって英語……?でもさっき、確かに日本語でしゃべってたはずじゃあ……?あのー…「Shut up!」「ーー!!あっぶね!!(ドカッ!!)」ひっ!!?」
カルマ「瞬木!!?」

と、何とこの女達それだけでは飽き足らず、流石に呆れて文句を言おうとした妊婦に逆ギレし、膨らんだお腹を殴ろうとしたではないか!!幸いにも不穏な動きを察した瞬木がとっさに妊婦をかばったために無事だったが、下手したらただではすまなかっただろう。これには妊婦や周りで様子を伺っていた一般の乗客達もただただ口をあんぐりさせるしかない…。


瞬木「いって−、腹にクリーンヒットかよ…んだよこの女どもは!!おいあんた、大丈夫か?腹に違和感とかは……;」
妊婦「え、ええ、なんとか大丈夫よ…かばってくれてありがとう……」
サラリーマン「え?あの女達、妊婦を突き飛ばした上にあそこまでするか…?;」
子供「ねぇねぇママ、あのお姉ちゃん達は外人さんなの?」
主婦「いいえ、わざと外人さんのふりをして嘘をついているのよ。あんな大人になっちゃ駄目よ?」
瞬木(……カルマ、このクソアマ共どうするよ?あんたはともかく、俺は英語はからきしだし何にも言い返せねーぞ。それに、ここは電車だから迂闊に荒々しいことは出来ねーし…)

瞬木は、立ちはだかる言葉の壁とここが電車の中であることに、果たしてこの女達をどうしたもかと頭を悩ませる。しかし、一方のカルマはにんまりと悪どい笑みを浮かべたかと思いきや瞬木に目配せをしてきたではないか。

カルマ(大丈夫、俺に考えがあるよ。瞬木、あんたは英語とか日本語とか深く考えずに適当に俺に話を合わせてくれればいいからさ♪)
瞬木(…?)

意味ありげに笑うカルマの言葉に首を傾げる瞬木。よく分からないが、ずば抜けて賢い彼のことだからこの女達をギャフンと言わせる何かいい考えがあるに違いない…そう判断した瞬木は、カルマの言うとおりにアドリブで適当に相槌を打ってみることにした。



瞬木「…はぁ、しょーがねーな。おいカルマ、こいつらにはどうやら英語しか伝わらねーみたいだぜ?」
カルマ「そうかなー?さっきまで確かに日本語でペチャクチャお喋りしていたと思ってたんだけど……ちょっと他の言葉で試してみる?(スタスタスタ…)」
妊婦「え?あの、そちらは優先席…彼は一体何をするつもりでしょうか…?」
瞬木「さあね。オレにもわかんねーが…まあ、あいつのことだからさぞかしいい作戦なんだろうさ」

台詞に合わせてカルマはアドリブをしつつ、そのままスタスタと女達の座る優先席まで歩み寄っていく。そして瞬木と妊婦が息を呑んで見守る中、カルマは女達の目の前でピタリと立ち止まった。果たして彼の考えとは……?



カルマ(今だ!!耐えられるものなら耐えてみなよ…!)







カルマ「バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカry」
瞬木「ブッファーーー!!!wwwwww」
女A「!!?」





はい、めっちゃくちゃ単純でした(爆)。えー、カルマが何をしているかを一応説明すると…女達に近い位置に立ったカルマが他の乗客の迷惑にならないように彼女らにしか聞こえない声の大きさを保ちながらひたすら「バカ」を連呼し始めたのである。すいません、やってることが小学生レベルなんですが?

瞬木「なるほど、そういうことかwwwやっぱあいつ頭の出来が違うわーwwwまあ確かに、本当にあいつら英語しか分からねーなら「バカ」って単語の意味も知るわけねーもんなwwwww」
妊婦「言いたいことはなんとなく分かるのですが、あの赤髪の方の口の動きが早送りみたいになっててちょっと怖いのですが…しかも女性を見下ろすあの目から狂気を感じる…;」
女A「……(プルプル)」
女B「……(プルプル)」
カルマ「…うーん、ダメかぁ。やっぱり日本語じゃなくて英語じゃなきゃ伝わらないのかもねー?」
瞬木「…だったら、試しに英語で話しかけてみよーぜ?今度はオレがやってみていいよな?」
カルマ「いいけど…あんた英語わかるの?」
瞬木「任せろって!見てろ〜……」

女達は突然のバカ連呼に一瞬ピキリと顔を引きつらせはしたが、なんとか堪えてシカトを決め込もうとするようだ。この姿に、瞬木はすぐにカルマのやろうとしている事を理解すると、笑いを必死に堪えながら女達の前に歩み寄り、口を開き…






瞬木「クソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチry」
カルマ「ちょwwwwwwwww」
女A&女B「「」」







はい、赤い悪魔に続いてこのダークサイドもやらかしました。いや確かにその程度の単語ならお前でも分かるだろうけどwwwカルマ同様声の大きさは気を遣っているとはいえ、女達には丸聞こえだからさっきから顔に浮かんでいる青筋半端ないぞwwwwww


なにこの精神攻めwww

スカッとする(はずだった)話 ( No.93 )
日時: 2016/12/26 19:46
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


カルマ「瞬木あんた最高だよwwwファーwwwwwwwwww」
女A「……(##^ω^)ピキピキィ…」
女B「……(##^ω^)ピキピキィ…」

こんなことをされるのは相当の屈辱なのか女達は顔を茹で蛸のようにしながら瞬木とカルマをギリリと睨みつけるが、カルマも瞬木も声を抑えているので、端から見れば女達の前に立ちすくむ二人の男と、顔を真っ赤にした二人の非常識女(と、それを困り顔で遠巻きに眺める妊婦)にしか見えない。

瞬木「クソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチ…」
カルマ「待って瞬木!さすがにそれだと相手には伝わらないんじゃない?」
瞬木「ん?」

と、ここで大爆笑していたはずのカルマが突如として瞬木にストップをかけた。瞬木も目をぱちくりさせる。彼の発したクソビッチの一体何が問題なのか…いやまぁ、まず人に対してクソビッチ連呼って時点で色々おかしいんだけれどもね?


瞬木「伝わらない?どこが問題なんだ?だってビッチって英語なんだろ?あんたの所の英語教師も言ってたじゃねーか」
カルマ「問題大ありだよ!だって…」







カルマ「「ビッチ」はともかく「クソ」は英語じゃないから伝わらないって!!」
瞬木「そうだったぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!オレとしたことがなんたる不覚!!!」
ナレーション「そwwっwwちwwかwwよwwwwwwwwww」
女A&女B「「(´°ω°`)」」


おいwww何かと思えばそっちにツッコむのかよお前はwwwいやまぁ確かに言われてみればそうなんだけれどもwwwwww


瞬木「やっべー、うっかりいつものノリでクソビッチって言っちまった…こいつら日本語分からない(笑)から日本語を使ったら失礼だよな?じゃあ気を取り直して…ベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチry」
カルマ「いやいやいやいや俺が言いたいのはそういうことじゃないwww厳密に言えばベリー(very)は形容詞や副詞を修飾する言葉だから名詞であるビッチにつけたら文法的に変なことになるんだけどwwwまあ、母国語が英語なのか日本語なのか分からないこいつらにはちょうどいいのかもねーwwwww」
女A「(#######▼益▼)ピキピキピキピキピキピキ」
女B「(#######▼益▼)ピキピキピキピキピキピキ」

先ほどよりも無駄に発音に気を使ったベリービッチ連呼を始める瞬木と、笑いで割れそうになる腹筋を堪えながら文法のミス(ついでに女達に対する精神攻撃)を指摘するカルマ。もはや優先席の周りではなんとしてでも女達の本性を暴きたいクソガキと、英語しか分からないふりを続ける女達との耐久レース会場と化していた。
…そして、そんなアホなやりとりを続けているうちに、意外にあっさりとその時は訪れた。






「もう限界!!!!ちょっと!あんたらさっきからふざけてるの!?さっさとどっかに消えればいいものを好き勝手言いやがって!?」






女達は顔を真っ赤にしてガタンと立ち上がった!カルマと瞬木による数多の挑発に怒りが抑えきれず、責任逃れをしようとしていた女達の化けの皮がとうとうはがれ落ちたのだ。


カルマ「ふん、やっと化けの皮がはがれたね。やっぱりあの英語はダミーだったんだ?それなら俺達がさっき言ったこともわかってるはずだよね?」
女B「は?なんのことだよ?」
瞬木「しらばっくれるんじょねーよ。この妊婦さんを突き飛ばしたり腹にパンチしようとした件をまさか忘れたとは言わねーよなぁ??」
女B「あー、そんなこともあったっけ?でも、それが何さ?あたし達が座る前にさっさとそこのババアが座れば良かったじゃん?」
瞬木「話聞いてなかったのか?オレ達が席を譲ろうとしていたってちゃーんと話したはずだぜ。それに、無理やり相手を突き飛ばした時点で「先に座ってろ」もクソもねーだろ!?」
女A「あ、そうなんだーwwごっめーん、聞こえなかったぁー!!」
カルマ「…はぁ…あんたらがここまでバカだとは思わなかったよ。瞬木、そんなバカには何を言っても無駄だからやめときなよ。それとあんた達、会話に夢中で落とし物してるけどいいの〜?」
女A「は?…あ、あんた!!それ…!!」

言い争いの最中で意味ありげににっこりと微笑んだカルマの手には、いつ手に入れたのか手帳らしきものが二つ握られていた。それを見た女達は途端に血相を変えて飛びかかってきたが、カルマはひょいと身を翻しながら女達の特攻を避ける。


女A「ち、ちょっと!それあたし達の生徒手帳じゃん!あんたいつの間に取ったの!!?」
カルマ「まあまあ落ち着いてって、俺はただ落ちていたものを拾っただけだよ?ポケットの中にねwww」
瞬木「おまwwwそれ落ちてたとは言わねーよwww」
女B「は!?さっきから散々人を舐めたような態度をとるわ勝手に生徒手帳パクろうとするわサイテーだな!!返せよこのクソが!!!」
瞬木「おい、妊婦を突き飛ばしたり腹を殴ろうとしたりして赤子殺し一歩寸前までやらかしたテメーらの方がよっぽど最低だっつの!いくら何でも、やっていいことも悪いことっつーのがあるだろーが!!」
女B「は?腹殴ったくらいじゃあガキはくたばんねーよ!くたばったとしてもガキを守る母親が打たれ弱いもやし女なだけの話だろーがよ!あたしらはなーんにも悪くねーし!」
妊婦「そんな…!?ひ、酷い……赤ちゃんが死んでいたかもしれないのにそんな言い方…!」


いつの間に手帳をスったカルマに食ってかかる女達と、女達の暴言に負けじと言い返す瞬木の怒鳴り声ので電車の中は一触即発状態に。しかも最悪なことに女達が妊婦に対してあまりにも身勝手かつ差別的な言い方で罵倒するものだから、場の空気はさらに悪化する一方であった…。
…だが、この後カルマが放った衝撃の一言によって、今にも大乱闘に発展しかねなかった雰囲気が一瞬で収まることとなった。


なぜなら……

スカッとする(はずだった)話 ( No.94 )
日時: 2016/12/26 00:26
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

カルマ「妊婦さん、そんな女のいうことなんて気にしなくてもいいよ?…いやぁ〜、それにしても偶然だねぇ?」
女B「は?何が偶然なんだよ?」
カルマ「だって…」








カルマ「さっきから非常識なことばっかりするから一体どこの底辺校かなーと思って手帳を見てみればまさかの椚が丘、しかも三年A組だったなんてさ?奇遇だね、実は俺も椚が丘中、しかもエンドのE組なんだよねぇ〜? あまりに衝撃的だったから思わずうちの担任に電話して浅野理事長に繋いでもらっちゃった☆(ポケットからスマホ登☆場)」
女A&女B&妊婦「ゑ?」






すいません、ここにきてとんでもない核弾頭が放たれました。カルマのカミングアウトに一同が一斉に彼に注目すれば、その右手にある女達の手帳には椚の実を象った校章が確かに刻印されており、左手にあるスマホには「通話中」の文字が浮かび上がっていた。しかもこの悪魔、ご丁寧にスマホを最大音量のハンズフリーモードにするという徹底ぶりである。…言いたいことは多々あるがとりあえず、お前どのタイミングで電話をしたんだ?もはや手さばきが中学生のものじゃねーぞこれ。


カルマ「…というわけで、浅野理事長サン、聞こえる〜?」
浅野『聞こえてるよ。全く、君達の化け物担任がいきなり押しかけてきたから何事かと思いきや、まさかこんな騒ぎになっていたなんてね…。赤羽君、後でそこの妊婦さんの連絡先を聞いておいてくれないかな?後日僕から改めてお詫びを入れさせていただくよ』
女A「浅野理事長って、え……まさかあんた椚が丘だったの!?;」
女B「……待って、制服じゃなかったから気づかなかったけどまさかこいつ、学校で一番の秀才兼不良って噂の、あの赤羽カルマじゃない!?;」
瞬木「ちょwwwまさかDQN女が椚が丘中だったとはなんつー偶然だよwwwこれお先真っ暗じゃねーかwwwあ、一応言うけどオレは違うからな妊婦さん?」←海王学園
妊婦「あの、椚が丘中って確かあの都内有数の超名門進学校よね…?まさか、そちらの親切にしてくださった赤毛の男性はともかく、私を突き飛ばした女性の方もそうだったなんて……しかもお電話の相手って、そこの理事長さんなのよね?;;」
カルマ「そうだよ。ちなみに、「あんたらさっきからふざけてるの!?さっさとどっかに消えればいいものを好き勝手言いやがって!?」辺りから電話は繋がってたよ。いやー、上手いこと挑発に乗ってあんたらが自滅発言を連発してくれてよかったよwww」
瞬木「待てwwwお前あの流れでいつの間に電話かけたのかよwwwファーwww」

電話の相手がまさかの椚が丘中の化け物理事長こと浅野學峯だったことに、女達も妊婦のみならず、電車にいた他の乗客達も戸惑いを隠せない。特に女達は先ほどまでの挑発体制はどこへやら、一気に顔を真っ青にしてガタガタと震えだした。


女A「………;」
女B「………;」
浅野『やれやれ、赤羽君は相変わらず予想外はことばかりやってくれるね。…さてと、話は聞かせてもらったよ?○○さんに△△さん。どうやら、一般人…しかも妊婦相手に大層な無礼を働いたみたいだね?』
女A「えっと、これはその……;;」
女B「違う…あたし達は何もしていな………;;」

女達が必死に言い訳を考えて挙動不審になるが時既に遅し、彼女達の言動は電話によって全て理事長に筒抜けとなっているのだ。しかもカルマ同様に三年生で進学に大切な時期であるにも関わらず、DQNとしか形容しようのない行為といい先ほどの妊婦の腹にパンチをしようとしたことといい、その行動や発言は極めて悪質極まりない。

…皆さん、もうおわかりですよね?そう、こんなことをした女達は…





浅野「椚が丘中の生徒がこんな非常識なことをするなんて非常に残念だよ…。しかもデータを調べてみたら君達、福祉系の高校に進学を希望しているみたいだね?誠に残念だけど、君達みたいな社会的弱者を労れない、むしろ障害事件一歩手前の悪質な行為をした生徒にいい内申点なんてあげられないし、ましてや素知らぬ顔して福祉系に進学しようだなんて聞いて呆れるね。…というわけで、後日保護者を交えた進路についての三者面談をしようか?」
女達「「」」
カルマ&瞬木「「ざwwwまwwwあwwwm9(^Д^) プギャー!!」」





……後日、浅野理事長は「この度はうちの生徒がご迷惑をおかけしました」と妊婦に直々に謝罪をした上で、病院の検査費用を全額負担することと女達には椚が丘側で厳正かつ適切な処罰を受けさせることを提案、妊婦もそれを承諾したことでこの事件は丸く収まることとなった(幸いなことに、お腹の子供は無事だった)。
カルマと瞬木は事の経緯を聞いた殺せんせーと円堂から「気持ちはわかるが電車の中で騒いだのはちょっとやりすぎだ」とお説教をされたくらいで大きなお咎めはなし。対して女達は保護者を交えて行われた三者面談にて、推薦入試で決まっていた福祉系高校の内定取り消しとA組からD組への格下げという厳しい処分が下されたが、そのことで女達に同情する者は誰一人としていなかった。




今年最後の更新がクリスマスもくそもない話ですみません;でも書いてる側としては普段あまり書かないDQNや久々の裸族や裸族パフォーマンスを沢山かけて結構楽しかったですハイ。
そんなこんなで色々ありましたが、カキコの皆様、今年も一年お世話になりました。来年もどうぞ抜間さんとSNS団をよろしくお願いいたします。

感想おK。皆様、よいお年を〜!





CASE:おまけ

前原「たまに思うんだけど、何で女って胸の大きさですあーだこーだ言うんだ?そりゃあデカイ方がステータスっちゃあステータスだろうけど、小さいからって別に死にはしないんだからいいじゃないかwww」
茅野「じゃあ前原はチ〇コの長さが今の半分以下になっても文句は言わないって誓える?「うわーwwwなにこのアルトバイエルンサイズはwwwちっさwwwマジで男としてないわーwwwファーwww」って彼女に言われても我慢出来る??」
前原「ごめんなさい俺が悪かったですマジですみませんでした許してくださいOTL」