二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 東方 宝能記ーホウノウキー ( No.3 )
- 日時: 2016/09/06 18:53
- 名前: はや (ID: buHy4jxo)
二話:博麗神社 【博麗 霊夢】
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「冗談はそこまでにして・・・。うーん、そうね、言うなら・・・・・あんた魔法使える?」
「冗談に聞こえないぜ・・。魔法か?使えるに決まって・・・・・ありゃ?」
自信満々と言った様子で返事が返ってくるが、直ぐに抜けた声が聞こえた。
そう、私は『能力が使えなくなった』のではと予想したのである。
・・・・・・え?考えたら分かるだろう、って?・・・・・・。
ま、まぁ、そんな事で・・・・・・魔理沙に使えるか聞いたのだ。
私の予想通り、使えなかったみたいだけど。
「お、おい!!霊夢コレはどう言うことだ!?」
「さぁね、私にも分からないわ。・・・でも、私の考えが正しいなら・・鴉天狗達は恐らく
飛べる筈よ!!」
ちょっとかっこ良く言ってみる。雰囲気出てるよね?・・・出てるよね?
というか、何故私はこんなにムキになってるんだろうか。
「使えんのか?・・・なら、会いに行こうぜ!!」
「ごめんなさい魔理沙。私・・・妖怪の山への行き方を知らないの」
「・・・・・・お前は女優か?」
ツッコミ方可笑しい。てか突っ込むとこそこかよ。もっと他にあったでしょう。
何で知らないんだー!!とか突っ込めんだろ魔理沙の馬鹿が。
それとも何?え?からかい?
「・・・・っ!?」
「なっ、何だこの揺れは!?」
この揺れ・・・・・・地震?
でも可笑しい。何故?あの危険人物の天人が要石埋めてなかった?
・・・・・・・・!!無い!?しかし・・・・・・何故?
幸い、謎の揺れは直ぐに治まった。
「あれ・・・・・どうして?」
「どうしたんだ?霊夢?」
ひょいっと擬人化出来そうな勢いで魔理沙が肩から覗く。
そこには、何時も通り要石があった。
少々違和感と疑問を抱く。
でも・・・何であの時は無かったんだろう?危険人物天人が埋めていた筈の要石が・・・・。