二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.69 )
日時: 2016/10/01 01:08
名前: 黒猫δ (ID: 3ZtzTWbM)
参照: http://C.C. black

投稿していきます。


ミズキ達五人の攻撃手達は爆発の中心、レオナルドの方を向いた。



アレン「レオナルドさん、大丈夫ですか!?」

トクマ「返事をしてくれ!」

室井「一体何があったんだ……!?」



攻撃手達がレオナルドの無事を確認するために叫ぶ。
暫くすると、熱風のために舞い上がった砂埃が落ち着き、レオナルドの姿と共に、二つの人影が見えた。



芥川「貴様らは誰だ……?」


芥川がそういって、いつでも異能力を発動させられるよう、体制を整える。その他のメンバーも、それを見て慌てて攻撃体制を整える。
皆がそうしているなか、ミズキとトクマは後ろの方で攻撃体制を取らずにいた。



トクマ「なぁ、ミズキ……おかしくないか?」

ミズキ「そうですね……ここに一般人が僕たち以外にいるとするなら襲ってはこないはずですが……」


トクマの質問にミズキはそう答えて、項垂れる。今この一触即発の状況をどうしたものか。少しして、ミズキは口を開く。



ミズキ「……とりあえず、レオナルドの方へ行って確認するのが速いだろうね……」

トクマ「じゃあ、俺が行こうか?」

ミズキ「えっと…どうやってですか?」

トクマ「走ればいいじゃないか!」



トクマの答えにミズキはそうか、と納得する。暫し何かを考えてから、ミズキはその場になにかを作り出した。
それは、トクマも何度か見たことのあるものだった。



トクマ「……これって……」

ミズキ「……スプリングだよ。乗ったら跳ねるやつね……確か、スマブラの世界のやつだっけ?走っていって、戦闘になったら困るしね……」



ミズキはそういって、それを少し離れた所に設置する。



ミズキ「少し助走して跳べば大丈夫かな?……たぶん」

トクマ「そのたぶんが怖いけど……まぁ、仕方ないか。よし、確認してくる」

ミズキ「頼みました、トクマさん。何かあったら、僕もそちらへ向かいます」



トクマは皆に気づかれないよう(ルイージ達はまだ回りの敵を倒していた)スプリングの後方十メートルぐらいの位置へ移動した。



Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.70 )
日時: 2016/10/01 01:16
名前: 黒猫δ (ID: ybF6OwlW)
参照: http://C.C. black

そして___



トクマ(せーのっ!!)


トクマは走って、思いっきりスプリングで踏み切った。スプリングによって、普段よりも更に高く舞い上がり、レオナルドの前に着地した。



トクマ「レオナルド!!大丈夫か?」

レオナルド「……まさか、トクマさんが飛んでくるとは思わなかったけど……うん、大丈夫。彼らが助けにきたからね」

ザップ「どうした、レオ。……ってこいつどこから来た!?」



トクマが飛んできたことにより、ザップが少しがなりたてる。それを横にいた女性がたしなめていた。



???「銀髪のあんちゃん、さっきこの人はスプリングで飛んできたみたいだよ。ね?赤ジャージのあんちゃん?」

トクマ「えーっと……すみません、お名前は……?」



女性がたしなめている間に、トクマは彼らの名前を訪ねる。



???「そうだね、名前をいい忘れてたよ。アタシはタタラさ、ヨロシクね」

ザップ「俺かぁ?俺はザップ・レンフロ。ザップでいい……ったく、何でこんなことに巻き込まれるんだよ……アイツめ」

レオナルド「なんか、すごい警戒されてるね……逆に助けてもらったんだけど……」



レオナルドが少し、肩を竦めてそう言った。ザップは空を仰ぎ、タタラはニッと笑っていた。




*☆*☆*




Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.71 )
日時: 2016/10/01 01:16
名前: 黒猫δ (ID: ybF6OwlW)
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ミズキ「……ちょっと、みんな待ってくれないかな……どうやら、敵ではないみたいだよ」



トクマがスプリングで飛んでから、ミズキは他の攻撃手達に話しかけた。



芥川「……ではなぜ、あやつらはレオナルドの目の前で立っておる?あの砂煙の中だぞ?」

室井「……たぶんだが、爆発を起こしたのはあいつらだろう?」



芥川と室井が反論する。暫くして、アレンは少し辺りを見回してから、攻撃体制を解いて、二人を止め始める。



アレン「ちょっと待ってください。僕も誰だかわからなかったので攻撃体制を取りましたが、どうやら、大丈夫そうですよ?」



そういって、アレンはレオナルド達の方を指差す。そこにはめいめいの表情をしたレオナルドとトクマ。そして、彼らは知らない二人だった。



ミズキ「……どうやら、大丈夫そうだね。さっきの爆発のおかげで、周りに人工カオスディーラーはいないみたいだし、一旦集合しよう」

室井「……わかった」



そういって、攻撃手達はレオナルド達の方へと足を向け、歩き始めた。


その頃にはもう、武器を持った人工カオスディーラーの姿は見えなくなっていた。


☆*☆*☆



五人の攻撃手達がレオナルド達に近づいたことで、他のメンバーも集まった。



ミズキ「助けて下さりありがとうございます」



そういって、ミズキは頭を下げる。ザップは照れ隠しか「そんな理由で助けた訳じゃねーよ」と暫く、悪態をついていた。



ザップ「とりあえず、敵は殲滅したぜ?……はー、スッキリした」

タタラ「どんだけ戦うのが好きなんだろうね、このあんちゃんは。それにしても、敵が多かったね……昨日からいたけど、こんなには見てないよ」



タタラが適当に、持っていた刀を肩に乗せてそう言った。タタラは更に続ける。



タタラ「……それにしても、ここはどこだい?人が余りいないようだけど」

ミズキ「……それは」



ミズキが二人に今回の事情を説明する。どうやら、タタラは愛猫ミィちゃんとラジオを聞いていたときに、ザップはフェムトの面白半分で此方に飛ばされたようだ。



ミズキ「フェムトさん、何やってるんですか……」



ミズキはポツリとそう呟く他なかったのだった。



☆*☆*☆

Re: chaosdealer Crisis(登場人物募集してます) ( No.72 )
日時: 2016/10/01 01:20
名前: 黒猫δ (ID: ybF6OwlW)
参照: http://C.C. black



こんなこともあったが、メンバー達はザップとタタラという仲間を加え、警察署へと向かっていく。


暫く歩くと、そこには確かに警察署はあった。
しかし……



アレン「……一体、何があったんですか?」

ルイージ「何がどうなっているの!?今度は、昨日と同じ奴がたくさん……」



そこには、人工カオスディーラー達にぐるりと辺りを囲まれた警察署があった。

予期せぬ人工カオスディーラーの再来に、他のメンバー達は顔をしかめる。


ザップ「また、敵のお出ましか」

ミズキ「……まって、中に誰かいる」



ザップが自らの得物である刀を下段に構え、臨戦体制を整える。すると、ミズキがそれを止めた。
ミズキの言葉に花咲が反応し、尋ねる。



花咲「……気配……ですか?」

ミズキ「うん……たぶんだけどね……」

室井「ってことは……警察署に籠城してんのか、そいつは」

ミズキ「……みたいだね」



ミズキはそう言った後、小声で「どうしようか」と呟いた。確かに、ここは警察署に近い。しかし、これでは署内に入るのは至難の技だ。



ザップ「さっきみたいに爆発させるか?」

ミズキ「却下、警察署にも被害が及ぶ」

花咲「電撃でどーん……とか?」

ミズキ「……掛けてみるか……?」

室井「爆発させるなら、それだときたねえ花火になるだろうが、ザップ。それなら、花火打ち上げた方がいいぜ」

ミズキ「……だったら、こいつら(人工カオスディーラー)全員打ち上げるか」


メンバー全員「「「……はい?」」」



またもや、意味不明な作戦が言い渡された。




残り登場人物
enemy ??
my help member 3人
chaosdealer 2人
other help member ??



ネ タ に 走 り ま し た 。

次回、漸く警察署に入れそうです。……なぁ、ミズキ。何をする気なんだ?……丸太といい、スプリングといい。しかし、彼は真剣だ。

ヒントは花火だそうです。


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