二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.46 )
- 日時: 2018/06/18 16:22
- 名前: クラゲの天狗 (ID: ILPIJn1x)
第3章〜時間かかりすぎ〜
「で、まだ次の町に行かないのかよ」
カズキ達はワンタウンのある大きな建物の前にいた。
「しょうがないじゃん、第2章内で終わらせるつもりが結構長くなっちゃったから一旦区切らないと」
「その2章とか知らないけど、カズキあんたジムに挑む気なの?」
そう、カズキはワンタウンのジムにジム戦をしようと考えている。
「まだ早くないですか?挑むの」
そう、早いのだ。
てかいきなりジム受けるってなかなかである、リアルで例えれば、バスケ初心者がバスケ経験者にバスケをいどむようなもの。
「大会までそんなにないし、それにゲームじゃないからレベル差はないし。」
「レベル差はなくとも経験差はあると思うけどね。」
「いいんだよ!こういうのは当たって砕け散るだ!」
「ひどくなってますよ…」
と、カズキはドアを開けようとする、というか手動なのね。
するとカズキが開ける前に中から中華料理人の太ったおじさんが出てきた。
「挑戦者かい?悪いが今日”も”イーちゃん機嫌悪いからね、また明日来ておくれよ」
「も?つか機嫌が悪いって…」
「いやさ、今年リーグ戦大会があるだろ?そして出るにはジムバッチ必要、ここ最近それを目当てにやってくる挑戦者が多いんだよ、しかも強い子ばかりでね。だんだん腹が立ってきたみたいなんだよね。それで今に至るわけさ」
「それでよくジムリーダーやってるな」
まあ仕方ないよとおじさんは笑う。
いやいや、笑い事じゃないよ、とカズキは思う。
「まあ明日また来ればいいんですよ、今日も特訓出来ると思えば」
「まあそうだけど」
まいったな、仕方ないキングクリムゾンを使うしかないのか、と思った。
「まあ、イーちゃん負けず嫌いで頑固だしね、昨日なんか変な格好したトレーナーにボコッボに…」
するとバタン!!っとドアをうるさく開けた音がした。
ちょうどドアの前にいたおじさんはドアの勢いで飛んで行った。
そして足でドアを蹴っていた様子。
「ったく…言いたい放題言いやがって、ムカつくアルな」
中華服を着た女性だった。茶色いツインテールで、緑色の目でカズキを見ている。
「挑戦者アル?ふーん、いいアル、相手してあげるネ。」
「えーと」
「失礼したネ、わたしは《イー》、ワンタウンのジムリーダーアル」
やけに上からの目線て、しかも語尾にアルをつけてる事になんとなくギャップを感じる。
「あんたジムバッチいくつアル?それともゴールドバッチ挑戦者?」
「ゴールドバッチ挑戦…者?なにそれ?」
聞きなれない単語に疑問に思うカズキ。
「ゴールドバッチといえば、ヤマブキシティのジムバッチと関係あるの?」
と、カントー地方からきたフローラも知らないようだ。
「ッチ…めんどくさいアルな…」
「おい」
「まあいいアル、この地方のゴールドバッチは、ジムリーダーと挑戦者の1対1の本気のバトルをして手に入れるバッチアル、このゴールドバッチを4つ集めれば、リーグ大会に有利な条件で出れるネ」
ちなみに、どのジムリーダーで挑める訳ではなく、認められたジムリーダーしか挑めない。大概は強いジムリーダーがメイン。
まあこの設定活かすのかって言われたら、カズキでは活かしませんけどね(おいっ!!
「まあ、わたしゴールドバッチの資格無いアルけどネ」
「おい!!」
「仕方ないネ!資格とれる条件が満たして無かったアル!まあいいネ、中に入るネ。」
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.47 )
- 日時: 2018/06/30 01:50
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
中に入ると、広いバトル所だった。
微かに香辛料の香りがする。
「で、バッチいくつアルか?」
「アンタ口悪いな、まあ、ゼロです…」
「ッチ…」
また舌打ちしやがったこいつ!!
「まあいいアル、改めてわたしの名前はイー。このワンジムのジムリーダーアル、主にかくとうタイプを使用するネ」
イーは自分のポジションに立つ。
「使用するポケモンは2匹のみ、不正があった場合は即しっかくとするネ」
若干キャラ忘れるイーさん居ますが目をつぶってください。
そしてついにジム戦が行われる。
1カズキVSイー1
「そういえばなにげ自分からポケモンバトル挑むの初めてな気がするな…まあいいや!行けベドベター!」
と、カズキはベドベターをだす、ベドベターしか居ないしね。
「え、あの国の川みたいな色のベドベターアルな…」
「それアンタが一番言ってはいけないセリフだぞ」
そういえばゴミ問題でアローラに連れてこられたっていうけど、アローラどんだけゴミ問題に悩まされてたんだ。
「まあいいネ、ワンリキー!出番アル!」
と、イーが出してきたのはワンリキーである。
【ワンリキー】
かいりきポケモン
たかさ 0.8m
おもさ 19.5kg
ぜんしんが きんにくに なっており
こどもほどの おおきさしかないのに
おとな 100にんを なげとばせる。
「もはや驚かないぞ…」
と、いいながらビビるカズキ。むしろある意味マシなポケモンだよね、え?進化後?知らない子ですねぇ。
「どくタイプはかくとうタイプにそれなりにダメージ与えられるからなんとかなりそうだな。」
と、トキヤはそう言うが
「いや、カズキのベドベターは、どくタイプだけじゃなく、あくタイプにもあるのよ。」
「ん?そうなのか?」
「かくとうタイプはあくタイプに2倍のダメージが食らわせられますよ?!カズキさん大丈夫でしょうか?」
「ま、挑んからにはやってくしかないわね」
はたしてうまくいくのか。
「そちらからでいいヨ」.
「え、地味に先手はつらい…」
すばやさが遅いベドベターは先手は地味にきつい。
「まあいい、えーと、かくとうタイプは物理がメインだから、防御面をあげとけば…よし!ベドベター!かたくなる!」
と、ベドベターはすこしかたくなった。
「硬くなっても無意味ネ!ワンリキー!からてチョップ!」
と、ワンリキーは走り出し、勢いつけて手をベドベターに向ける。
「つ、つかまえて!!」
ベドベターはワンリキーの手を掴んだ。
「ベドベターを振り回ネ」
イーは焦る事もなく、ワンリキーに指示を出す。
ワンリキーはつかまれているのをむしろ利用し、ベドベターをぐるぐる回し始めた。
すると目が回ったベドベターは手を離してしまい、壁に衝突してしまう。
「ベドベター?!」
「けたぐり」
勢いをつけて、ワンリキーは助走をつけて、ベドベターを狙う。
が、勢いあまったのが、ジャンプ力がありすぎたのか、ベドベターの上部に壁にけたぐりをしてしまう。
「痛いぞあれは!!」
と、トキヤは叫ぶ。
壁にけたぐりをして体がおちていく
「いまだはたく!!」
落ちてきたワンリキーをはたいた。
ワンリキーは地面にたたきつけられる。けれどすぐに体制をもどした。
「なかなかやるアルネ」
「間抜けだなと思ったかもしれんが、むしろああいうトラブル起きないとこっち一切ダメージあてられない…」
カズキは冷や汗をかく、やっぱりまだジムは早かったのではないか?
するとカズキは壁を見てある無茶な作戦を思い出す。
「ワンリキー、ベドベターをステージの真ん中につれていくネ」
イーは、ベドベターを壁側にいてもらうと危ないと思い、指示を出す。
「させるか!!!!」
ワンリキーがジリジリ近づき、ベドベターをつかもうとしたとき
「どろかけ!!」
「な?!」
たてものなので、中にはどろはない。けれど顔にどろかけされてしまったらやっかいだ。
ワンリキーは一旦怯む。が
「なわけあるか!!はたくや!!」
と、ベドベターは一瞬焦ったが、すぐに察したのか、そのままはたく。
「ノーマル技は無意味ネ!ならこっちはからてチョップアルヨ!」
はたくのダメージがあまりきかなかったのがすぐにからてチョップをベドベターに食らわす。
するとぐちょ、手が抜けなくなったのだ。
「もう片方もからてチョップ!」
もう片方の手にもからてチョップをするが、もう片方も手が抜けなくなってしまった。
「な、ならそこでけたぐり」
と、察しの良い方は分かる通り、埋まった。
「は、はやく抜け出すアル!むりならまたけたぐりを」
「させないよ、かたくなる!」
ベドベターはかたくなる。かたくなることによって余計に抜け出せなくなってしまった。
「その状態で運べるかな?ベドベター!ワンリキーの頭を掴んで二連続かみつく!!」
ワンリキーの頭をなんとかつかみ、2回かみついた。
「片足だけでふりまわ、」
「一種のいじめだ!ひたすらはたけ!」
顔面にひたすらはたく、はたく、はたく。はたきまくる!!
「どこかで似たような光景をみたような…」
カレンはまた似たような光景をみる。
さすがにはたきすぎたのか、ワンリキーは気を失っていた。
「あ、やべ、まじでいじめになってしもうた」
「ワンリキーは戦闘不能ネ、ありがとう。」
イーはワンリキーをモンスターボールに入れた。
「ッチ、昨日の変なやつとは違って戦闘面はまだだだネ、なのにある意味行動が読めないアル」
「よし、まずは1匹目とっぱ…」
けれど弱点であるかくとうタイプを頻繁に受けてしまったので、ベドベターの体力は良いとはいえない。
「次のポケモンはこの子ネ!!」
と、イーが次にだしたポケモンは
『マン、キーーーー!!!』
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.48 )
- 日時: 2018/07/04 01:38
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
- 参照: イーさんのアルアルめんどくせえよ……
【マンキー】
ぶたざるポケモン
たかさ 0.5m
おもさ 28.0kg
みのこなしが かるく きょうぼうな
せいかく。おこって あばれると
てが つけられなくなる。
と、次にイーが出してきたポケモンは、マンムーだった。
猿と豚を混ぜたようなポケモン。
そういえばマンムーの進化系のオコリザルってイーに似てるよね。
「誰がぶたざるアルカ」
「いや、性格のこと言ってると思うぞ」
それはともかく、またもやかくとうタイプ。すばやさがワンリキーよりも早い。
そして弱点を食らって若干ふらついているベドベター。
果たしてどうなる、
「第2ラウンドアル!マンキー!きあいだめアル!」
「ベトベター!かたくなる!」
マンキーは力を溜め、ベドベターは身を固める、ヘドロを固めると表現した方があってるのかもしれないが。
「そしてからてチョップ!!」
「きあいだめをされてから、急所になりやすいからてチョップを食らったら確実に急所にらなるぞ、やばいぞカズキ!」
「んなこといわれたってぇ、ってはえ?!」
ワンリキーとは違い、マンキーはすばやさが高い。
「よ、よけろ!」
チョップをギリ避ける。
「マンキー、みだれひっかき」
すぐに体制を戻し、マンキーは爪を立て、ベドベターにひっかきまわす。
爪でひっかいているから埋まらない。
「かたくなる!かたくなる!!」
やられながらも、ベトベターはなんとか身を固めた。
ただもう限界に近い。
「(やばい…マンキーの弱点…マンキーの弱点…性格…性格…?こうなったら」
「終わらせるネ!!マンキー!とどめのからてチョップ!!」
と、マンキーはからてチョップをしようとした瞬間
「本当にしてもいいのー?」
カズキのその言葉でマンキーはピクっと攻撃を止めた。
「なんのつもりアル」
「いや別にぃ、マンキーって弱いなぁって」
は?
急にカズキはそんなことをいい始めた。彼女の額には汗が流れている。
「だからアンタ昨日のあいつに負けたんじゃないの?」
「あ?」
「あんな変な格好に負けるとか、ジムリーダー向いてないんじゃないの?」
と、カズキは煽る、つうか君もその変な格好に昨日コテンパンにされてましたよね?
「まさかのトレーナーがちょうはつした?!てか負け惜しみにしか聞こえないわよカズキ!」
「な、なに考えてるんですか…」
3人は呆れている
『プチン』
するとマンキーの堪忍袋が切れてしまった。
『キィィ!』
マンキーはイーが指示を受けていないのにもかかわらず、勝手に攻撃をしかけた。
ものすごい勢いで引っ掻こうとするが、怒りのあまり空振りをしてしまっている。
「おちつくネ!マンキー!」
イーはそういうが、マンキーは一切耳を傾けない。
「プチン」
イーも堪忍袋が切れてしまったようだ。
「いいかげんにするアル!」
怒鳴る、イーに怒鳴られたのが嫌だったのか余計に怒り出す。
「いいからからてチョップアル!」
『キィィ!』
「おまえぇ!」
お互いマンキーとイーは睨み合う。
「いまだ!ベトベター!かみつく!」
さっきまで引っ掻こうとしていたマンキーはまだベドベターのそばにいた。
ベドベターはマンキーの足を掴み、マンキーの体をかみついた!
「そのまま…そのまま…」
かみついたままベトベターは話さない。
マンキーは暴れだすが、ベトベターの結晶が暴れだすたんびに体に食い込み、じわじわダメージを食らっている。
「まさか、カズキさんわざと?!随分無茶な」
「よく頭回るなあいつ」
「やっぱりカズキさん!見込みあります!」
ただ。マンキーを倒すには、もう少し大きなダメージを食らせないと倒せない。
そこでカズキは。
「さっきのおかえし…ベトベターー!マンキーを振り回せ!」
と。さっきワンリキーがベトベターを振り回したように、カズキもそれをやらそうとする。
が、あれは大人100人をなげとばせるワンリキーだからこそできたやつで、ベトベターはなんとかマンキーを振り上げられたが、約30キロある暴れているマンキーを持ち上げるのがきつかったのが、マンキーの顔面を地面に叩きつけるように落としてしまった。
「あ、ご、ごめん」
地面とキスしたマンキーは噴火してしまった。
「ま、マンキー!落ち着くヨ!」
正気をいちよう取り戻したイーだが、もうだめだ。噴火してしまった山はどうしようもできないように、噴火したマンキーもどうしようもない。
マンキーはベトベターにものすごい勢いでこっちに向かってくる。
「からてチョップ?みだれひっかき?!わからない!!」
もう考えてられねぇ!とカズキは
「かたくなる!」
なぜかたくなる。ベトベターはかたくなった。これ以上はもうかたくはならないぞ。
からてチョップをしようと思ったのが、マンキーは高く飛び、勢いよくチョップをしようとする、
が、最大までかたくなったベトベターの体は、地面ほどの硬さになっており、チョップした瞬間マンキーの体は前のみに倒れてしまい、コロコロと転がって、次は壁とキスするように、壁に衝突してしまった。
「マンキー?!」
イーが、よびかけるも、バタン、とマンキーは倒れてしまった。
よって、カズキ、初のジム戦突破!!
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.49 )
- 日時: 2018/08/20 03:51
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
「…負けたアルか…おつかれアル」
と、イーは、マンキーをボールに戻した。
ベトベターは疲れたのか、倒れてしまった。
「ベトベター?!」
「無理も無いアル、あんなに攻撃を食らったしネ。」
「…そうだよね、ありがとうベドベター」
ベトベターはぐったりしているものの、ニコっと笑った。
するとカレン達が駆け込んで来た。
「すごいですカズキさん!」
「まさか初のジム戦で勝つとはな」
と、カズキを褒めていた。
「でもベトベターを無茶させすぎよ」
1匹しかいないとはいえ、確かに無茶をさせていた。
カズキは反省する。
イーがスタスタとカズキとベトベターの元に行く。
「手を出すアル」
「え。あ、はい」
と、カズキは両手を広げた。
するとイーはカズキの手のひらにバッチを置いた。
「これは?!」
「ワタシに勝った証拠アル、ワンバッチネ」
渡されたのは、1の形をしたバッチだった。
新品で安っぽくないそのバッチ。
キラキラ光るそのバッチは
「やったやった!!ワンバッチ!ゲットだぜ!なんちゃって」
カズキは跳ね回る。
初めてのジムバッチなのだからよほど嬉しいのだろう。
「ほらみてベトベター!」
ベトベターにジムバッチを見せる。
「ワタシもまだまだネ」
イーは素直に自分の弱さを実感した。
「もしバッチを集めているなら、サイン森を通り抜けた先に、ツータウンがアルネ。そこにもジムがアルから、挑んでみるといいアルよ」
と、イーはカズキ達に次のジムを教えてあげた。
「ツータウンのジムリーダーは強いアル。それにしても、なんか吹っ切れた気分ネ。今すごぶる気分が良いから、料理、ご馳走するネ!」
「え?いいんですか?」
「いいヨ、ワタシの料理は絶品ネ」
と、イーの料理人設定を生かすところが、まったく持って料理人設定を出せなかったので、唐突に出される料理人設定。
カズキ達は、ポケモンを回復させた後、イーの中華料理を食べたのであった。
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.50 )
- 日時: 2018/08/20 03:52
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
-映画観てきました。-
いやぁ、今年のポケモン映画は素直に面白かったです。
フローラ「いや、それはいいのだけど、紙ほかでポケモン解説とかの小説のスレッド立ててたわよね??そっちに感想かけばいいじゃない?」
トキヤ「言ってやるなフローラ、自信満々に偉そうに予想してたら見事に外れて恥ずかしくて、そっちに感想かけねーんだよ。」
あーあー!きーこーえーなーい!!!
というわけで感想です。↓
まず映画の主人公であったサトシ以外の5人、みんな平等にくそれぞれ個性な魅力的でした!
特に私が好きになったキャラは、ホラ吹きのカガチです!
カガチの声を担当された大倉さんも見事に演じていましたそれ以外のキャラの人も違和感もなくに演じていました!(まあその一人はベテラン声優さんだから当たり前なんですが…)
んで肝心なサトシとピカチュウなんですが、今回はまじでイケメンでした。女の子ぽい顔つきなのに、今回の絵柄が女の子ぽいと騒がれていたあのサトシが逆にイケメンでした。
ピカチュウも前作の君に決めた!から立派な相棒になってました!
今までの映画とは一味違うサトシとピカチュウだったと私は思います。
絵柄が気になるな…って思ってる方もいらっしゃると思いますが、安心してください。むしろ今までの絵柄ではないからこその、この映画が魅力なんです!
ここからネタバレあり↓
とりあえず今までのポケモンの映画に比べると大きなインパクトはありませんでした。
まず今回の映画は悪役はいないんですよ、いやまあ途中でハンターとか出てきましたけれども…
まさか市長が普通にいい人でいい父親でした。疑ってすいません市長…
そしてサトシ、見ていて思ったこと。
さすがスーパーマサラ人だと。
いやね、途中で二回ゼラオラから技食らってるんですが、ピンピンしてるんですよ。
しかも2回目に食らった技が強力な技にもかかわらず、一回気を失ったのかな?メリープがサトシの顔を舐めただけで目を開けて、普通にピンピンしてましたから。さすがスーパーマサラ人。
今回のサトシはサポート側の立場でしたね。
なぜそのようなポチションだったのかなって思ったのですが、今回の映画の主人公はサトシやピカチュウでは無く、5人が主人公だったのですよ!いや、せいかくにはゼラオラも含まれてますね。
皆それぞれ自分の弱さを乗り越え、成長していく。そこにサトシとピカチュウが背中を押してあげている!
前作の君に決めたでは、マコトやソウジ達が背中を押してくれたおかげで成長してきたサトシとピカチュウが、今度は自分達が背中を押している!そう考えると胸熱でした!もちろん本来の主人公としての活躍もあります!
そしてゼラオラ、意外に今作もしゃべりませんでした。
んでこちらもイケメンでした。
人間のこと嫌っているのにもかかわらずラルゴ達を助けたり、もう最高。
ただ意外に出番が少なかった。活躍はしてましたけどね!
あえで幻のポケモンらしくないデザインだったのは、浮かばない為だったのかな?
そして、ラスト。今までの映画では、ストーリーが始まる前には、オーキド博士、で、いいんですよね?が「ポケットモンスター、縮めてポケモン。この世界には(以下略」と言って、そのあと「この少年、マサラタウンのサトシは(以下略」って言うのが定番だったのですが。
今作では、EDが入る前に、「ポケットモンスター、縮めてポケモン(以下略」を入れてきたんです!
いやもう、100、200とか言われた時はまじ感動しました。入れ方がまじうまい。
長々と書いてしまいましたが、今回の映画はまじ最高でした!ただイーブイ進化するのかなって思ってたらしなかったのはちょっと残念でしたけども…
ポケモン映画で途中途中ウルってきたの今作が初めてです。
それにしても、長々と書いてしまった。いつもより文字数が多い気がする。
カレン「それよりも早く更新してくださいね?」
う、は、はい…
カズキ「果たして終わるのはいつなのか…」
ら、いや、さ、再来年のポケモン映画までには…
あ、そうだ。今回、なぜピカチュウしかポケモンが手持ちにいなかったのか。多分ですがバランス良くするためでしょうね。リザードンはきっと、リザードンの里で修行してますよ、タブンネ。
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.51 )
- 日時: 2018/09/06 23:42
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.ooa1lg)
「ジム戦で第3章終わりではないのかい」
「カズキさーん?なにしてるんですか?」
次の日、イーが教えてくれた通り、カズキ達はサイン森の中前にいた。
「ここの森はキノコがたくさん生えていて、花もでかい種類のものばかりね、まるで自分達が小さくなったような感じ。」
フローラの言う通り、サイン森は、キノコがたくさん生えており、花もでかい花ばかり咲いている。
木も高く生えているので、まさに自分達が小さく感じる森なのだ。
それにキノコや花でカラフルであり、生息しているポケモンもファンタジー系ばかり。よくみたらキマワリなどがいるし。
「このキノコ食べれんのか?」
と、トキヤは水玉模様の大きなキノコをツンツンする。
するとキノコは動いたのだ。
「うわぁ!」
思わず叫ぶトキヤ。
「あぁ、それパラセクトじゃない。きのこポケモンで、タイプはくさ、むしタイプね。」
ニョキとキノコ、およびパラセクトは立ち上がり、白い目でこちらを見ている。
「フローラさんって、たくさんポケモンのことご存知なのですね。」
「まあね〜」
カズキはパラセクトとおそるおそる目を合わせる。そして目を合わせた瞬間、ブルって震えた。
無理もない、まずパラセクトは白目だし、キノコ部分が意識を持っている。いやまあキノコって菌だけどね。
普通に考えたら恐怖である。
すぐさま目をそらしたカズキ、すると目線の先には茶色い毛を持った、可愛らしいポケモンが岩の上に座っていた。
「あのポケモンもしかしてイーブイ?!」
カズキはフローラに聞いてみる。
「イーブイね、いろんなタイプに進化する子だから、進化先がたくさん選べて可愛らしい外見で人気あるポケモンね。」
「よーし」
カズキはモンスターボールをもち、そろりそろりと近づく。
が、カズキに気づいたのか、逃げ出してしまう。
「あ!まてぇ!!」
イーブイの後を追うカズキ。カレン達もカズキの後を追う。
道から外れたがお構いなくイーブイを捕まえようとする。カレン達ともはぐれてしまった。
するとイーブイを追いかけるのに夢中になり、足元を見ていなかったせいで、大きな穴が開いているのも気付かず。
「げ、あ、」
すでに気づいた時は遅かった。カズキは穴に落ちていった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
穴は深く、カレン達がカズキの叫び声に気づいた時はもう、声が消えていた。
「まさかこの穴に?!」
3人はカズキが落ちた穴を見つける。
「相当深いぞこれ、おーい?きこえるかー?」
返事はない。まさかすでにしかばねになっており、返事ができないとかではないよな?
「どうやらこの穴、滑り台見たいになってるみたいですよ、貫いてます。」
「確かこの先、崖だったな。そんな高くないが、崖の下に落ちたようだな。」
しょうがない、自分達もこの穴に降りるかっと、した時。
トキヤはある人の気配を察する。
「かくれろ二人とも」
カレンとフローラの手を引っ張り陰に隠れる(羨ましいなこの野郎)。
そこにはある二人組みが歩いてきた。
何か話しているようだ。
「どうしたのよトキヤ」
「静かにしろ、あの二人組みやべー感じだ。」
トキヤの言う通り、その二人組みはなんだが怪しいのだ。てかまず服装がまともではないという。
「あの方々は一体…?」
「あの帽子にあるあのマーク、多分あいつらは…」
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.52 )
- 日時: 2018/09/10 23:49
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。
本日は頂いたたオリキャラについて、お知らせがあります。
誠に申し訳ございませんが、皆さまのオリキャラのポケモンを一部変更させていただきます。
変更と言っても、一部進化前にさせていただきます。
理由としては、最初から進化後ばかりだと、物語に影響が出てしまうからです。特に旅メンバー組。
大変勝手ながらですが、変更させていただきます。
変更した部分↓
カレン
ボーマンダ→コモルー
トキヤ
マンムー→イノムー
フローラ
アシレーヌ→オシャマリ
リオ
サーナイト→キルリア
です。
カズキ「どっちにしろレベル35なんですがそれは」
お気になさらず。
アテム「あの、僕の場合は?」
アテムくんは特に変更はないです。進化前のポケモンがいるので。
アテム「あ、はぁ」
ポケモンに合わせてポケモンの技とかも変えていきます。
これからもよろしくお願いします。
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.53 )
- 日時: 2018/09/11 00:02
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
一方穴に落ちたカズキ。カレンとトキヤの言う通り、穴は滑り台見たいになっており、崖の下に落ちた、正確に言えば滑っていたようだ。
逆回りしてる途中の体制になっているカズキ。
なんとか立ち上がり、周りをキョロキョロ見回している。
崖は4階建ぐらいの高さがあり、少なくとも自力では無理。
「穴から戻ろうしたけど、無理だ、穴自体高い場所にある。」
はぁ、とため息をつく、が
「まあまあ落ち着け餅つけ、サイン森自体でかくないみたいだし、それに焦ったって仕方ない仕方ない。」
カズキは、自分がこの穴に落ちたと気づき、穴から来てくれるだろう、と思い。その場に座った。
「……あの高さから落ちたら怪我するよな」
約3mある高さから落ちたらやばいな、と、カズキは立ち上がり、クッションになるものないかと探し始めた。
けれどうまい具合にクッションになるものはなかった。
「しゃーない。えーとメモでここにいるよって書いて、迷わないようにあなぬけのひもをこの木に巻き付けっと、よし!」
なぜカズキがあなぬけのひもを持っているのかは謎だが、それはともかく。
少なくともこれで仮に迷っても縄を辿ればここに戻ってこれる。
「再会できたら謝らないと…」
カズキはそう思いながら、森に入っていく。
「パラセクトぐらいのキノコとか生えてないかな、いや、はえてたら気持ち悪いな。」
と、独り言が多いカズキである。
するとカサカサと葉っぱが揺れる音が近くなってくる。
そして急にたくさんのポケモンが草むらから出てきて、何かから逃げるように走っていく。
なんだなんだとポケモン達が出てきた方へと覗くと、カズキと同じくらいの黄緑色のむしポケモンが襲ってきた。
「うわぁ!!」
と、思わず叫ぶ。そしてむしポケモンは自前のカマを振り回す。
さすがにやばいと今度はカズキがそのむしポケモンに追いかけられる。
「だれかー?!」
カズキは必死に逃げ回る。むしポケモンはカズキをカマで切ろうと思っているのが、振り回しながら追ってくる。
するとカズキが持っていたロープがそのむしポケモンに切られてしまった。
「あぁ?!!」
だが引き返すとやられるのでそのまま走っていく。
すると石にぶつかってこけてしまった。
振り返るとじわじわ近づいてくる。
もうだめだ!!っと覚悟をした時。
「フライゴン、アイアンテール」
後ろから空を飛ぶポケモンが自分の尻尾を硬くさせ、それを振り回し、むしポケモンにダメージをくらわせた。
ダメージを負ったむしポケモンはその場から去っていった。
「あ、あぁ…」
カズキは心臓をバクバクさせていた。無理もない、自分と同じくらいのポケモン、リアルで自分と同じくらいのカマキリが襲ってくるのだ。
そんなカズキの背後に少年が近く。
「大丈夫…?」
と、手を差し伸べる。カズキはその手を取り、なんとか立ち上がる。
「あ、ありがとう…そのポケモンは」
「フライゴンだよ。」
「フライゴン…あ、ありがとう」
カズキは自分を助けてくれたフライゴンと、おそらくフライゴンのトレーナーだろう少年にお礼を言う。
「今のポケモンはストライク。きみ何したの?」
「な、なにもしてないわ!!はぐれた旅仲間と会おうとして…わけあって森に入ったら急に。」
なるほどね、と、少年はいちよう納得したようだ。
「はぁ、ストライクにストライクされるとは…」
と、カズキは手を見る。手には切れたロープ。
「あぁぁぁぁあ!!!」
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.54 )
- 日時: 2018/09/16 00:50
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
カズキの叫び声で驚く少年とフライゴン。
「どうしたの?」
カズキはかくかくしかじかと説明する。
「なるほど、ならきみの仲間まで連れて行ってあげる。フライゴンに乗って空から探そう。」
「本当に?!ありがとう!!」
高い木があるけれど、だいたい空から探せば見つかるだろうと、それにこの森を調査していたらしく、ある程度はわかるらしい。
「そういえば名前名乗ってなかった。アタシはカズキ。」
「オレ、リオ。気楽に読んで。」
リオと名乗る少年、フード付きの服を着ており、ジャンバーを腰に巻いている。
焦げ茶色の頭には帽子が深く被されている。
「じゃあさっそく。」
フライゴンの背中に乗せてもらおうとした時、奥から話し声が聞こえた。
「誰か居るね。さっきまでいなかったはずだけど。」
「もしかしてカレン達かも!!」
と、一旦フライゴンに乗せてもらうのをやめ、その話し声の方に向かう。
けれど近づくと、明らかにカレン達の声ではないのはわかる。
「…カズキ、ちょっと隠れて。」
「?」
二人と一匹は木の陰に隠れてる。陰からこっそりそちらを見ると、3人の大人が地面に座り、ダンボールに囲まれながらぶつぶつ言っている。
「……ったく………でよ」
「…まじ…」
よく見ると、手にはモンスターボールと筆を持っている。
「いやまじお前ふざけんな、なんでゴージャスボール注文したらモンスターボールになるんだよ。」
「だから謝ってるやんけ!!」
「謝ったところで許されるわけないだろ!お前だけじゃなくて俺たちにも被害あるんだからよ!」
「いいからさっさと塗りなさいよ!!せめて見た目さえ誤魔化さないとやばいんだから」
「あーあ、バレたらおれたちクビかなぁ…?」
「ひぃぃ!!それだけはいやだぁ!」
「いいから黙って塗れ!!」
「「『………』」」
どうやら仕事で失敗し、それを揉み消そうと証拠隠滅しているようだ。
そんな大人達を見てカズキとリオ、フライゴンは冷ややかな目で見ていた。
「あれ、きみの仲間?」
「違う。カレン達は少なくともモンスターボールをゴージャスボールに偽装するようなことはしない。」
「よかった、あれがきみの仲間だったら今すぐフライゴンに乗って去ろうかなと。」
「地味に傷つくからなそれ」
人違いだったし関わりたくないのでその場から去ろうとした時。
「うわぁなんだこいつ!」
突如出現したイーブイ、牙を汚い大人達に向けている。
「あれ、あのイーブイって」
するとイーブイは大人の1人に噛み付いた。
「イッテェェ!!!」
痛さのあまりよろけてしまい、山積みになっていたモンスターボールが大量に入っているダンボールにぶつかり、ダンボールごと倒れる。
「「?!!!」」
思わず目を疑う光景。山積みのダンボールで見えなかったが、奥にはポケモンが何匹が檻に入れられていた。
「あ、あれ、まさか」
「あいつら、ポケモンハンターだ。」
「よくアニメに出てくるやつ…まさかこの目で見るなんて…」
カズキは思っていた以上に汚い大人達だと思った。
「クソ野郎!」
大人、男はイーブイを地面に叩きつける。大の大人の力を食らった小さい身体は痛がっている。
「見てられない。」
「え、ちょ」
リオは我慢ができなくなったのか、スタスタと大人達の前に現れた。
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.55 )
- 日時: 2018/09/21 03:37
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
「?!子供?!」
「ッチ、めんどくさいところを見られたな。」
動揺する汚い大人3人、正直まだ偽装しているだけだったら言い訳は通じただろう、というかそれだけだったら関わらないようにしていたし。
けれど明らかにポケモンを檻に入れているとなると彼らも見逃すわけにはいかない。
「そのポケモン達を解放しろ、じゃないとフライゴンのドラゴンテールで痛い目にあうよ。フライゴンも俺と同じ気持ちだから無傷では済まない。」
「え、なにこいつ、まだこっち脅したりしてないのに怖いんですけど。」
「正直それは同感する。」
ただ許せないのだろう、リオは脅す。
しかもそれを見たら見逃すとも言っていない。
「へっ、まあ正義のヒーローが現れたってことか。」
「悪いけどおれらの役割ってのかあってな、」
そういって、彼らはそれぞれポケモンを出す。
「ズバットとスリープ、デルビルか」
いかにも悪の組織のポケモンチョイス。
「あの目がない子、もしかしてゴルバットと関係あるのかな?って違う違う、今それどころじゃない」
と、まだ隠れてるくせになに言ってるんだって話ですがまあお気になさらず。
「悪いが痛い目にあうのはそっちだ、正義のヒーローさんよぉ?」
「仲良くカブリアスの劣化版とくたばりなさい。」
「…勝てると思ってる?」
フライゴン対ズバットスリープデルビル、うん無理ですね。終了のお知らせです。
「フライゴン!ドラゴンテール!」
フライゴンは自前の羽を使い、ものすごい勢いでをはじきとばした。
「つ、つよ。」
体格差もあり、ズバットとデルビルをあっさり倒した。
あっけないものだ。
「な、強すぎる!」
「ッチ、あんなのおれたちが食らったら少なくとも散っちまう。」
「だがまじめにポケモンバトルするためにポケモンだしたわけではないんだぜ?よく見ろ、檻に入れられているポケモンが静かなのを!!」
「?!!フライゴン!」
「スリープ!かなしばり!」
スリープはトレーナーの指示通り、フライゴンとリオをかなしばりにした。
「!!から、だが」
「あのな正義のヒーローさんよぉ?おれたちも自分の命がかかってるんだ?正義のヒーローさんがでしゃばりさえしなければ誰も傷つかなかった、そうだろ?」
「ふざ、けんな。」
「あっはっは!」
よくよく考えてみたら、檻に入れられているはずなのにポケモンは静かだった。おそらくこのようにかなしばりなど使って入れていたんだろ。
「じゃ、バラされるとやばいから、あばよ正義のヒーローさん。」
手を下そうとしたとき、
「べ、ベドベター!どろかけ!」
と、なんこかの泥が、汚い大人たち3人と、スリープの顔に当たる。
「うわ、なんだ?!」
『スリィィ!』
思わずスリープはかなしばりを解いてしまった。
「だれだ?!」
その言葉に呼び出されたように、てか呼び出されたカズキ、さすがにやばかったと思ったのだろう。
「い、いいかけんに名乗れよ!!タイミングが掴めなくて汚い大人でしか言えないんだから!」
と、メタ発言をするカズキ、というかカズキの言う通り、うまく掴めなくて…
「よくわからねーこと言う子供だが、まあ確かにおれたちのこと知らずにいるのも可哀想だしな、いいぜ?おれたちは」
「「「トランプ団!!」」」
- Re: 《ポケモン》ー意外になんとかなるもんだー ( No.56 )
- 日時: 2018/10/15 02:04
- 名前: クラゲの天狗 (ID: 4.2P0hz.)
「トランプ…だん?」
「どっかの大統領と同じ名前。」
「2つの意味でやばいからそれ以上はよして、」
トランプ団と名乗る彼ら。
黒い探検隊の服を着ており、帽子にはおそらくトランプ団のロゴマークだろう、Tの文字が備えられている。
ボタンはスペードの形をしている。
「何年前のホウエン地方で問題を起こした組織と似たような奴らか。」
ポケモンの世界って、治安がわるいよね…
「ったく、次から次へと…ん?おまえのベトベター変な色してるな。」
トランプ団の一人が、カズキのベトベターに気づく。
「ねえ、あのベトベター売れば、発注ミスした分をうらむやにできないかしら?」
「いいなそれ、一体どこのヘドロで育ったのかは知らんが、良い値段になりそうだ!よこせそいつを!」
次から次へと企みを生み出すトランプ団。
「ぜってえいやだ!!」
何言ってんだこいつら、とカズキは断った。
「まあレアなポケモンを簡単には手放したくないもんな、よし条件だ、そのベトベターをこっちによこせば捉えたポケモンとおまえらを見逃してやろう。」
「カズキ、引き渡したらダメだ。大事なポケモンを。」
「こんな人たちに渡す気は無いからそこは安心を。」
とまあ、割とベトベターを大事にしている様子。
「じゃあ無理やり奪うまでだ!スリープ、ねんりきだ」
「…フライゴン。そらをとぶ。」
スリープは手を招くようにうごかし、自分の超能力で攻撃しようとする。
素早くリオはフライゴンにそらたかく飛ばす。
「無駄よ!出て来なさいゴルバット!」
仲間のサポートに回るべく、トランプ団の一人はゴルバットを出して来た。
「ゴルバット!飛んでるポケモンにかみつく、もしくはちょうおんぱ」
「ならスリープ!ベトベターにずつきだ!」
スリープは頭を向けてベトベターに攻撃しようとするが、まあいつもの通りベトベターに掴まれる。
「かみつく!」
思いっきりベトベターは口を開けて首元を噛んだ。
「っち、スリープそのまま…」
「そっちばかり優先してたら、困るのはそっちだよ。」
なんだ?と上を見上げると、フライゴンがものすごい勢いでこちらに向かっている。ゴルバットが噛み付こうとするがぶつかってはじき出された。
そらをとぶの技の内容が不明なので、作者の想像になってしまいますが、作者の想像では、助走をつけて体当たりするイメージです。
「おいまさか」
「そのままいけ、フライゴン。」
フライゴンはそのままトランプ団3人を吹き飛ばした。
「「「ウワァァァァァ?!!」」」
大きな木にぶつかり、大きなキノコの上に落ちる。
すると次々とキノコが起き上がる。パラセクトだ。
上に乗っかったのが許せなかったのか、パラセクトは自身のキノコからしびれこなをだし、3人に浴びせた。
「「「あばばばばびばばびびばば」」」
トランプ団の3人はしびれこなを浴び、体がしびれだした。
もうしびれこなって、毒だろ毒。
「よし、今のうちに檻に閉じ込められいるポケモンを出してあげよう。」
「もう何もいうまい。」