二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ショートショート 空想職業案内 ( No.2 )
- 日時: 2016/08/02 10:38
- 名前: 黒猫δ (ID: R1HrIXSx)
……ここは白黒の館。様々な世界に通じる不思議な場所、その一角の小さな小部屋で作者、黒猫δは独り何かの仕度をしていた。部屋の中央には何かの機械がおいてある。
黒猫δ「状況説明ありがとう、ナレーション......と言うことで先ずは登場して貰おうかな」
黒猫δがそう言うとドアがギィと音を立てて開かれる。そこには、四人の少年(うち一人は青年なのだが、そう見える)がいた。
???1「失礼します...」
???2「すみません……迷子になってました……」
黒猫δ「部屋数多いからね...うん、これからは案内人を用意しよう」
???3「初めまして、黒猫δさん。……遅れてすみません」
???4「ここであってる……?」
ここは確かに、部屋数がおおい。そのため、迷ってしまったゲストがいたようだ。これからは部屋までの案内をつけよう、そう思いつつ黒猫δは少し辺りを見回してからこういった。
黒猫δ「ようこそ、白黒の館へ。僕はこの館の主、黒猫δです。黒猫でもデルタとでも呼びやすいように呼んでください……まぁまずは自己紹介でもしましょうか」
黒猫δが自己紹介をしたあと、他の面子も自己紹介を始めた。
???1→中島敦(以下敦)「僕は中島敦、よろしくお願いします」
???2→アレン「僕はアレン・ウォーカーと言います。よろしくお願いしますね」
???3→レオナルド「僕はレオナルド・ウォッチです。ええと、特徴?は目が良いです、よろしくお願いします!」
???4→苗木誠(以下苗木)「僕は苗木誠、誰よりも前向きなところが取り柄...かな?よろしくね」
こうして全員の自己紹介が終わった。今回呼んだのは私の扱うアニメの主人公達であり、マイナーな方から有名な方もいる。
皆の自己紹介が終わったのを見計らい、黒猫δは部屋の中央に置いてある機械に一枚のディスクを挿入する。
黒猫δ「今回の企画は『空想職業案内』だ」
レオナルド「空想職業……ですか」
アレン「そもそも僕の仕事が空想職業だと思います……」
苗木「確かに、エクソシストは聞きませんね……僕の町では……」
敦「仕事……はしてますね。でもなぜ?」
黒猫δ「……面白そうだから……かな?」
彼らはめいめい話始める。っておい、面白そうだからでなんでも済まさないでくれ……
レオナルド「……ところで、一体どうやってそんなことするんですか……?」
黒猫δ「診断メーカーだよ」
苗木「診断メーカーですか?」
黒猫δが中央の機械を指差し機械を説明する。しかしあまり理解はしてもらえなかったようだ
黒猫δ「じゃあ、僕からやってみるか……」
見本を見せるために黒猫δはその機械を手のひらの上にのせる。
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黒猫δは『星拾い屋』です。眼鏡を使用します。仲がいいのは『遊覧気球屋』、悪いのは『影縫い』。追加要素は『末っ子』です。
黒猫δ「……だそうです」
アレン「いや、意味わからないですよ?特に話の趣旨が」
レオナルド「僕もよくわからないですよ……でも『星拾い屋』ですか……星術式を使うからあっているのは確かですね……」
敦「うーん……まぁ異世界のハローワークってところですかね。」
苗木「理解早っ!!僕の世界はあなたたちみたいな人達いませんよ……」
まだよく話の趣旨を理解できないが、とりあえず企画を続ければわかるだろう。
- ショートショート 空想職業案内 ( No.3 )
- 日時: 2016/08/02 10:34
- 名前: 黒猫δ (ID: R1HrIXSx)
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敦「じゃあ、つぎは僕の番ですね……」
敦は黒猫δと同じように手のひらに機械をのせる。
中島敦は『草原航海士』です。 腕白な性格で、小太刀を使用します。仲がいいのは『踊り子』、悪いのは『薬師』。追加要素は『器用』です。
敦「いや、草原航海士ってなんですか」
黒猫δ「なんかRPG風の職業だね」
レオナルド「……なんとなーく、企画の趣旨がわかりました……」
苗木「なんか、大分前にポ○モンの映画の曲でそんなのがあったような……」
アレン「メタ発言は禁止ですよ!?」
敦「でも、器用貧乏だなぁ……僕なら」
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アレン「つぎは僕の番ですね……」
そういって、アレンは手のひらに機械をのせた。
アレン・ウォーカーさんは『歌うたい』です。照れ屋な性格で、ナイフを使用します。仲がいいのは『魔法屋』、悪いのは『遠距離通信士』。追加要素は『半妖』です。
アレン「『歌うたい』ですか……追加要素の半妖はティムのことでしょうか?」
黒猫δ「アレンはナイフよりソードだと思うのだが……」
苗木「まだ変なの出てない辺りいいんじゃないかな……」
アレン「でも、照れ屋ではないですよ!照れ屋なのは神田だけで充分です!」
レオナルド「必死だなぁ……」
アレンは照れ屋の部分は認めなかった。まぁそうだよね、神田のほうが照れ屋かも知れないね。……でも、実際上どうなんだ?
続きます
- ショートショート 空想職業案内 ( No.4 )
- 日時: 2016/08/02 10:36
- 名前: 黒猫δ (ID: R1HrIXSx)
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レオナルド「つぎは僕ですね……変なのでなきゃいいですが」
レオナルドは恐る恐る機械を手にのせた。
レオナルドは『人形使い』です。せっかちな性格で、お札を使用します。仲がいいのは『季節菓子職人』、悪いのは『射手』。追加要素は『器用』です。
レオナルド「出たよ!器用!これ、誰が出ても器用貧乏でしかない気がしてきたよ……」
アレン「これが本当ならレオナルドさんの友人にお菓子つくってほしいです……ジュルリ」
黒猫δ「アレンくん、どうどう。お菓子は持ってくるから少し待ってて」
敦「お札ですか……なんか、僕の世界ならいそうですね」
苗木「人形使いで使うのはお札……何、これは一種の弾幕ゲー?」
レオナルド「うわぁぁぁ!!!???まんまだぁぁぁ!!」
レオナルドががっくりと膝をつきました、はい。まんま東方のアリスさんですね、どこからか「シャンハーイ」って聞こえてきそうだな……
シャンハーイ……
レオナルド(ビクッ
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苗木「最後は僕ですね……」
苗木は(さっきのがあったため)ビクビクしながらその機械を手に取った。
苗木誠は『狩人』です。暢気な性格で、扇を使用します。仲がいいのは『雲操屋』、悪いのは『封魔師』。追加要素は『毒舌』です。
黒猫δ「うわぁ、なんか、ぴったりだなぁ……」
苗木「どこが!?」
アレン「十神さんに辛辣なところとか」
レオナルド「学級裁判で言葉の矛盾や証拠を探すところとか」
敦「誰にでも話しかけられますからね」
黒猫δ「……だ、そうだよ?苗木くん。反論あるかな」
苗木は他の面子らにロンパされました。狩人、毒舌と出たとき、内心で大爆笑したのはしまっておこう。
黒猫δ「ナレーション、自重しようか。」
そういいつつ、黒猫δはお菓子を持ってくる。
アレン「うわぁ……!美味しそう!」
黒猫δ「そりゃ、よかった。……さて、企画も終わったし、食べようか……」
_______これは、あるのどかな昼下がりのこと____
End,
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