二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 逃走中G14〜呪われた遊園地arrival〜 リレー制 ( No.581 )
日時: 2017/05/12 10:14
名前: sorutymata (ID: sZaVltGq)

〜ドラマパート⑥〜


霊夢とレティの戦闘は、終始一進一退だった。レティには、冬のパワーを最大限に放てる大技『ノーザンウイナー』に、氷花を炸裂させる『フラワーウィザラウェイ』があるうえ、これらは冷気がありさえすれば状況を問わない。エリアを顧みなくていい敵側の状況は、逆に制限を受けている霊夢には不利と言える。エリアに被害を及ぼせない霊夢は、『夢想封印』や『夢想天生』などといった大技を使えない分、手数は減っている。

しかし、『妖怪と人間の埋め難い差(G13にて言及。)』を感じさせないのが、この巫女、博麗霊夢の特権である。特有の勘とその才に裏付けされた戦闘力。レティとは実際、『春雪異変』にて一度当たったことがある相手なだけに、リベンジも許されなかった。


霊夢「懐!もらうわ!!!」
レティ「あっ!?」
霊夢「神技『天覇風神脚』!!!」

レティの攻撃をかわしきり、その懐で最大限の物理攻撃を叩き込む。この時点で、勝敗は決していた。サマーソルトキックを連打され、レティは打ち上げられ、間髪入れずに次が飛んでくる。そしてそのまま・・・上空に放りだした!!!


レティ「くっ・・・ぐわぁっ!こ、これで終わると思わないで・・・それに、私の言葉、脳に焼き付けておきなさい・・・。」
霊夢「・・・なんとか退けたわね。・・・『妖精(わたしたち)は幻想郷に戻る義務がある』・・・ねえ。こんなんじゃ、証明にもならないっていうのに。」


そして、エリア中央の祠では・・・。
????「??????、そろそろ先陣を切らせるぞい。」
??????「了解です。遠慮なくかましてください!」
????→マミゾウ「じゃあ、行くぞ!行けい!土蜘蛛、人狼、山姥!!!」
土蜘蛛(ヤマメ)「妖怪の本質に畏れおののけ!こっちは地底で眠ったから元気いっぱいなんだよ!」
人狼(影狼)「今、夜なのよねー・・・・満月じゃなくて正解だったわ。というか人狼って呼び方・・・まあ狼男じゃいろいろおかしくなると思うけど。」
山姥(坂田ネムノ)「とうとうオラの出番だべ!このナタの錆にするために、ここにいる者どもを引っ掻かせてもらうべ!」

マミゾウの指示により、妖怪の先陣が切られた!
この様子を見た八雲神社は・・・。
紫「・・・あれ?思ったより出てきた妖怪の数が少ない?」
咲夜「・・・怪しいですが、まずはこれを止めないことには始まりません。ミッションで迎撃しましょう!」
紫「そうね。リスクは・・・そうね、今回はこっちかしら。」


mission3 賞金リセットを、阻止せよ!
ついに、妖怪の手勢がエリアに現れた。まずは先陣を切る3体の妖怪、土蜘蛛、人狼(狼男・・・というイメージで入れたけども。)、山姥!これらを封印し、主導権を握らなければならない!もし残り65分までに1匹でも取り逃がしてしまった場合は、その時点で賞金がリセットされ、逃走に成功しても、得られる賞金は半額(78万円)となってしまう!封印するには、お坊さん(霊夢)からお札を受け取り、それを妖怪に貼り付けなければならない!



ということで、ミッション3は賞金系にしました。原作ではこの後に発令する予定の復活ミッションと賞金系をくくっているわけですが、今回は2つに分けることにしました。このオリジナルミッション、どう捌きますか?なお、次回のドラマパートは残り55分を予定しています。そこまでの本編を、よろしくお願いします。ちなみに3体の妖怪には通報機能は取り付けてありません。(続)