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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】それでも夜空に手を伸ばせ【SM】 ( No.2 )
- 日時: 2016/12/04 17:08
- 名前: ミサイル蟻 ◆K17zrcUAbw (ID: wSTnsyhj)
第一話:守り神
ヨウはまぶたを擦りながら、ベッドのから起き上がる。
長い長い夢を見ていたヨウだが起きて数十秒も経てば夢の事などもう忘却の彼方。
真新しいピカピカの階段を降りる。元々住んでいたカントー地方の家とは真逆で綺麗な家だなとボンヤリとした意識の中で思った。
「よく、眠っていたのね。ヨウ!早速だけどこれ自分の部屋に運んでね」
笑顔で母親から、大量の段ボール箱を渡される。目が覚めたばかりなのに人使いの荒い母親だ。
「さーて、私はニャースと一階を片付けちゃいましょうか」
「ニャウ?!」
ニャースは尻尾を逆立て手伝わないという意向を剥き出しにしている。
「うーん、無理にニャースに手伝ってもらうと引っ掻かれるし、ヨウ二階が終わったら手伝ってね」
ヨウの嫌な予感は見事に的中し、ほぼ全ての作業をヨウ一人で終わらせた。
起きた時は12時程だったが、いつの間にかもう18時を回ろうとしていた。
「疲れたわね!」
「母さん何もしてないだろ」
「したわよ。色々」
色々ってなんだよと呟こうとするとインターフォンが鳴る。その直後ドアが開く音がする。
来客は技について研究している博士__ククイ博士だった。
「初めましてヨウ君!どうだい、アローラ地方は?」
「とても過ごしやすくて、僕は好きですよ」
「それは良かった。早速だけど、しまキングさんの所に行こう」
「しまキング?どんな人なんですか?」
「それは会ってみればわかる。さぁ行こうぜ電光石火だ」
まさに電光石火の勢いで、走り去る。なんでも、ポケモンの技に例えたがるのが、博士の性らしい。そこまでいくともはや、技オタクである。
着慣れた服に着替え家から、飛び出す。
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