二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.38 )
- 日時: 2017/02/20 21:15
- 名前: 通りすがりのライド (ID: xlcSC1ua)
前書き
ちなみに前回までは闘真達がゲーマライダーということをサークルの一部の人はまだ知っていません。前回まで……はね……?
「あ〜〜〜、よく寝た。」
「はぁ、からかわれたせいでまた疲れたよ…。」
俺らは活動場所に向かおうとしている。どうやら胡桃は全体的にまだ疲れがあるらしい。まぁ、しょうがないじゃん。そして活動場所について開けると、他のみんながこちらを向き、ニヤニヤ笑ってくる。またからかうのか………?もう勘弁してくれ。すると由紀が
「あ!おはよう!……カップルさん?」
「由〜〜紀〜〜!!」
「イ、イタタ!ごみんってば〜!」
由紀の発言に対し、胡桃は顔を真っ赤にして由紀の頬を引っ張る。カップルとはまだまだそんな関係にはなっておらん。そして瑠里が物欲しそうにこんなことを言った。
「るーもとーまにぃと寝たいなー。」
「「!?」」
「る、るーちゃん?本気で言ってるの?」
「うん!」
悠里が恐る恐る聞くと瑠里は元気にそう答えた。そしてそれを付け足すように
「あと、つるぎにぃとりーねぇも一緒に寝たい!」
「お、俺もか……。」
つるぎは自分の名前を呼ばれ、驚く。あいつ、子供はそんなに好きじゃないのか?それとも照れ隠しか………まぁ、どっちにしろいいか。そして由紀が
「じゃあ私も一緒に寝たい!なんかお泊まりみたいで楽しそう!」
いや、由紀よ。今までずっとそんなもんだったじゃないか。すると胡桃が
「な!?だったらあたしも!」
胡桃まで乗ってきた。となると……。すると俺らは美紀の方に視線を向く
「え!?わ、私ですか?」
『ジーッ…。』
「うぅ………………わ、分かりましたよ!私も一緒に寝ます!」
そしてそれを聞いていたトーコ達は
「じゃあ、私達もそうしよっかな。いいでしょ?アキ、ヒカ。」
「そうだね、なんか楽しそうだし。」
「私もいいと思うよ。」
「よ〜〜し!今日はみんなでお泊まり会だ!」
今日の夜にお泊まり会が開くことに、みんなはそれについて楽しそうに話している。するとトーコが
「そうだ、リセも誘えば?せっかくだし。」
「それじゃあ、俺が伝えてくるよ。」
すると、つるぎがそう立ち上がった。そういや由紀がいってたな。確かつるぎの後輩とかいってたな。するとアキが。
「んじゃ私もいくよ。」
そういうと、つるぎとアキは図書室に向かいに部屋に出るのだった。そして胡桃が
「よし!そうと決まりゃ今日もゲ「今日は勉強よ?胡桃?」は、はい……。」
「う、勉強……。」
「ほら、由紀先輩、やりますよ。」
すると由紀と胡桃はさっきまでのテンションが下がる。どこまで嫌いなんだよ。勉強が。まぁ、俺も手伝ってやるか。と思っていたが
「あ、ごめんなさい。闘真君はるーちゃんの遊び相手になってくれるかしら?」
「ん、そう……そんじゃなに遊ぶ?」
「絵本よんで!」
「あぁ、絵本ね。ようし…………むかしむかしあるところに…。」
正直言って、自分からでもこの光景を微笑ましかったたろう。途中に送られる痛い視線があったけど。気にしないでおこう。
つるぎ視点
「リセ?いるか?」
「ああ………つるぎ君。どうしたの?朝に来ちゃって。」
「今日の夜お泊まり会があるんだけどさ…一緒に行く?」
アキちゃんがそういうと、リセはすこし考え込み。
「そうねぇ………まぁたまにはいいかもね。夜にそこに行くわ。」
「おっけー、んじゃ行こっか、つるぎくん。」
「あ、ちょっと待って!」
俺たちが戻ろうとするとリセは焦りながら
「せっかくだし……少しお話していきましょ?」
「お話?………つるぎ君はどうするの?」
「……俺は別にいいよ。まだ時間はあるしね。」
「そう、じゃあお茶持ってくるわね。」
そう言うと、リセは奥の方に行き姿を消した。するとアキは俺に対し
「ねぇ、つるぎ君ってさ。リセとどういう関係なの?」
「どういう関係と言われても………昔の友達さ。それ以上の関係ではないよ。」
まぁ、いい後輩と言っても良いくらいだ。趣味も合ってるし。実は、最初彼女達に会って直樹君をみた時、リセとふいんきが似ててびっくりしたな……。彼女も本がすきなのだろうか。今度言ってみようかな。
そんな思っていた矢先にリセが紅茶を持ってきた。ちゃんと俺の好きなハーブティーまで用意されている。
「はい、お待たせ。」
「ありがとう。」
リセがこっちに紅茶をもってきてくれたのでお礼を言うとアキちゃんがニヤけながら
「なんかお似合いの夫婦だね。二人共」
「え!?ちょ、ちょっと…。」
するとリセは少し顔を赤らめてそういう。夫婦、か………。俺に会うのだろうか…俺じゃなく、闘真君なら安心するのだが……。するとアキちゃんが話をそらすように。
「……それじゃ何話す?」
「そ、そうね…じゃあ……。」
それから俺たちは、これまでの事を話した。話によればリセは食事以外ずっとこの図書室にいるみたいだ。夢はこの図書館の本を全て読破するとか。なんだか凄いな。彼女の本好きはよく理解しているが、ここまでくるとは………。そして彼女の話を数十分で聞いているときに、アキが
「じゃあそろそろ帰ろっか?あんまり長居するとみんなに迷惑かけちゃうし。」
「…………うん、そうだな。それじゃあ俺たちはここで失敬するよ。」
「あ、うん。凄く楽しかったわ。ありがとう。」
「ああ、俺も楽しかったよ。」
「……………やっぱお似合いだね。」
「「またそれ!?」」
んー………そんなに似合ってるというのか…。そして俺らはここに出ようとしたがリセに
「リセ。」
「え?」
「……………寂しいなら、いつでも来ていいよ。」
「………ええ!」
そしてその後、俺らが図書室に出ていった後、
「もう…………だから貴方は優しいのよ……。」
そんなことを言っているとは、つるぎはまだ知らなかった。しかしリセの背後には、一つの人影があることも知らずに……。
第十話
「乱入〜前編〜」
あとがき
とりあえず前編、中編、後編と分けたいな……。