二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.14 )
- 日時: 2017/01/28 07:50
- 名前: 通りすがりのライド (ID: U0hMzT3c)
一真視点
「どうすっかな……。」
俺は今、洋服点のアクセサリーコーナーで迷っている、なぜかと言うと…。
俺と胡桃はあのあと、悠里達のところに向かい丁度この店に合流したので、せっかくだからここでなにか買う(というよりもらってく…か?)ことにし
今、佐倉先生のプレゼント用品を由紀ちゃんと一緒に選んでいる最中なのだ
「ねぇ、太郎丸と早く遊びたいし早く行こうよ〜。」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、あともうすぐだから…。」
合流したときに、由紀ちゃんが見にしたものは太郎丸で、なんだか凄い気に入ってるらしい。一応確認しておいてよかった……と俺はほっとしていた。
それにしてもまだどれか決められない由紀ちゃんは熊のぬいぐるみで俺はと言うと……悩んだあげく、選んだのは
「うん、これにしよう。」
丁度薬指に入りそうな、光沢感がある
指輪にした。彼女はれっきとした大人なのであえてこれを選んだのだ。待たせてしまった由紀ちゃんを連れ、悠里たちのもとへ、そして全員の無事が確保されたので、再び生存者を探そうとした時に、太郎丸が、由紀ちゃんから離れ、誰もいない場所で吠えていた。
それに反応する胡桃は
「どうしたんだ?太郎丸。」
「わんわん!」
さっきから吠えているが、俺はもしかきたらという事をみんなに話した。
「多分、今近いんじゃないか?生存者が。」
「!…それってやっぱ生存者っていうのは飼い主だったのか?」
その可能性はあるかもしれない、由紀ちゃんは太郎丸の近くにいながら、俺達に
「じゃあ私、太郎丸に案内してもらえるように頼んでみるよ。ねぇ、太郎丸
!」
「………わん!」
由紀ちゃん、君はもうそこまで出来るようになったのか。一体どうすれば……いや、今はそんなこと考える必要はないか。とりあえず、俺達は太郎丸が感じる人の気配を辿りながらかつ、あいつらにばれないように着いていった
しばらく歩くと、一階のロビーまで来た。一番広いとこだ。そこで太郎丸が
「わんわん!!」
「た、太郎丸…!」
その太郎丸が吠えたおかげで周囲にいるあいつらが一斉に俺達に振り向いた。そしてやつらとは違う別の声が遠くで響いたのだ。
「今の…太郎丸!?」
その声の方向に向くと、辺り一ヶ所にやつらが迫っているとこがあった。
そしてそこに二人の生存者がいた。
俺はみんなに
「みんな、いたぞ!!」
「「「「!?」」」」
そしていち早く気づいた。胡桃は生存者がいるところに一直線で向かった。
一人じゃあぶないし俺も行こうと
胡桃に追うように向かう。そして佐倉先生に
「佐倉先生は由紀ちゃんを守ってくあげてください!」
「え、ええ!分かったわ!」
彼女はある程度、戦わせるように教えたので、心配は不要だ。俺はそう告げて生存者の周りの奴らをなぎ倒していく。胡桃の戦闘スタイルは結構驚くけど、それは彼女自身の運動神経があるからこそ出来るのだろう。いや、俺も充分えげつないか。もはや彼女の猛乱闘は終わらない。そして隙が出来て、生存者を
「二人共!こっち来て!」
「え、あ…はい!行こう、美紀!」
「う、うん!」
そして俺らは二人を、なるべくやつらから離すように距離を置く、一方、やつらを無双する胡桃は
「よし、そろそろいいか、じゃあ早く離れるぞ!」
俺らは生存者の二人を連れ佐倉先生の元へ。しかしまだやつらは大勢いる。
こんな数を撒くのは可能とは程遠いしかし、悠里が
「みんな、耳塞いで!」
と彼女は手に持っているものは引っ張った。その瞬間ピピピピピピピ!と物凄い爆音が響いた。防犯ブザーか、持っていたものって。その隙に逃げようとブザーで動けなくなっているやつら
を抜け出し、入り口に出ようとした。
その時
「きゃ!」
「え!?」
「「「由紀ちゃん!」」」
「由紀!」
由紀ちゃんが一気に上空まで何者かに連れ去られた。二人の生存者が最初に気付き、俺たちもその後に気づいた
アンデットか。
俺はそう察して、バックルにカードを挿し込み、待機音が鳴り
「変身!」
【TENR UP】
オリハルコン・エレメントから飛び出し変身、そしてアブゾーバーからQとJを取りだし
【アブゾーブ・クイーン】
【フュージョン・ジャック】
二枚のカードをラウズし、ジャックフォームにさらに変身。そしてブレイラウザーを取りだしアンデットの元へと飛ぶ。
続く
あとがき
なんか続く形になってしまった…。
この話が終われば、みーくんとけーちゃん(由紀ちゃん風)の過去回にしようと思います。
それと気づいたのも多いと思いますがケンジャキが「ウェイ」と言わないのは
最終回の後の物語なので、この最終回のケンジャキはウェイすら言わなくなってしまった(元々言うつもりはなかったかもしれませんが)ので、ここは忠実に再現してみようと、あえて出さないようにしました。シリアスなとこでウェイなんて言わせたらなんかふいんきぶち壊しな気分にもなるし
とりあえず続きは次回ということで
ではでは〜〜。
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.15 )
- 日時: 2017/01/30 06:34
- 名前: 通りすがりのライド (ID: bR6mg6od)
「かずにぃ……大丈夫かな…。」
あたしらはあいつらの大群を出来るだけ避けるため、今は生存者二人を連れ
ちかくにある空き部屋に行く、もう夕方でオレンジの空が夕焼けを強調するかずにぃは…今連れ去られた由紀を追うために変身して遠いとこに行ってしまった。逃げることに詰まったけど、
いっしょに戦おうとしてもアンデット相手じゃ足手まといになるだけ。
でもやっぱうずうずして、黙っては入られなかった。そこにりーさんが
「大丈夫よ、きっと…彼なら由紀ちゃんを救えるから…。」
りーさんの言葉で少しは荷が軽くなった。ありがとうと、小さく呟いて、
今まで無口だった、生存者の一人が
「あの…少し聞いていいですか?」
「ん?何だ?」
話かけたのは銀髪のシュートヘアをした女の子だ。聞きたいことって何だろう。その女の子は
「あの時姿が変わった人って…一体何者なんですか…?」
かずにぃのことか…まぁそりゃ不思議がるだろうな。いきなり目の前で仮面ライダーに変身して、さらに羽が生えて、飛んだりしたし……それはあたしらも流石に驚いたけど。あたしは疑問を投げ掛けた女の子にまず最初に名前を聞いた。
「えっと、まず名前教えてくんないかな?あたしは恵美須沢胡桃って言うんだ。よろしくな」
「私は…直樹 美紀って言います。こちらも宜しくお願いします。」
ペコリとあたしの前でお辞儀をした。
結構、礼儀が良いんだなと思いつつ
疑問を答える
「実はな…かずにぃは仮面ライダーであの怪物はアンデットっていう怪物を封印とかして、戦ってるんだよ。どうしてライダーになったかは知らないけど。」
すると美紀は考え込むように頭を下げ、なにか呟いていた。どうしたんだ?
すると、「ありがとうございます」と礼を言う。とりあえず納得してくれたようだ。礼儀もいいし、物分かりも良い。由紀とは大違いだな。と思っていた矢先にさきほど美紀の隣にいたもう一人の女の子が
「それって、本当ですか!?」
「ん、まぁな……(顔が近いな…。)」
すごい勢いでこちらを見つめる。結構元気があるな……こんな空気で。こりゃまたムードメーカーが一人増えるな。するとその女の子は
「あっごめんなさい……、私は嗣堂圭っていいます。ええっと、そっちの二人は……。」
「私は、若狭悠里よ。」
「私は佐倉慈、そして今いないけども仮面ライダーの剣崎一真さんと…。」
由紀の事を思いだし、再び空気をはりつめる、そんなとき圭が
「でも凄いなー仮面ライダーが本当にいるなんて、一度で良いから生で見てみたいよ!」
「さっき見たじゃん……。」
「あれでもあんまり見れなかったんだもん!」
と楽しそうに話す、美紀と圭。なんだかこう由紀がいなくてもあの圭がいるから少しは空気が軽くなるな。精神面はこの世界でもっとも生死を左右するから、あういうやつがいると頼もしくなる。由紀の存在、そして圭の存在も大切になっていく。
そう思ってるとりーさんがこんなことを言った。
「そういえばずっと思ってたけど胡桃一真君のことかずにぃって読んでるわよね?」
「うっ、それはあれだよ!なんかああいう兄さんが欲しいなーってちょっと成り行きで言ってるだけなんだよ!」
頼れる兄は否定しないけど、それ以上の関係ではないと、断っているんだけど
「めぐねぇとかずにぃね……それじゃ胡桃が妹かしら?ふふ。」
笑顔でそういった。い、妹って…!
まぁ、確かにそうなるっちゃなるんだけど……。
「あ、からかわないでくれよ!りーさん!///」
めぐねぇは(・ω・?)のような顔をしている。その一方本人はというと…。
一真視点
「ああっくそ!すばしっこいな…。」
俺は今、由紀ちゃんを連れ去ったアンデットを追っているが、なかなか捕らえられない。このままじゃ振り切れてしまう……。そしてラウザーに「マッハ」のカードをラウズし
【マッハ】
このカードによる超加速スピードでアンデットに追い付き、蹴りを入れる。
そしてその衝撃により由紀ちゃんが宙に落ち、そしてそれを俺がキャッチ
はにも怪我はない………ほっとしてころで正々堂々一騎打ちを仕掛けることが出来る。俺は素早く、由紀ちゃんを安全なとこへ、そしてアンデットが起き上がり、俺に向かって突撃してくる
するといきなり二体に増え戸惑ってしまったか反応が遅れ、少し喰らってしまう。しかしどおってことない。だが久々のジャックフォームでまだ感覚が鈍っている。徐々に掴めてきてるが。俺はラウザーでもう一度、切りつけようとする。右手で塞がれ、カウンターを喰らわそうとしたがそれも避けられる。肘うちで少しのけぞってしまい、
やや後退したしまう。
「このアンデット…たしか橘さんの
ジェミニ……。」
俺もこれとは戦ったこととかは曖昧だが、この二体のうち一体が本物だ。
しかし質量のある分身を作るため、どれが本物か区別のつけようがなかった
その二体のアンデットは蹴りを入れようととびかかってくる。しかしもう一方の方はとっしんしてくる。この状況、どうする?するととったにラウザーにタックルをラウズする
【タックル】
「おらっ!」
突進力が上昇するタックルでとびかかるジェミニをそのまま吹っ飛ばす。
そしてもう一方のジェミニはそのまま俺の突進が耐えられなくなったのか。
防ぎきれなくなって吹っ飛んでいく。
するとまたすぐ起き上がり、俺に向かう。しぶとい奴等だ。しかし動きは完全に読めた。最初に向かってきたやつはローリングて回避し、ラウザーで切りつける。しかしもう一体は、裏拳により、のけぞる。最初のほうは殴りかかる、防いで会心の一撃を喰らわす。もう一体はラウザーで防ぎ、回転して、その力で切りつける。これぐわいが潮時か。ラウザーにスラッシュ、サンダーを取りだし、ラウズする
【スラッシュ】
【サンダー】
ふたつのアンデットによる効果で斬撃、雷の特殊効果で
【ライトニングスラッシュ】
「らぁぁぁっ!」
「ウッ……!ガッ……!」
ライトニングスラッシュが発動し、同時に二体のジェミニが別々に襲ってくる。しかしさっきと同様回転する勢いで切りつけ、二体同時に喰らわすことができた。限界を迎えたのか、一体は消え、もう一体はバックルが開く。
そしてカードを投げ、封印。これでひとまず終わる。変身解除し、由紀ちゃんの起こそうとする。すると
「…ん?あれ〜?ここどこ、あっ、かーくん…。」
「おはよう、由紀ちゃん、歩ける?」
「うん、大丈夫。じゃ帰ろっ。」
すると由紀ちゃんはニコッと笑顔を見せ、佐倉先生達の元へ、と思っていたが
「?あれ誰?」
「え?……!あれは…。」
すると横には壁に持たれかかってる男性がいた。するとかなり息が荒い。なにかあったのか。そしたらその男性は倒れた。
「!?…大丈夫か!?おい、しっかりろ……!」
「だ、大丈夫!?」
気絶してるみたいだ。俺は由紀と手伝い、この男性を運ぶ。重いな、痩せろよ。いや失礼か。
胡桃視点
あたしらはしばらくするとなにか足音がした。かずにぃか……もう倒したのかな…。いち早く気づいた、りーさんは
「ねぇ、今の音…。」
「ああ、でもきっとかずにぃさ…。」
「ねぇ、なにか声しない?」
めぐねぇがそう言ってきた。確かに誰かの声がする。そして、圭と話していた美紀が
「もしかして帰ってきたのかも…行きましょう!」
あたしらはうなずき、荷物をまとめてここを去った。すこし歩くとかずにぃと由紀、そして男の人がいる…。誰だろう。あたしらはかずにぃのとこへ
「あっ胡桃!無事だったんだ…。」
「そういうかずにぃも倒したんだ、あいつ。」
「ん、まぁな。」
するとかづにぃは懐から、馬を象徴するカードを見せた。それが封印かれたカードか……。りーさんとめぐねぇは
由紀に
「由紀ちゃん、怪我はない!?大丈夫?」
「どこも怪我してはないわよね?」
「えへへ、大丈夫だってばさかずにぃに助けられたから。」
そういってはにかむ由紀ちゃん、よっぽど二人は心配していたんだな。すると胡桃は
「ところでその男の人、誰だ?」
「ああ、倒したんだ後に見つかってさ少し気を失っているんだ。」
「それもいんですけど……この人数、帰りどうするんですか?」
銀髪の女の子がそういった。すると俺らは
一同「…………………。」
すると近くには超奇跡的に空いていた車(漫画みたいな展開だ…。)があり、かなり荷物も詰められたので胡桃と悠里と由紀ちゃん、そして俺と生存者三人を連れ、学校へと帰還する。すると目が覚めたのか男性は
「ここは…!!!この女の子達は?」
「近くににいたので、とりあえず安全な場所に避難させてるところです。」
すると隣にいた佐倉先生が今の状況を言う。すると男はほっとして、それになにか嬉しそうな顔を少し浮かべていた。すると
「なんだ、そういうことか……じゃあ自己紹介していいかい?僕は紀村 豊田っていうんだ。」
「私は佐倉慈よ。」
「私は直樹美紀です。」
「はい!私は嗣堂圭です!」
「んで俺は剣ざk「へへ、よろしくね!!」
すると俺の発言を無視し、ついでに佐倉先生の手を握る。いらっとくるぜ。
しかし我慢だ。我慢、しなければ。すると察したのか佐倉先生は
「あ、あの…前にいる人は…。」
「ああ、ごめんごめん。言うとこだっのに口を挟んだね。」
といって謝る。謝ってくれたし今回は水に流そうする。
「んで改めていうけど、俺は剣崎一真だ、宜しく。」
「ふぅん……宜しくね。」
前言撤回、態度わりぃなこいつ。いらいらしてきたけど我慢我慢。それに見ると佐倉先生ちょっと戸惑ってるし。
大丈夫か…?これからのこと。
第十話
「来客」
終わり
あとがき
なげぇな〜〜。
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.16 )
- 日時: 2017/01/31 06:19
- 名前: 通りすがりのライド (ID: 8zRCentP)
学校に無事帰還。それぞれの車はやつらがあまり居ないところに止めておいた。いつでも出発できるようにしないと。そしてみんなはまずシャワーをあびるため、女性陣はそれぞれ浴室に向かう。そして一番早く出た由紀ちゃんは俺にむかって
「かーくん……。」
「ん?なに?」
「ありがと……私を助けてくれて…。」
なにか申し訳なさそうな顔をしている由紀ちゃんがこんな顔するのは初めてかもしれない。俺は
「大丈夫だよ、いつでも困ったときはよんでいいんだから、ね?」
そういうと、慰めるために由紀ちゃんの頭を優しく撫でた。すると風呂上がりだからかまだ由紀ちゃんの顔が赤くなってる。
「////えっへへ…//ありがと…//」
すっかり元気になったな。うん、こっちの方が似合ってる。胡桃がもうすでにでたのか、俺に似向かって
「かずにぃ、ちょっといい?」
「ん?ああ、よ。じゃまたね、由紀ちゃん!」
「うん!」
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胡桃視点
あたしはある聞きたいことがありかずにぃを屋上に連れてった。今…思えば……かずにぃって誰か似てるような気がする。誰だろう…。いや、ただの気のせいか。するとかずにぃが来た。
「ごめん、遅れた…。」
「いいよ、あたしもすぐ来たばっかだし」
かずにぃでも遅れることもあるんだな。早速あることについて尋ねてみた。
「あのさ、かずにぃってなんでライダーになろうと思ったんだ?」
「………。」
尋ねるとかずにぃは黙ってしまった。
ど、どうしよう。聞いちゃ駄目だったか…?そう思っていると、かずにぃは
「うん、わかった…。実は俺小さい時に両親を亡くしたんだ。火事の時に…。それで俺はただ傍観するだけだった
なにもできなかった自分を変えようと
ライダーになろうって決めたんだよ。」
「なんか… ごめん、つらい思い出思い出させちゃって。」
「いや、いいんだ。もう過ぎたことだし。それに、俺が言ったんだから次は胡桃ちゃんの秘密、教えてよ。」
「え!?」
かずにぃの言葉に思わず驚いた。まぁ確かにそりゃそうだよな。このままじゃ不公平だって思われるし、それにこんなことを言ったんだ。この際あの事を言っちゃおう…。
「うん、わかったよ…実はさあたし…
その……。」
「うん。」
「な、何て言うか……えっと…その…。」
「何?教えてくれ。」
ちょっとこえぇよ、かずにぃ…。追い詰められてあたしは全く違う言を言ってしまった。大変なことを
「あたし……かずにぃの事、好きなんだ……。」
「は!?」
「え?あ!?////」
かずにぃは驚きを隠せない、そして理解したのかあたしも自分の言っていたことに驚ろく。は、早く誤解とかなきゃ!
「あ、いや//あれだぞ!?べべべ別に異性とかじゃなく、仲間としてだからな!?///そういう意味じゃなななないからな!?///」
滑舌が回らない、こんなに動揺したの、初めてかもしれない……。するとかずにぃは
「ああ、やっぱそういうことね。」
誤解が解いて少しほっとしたのか何故か残念な気持ちになる…。なんだろう……。そしてあたしは
「じゃあ戻ろうぜ?そろそろご飯だと思うし。」
「そうだな。」
よし、なんとか話をずらすことが成功した。これ以上恥ずかしい思いはしたくもないからな。あたしらが部室に戻ろうとすると
ガシャーーーーーン!
「!?今の音!」
「行くぞ!」
皿が割れたような音がした。これってまさかりーさんが…?嫌な予感がして一刻も早く部室に戻ろうとした。
つづく
あとがき
短いな〜〜。
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.17 )
- 日時: 2017/02/01 07:03
- 名前: 通りすがりのライド (ID: soVn9TCU)
「悠里!」
俺らは部室へ向かい、そこにはキッチンには悠里とさっき倒れた、紀村さんがいた。
「どうしたんだ?りーさん。」
胡桃が、悠里に今の状況を説明するように問う。しかし悠里は何かを怯えながら、まともに話すことが出来なかった。いつもの悠里じゃない……。すると紀村さんが。代弁してこう言った
「さっき……キッチンの周りに、虫が飛んでいて、その時に悠里ちゃんの耳の周りに飛び回ってて、びっくりしたんだよ…。そうだよね?」
「…ええ、そうよ。」
すると落ち着いた表情でそう言った。
なにかおかしい……。でも、気のせいか。そう思いつつ、その後ろにいた美紀ちゃんが、
「あの、紀村さんはなんでキッチンの近くにいるんですか?」
「あ、それは料理の手伝いしてたからだよね?」
「………ええ。」
さっきからどうたんだろう。悠里が少し怖がっているように見えるなにを怖がっているのかは知らないけど。そうすると悠里は話をそらすように
「ほ、ほらもう時間だし、そんな大したことじゃないから、早く準備しましょう?」
そう言うと、みんなは仕方がなく準備にとりかかった。でもなにか違和感がある。なんだろう…。そして夕食の時間に、なり今日は、意外にも焼きそばだった。焼きそばの缶詰もあるのか…。そすて三人も増えたせいか、いつもより騒がしい、由紀ちゃんと紀村さんは今までの思い出のようなものを楽しそうに話している。紀村さんも楽しそうに聞いてた。あの人、なんか悪いイメージは無いんだよなぁ。
そして片付けのあと、俺は自室に戻ろうとしたとき、
「あの……少し良いですか?」
「ん?何…?」
話しかけたのは美紀ちゃんだった。一体何のようだろう…。すると場所を変えてほしいと、屋上前の階段に移動した。すると美紀ちゃんは早速話を始めた
「さっきから気になったんです…あの男の人の事…。」
「それは俺も同じだよ…なんか引っ掛かるんだよな…。」
あの人が状況を話してくれたのはいいけど、まだ一日もたっていない人間に信じろっていうのが中々困難なものだ
それは俺だけじゃないみたい…。すると美紀は
「やっぱ、そうだったんですか…!それに私、ちょっと気付いたところがあったんです。」
「気付いた所?」
「はい、さっきあの虫が通ってびっくりしたっていったんですけど、実は気がかりな所あったんです。」
気がかりな所……。そんなものなかったけど…… 一体なんだ?そしてその話を続けるように美紀ちゃんは
「私、あの音を聞いて、すぐにむかったんです。そしたら虫なんて一匹も居ませんでした。そろにあの部屋清潔を保つように掃除したり、虫除けスプレーを撒いたりして心がけているって由紀先輩が学校の案内にいってたんです。」
由紀ちゃん…学校の案内なんてそんなことしてたんだ。通りで居なかった訳だけど……。それなら俺も一度きいたことがあったな。胡桃も悠里もそうだっていってたし。
「それともう一つ、部室の前で聞いたんです。悠里先輩とあの人の話を。
あまりきこえなかったんですけど「話したりするな」って男の人がそういってたんです。それも……いつもとは違う声のトーンで…。多分ですけど悠里先輩、あの人に脅されていたんです。」
「そうか、だからあの時、俺たちが尋ねたら、怖がっていたんだ…!」
それなら合致する。違和感は直ぐなくなったように思ったが。一体何をしゃべってはいけなかったんだろう?
何かあるのか………そうか!俺が気づいたのを察したのか美紀ちゃんは
「気付きましたね…唯一可能性があるならば、悠里先輩が驚いたのは、虫じゃなくて、先輩に触れようとする男の人に驚いたんだと思います。」
この子……なかなか鋭いんだな…。俺でもそんなのは思いもしなかったけど。あの人を追い詰めようにも、具体的な証拠がないんじゃなぁ、
「でも証拠が少し不十分だ。」
「だったら聞いてみましょう、悠里先輩に、実際のところ、この推理が当たっていればもうばれているようなものだと思いますし、悠里先輩もきっと話してくれると思います。」
「………そうだね、明日聞いてみよっか…今日はとりあえず疲れてると思うから、寝よう。」
「………はい、そうします。」
すると美紀ちゃんは先に寝室(言うなれば部室)に向かった。
あの人が犯人っていったっても、俺そうとは思えないんだよな……。なんていうか、最初は腹立ったけど。
取り除けたはずの違和感がまだ残っているような気がしながら、俺も寝室に向かう。
つづく