二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 新たな始まり。(ポケモンサンムーン、二年半後の物語) ( No.2 )
- 日時: 2017/01/03 03:16
- 名前: だらく ◆nI0A1IA1oU (ID: 5obRN13V)
歴史を感じさせる日輪のーー、普段は滅多に人など訪れない重々しくも神聖な場所に一人の青年がやって来た
白衣を身に纏った青年と青年のバックに入っている全身が黒に近い紫色に襟の体毛は黒、鬣のようなちょこんと頭にある体毛は上が赤、顔に近い部分は黒になっており、見た目は子狐のような生き物が青年の顔を見上げる形でバックから顔を出していた
今日は偶々だろうか、よく晴れていて調査がしやすいなと青年はその生き物の視線に気付かずに空を仰ぎ見てそう思えば、満足そうな笑みをする
そんな青年を見ていた生き物も同じように空を見て、にししっと悪戯っ子ぽい笑みを浮かべた
「あ、嗚呼すまん 気を取り直して調査しよう、か?ゾロア」
青年は生き物が笑ったのにも関わらず、人と話す時と変わらない口調でゾロアと呼んだ生き物を見て話しかけていた
「勿論だぞ、オイラはーー博士の助手だからな!何時でもバッチリだ、何処からだ?」
話し掛けられるのを待ってました!と言うように子犬のような鳴き声を出した後、バックから飛び出してーー博士と呼んだ青年を見てその場を一二回跳ねてから元気に返事をする
ーー喋る生き物をゾロアと、ゾロアからーー博士と呼ばれた青年。この生き物をゾロアと呼んだが、それは彼の名前ではなく生き物の名称だ
この世界には動物とは似て異なる生き物が居てそれらは様々な能力を持っていた人は皆その生き物の事をポケットモンスター、縮めてポケモンと呼んでいる。ポケモンには全てに名称があり、その数は年々増えているらしくその多くは謎に包まれている、そのためかこの世界には博士が多くポケモンについて調べている人が居る
彼もその内の一人で、相棒でもあり彼女がわざわざ違う地方から譲り受けた大切なポケモンの一匹であるゾロアと一緒にとある調査をしにやってきた
簡単には行かない、上手くは行かない、そんなことは分かっていたがそれでも諦めずに調査に調査を重ねた結果、研究者から博士と呼ばれるまでになった
それから、数年やっとめぼしいところが見つかり、それを確かめにこの島の守り神であるポケモンの許可を得て調査しに此処へ来た
調べることよりも遥かに守り神であるポケモンの説得の方が苦労した訳なんだが、そんなことを知ってか知らずかゾロアは黒い尻尾をはちきれんばかりに振って早くやろうと云っているように博士の周りを駆け回っていた
「助手か頼もしいな まずはそうだなー...、ーーからにしようか、行くよ ゾロア」
まあ良い、帰ったらまずは彼女に報告しよう。頼もしいゾロアと一緒に......
(良い報告しに戻る 必ず帰る、君や家族の元に)
ゾロアの様子を見て微笑ましそうに目を細めるーー博士はゾロアに分かりやすく調査する場所を指と口で教えると我先にとその場所へ駆けていく
その様子にまた口許が緩みながらゾロアの後を追うように小走りに駆け出す背中には誓いにも似た思いを心の中で呟いてーー博士は調査しに向かう
ーーーーー
それがーー博士と自分の事を助手と豪語するゾロアの最後の目撃情報だった
いや、正確には彼女がーー博士の行き先を知っていたのみで、実際は誰もーー博士とゾロアを目撃していなかった
だが、そうーー博士の彼女は勘が良くあたることで社員の中では有名だった。その勘は悪ければ悪い予感ほど的中し、その夜は酷く魘されたらしく一週間、二週間、一ヶ月過ぎてもーー博士は戻らず、五年間も続いた捜索は彼の私物であるバックが発見されたのをきっかけに打ち切りとなった、酷く深い悲しみを彼女に残して
そして、彼を想う気持ちからかアローラ地方をも巻き込む危機へと落とされたが少女とアローラ地方に引っ越してきた少年の活躍より救われる。少年はアローラ地方のチャンピオンとなり、その後も活躍をしたという
引っ越してきた少年がチャンピオンになってから約一年半過ぎた頃、アローラ地方全域で嵐が直撃する
〜〜あとがき〜〜
あとがきを書こうと思いましたが、ただどんな風に書いたとか自分のポケモン愛(←)とか書くのも味気ないなーと思いました。
なので、ロケット団のムサシ、コジロウ、ニャース(※口調崩壊注意←)の三人組風に解説しましょうかのコーナーにします、はい。
コジロウ「はいはい、やって来ました〜解説しましょうかのコーナーロケット団のコジロウと」
ニャース「人間の言葉を話すロケット団のニャースでニャースと」
ムサシ「ロケット団の紅一点を務めるムサシでーす!」
コジロウ「自分で話すとか紅一点とか言っちゃうか〜?というか、語弊があるだろ」
ムサシ「良いの良いの!アニメでも小説でも主役は私たちなんだから!」
ニャース「にゃーたちは引き立て役にゃのにゃ.....」
コジロウとムサシ「「ニャース!」」
ムサシ「此処で私たちの宣伝をすれば、小説でたくさん活躍するかもしれないじゃない!」
コジロウ「そうだぞ!ニャース!何事も諦めない、前向き精神で行こう!」
ニャース「お前ら......そうにゃ、そうにゃ!此処で活躍をしてアニメとは違うジャリボーイ、ロケット団を見せるにゃ!ピカチュウもゾロアもサカキ様に献上するにゃ!」
ムサシ「というかー、アローラ地方にゾロアって居ない......ゾロアって確かイッシュ地方のポケモンでしょ まあ、それでもイリュージョンとか凄いしまさに悪の組織の一匹に相応しいし......ほしいのよね、素で」
コジロウ「だよな〜、しかも、喋るゾロアだろ?人間にもなれるし上手くすれば......ピカチュウもすんなりゲットしちゃうかもな」
ニャース「んにゃ、それはいい考えにゃ!サトシに化けさせればピカチュウを誘導してゲット、そして!」
コジロウ、ムサシ「「幹部昇進、ーー、ーー、いい感じ」」←忘れた(おい
ムサシ「そうと決まれば、まずはこのゾロアの捕獲から、行くわよ ニャース、コジロウ」
コジロウ「おう!」
ニャース「にゃ!って、解説になってないにゃ!ムサシ、コジロウ待つのにゃ、待つのにゃ!って、行っちゃったにゃ......」
「こほんっ...此処ではポケモンの解説や裏話を語っていくつもりにゃ!皆、駄作に興味ないと思うがロケット団が出る回には来てほしいんだにゃ!にゃーたちの活躍とゾロアとーー博士の行方は? 舞台はアローラ地方!ゲームで云うにゃれば、ポケモンサン、ムーンに出てくる地方にゃ!」
「プロローグとこの小説で出てくる主人公の接点はいかに!皆、此処まで読んでくれてありがとにゃ!次は序章にゃ!次回も読んでくれると嬉しいにゃ!」
あとがき、解説しましょうかのコーナーよりロケット団、ムサシ、コジロウ、ニャースでした!(風ですが←)