二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.32 )
- 日時: 2017/02/16 20:16
- 名前: 通りすがりのライド (ID: AKhxBMxU)
「さて、どうする?また分担か?」
「そうしたいのだけれど……ここまで広いんじゃ、流石にまた危険性があるから、今度は一緒に行ってみましょう。」
「確かに、ここ結構高級ホテルそうですもんね。」
俺らは目的の地へと到着したので、早速突撃することに、あいにくロビーにはやつらが少ないので、直ぐ近くの階段に行き、上の方から探索することに
当然電気も通っていないので、エレベーターは使用出来ない。
二階に上がると、やつらが徘徊しているのが分かる。俺と胡桃でなんとか道を作って、部屋にやつらがいないか、
確かめ、その客室に入る、いなければ出てまた別の部屋を確認する。
その繰り返しをして、二階には対して誰もいなく三階に上がることに、そして俺はある考えが浮かんだ。
「なぁ。」
「ん?何だ?闘真。」
「俺思ったんだが、生存者って最上階にいるんじゃないか?」
そんな俺の発言に悠里が口を挟む
「なんで?」
「このホテル、後から分かったんだけど、階が上がるにつれ、宿泊費もが高いらしいよ。」
「でも……それがなんで生存者との関係が繋がるんですか?」
確かに美紀の言う通り、一見繋がりはないかもしれない。しかしこれが生存者に限ればもしかしたら最上階にいる可能性が高いと思われる
「そりゃぁ、最上階だし泊まる人は多いとはないかもしれない。そう考えて人気のいない最上階がベストだと思いそこに住んでいる可能性だってあるはずだ。」
まぁ、どうやって食ってきたのかは知らんがとりあえず行ってみる方がいいだろう。そして聞き終えた胡桃は
「確かに…じゃあ行ってみるか?一旦。」
「そうね………可能性がないとは言い難いし、行ってみる価値はありそうね。」
「私もそれは賛成です。」
「「?」」
みんなはこれを機に行くことに決めた。しかし瑠里と由紀はなんのことかさっぱ分からない顔をしている。瑠里はいいとして由紀はなにを聞いてたんだよ……。そして最上階に行くために階段を上るが、これが結構きつい…。
瑠里は途中で直ぐ疲れたので、今はぐっすり寝ている。
俺の背中に。
そして由紀が
「ね〜まだ〜?」
「たっく…俺だってきついんだから我慢しろ、あともうちょっとだから。」
こんな口を挟みながら、ようやく最上階まで到着することが出来た。エレベーターがないとホント不便だな…。そして着いて、また位置から調べた
「あ、あれ……?」
「やっぱいねぇじゃん…。」
最上階は一部屋を除き、誰もいなかったのだ。すると胡桃はジト目でそう言ってきた。必ずとは言ってないからしょうがないじゃん……。でも他のやつらもみんはジト目で見てくれるのはなぜ?すると悠里が
「まぁ、まだ一部屋あるし、それに賭けましょ?」
「そうですね……まぁそれでいなかったら、全部闘真さんの責任ですが。」
「あ、やっぱ俺ね。」
「当たり前だろ。」
お願いだ……来てくれ…。じゃないと俺わからんが何されてしまう……。そうして最後の部屋に来てみたら、ある違和感があった……。それは他の部屋るより少しきれいだった。てことは誰かがここの管理をしている…ってことか?
それに確信が起きた。
ベットの謎の膨らみがあり、それに少し動いた。てことは……?そして悠里が
「ね、ねぇ、あれって……。」
「ああ、もしかして……。」
「あいつらだな……。」
「「「(いや、なんでそうなるんだよ!)」」」
胡桃の発言で驚く俺ら。そこは生存者でしょ……。そして由紀の姿が見当たらない。そして由紀はいつの間にかその膨らんでいるベットにいて思いっきり剥がした
「おっはよーう!!!」
「「「「(えぇ!?)」」」」
「ゆきねぇすごーい。」
「うっ……ひっ………あれ?」
由紀の行動にびっくりする俺達。もうこいつらなんなの…。緊張感も欠片もないその発言に対して、その人物は怯えながらも、俺達をみるとキュトンとしている。もしかして俺達をあいつらと勘違いしたのか?するとその生存者らしき人物は
「だ、誰……?」
「あぁ、自己紹介したいけど、今は逃げよう。あるやつのせいでやつらが反応したみたいだ。」
「お前のせいでもあるけどな。」
「いや、なんでよ。」
「そうですね。」
「もう…それより早く行きましょう?
えと…貴方も着いてきなさい?」
「は、はい………。」
いやだからなんで俺のせいにすんだ?
ていうかもう早く脱出しないと駄目だぞ!?そして俺らは生存者を連れホテルを出ようとした。
後で彼女についてなにか聞いてみよう
そして俺らはロビーに降りたところでその時起きた。
バァン!!
「きゃっ!」
「な、なんだ!?」
「あ、あれみて!」
それはある一人の男だ。
それも、よく知る男だ。それは
「けッ……ひッさしぶりだねェ…アベル…いや、情報じゃァ闘真か?」
「ツ、ツヴァイ……。」
「おおッと、俺ァ火紅拉 猟真(かぐら りょうま)ッつー名前だ。覚えときなァ…。」
その口調であの時のヘドが出るくらいの記憶がよみがえる。あのとき俺を騙した……。 しかしあいつもいるとは……想定内だったが。まさかこのタイミングで来るとは……。すると胡桃が
「なぁ、あいつも味方なのか?」
「あいつは俺の敵だよ…ドシンプルに言えばな……。」
「じゃあやっぱ……。」
美紀が察するように言う……。その他三人は分からないみたいだけど…。まぁとりあえずやつは危険だ。とても味方とは言い難い。すると猟真は待っていたかのようにガシャットを取り出す
「こッから取り引きだ…。お前の持ッているガシャットと俺のガシャット……負けりャあどちらかが相手に渡す……そういうのはどうだ?」
「…………前にやったやつか?」
「ああ、そうさァ…いいだろ?俺もお前と同じ、これを持っているからな……。」
すると見せたのは、オレンジ色のガシャットだった。もしかして、俺の持っているゲキトツロボッツと同じような物か?そしてゲーマドライバーを出し
「ごめん、胡桃。先に行っててくれ……。」
「え…!?お、お前、まさか…。」
「大丈夫だ。すぐにかたつけて、戻ってくる。今はなるべく犠牲者を増やさないことだ。」
「……………分かった。行こうりーさん。」
「…………ええ、分かったわ。絶対に戻ってきてね?」
「ああ。」
「闘真君………。」
すぐ理解してくれるのがこいつらの良いところの一つだな。悠里もそれを理解してくれて。俺に離れる。由紀は俺に心配するような顔で見てくるが…。
大丈夫だ。【あいつのパターンはもう読めた。】 あとは時間をかけないことだ。そして分かったのか、猟真はドライバーを腰に巻く
「いいねェ……それだよ、それそれ。俺が求めていたのはァ……!」
【バンバンシューティング!】
「ガシャットは欲しいつもりじゃなかったけど…まぁあるに越したことはねぇよな……!」
【マイティアクションX!】
お互いのゲームエリアが要り混じりながら、展開されていく。そして俺らはガシャットを挿入する。
「変身!」
「変身」
【Ima.Kamen Raid!】
- Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.33 )
- 日時: 2017/02/17 06:45
- 名前: 通りすがりのライド (ID: AnKpKfSC)
「闘真…大丈夫かな…。」
「大丈夫よ、彼は他の人とは違うなにかを持っているんだから。」
「そ、そうだよな………。」
今あたしたちはあいつらの群れをなんとかかけ潜り、キャンピングカーにいる状態だ。闘真は他のライダーと戦っているからいないけど……。
りーさんの言う通りかもしれない。あいつは時折自分を天才だとか言ってるし、かなりの自信家だからそれなりに実力はあるのだろう。でもあの男…………なんだか最初あったとき、凄い殺気をみちあふれてた……。あいつ天才でもなんだか心配だ……。
そしてあいつらじゃない、ゲームキャラをデザインしたかのような怪人が出てきた。ど、どうしよう……。今は闘真はいない。だから、あたしがやるしかない……。すると瑠里が
「りーねぇ、怖い……。」
「大丈夫、私がいるから。」
怯える瑠里にりーさんは宥める。しかしどうすればいいんだ……。あたしたちはなるべくあの怪人から避けるため後ろに退こうとするが、後ろにはやつらがいた。
「く、胡桃先輩!」
「く、くそっ…!これじゃあ…。」
そんな時だった。待っていたかのようにある一人の男が飛び出してきたのだ
「すまない!待たせた!」
【タドルクエスト!】
つるぎさんだ。仮面ライダーに変身して、怪人を一気になぎ倒していく。
するとあたしらの方に近づき
「大丈夫か?」
「あ、うん!そ、それより闘真が…!」
「闘真君がどうかしたのか?」
「闘真君………悪者さんをやっつけようとして、今あそこにいるの…。」
あたしが言うことを代弁するかのように由紀がいつもとは違う、落ち着いた表情でそういった。するとつるぎさんは武器を構え
「そうか……しかし、まずはこの群れをなんとか打開するのが優先…。あのゾンビ撤去作業を手伝おう。」
「つるぎさん!あたしもやるよ!そういうのは慣れてっから!」
「…わかった。」
すると由紀が突然、こんなことを言った
「私も……やらせて!」
「ゆ、由紀?」
「私も、守りたいの!守られるんじゃなく、みんなを!」
その時の由紀の目は決意を固めたかのような目だった。由紀も……成長したんだな…。そしてそれを察したのかつるぎさんは
「……分かった。でもあまり無茶はしないでくれよ?でないと、彼に怒られてしまう。」
「………うん!よいしょっ。」
由紀は手慣れてない、鉄パイプを持って、前に出る。やる気だな。あたしもつるぎさんの隣に出る。そして
「りーさんと美紀とあんたは瑠里を守っててくれ!」
「ええ!分かったわ!」
「分かりました!」
「は、はい!」
そしてやつらを倒す、戦いが始まったんだ。こっちにはつるぎさんがいるんだ。かなり有利になるだろう。
闘真視点
「あっぶね!」
「ふン…ちょこまかと…いい加減やめたらどうだ!」
俺は猟真との激戦に苦労している。相手は天才狙撃主。避けるのがやっとだ。近づける隙はないといったところ。
ブロックなどで猟真の猛乱射を避けるが、かなり体力を使ってしまう。
エナジーアイテムでいいのあったっけ……?そうだ、あれがありゃぁ…!
俺は隠れるのを止めブロックを壊す
【高速化!】
高速化のエナジーアイテムを取り、一気にスピードアップする。いくら天才とはいえども速い動きに連れ、狙撃するのは無理だ。猟真の周りをぐるぐると超高速で回り、逃げ場を無くす。猟真は
「ちッ…せこいこと考えやがる…。まァいいだろ、どうせ…これ使うしなァ……。」
【ジェット、コンバット!】
すると猟真はオレンジ色のガシャットを取りだし、ゲームエリアを展開。するとジェット機をモチーフした。ロボットが登場して、俺に突っ込んだ。
流石にアイテムの効力が切れてしまい通常のスピードに戻ってしまった
猟真はレバーを下ろし、ガシャットをスロット2に挿入して
「逃走劇はこれて終いだ、第三戦術」
【ガチャーン!レベルアーップ!
バンババン!ババンバン!バンバンシューティング!】
【アガッチャ!ジェット!ジェット!インザスカイ!ジェット、ジェーット!ジエットコンバーーット!】
猟真はジェットコンバットのキャラクターと融合して、コンバットシューティングゲーマーに変身する。両手のガトリングが、強さを象徴している。
俺も負けじと、ゲキトツロボッツを取りだし
【ゲキトツ・ロボッツ!】
「俺もレベル3になってやるぜ!大、大、大!変!身!」
【レベルアーップ!マイティジャーンプ!マイティキーック!マイティマイティアクションX!】
【アガッチャ!ぶっ飛ばせ〜!突撃!ゲキトツパンチ〜!ゲキトツロボッツ!】
俺もロボットの装甲を見にまとい、ロボットアクションゲーマーへと変身する。巨大なロボットアームが強い風格を表している。そして俺らはお互いの武器を構え突撃する。猟真のガトリングガンを連射しているが、アームて防ぎつつ、距離を取っていく。
「フン!らぁ!」
「うっ!くっ……!」
次第に近づき、アッパーを繰り出すが、旋回して避けられる。猟真の右足蹴りをアームで防ぎ、払ってドストレートを繰り出す。命中したが、あまり効いてなさそうだ。
「フン……近距離じゃそっちの方が有利ってわけか……。でもよォ、ジェットコンバットは乱射だけじゃないんだぜェ!」
そう言うと猟真は遥か上空へと飛んでいく、あんなこと出来んのか……。すると猟真は空で乱射してきた。
「ああ、糞!降りてこい!」
「そういって降りるばかがどこにいる!おらァ!」
さらに乱射が激しくなる。これじゃ時雨のように弾という弾が降り注いでくる。これじゃあなすすべがないぞ………!そして猟真はミサイルも撃ってきた。爆発も起き爆風でやつらが吹き飛んで行く。エナジーアイテムも取れる隙すらも完全に失ってしまった。
詰んだかもしれない……!
空中戦には適していないので、やつに殺られるのも時間の問題だ。
そして猟真は
「蜂の巣にしてやる。」
【キメワザ!】
すると猟真のうガトリンクガンが力を蓄える。今がチャンスかもしれない。 俺もゲキトツロボッツをホルダーに挿入し、
【 キメワザ!】
【ゲキトツ(ジエット)クリティカルストライク!!!】
猟真は一斉射撃を行い、俺はアームを猟真めがけて飛ばす。ミサイルの投下にもより爆発が起きる。
「うぐっ………!」
アームは見事猟真の体にHITした、そして猟真からの方も爆発が起きる。
ど、どうなったんだ…?
煙がたち混むなかいつの間にか猟真の姿はなかった。くそ、また逃げられたか。俺はとりあえずあいつらの元に戻ることに、さっきの衝撃でゾンビの量も減っているし、戻りやすかったがかなり跡が残ったな……。
- Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.34 )
- 日時: 2017/02/18 15:31
- 名前: 通りすがりのライド (ID: emG/erS8)
【コ・チーン!】
「ふん!!せぁっ!」
【HIT!HIT!HIT!HIT!】
「つるぎさん!こっちも全部倒したぞ!」
「そうか……あとは闘真君か…。」
俺らはバクスターの雑魚キャラとやつらを撃退し、とりあえず一命はとりとめた。しかし、その瞬間。
バグスターの中ボスが現れた。しかもガシャットとの融合したコラボバグスターだ。
「YO!YO!チェケラッチョ!」
「随分ご機嫌な奴だな…。しかし、お前に構う時間はない!」
【カ・チーン!】
「ヘイ!これでも喰らえYO!」
すると奴から、出したのは音符のようなものだった。すると俺の方へと接近するが当たってもダメージを食らわない、妙なBGMも流れている。一体やつは何を……。流れ終わったあと、大ダメージを喰らった
「!!ぐあ!」
「つ、つるぎさん!」
な、なんだあの攻撃方法は……。全く分からない。そんな内に、奴がもう一回撃うとしている。や、やばいぞ………!そんな時に
「ふん!」
「YO!?」
「と、闘真君!」
「闘真!?」
闘真君がやつの頭に喰らわせた。その時の闘真君の姿はいつもとは違っていた。あのガシャットを使ったのか………。しかし、あの攻撃を喰らえば…!
「気を付けろ!奴は避けられない音符攻撃を出そうとしている!」
「音符攻撃?…………………あぁそういうことね。音ゲーなら任せな!」
すると彼は奴が出した音符をまるでリズムをとるかのようにタップしていく。あれが彼の言っていた音ゲーというのか?そして闘真君はやがて全ての音符をタップし。
「ふっ……ほっ……よっと!」
【パーフェクト!】
「な、なにぃぃぃ!?」
「よぅし……次は俺の番だ…おらっ!」
そして動揺するコラボバグスターを彼はそのアームのような物でストレートパンチする。威力が強いせいかバグスターは吹っ飛んでいく。するとバグスターは
「くぅ、とりあえず退散だYO!」
「あっ!おい!………………逃げられちまった。」
【ガチャーン、ダッシュー】
「闘真…怪我、してないよな?」
「まぁたいしてないよ、これぐらいはそれより…。」
「そうね、早くいきましょうまた近くに彼らがくるまえに。」
とれあえず俺らは車でここを出ることに、つるぎも含め。そしてその後悠里に問い詰められ結局、胡桃に怪我の治療をすることに。
闘真視点
「いって!なぁ、もうちょっと優しくしてくれないか?」
「それぐらい我慢しろよ。ほら、包帯巻くから服脱げよ。」
くっそ、なんでこいつに………。そして俺はあることを話す
「なぁ、あんた。」
「!は、はい?」
「名前、まだ言ってないだろ?俺ぁ
宇海 闘真。」
「はい…私は卯月 冬香です。」
「私は由紀だよー!」
「胡桃だ、宜しくな!」
「美紀です。」
「悠里よ。それでこっちは妹の瑠里よ。」
「よろしくですー。」
「俺はつるぎだ。呼び方は……まぁなんでもいいよ。」
「は、はい。宜しくお願い来ます。」
冬香……か……。なんかどっかで聞いた覚えがあるような名前だった気がするけど……気のせいか。
まぁ全員の自己紹介が終わった所で由紀が元気よくこう答えた。
「じゃあさ!ふーちゃんの加入を記念してパーティやろうよ!」
「おっいいね!俺またあれやりたい!」
「え!?またあのゲームやるんですか!?」
「ふふ、それじゃあ早速材料探さなきゃね。」
「「(一体ゲームってなんなんだろう…。)」」
ゲームということに謎を深める二人を指しおき。早速目的地をきめようとした瞬間。さりげなくバックミラーを見たときに一台の車が後ろで付いてきている。あれは………。俺は胡桃に
「なぁ。」
「ん、なんだよ………っ!」
胡桃も気づいたのか。少し驚く。すると既に気づいていたのか。つるぎも
「悠里君、少し止まってくれないか?」
「え?まぁ、少しだけなら……。」
すると悠里はつるぎの言っていたことに従い、車を一旦止まらせた。そして下りて。
「そこにつけているのは誰だ?さっきからだが………。」
つるぎは降りた瞬間、後ろの車にそう問いかけた。そこで聞いてた、他のメンバーも驚く。すると車が開いて、ニット冒を被った男が現れた。
「あんたは……?」
俺はそう問いかけたが、急にやつはトランシーバーのようなものを取りだし
すると武器であるのかボウガンを俺らに向ける。するとやつは
「お、お前ら、感染者だろ?」
「は?あたしらは……。」
「違う!!絶対そうだ……お前らは感染者だ……くそっ!」
するとやつはボウガンを撃った、その方向には、ひょっこりと顔を出している。瑠里に向かって飛んでいった
「あぶねっと!」
しかしその前に俺が矢を手でつかみ、回避した。瑠里は急に矢が飛んできたので、びっくりして伏せていた。そんな瑠里をなだめさせ。俺はこう言った
「おい!お前何すんだ!!」
「!!く、くそ!」
するとやつは観念したのか、車に戻ろうとする。しかし
「逃がすか……よっ!」
先に胡桃が取り押さえる。結構足が早かったのでやつが乗る前に取り押さえることができた。すると冬香が
「取り合えず……ひと安心ですね。」
「ああ、そうだな。」
俺もそう思っていたが……そんな時悠里の姿が見当たらなかった。しかし悠里はすでにやつの目の前にたち塞がり、急に胡桃のシャベルを取って
「!!」
「お、おい!りーさん!」
「こいつは…こいつだけは許さない……!るーちゃんを……よくも!!」
そういって、やつの頭に突き刺そうとしたが。
パン!!
悠里の頬を叩いた。そう俺が。そして俺は初めて怒鳴り付けた。
「馬鹿野郎が!!いくら誰であろうが、生きてる人間を殺すことは許されないんだよ!!!ドアホ!!」
「え……あ………ご、ごめん…なさい……。」
悠里は半泣きしてしまう。正直おれも女を殴りたいなんて気持ちは全然なかった。むしろ嫌な気持ちになるが…やるしかなかった。
「とーまにぃ、りーねぇ。」
「あっ!」
そんな時に、やつが隙があったのか、逃げてしまった。しかしここは森のなか、いくら逃げてもあいつらがいる可能性もあるので危険だ。するとまたしばらくするともう一台の車が
「おい、とりあえず逃げるぞ!」
「あ、ああ!りーさんもはやく!」
「え、ええ…!」
そして俺らは急いで車に戻り逃げることに、そして
「りーねぇ、大丈夫…?」
「……ごめんね、るーちゃん。変なとこ見せちゃって。」
俺も謝りたいけと……。今はそんな余裕ないし、そんな時にどんとでかい建物が見えた。それは
「んだ?ここ……。」
「なぁ!取り合えずここに行ってみよう!」
「そうだな、よし!みんな!一旦ここの建物に入るぞ!」
そうして俺らは踏み入ってしまったのだ。やつらの巣くう、アジトに。
そしてこれから続く、壮大な戦いが始まるとも思ってはいなかった……。
第六話
「介入」