二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.39 )
日時: 2016/09/06 00:27
名前: 黒猫δ (ID: R1HrIXSx)
参照: http://C.C. black

さて、投稿していきます。



マリオ「……誰だ?」



マリオが足音のした方を向く。そこには黒髪の女性と藍色の髪をした少年の姿があった。


室井「誰だ?お前ら」

花咲「ヒョウくん、口が悪いよ……」

桜橋「いつものことじゃね?」


ミナ「私は多次元世界の無を司る女神エンドゥミナよ。よろしく」

立花「……僕……立花、満……です。よろしく……」

リナリー「そんなに固まらないでも大丈夫よ?立花くん」


病院にて、新たな仲間を迎え入れ、暫く休憩した。
そして、時計が午後3時を回るころ、皆でこのあとどこへ向かうかを話し合っていた。



レオナルド「受付に地図がありました。これから見るに、大きな施設は市役所と警察署、テーマパークですかね……」


そういって、レオナルドは地図を皆が見えやすいように広げる。



室井「確か、市役所には図書館も併設されていたな……」

マリオ「ここからテーマパークは遠いな……」

アレン「警察署ってこの町の監視カメラのモニターがあるんでしたっけ」

トクマ「図書館があるなら、月宮財閥のことも調べられそうだな」

立花「……いくと、したら……二択、だね……」

ミナ「そうだな。……なら、警察署、市役所の二択だな。どうするマリオ?」



地図を見ながら、集まった17人は互いに思案し合う。その結果、二手に別れて、警察署と市役所(兼図書館)に向かうこととなった。



マリオ「では、どのように別れようか……カオスディーラーは分けた方がいいだろうし……」


マリオはどのように別れるか思案する。人工カオスディーラーは、今ここにいる3人のカオスディーラーを狙っているだろう。
そのため、一チームに全員を入れると、そちらのチームだけ襲われかねないのだ。



太宰「それなら、カオスディーラーはミズキくんと、それ以外に分けるといいと思うよ?」

芥川「なぜですか?太宰さん」


太宰がひらめいた、とでも言いたいかのように人差し指を立てて言う。そんな太宰に芥川はなぜ、そう分けたのかを問う。


太宰「ミズキくんは、聞いたところによると、剣を出して戦えるし、魔法とかも強いものがある。レイくんも強いけど、彼は少し機動力に欠ける。虹宮くんはサポートだから、誰かと一緒がいい……と考えたんだよ」


芥川の問いに太宰はこう答えた後、少しニヤリと笑った。


ルイージ「確かに、そう分けた方がいいかもね……じゃあ、カオスディーラーはミズキくんとレイさん、虹宮くんペアで分けて……」


ルイージはそういって、病院の受付に置いてあったコピー用紙にボールペンで名前を書く。


レオナルド「他の人はどう分けましょうか……」


暫しの沈黙が辺りを包んだ……


☆☆*☆☆




Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.40 )
日時: 2016/09/06 23:09
名前: 黒猫δ (ID: R1HrIXSx)
参照: http://C.C. black

マリオ「……これで分けられたか?」


そういって、マリオは先程ルイージが書いていた紙をみんなが見えるように床に置く。(病院を探索したが、エントランスホールにいる)

ちなみに……

警察署組
ミズキ
トクマ
室井
アレン
ルイージ
レオナルド
ピカチュウ
花咲
芥川


市役所組
レイ
虹宮
桜橋
リナリー
マリオ
立花
エンドゥミナ

太宰

と別けられている。


桜橋「ようやく決まったねぃ……」

ミナ「なかなかに決まらなかったな……特に敦と芥川が」


エンドゥミナがいったように、敦と芥川が決めている最中、揉めまくっていたのだ。それを……


トクマ「沈められてよかった……」



トクマの後ろには、少し顔を膨らませた敦と、そっぽを向いている芥川がいた。あまりにも二人が揉めていたので、トクマが沈めた結果、なんとかなったのだ。


トクマ「それじゃ、俺も探索に向かうかな〜。なんか面白そうなものありそうだし」

敦「あ、僕もいきます!」


とりあえず、二人が揉めていたのを沈めたので、トクマは受付の探索に加勢に向かう。すると、敦もついてくることにしたのか、トクマについて、受付へと向かった。



☆*☆*☆




エントランスホールに残ったマリオ、虹宮、室井は先程の二手に別れる行動をいつ始めるのかを考えていた。



室井「しかし……今から行動するのか?」


そういって、室井は外を見る。まだ辺りは明るいが、エントランスホールに掛かっている時計の針はすでに午後5時を指していた。


マリオ「いや、別れてから暗くなって襲撃を受けたらひとたまりもない。朝になるまでここで待とうと思う」

虹宮「その方が懸命だと思います。多分、このままでは、向かっている途中で暗くなってしまうと思います」


室井の問いかけにマリオが答える。虹宮はそれに同意した。

出発は明日になりそうだ。そう思った室井は、ふっと病院の天井を仰ぎ見た。



*☆*☆*



Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.41 )
日時: 2016/09/06 00:31
名前: 黒猫δ (ID: R1HrIXSx)
参照: http://C.C. black

一方その頃、受付の中の奥では花咲の声が響いていた。


花咲「予備電源を発見しました!今からつけますね!」


そう言うと、パチンと音が鳴り、電気の明かりが点いた。そして、暫くして花咲が戻ってくる。



レオナルド「お疲れさまです、花咲さん。僕ではどうしようもなくて……」

花咲「いえいえ。でも、少し電気が流れにくくなってましたので、私の魔法とピカチュウの電気で治しました」



そういう花咲の腕にはピカチュウが抱かれている。どうやら、予備電気の装置が少し電気が流れにくくなっていたのを二人(一人と一匹?)で治して来たようだ。
これで安心して夜をあかせる。そう思ったメンバーだった。が……



トクマ「なぁ……食料はどうするんだ?」



受付のカウンター部分を物色していたトクマが、ふと疑問に思ったことを口に出す。それを聞いて、ここにいた大半のメンバーが固まった。



敦「そうですよ!食料はどうするか考えていませんでした!」

アレン「すっかり忘れてました……どうしましょう」


そして、落ち込んで、うなだれる特に大食いの二人。そのとたんに、二人のお腹の音が病院に響いた。



レイ「そうだね……そういえば、食料のこと考えて無かったね……」

トクマ「うわ、ビックリした!」



心を読んだのか、はたまた、二人のお腹の音を聞き付けたのか。突如、レイがどこからともなく表れた。レイはトクマにごめん、と謝ってから続ける。



レイ「カオスディーラーは、少し普通の人と思考が違うからね……だから、別に食料無くても大丈夫とか思うカオスディーラーもいるよ。……まぁ、真逆の考え方のひともいるけどね……だよね?ミズキくん」



そういって、レイはミズキの方を向く。どうやら、ミズキもこちらに来ていたようだ。ミズキは「いや、なんの話?」と真顔で言っていたが、何となくうなだれる二人を見て、何の話だったかを察したようだ。


ミズキ「……えっと、二人がうなだれているところから察すると、食料問題かな……それなら、特に問題ないけど……って何、どうしたの?」

敦「どうして大丈夫って言い切れるんですか〜!」

アレン「お腹減って死にそうです……」



ミズキが話している途中、アレンと敦が割り込んできた。


ミズキが腹ペコ二人組の質問攻めに少し引いているのか、こちらに少し助けて……といった感じの目線を送ってくる。しかし、レイはそれを「ごめん、ムリ」と笑顔で返していた。



すると、そんなとき、何処からともなくスパイスの香りが漂ってくる。それに、腹ペコ二人組はハッと顔をあげる。


敦、アレン「これは……!」


そういって、腹ペコ二人組はスパイスの香りを頼りに何処かへと向かっていく。


トクマ「……この匂いは、カレーか?でも、なんでだ?」


その香りにトクマは疑問を覚える。確かに、ここにはカレーは無かったはずだ。なのに、なんでこんな香りがするのだろうか、と。


ミズキ「あぁ、それは僕がやったの。……まぁ、僕はカレーの材料を『作り出した』だけなんだけどね」

トクマ「……あぁ、そうか!そういうことか!」

桜橋「そういうことなんだよねぃ」



トクマがこの疑問を解決したとき、受付の少し奥にある給湯室から桜橋がひょっこりと表れた。どうやら、もうすぐ夕食にするらしい。

それを聞いた六人(五人と一匹?)は、そのことを伝える為に、殆ど全員が集まっているエントランスホールへと向かった。


☆*☆*☆



敦、アレン「「ごちそうさまでした!」」


トクマ「お前らの胃袋どうなってるの……」

ミナ「まるで、ブラックホールに吸い込んでいるみたいだわ……」

立花「……凄い」



夕食が終わった時には、もう辺りは暗くなっていた。町には一切の灯りはなく、辺りがどうなっているのかの確認も出来ない。

今、唯一確認できることは、ここに17人の人物がいて、夕食を食べた結果、アレンと敦が食べ過ぎてトクマやエンドゥミナ、立花が物凄く引いたことだろう。



リナリー「ほんとによく食べるわね、アレンくんは」

アレン「だって、お腹が減ってしまいますからね」

桜橋「まぁ、美味しかったみたいだし、よかったねぃ」


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こうして、彼らは病院で一夜を明かした。



次の日、この実験の中、全員で生き残ることのできる最善策が見つかることを願って……




残り登場人物
enemy ??
my help member 4人
chaosdealer 2人
other help member ??(今のところ出ていないのは三人)




なんか今回はグダグダな病院突撃後〜一日目終了編でした。次回から別行動に入ります。


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