二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.61 )
日時: 2016/09/22 10:05
名前: 黒猫δ (ID: f6umcbNp)
参照: http://C.C. black

さて、投稿していきます。



警察署side


彼らは病院を出発し、道を右手に曲がり警察署を目指す。


彼らは、市役所組と違い、途中までは順調に進んでいた。



レオナルド「……彼方の皆さん、大丈夫でしょうか」

ルイージ「兄さんがいるから大丈夫だよ!……きっと」


市役所組の身を案じながら進んでいく。暫くして、何事もなく、警察署の近くにある時計塔付近まで到達した。
彼らは、時計塔近くの辺りを見渡せる広場で、休憩をとることにした。



室井「なぁ、レオナルド」

レオナルド「?何でしょうか、室井さん」

トクマ「どうしたんだ?二人とも」



その一角で、室井とトクマ、レオナルドが集まって話していた。



室井「おかしくないか?人工カオスディーラー達を一切見掛けない何てよ」

トクマ「言われてみれば、あんなにいたのにな……全部集まってたのか?」

レオナルド「そんなことはないと思うけど……確かに、少しおかしいかもね」



室井は人工カオスディーラーを一切見掛けないことに疑問を持っていたようだ。此方に向かう途中、一切みなかったのだ。



室井「考えすぎかもしれねぇが、不思議に思っただけだ」

ミズキ「……そうかもしれないね」

レオナルド「いつの間にいたんですか……ミズキさん」

ミズキ「今さっき。驚かせるつもりは無かったんだけど」

トクマ「突然出てきたら誰でも驚くって!!」



三人が話していると、フラりと室井のうしろからミズキが表れた。
突然のことにレオナルドとトクマは苦笑いをした。
一方で、表れた本人は、頭にクエスチョンマークを浮かべていた。

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.62 )
日時: 2016/09/22 10:06
名前: 黒猫δ (ID: f6umcbNp)
参照: http://C.C. black




______そんなときだった



ミズキ「____!!」

レオナルド「何かが近づいてきます!」



ミズキが何かに反応したのか広場近くにあった街路樹の方を向き、二振りの剣を構える。レオナルドは何かが近づいていることを、彼自身の特殊な目___『神々の義眼』で察知した。

レオナルドが叫んで、数秒としないうちに、突如として、広場近くにあった背の高い街路樹が何かで斬られたかのように真っ二つに割れ、轟音が辺りに轟く。



芥川「何事!?」

アレン「一体何があったんですか!?」



広場内の比較的近くにいた他のメンバーもそちらをみやる。そこにいたのは……



大きな斬馬刀を片手で担ぎ、今にも此方に向かってきそうな人工カオスディーラーの姿があった。



☆*☆*☆


一方、広場内の他のところにいたメンバーも、突如轟いた轟音にそちらを向いた。



ルイージ「何が起こってるの!?」

花咲「え!?確か人工カオスディーラーって昨日は武器なんて持ってなかったよね……?」

ピカチュウ「ピカー……」


花咲はピカチュウを両手で抱え、困惑している花咲とルイージがそこにはいた。
そして、昨日までは持っていなかったであろう武器を振り回し向かってくる人工カオスディーラー達を呆然と見ていた。



☆☆*☆☆


Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.63 )
日時: 2016/09/22 10:10
名前: 黒猫δ (ID: f6umcbNp)
参照: http://C.C. black

レオナルド「……人工カオスディーラー達が武器を持ってる……どういうこと!?」



レオナルドは、叫んだあと後ろに下がり、人工カオスディーラーの様子を観察していた。
今回の人工カオスディーラー達は武器を持ち振り回している。それも、全てが当たれば重症は避けられないような攻撃量を誇っているであろう。

その事実を知り、レオナルドは額に浮かんだ冷や汗を拭って、その特殊な目を鋭く輝かせた。



*☆*☆*


ミズキ「……復活するのにかかる時間は約一日位かな……『フレアナイフver.1000』!」

芥川「しかし、武器を使う知能などあったか?」

トクマ「昨日は使ってなかったぞ!?どういうことだよ!」

室井「知らねぇよ!?とりあえず、敵を蹴散らす!『アイシクルシュート』!」

アレン「もしかして、アクマみたいにレベルが上がったのでしょうか……?」



このメンバー内の攻撃手達が、人工カオスディーラー達を牽制していた。


室井が最後列に立ち、氷でバリアを張りつつ、雹を蹴って敵を仕留める。


その前に他の四人が立ちはだかる。


ミズキは、創造の能力で作り出したナイフに魔法を籠めて投げ飛ばし、更に近づいてきた敵を、二振りの剣で凪ぎ払う。

それについで、芥川が異能力『羅生門』で漆黒のコートをまるで獣のように変形させ、敵を喰らう。更に、大きな手のように変形させ、握り潰す。

アレンは異形の腕___イノセンスを振り上げ、凪ぎ払い、更に敵を射つ。

トクマは魑魅魍魎(人工カオスディーラー)を蹴り飛ばし、疾風のごとく敵の間を駆け、大きな斧を奮う。



ミズキ「アレン、『アクマみたいにレベルが上がる』ってどういうこと?」

アレン「えっと、アクマは人間を倒すと強くなることがあるんです」

トクマ「じゃあ、他にも一般人がいたってことか!?」



アレンが発した『レベルが上がる』と言う言葉に、戦闘中ながらミズキが質問をした。
そして、アレンの応答に、トクマが驚愕の声をあげる。


ミズキ「……たぶん、そんなにはいないと思う。人工カオスディーラーがこんなに多いのに、レベルが上がるはずがないよ」

芥川「では……人工カオスディーラーは何を狙っておるのだ?」

ミズキ「それは、僕みたいなカオスディーラーの『コア』だろうね……月宮財閥も放送でそう言ってたし」

芥川「だとしたら、どこに一般人を狙う必要があるのだ?」



この芥川の質問にミズキは口をつぐむ。確かに、人工カオスディーラーが一般人を狙う理由はないのだ。

ミズキは暫く、人工カオスディーラーと戦いながら考える。


そして、ミズキはふと、ひとつの答えが浮かんだ。
それは、『目に写っている生物を狙っているのではないか』と言うことだ。



ミズキ「……だとしたら、こうなることを知っていた……?でも、残った一般人を狙う理由は……」


ミズキが続きの言葉を続けようとしたとき、突然轟音と熱風が吹き荒れ、地面が大きく揺れる。

そして____




「「レオナルド!!」」



突如として、花咲の声が響いた。


☆*☆*☆


Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.64 )
日時: 2016/09/22 10:13
名前: 黒猫δ (ID: f6umcbNp)
参照: http://C.C. black



少し遡る。

事態はこちらが優勢であるように思えたが、この時、既にレオナルドは辺りが人工カオスディーラーに囲まれており、敵側が優勢であることに気がついていた。
しかし、戦闘も半ばで退くのすら危険な状況、伝えることが出来たのは自分より後ろで戦闘を見ていた三人(二人と一匹)だった。



ルイージ「取り囲まれてるの!?……わかった。とりあえず、頑張ってみるね」

花咲「それは……!!私も手伝います!」

ピカチュウ「ピカピー!!」



彼らは、散り散りに散って戦う。辺り一帯に、花咲とピカチュウの放った雷の雷鳴が轟き、その中、ルイージがファイアフラワー(どこから出した)を使い、火の玉を投げる。



しかし、事態は好転しなかった。更に増えていく人工カオスディーラー。戦闘が続くことにより、メンバー達にも疲労の色が見え始める。



レオナルド「……僕にも、何かできることは……あれ?」



レオナルドは、打開策を見つけるべく辺りに目を凝らした。
そのとき、レオナルドの目に写ったものは、一筋の今にも切れてしまいそうなほどの細く、赤い糸だった。

その赤い糸の出先を見つけるべく、レオナルドは更に目を凝らした。すると、広場近くのビルの屋上に見慣れた人物の姿と、見慣れないコートの女性を見つける。



レオナルド「……やっぱり、あなたですか***さん」



そう言って、レオナルドは少しだけ笑ってそちらの方を向く。すると、見慣れない女性が、見慣れた人物に耳打ちをした。
女性が離れると、その見慣れた人物の口が動く。


『めんどくさいことに巻き込まれてんな、お前』


それについで、女性の口も動く。


『助けに行こうかね、銀髪のあんちゃん』



そう、口が動いた後彼らはフッとかき消える。

それを見て、レオナルドは再び辺りを警戒する。



しかし____




自分の近くに人工カオスディーラーが近づいていた。それは、武器を振りかぶる。

遅かった_____レオナルドはその人工カオスディーラーの視線を惑わせようと、目にありったけの力を込めた。

しかし、それは、次の瞬間あるものによって遮られることとなる。




***「待たせたな、**(伏せ字)頭」


レオナルド「……正直、いると思っていませんでしたよ




ザップさん」


???「アタシも助太刀するよ!」



その声の主達二人は敵を凪ぎ倒し、目の前に立った。



ザップ「さぁ、ショータイムの始まりだぜ」



そう言って、ザップは持っていたライターに火を点ける。



その瞬間、轟音と熱風が吹き荒れる_____



残り登場人物
enemy ??
my help member 3人
chaosdealer 2人
other help member ??




いよいよ、警察署編です。なかなかこちらはネタが思い付きませんでした……なので登場は派手にやらせていただきました。

リリィさん、タタラさんはこのような感じでよろしいでしょうか?指摘等あれば教えていただけると幸いです。