二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ONE PIECE 転生バージョン ( No.72 )
日時: 2017/03/16 20:44
名前: ロアメイ (ID: vVtocYXo)

____第18話____

ゾロ「、、、あ?」

ルフィ「ゾーーーローーー!!!」
ナミ「ちょっとルフィ!何勝手に上がってんのよ!」
サンジ「そうだぞルフィ!いくら野郎の家とは言え、勝手に上がるのはダメに決まってんだろうが!」
ウソップ「そうゆう、お前らも勝手に上がってんだろうが!」
ナミ「あんただってそうじゃない!ウソップ!」
召し使い「お辞め下さい!ゾロ様のお知り合い以外はゾロ様にお会いになれない決まり何です!」
ルフィ「俺はゾロの友達だ!」
召し使い「ゾロ様がお会いになるのをお望みになっていないんです!それにゾロ様はあなた方を知らないとおしゃっています!お帰りください!」

マジかとゾロは思った
変な奴らだとは思っていたが、こんな方法をするとは思っていなかったのだ
これ以上騒がれるとこっちが迷惑なので、諦めて自分の部屋のドアを開ける

ゾロ「騒がしいぞ、、、」
召し使い「ゾロ様!!」
ルフィ「ゾロ!!!」
召し使い「お逃げください!危険で御座います!」

召し使いがバタバタとこちらに向かって来る麦わらの男を追いかける
そして、その麦わらの男がゾロに飛びつこうとした瞬間 召し使いが最終手段とばかりに叫んだ

召し使い「皆の者!!!ゾロ様をお守りしろ!!!!!」
召し使いたち「「「はっっ!!!」」」
ルフィ「ブヘッ!!!」
ナミ「ルフィ!!」

命令された召し使いたちはここぞとばかりに壁のように並び 飛びつこうとしたルフィを投げ飛ばした
ゾロはそれをぼーっと見ていた

ゾロ「あー」
召し使い「ゾロ様!お怪我は御座いませんか!?」
ゾロ「怪我する前にお前らがそいつ投げ飛ばしただろ」
召し使い「よう御座いました、、、」

召し使いは怪我がない事を確認するとさっきの必死さと変わり、ほっと息をついた

ナミ「ルフィ大丈夫!?ちょっと何すんのよ!」

召し使いはその抗議に冷たい視線を向けて叫んだ

召し使い「それはこっちのセリフです!!もし、、、もし!ゾロ様がお怪我をなされたらどうするおつもりですか!?ゾロ様のお知り合いでもない者たちがゾロ様に会うどころか、触ろうとするとは何事か!」
ナミ「抱きつくぐらいでゾロがそんな簡単に怪我するわけないでしょ!それより、ルフィの方が危ないじゃない!投げ飛ばすなんて、酷いじゃないの!」
召し使い「あなた達にゾロ様の何がわかるのですか!それにゾロ様にお怪我をさせようとした当然の報いです!お帰り下さい!」
ウソップ「当然の報い?んなわけあるか!」
サンジ「レディ、そんな言葉使っちゃダメだよ!それと、野郎ども!何しやがる!」

ナミに続いて、ウソップやサンジが罵声を飛ばす
そんな中、起き上がったルフィが叫んだ

ルフィ「ゾロ!!!」
ゾロ「あ?んだよ」
ルフィ「俺の仲間になれ!」
召し使い「なっっ、、、!ゾロ様になんて口を!」
ゾロ「やめろ、」
召し使い「ゾロ様、、、かしこまりました。」

召し使いはゾロの命令に素直に従うがゾロを守るためか壁のように並んだ列は崩さない
ゾロはそんな中ルフィに目をゆっくりとやる

ゾロ「ルフィ、、、つったか?」
ルフィ「おう、ルフィだ」
ゾロ「仲間になれっつったよな?」
ルフィ「おう、仲間になれ」

ゾロはフッと笑ってから言った

ゾロ「やめておけ、この通り俺の家は過保護でな、、、知り合いでもない奴とはつるめねぇんだよ 諦めろ」

ルフィは少しムッとしてから 自分の部屋に戻っていくゾロに叫んだ

ルフィ「過保護なんて関係ねぇだろ!なんで、お前が家に縛られなきゃいけねぇんだ!自分の事ぐらい自分で決められんだろ!?」

ゾロはその言葉に足を止め 振り返り言った

ゾロ「自分の事すら決められねぇんだよ、俺は 外にすら自由に出られない 何せ大手会社の社長の一人息子であり跡取りだからな あいつにとっては大切なんだろな“跡取り”が」

ゾロはそう言い残し また、足を進めていった

ルフィ「俺は諦めねぇぞ!ゾロ!ぜってぇ仲間にしてやる!」

ゾロはその言葉に足を止める事はなかった