二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.35 )
- 日時: 2017/02/19 09:31
- 名前: 通りすがりのライド (ID: fGppk.V/)
「あんた、また一人で外に行ったのか?」
「お前かァ……。いいだろが。俺の勝手だろ。」
「勝手でも、許されない物もあるのよ?貴方は死なれても困るから。」
「そーそー、お前ここじゃぁ珍しいやつだから。」
男三人、女二人はその部屋で話している。彼ら、彼女らる一人の失態について話しているようだ。すると一人の女が
「レンくん……まだ来ない…。」
「そうだな、あいつどうしたんだ?
俺が探しにいってくるわ。」
すると一人の男を探すためにバールを持った無精ひげの男が立ち上がる。するとさっきまでの男が
「おい、あんた一人だと少し心配だ。俺も同行するぜェ。それでいいだろ?アヤカ。」
「はぁ……好きにして頂戴。その代わり、タカシゲ。あんた猟真の事しっかり監視して。」
「おう、分かった。んじゃ言ってくるわ。」
猟真という男の提案に溜め息をつくも、了承する。タカシゲと猟真という二人は扉の向こうに消えていってしまった。
「(あの猟真とかいうやつは死ぬまで利用してやるわ…。あいつは他のやつらより負けないアレがある。ふふ、これでここを屈服させるまで時間の問題ね。)」
そのアヤカはニヤリとそう思った。
闘真視点
「ようこそ!我が楽園へ!」
『お〜〜!』
「すご〜い。」
「おっ!なになに新しいメンバー?」
「たくさんいるね。」
今俺達はここ、「聖イシドロス大学」という施設の中にいる。あのとき直接は入れなく、若干詰んでいた状況だったが。むこうの端になぞの手を振る姿があり、その手の主の女が「こっち来て!」とも言い出すので、その女に着いてくることに、そして裏口らしき所から入り。今に至る。しかしここ……やっぱでけぇとこなんだな……。いくつも空き部屋っぽいのがあるし……。これならここで住めるんじゃないかってくらいのレベルだ。するとその謎の女達が自分の名前を言う
「あ!そうそう。自己紹介まだだったっけ。簡潔に言うけど私はトーコ。ゲームを愛して止まない女で、そっちがポニテのアキとおっとりしてる方がヒカだよ。」
「ほ、本当に簡潔すぎるな。」
てか自分だけ、妙にアピールしてないか?まぁ、気が合いそうだし、言うのは止めておこう。そして俺らも同様、トーコ、アキ、ヒカという人物に対し自己紹介を始める。え?何で省略したかって?そりゃ、毎回全員言うのめんどいだもの。まぁ、さておき俺の自己紹介をいったときに、トーコの体が凍る。す、すると
「……………あ、あの、聞いていい?」
「ん?いいよ。」
「貴方………まさか………あのアベルっていう人?」
「………うん、そうだk「サ、サイン下さい!!私貴方の大、大、大ファンなんです!!!」……へへぇ?」
思わずトーコの表情に思わず変な声を出してしまう。あぁ、俺のファンなのね。何故彼女が俺の事を知っているかと言うと、実は俺ネットで生放送している、いわゆるゲーマーなのだ(今更)
天才ゲーマーでの称され、それはやがて全国にも伝わり、もはや街を通るだけでサインを求められるぐらい程度になったのだ。その圧倒的なプレイングは思わずみてるだけて心酔!!だとか言われるし……。まぁ今になってそれは無くなったが。ここでまたこういう事ができるとはな……とサインを書きながら思っていた。サインをかきおわったのでこれを差し出すと
「な、生の人のサイン……幸せ…。」
と感涙しながら、サインを抱き締めた。なんだか嬉しそうでなによりだ。そしてトーコは本題に入るように
「そ、それじゃぁさ?せっかくだし私のちょっとお茶していかない?お菓子も用意するから。」
「え!?お菓子あるの!?」
すると黙っていた由紀が急にテンションを上がらせていた。お菓子に事で喜びすぎだろ……。すると胡桃と美紀が
「(あいつ、なんだか未来の事が心配なんだけど。)」
「(はい、私もそう思います。)」
「(なんだか先が思いやられるな…。)」
と、俺達が由紀に聞こえないくらいのひそひそ声で喋っていた。まぁ、あいつはあいつで俺達を引っ張っていく存在があるんだけどな……どっちにしろプラマイゼロだ…。そして俺らは渋々そのトーコの誘いに乗ることにした。
そしてひとまず、その部屋に入り、一段落ついたところで
「それで……なんでみんなはここに来たの?」
そうか。俺達、あいつらに追いかけられてまでここに来たのか。俺らは今までのことを三人に対して話した。するとアキが
「そっか、あんた達、「武道派」に狙われて、ここに来たのね。」
「武道、派?」
聞いたことのない単語が出てきた。武道派?もしかしてこの三人は何か知ってるのか?すると胡桃が
「それ、なんだよ?」
「武道派って言うのはこの大学のいわゆる、力で全てをねじ伏せる集団の事なの。多分闘真君達は感染者と見間違われて、襲ってきたんたと思うよ。」
胡桃の疑問にヒカが丁寧に話してくれた。そうか………。力で屈服させるってのはどうも悪者のイメージがするが……。もしかしてあいつも……。そう思っていた時に美紀が
「じゃあ、トーコ先輩方は武道派ではないんですか?」
「うん、そもそも力でねじ伏せるよりも元々ここの設備いいからこうやって楽に過ごせているんだけどね。」
「設備………私達が住んでいた学校もそうでした。」
「そう、じゃあそこも………。」
悠里が俺が来る前に住んでいたらしい学校の事で話したらアキがなんだかやっぱりといいたげな表情でそういった。なにか知っているのか…?その学校とこの大学について。するとトーコが
「あ、そうそう!一番忘れちゃ駄目なこと言わなきゃならないんだっけ。」
「なんだ?」
「さっき言ってた武道派の事なんだけど……その中に一番恐ろしい人がいるんだよ。なんとも莫大な力を持ってるから私達は逆らうことはできないんだけど。とりあえず私達意外の人達には絶対に話しかけないこと。いい?」
「ああ、分かった。」
莫大な力か………。リーダーか誰かは知らんがとりあえずその事は頭の中の記憶の片隅にしっかり刻んでおこう。
でも、由紀とかあういうおちゃらけたやつは気軽に話しかけそうだけどな………しっかり見張ってなきゃな。
そして胡桃はそのあとトーコに対し
「なぁ、今思ってたけど、トーコさんってゲーム好きとか言ってたがもしかしてここにあんの?ゲーム機とか、ソフトとか。」
「……………あるに決まってるじゃない。」
そう、眼鏡を光らせながらそう答えると胡桃は目を輝かせながら
「!!そ、それ遊んでいいですか?」
「もち!」
「あ!俺もやらせて!」
「是非!私、アベル様と一度一緒にプレイして見たかったの!」
「お!闘真もやるのか!いいぞ!手加減すんなよ!」
「ふふふ…久しぶりの肩慣らしと行くか!」
と、トーコと胡桃の目は既に闘志を沸かせているように燃えている。実は俺もだと思うけど。だってしょーがねーじゃん。俺だってしたかったんだぜ、平和なゲームを。今までゲームしてるようなもんだろって思っていると思うけど、俺もたまに別な刺激を求めるときだってあるのさ。すると
「なんかあの三人…しばらく落ち着きそうにないね。」
「とりあえずほっときましょ、私らはとりいえず夕食の準備でもしよ?」
そんなアキとヒカは言っていたが、悠里も
「あ、それなら……私も手伝わせて?」
「え?ああ、いいけど、あまり無茶しないでね?」
「ええ。分かってるわ。」
そして、由紀、美紀、瑠里、つるぎはどうするかと言うと。美紀はアキに対し
「そういえばここって図書室とかありますか?」
「ああ、ここからあまり遠くないけど一応迷わないように、地図あげるよ。」
「はい、ありがとうごさいます……由紀先輩、いきますよ。」
「えぇ!?私もゲームしたいよ!」
「そうですけど……一応ここ、大学なのでしっかり勉強しとかないと駄目ですよ?」
「うぅ、分かったよ…。」
そんな二人につるぎがこう言った
「じゃあ、俺も行くよ。もしもの時に守っていかないと。」
「あ……あ、ありがとうごさいます//」
そんなつるぎの発言に顔を少し赤らめ
る美紀だが、つるぎの側にいた瑠里が
「私もつるぎにぃと一緒に行きたい!」
「ん?あぁ、そっか。離れないでね?」
「うん!」
「私もみーくんと一緒に行きたい!」
「先輩、離れて下さい。」
そんな由紀は美紀にしがみついたが美紀の冷静なツッコミでバッサリと切られてしまった。
第七話
「武道派と穏健派」
あとがき
ここからはしばらく三パートの日常編となります。その内どんどんキャラが登場するよ〜。