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学校では、何人かの人物と、人工カオスディーラーが対峙していた。

手を虎のように変化させた少年が手を横に凪ぎ払い人工カオスディーラーとの間を作る。
その間に、モスグリーンのコートを着た少年が魔法でできた焔を放る。
そして、長い黒髪を二つに縛った少女が
高く飛び上がり、人工カオスディーラーを蹴りつけた。

別のところでは、白髪の少年が変化させた異形の腕をふるい、全身黒の青年はコートを変化させ、それを喰らう。
喰らい尽くせなかった人工カオスディーラー達を赤と緑の兄弟と一匹の黄色いネズミが倒していく。

後ろの方では、ゴーグルを付け、肩に白い猿が乗った青年が戦っている人物達に指示を飛ばしている。

その中に、思いっきり敵を蹴りつける室井とゴーグル青年のそばで拡声器を使い、叫ぶ花咲。そして、そのそばで座り込み震えている虹宮がいた。




俺が学校についたときには、学校は戦場と化していた。そこには、もう、何人ものメンバーが集まっていた。


手を虎のように変化させた人物は中島敦

モスグリーンのコートの少年はカオスディーラーであるミズキ・S・R

長い黒髪を二つに縛った少女はリナリー・リー

異形の腕の少年はアレン・ウォーカー

全身黒のコートを変化させた青年は芥川龍之介

赤と緑の兄弟はマリオとルイージ

黄色のネズミはピカチュウ

ゴーグルに白い猿の青年は、レオナルド・ウォッチ

＿＿＿総勢、12人。彼らは友人達を守るために、戦っていた。




「悪い！遅れた」

「遅いぞ、ルッカ。……もうほとんど倒しちまった」


そこには、無数に倒れている人工カオスディーラーの姿が目に入った。そこに、ミズキがいい放つ。




「それじゃ、駄目だ。……カオスディーラーはコアを壊さないと倒れたりしない。……でも、妙だな。こいつら、コアがない」

「それじゃ、倒したことにはならないんですか！？」


ミズキの発言に敦が叫ぶ。ミズキは言いにくそうに、小さい声で答える。



「多分、そうだと思う。でも、コアは何処かにあるはずだけど、ここにはないみたいだね」

「困りましたね……それじゃここにいても襲われるだけだし……」

レオナルドがゴーグルを首もとまで下ろしながら、そう呟いた。

「……なら、ここを離れよう。しかし、何処にいけばよいか……」


マリオがここを離れるよう提案をする。その提案に全員が同意したのは言うまでもなかった。そのとき、虹宮はあっ、と何かを思い出したように声をあげた。



「今、関係ないかも知れないけど……月宮財閥ってカオスディーラーを狙っているんだよね……？」

「そうみたいだな」


そう芥川は答える。すると、虹宮はこう続けた。



「なら……この町には僕たち以外に後、３人のカオスディーラーがいる。彼らも、助けないと……」

「ピカチュウ？」

「ピカチュウがいるのがわかるのか？だってさ。……そうだね。大体どの辺りにいるのかまではわかるよ。それを踏まえて考えると３人、この町の中にいる」

「そうです。……一人は病院の中か近くにいます。それ以外はわかりません……ごめんなさい、力不足で……」


今ここにいるカオスディーラー達が答えた。すると、マリオが一つの提案をした。



「……一人でもわかったならいいじゃないか。なら病院へ向かおう」

「そこなら、怪我も治せるね」



赤と緑の兄弟の言葉にここにいた全員は頷いた。

そして、ここにいる13人は病院へと歩をすすめていく……



残り登場人物
enemy ？？
my help member 5人
chaosdealer 3人
other help member ？？