二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【転生】緑雨の空に、花束を【人間未満の聖杯戦争】 ( No.19 )
- 日時: 2016/12/06 12:41
- 名前: ナル姫 (ID: xJkvVriN)
「私の名は言峰綺礼……聖堂教会の神父にして、一家の長兄だ」
「おい本当にこいつ神父なのか金ピカ」
「職業はな」
「何か言ったか?」
言峰綺礼 kirei Kotomine
三十四歳。言峰聖堂教会の神父であり、時雨とギルガメッシュの戸籍上の兄、ディアルムドからは義兄に当たる。
相変わらずの人格破綻者ではあるが、どういうことなのか若干母性(?)が強くなっており、時雨を引き取って間もなく父が高齢で逝去し幼い時雨の面倒を見てきたためか、時雨に対してシスコンを患っている。
衛宮切嗣とは喧嘩するほど仲が良いの関係なのか、切嗣が妻や息子や娘を自慢するのに対し、こちらは妹や義弟を自慢する傾向にある。寝顔の写真をよく撮っているが、ディアルムドが警察になったため最近は少し自粛している。
戦争の記憶は、時雨を引き取った際に思い出している。
「我が名は言峰ギルガメッシュ! 言峰家次男にして唯一無二の英雄王!!」
「過去形だろうがニートめ」
「(笑)」
「働いておるわ!!」
言峰ギルガメッシュ Gilgames Kotomine
二十二歳。戸籍上は綺礼の弟、時雨の兄。ディアルムドからは綺礼と同じく義兄に当たる。
性格は相変わらず天上天下唯我独尊の我様。大学生の頃から綺礼の名義を使い在宅ワークで株式の運用などをしており、現時点では綺礼と同じくらいに稼いでいる。
何かにつけて時雨や綺礼にちょっかいを出したがるが、時雨が男子と歩いているだけで魂の抜ける綺礼と違い何かとしっかり者であり、時折英雄王を思わせるカリスマぶりを発揮する。
シスコンでもブラコンでもないが、面白い玩具をそう簡単に手放すつもりはない模様。
ディアルムド同様、幼いときから記憶はある。
「俺ァクー・フーリン。中学んときから日本にいる。今はフリーターだ」
「定職に就け狗」
「家賃を寄越せ」
「うるせぇ!!」
クー・フーリン Cu Chulainn
二十二歳。言峰家に居候しているフリーター。
相変わらずの兄貴肌で、ディアルムドが警察になってからは家事を任されている。ナンパ癖は抜けておらず、ちょくちょく女性に声をかけるが、うまく行かないのが世の常。
エミヤやギルガメッシュとは相も変わらず犬猿の仲だが、喧嘩する程なんとやらとも言う。
時雨とディアルを妹分弟分として可愛がっている。
中学に上がる際日本に来ており、記憶はその時取り戻している。
「俺の名前は寺林晋太郎。ただのしがない老年刑事だ」
「俺の先輩刑事、とてもお世話になった人だ」
「はは、世辞はいらねぇよ」
寺林晋太郎 Shintro Terabayashi
五十一歳。ディアルと同じ係に配属されているベテラン刑事で、ディアルが中学生のときからよく見知っている。荒れていた当時のディアルが、教会の人以外唯一心を開いていた刑事さん。
出世街道からは程遠い人生だが、それを気にしたことはない様子。誰に対してでもおおらかで心が広く、後輩刑事たちには慕われている。
刑事課、生活安全課、交通安全課など色々なところを回ったが、結局生活安全課に落ち着いている。
「……私まで挨拶せねばならんのかね」
「一つお願いします、ケイネス殿」
「ったく……橋金圭佑。冬木署の生活安全課課長だ」
橋金圭佑 kesuke Hashigane
四十二歳。ディアルムドや寺林の上司の生活安全課課長でエリート刑事。
前世、第四次聖杯戦争においてディアルムドをランサーとして呼び出し、使役したケイネス・エルメロイ・アーチボルトの生まれ変わりだが、本人に記憶はない。また、態度も少し柔らかくなっていく模様。とはいえ、やはりディアルムドは彼を苦手対象としている。
ソラウとは前世同様片思いの状況である。