二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.28 )
日時: 2017/01/01 02:10
名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
参照: あけましておめでとうございます。

とある中華店の事、カズキとカレンはごはんを食べていた。

「え、じゃあリーグ戦大会に出るんですか?」

「うん、いちようね」

カズキはチャーハンをパクリと食っている。

「カズキさん、リーグ戦大会は簡単にいける大会では無いんですよ」

カレンは真剣な目でカズキを見る

「あまり知らないようですが、教えますね。

まず4年に一回開かれる大規模な大会だって事は知ってますよね?
参加方法はジムバッチ6個、バッチ自体は正式であればどの地方のバッチでも良いらしいです。
そして、トーナメント式であり、勝者だけが進めるんです。」

…とカズキは黙っていた。もちろん彼女も遊び半分で挑もうとは思っていない。
けれどいざそう説明されるとなんかこう、複雑な気持ちになる。

「現在はチャンピオンはいないらしいのですが、その代わり四天王が強いです。あ、でも4年前のリーグ戦では惜しくもチャンピオンになれなかったすごい腕を持ったトレーナーが居たんですよ」

「あー知ってる、確か10歳のトレーナーだっけ?ん?まってよ、四天王が勝ったならその四天王がチャンピオンにならないの?」

「四天王はあくまでチャンピオンの座を突かせない為のトレーナーなので、彼らはチャンピオンになるわけでは無いんですよ」

「なるほど」

………
するとカレンは立ち上がって

「カズキさん!特訓しましょう!!!」

「え?」

ポケモンセンターの裏にあるポケモンバトル専用シールドがある。
そこでカレンとカズキは向かい合っている。

「まずはバトル慣れです!慣れてなければジムリーダーところが誰にも勝てませんから!」

「慣れって言われてもなぁ」

「とりあえずベトベターを出してください、私はこの子を出します」

そう言ってカレンは薄紫やピンクに近い色をした尻尾が二本に分かれているポケモンを出した。

《エーフィ》
たいようポケモン
タイプ エスパー

ぜんしんの こまかな たいもうで
くうきの ながれを かんじとり
あいての こうどうを よそくする。

エーフィは不安そうな表情でカレンを見ている。

「大丈夫よ、今日はカズキさんのバトルを教えるだけなので本格的なバトルはしないから」

「別に無理にやらなくてもいいよー?」

「ダメです!」

頑固だなぁ、とカズキは思う。

「まずはベトベターの事をよく知る事です!さっきのドンカラスの戦いを見たところそのベトベターは夢特性であるどくしゅを持っているようですね!」

「どくしゅ…?夢特性…?」

「まあやればわかってきますよ、ちなみにそのベトベターって見た限り普通のベトベターとは違いますが?もしかしてタイプはどくタイプじゃないんですか?」

「いや、たしか博士が言ってたのが、どく・あくタイプだった気がする」

「あく…」

カノンはしまったと思った。エスパータイプはあくタイプに弱いのだ。
けれど

「とりあえずテキトーに技を出して見てください」

「え、えーと、じゃあはたく…」

ちなみに、特性のどくしゅで相手がどく状態になる場合、割合は低くさせていただきます。もともと低いんだけどね。