二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.42 )
日時: 2017/03/04 07:23
名前: 通りすがりのライド (ID: 4.2P0hz.)




「ふぅ………。」

「あ!胡桃!お帰りなさい、どうだった?」

「ああ、特に大丈夫だったよ、怪我もしていないし。」



部室に戻ると、待機していた、りーさんと瑠里がいた。
そしてみんなが揃い、とりあえず闘真達のことについて、洗いざらい言うことに、サークンの先輩達は驚いたり興味を持ったりする人がいた。そしてトーコ先輩が

「とりあえずあの奥には行かない方がいいかも。リセもしばらくここにいて。それでいい?」


「今の状況じゃ………とてもいく気にはならないわ。そうするよ。」

「そう…………みんなもとりあえずあそこには行かないこと、いい?」

「闘真も太刀打ちできないんじゃあな………。行かないようにしとくかな。」

「それどーゆー意味だ。」

「そのまんまの意味だよ。」


でもあんな強さの差じゃどうも蒸し返せない。とれあえず様子を見るのがいい。そしてまだ余分な時間があるのでここからは各自自由時間になった。トーコ先輩は相変わらずゲーム、そして瑠里と由紀は遊んだり、つるぎさんと美紀は読書したりしている。
とうとう何もやることがないので、とりあえずぼーっと窓の方を眺めていた。するとその向こうに誰かがいた。誰だろう……。門の周りでうろうろしている。だいぶ弱っているみたいだ。すると男はたちまち倒れた。


「………!行かないと……!!」



そしてあたしはこの事をみんなに言わず、一人で門の方へ向かう。














門の方に行き、男に近づく


「おい!あんた大丈夫か!?」

「………………う…。」


まだ意識があるみたいだ。あたしは急いでこの男を担ぎ、部室の方へ向かう
しかしそれが彼女のある関係が近づくことの第一歩とはしらずに………。
そして部室に男を運び終わると

「り、りーさん!」


「胡桃、どうしたの………ってその人は?」



「門の辺りで倒れてたんだ!」

「!!そう………じゃあ、何か持ってくるわ。」


するとりーさんはキッチンの方へと姿を消す。その間あたしは眠っている男の顔を見る

「(こいつ………どっかで見たことあるような……。)」



見覚えはあるがそれがどうも詳しく思い出せないん。名前すらも浮かばない
そんなときに闘真が来た。

「ん?どうした?そいつ。」



「ああ、門の周りで倒れてたんだ。」


「そうか………。」

するとりーさんが軽めの食事を持ちながら男の方に近づいた


「とりあえず起きたらこれ食べさせて。」

「うん、分かった。」

すると男が早速起きた。本当にお腹減ってるらしい。そしてあたしは


「あ、起きた。ほら、あんたあたしが口に運んでやるから口開けろよ。」

「ん?あ、ああ…………。」

すると男はすぐあたしのいうことに従い、口を開ける。そしてその中にりーさんが作った食事を入れる。すると。


「!おいしい………。」


「悠里の作ったもんは旨いからな!」

「いや、お前が自慢することしわゃないだろ………。」


闘真胸を張ってそう言った。するとどっかからボンッ!と蒸発するような音がしたがきっと気のせいだと思う。きっと。するその男は


「悠里…………まさか!君!胡桃ちゃん!?」

「え?………………あ!!」


そして男が紹介してないあたしの名前を言った途端にあたしもその記憶が鮮明に蘇る。まさかこいつ………!そしてあたしは思わずそいつの名前を言った


「快斗………?」


「………え?もしかして、知り合い?」

「う、うん……まぁね……。」


闘真がそう言ったがこいつとは実際あやりいい思い出がない。ちょっと自信なさげに言ったが、闘真は不思議そうにした。ばれたかな………。すると快斗が

「その男の人は……?」

「ん?ああ、こいつは闘真って言うんだ。仲間だから安心しろ。」

「よろしく!んでとりあえず早速だけど快斗。お前どっから来た?」


「と、唐突な質問だな……。」


闘真がいきなり快斗について質問する。あんまり覚えてないと思うけど……と思っていたが案外快斗はすんなり答えてくれた



「俺は…………確か学校から逃げて、それで他の人とすんでてそんなときにゾンビが襲ってきて、それから一週間ぐらいずっと歩いててここにたどり着いたんだっけ。」


「「い、一週間!?」」


一週間って………そりゃお腹は減るよな。そしてそれを言った瞬間、快斗は食事を頬張る。まぁお腹減ってるからな。すると

「胡桃ちゃんの他にまだいるの?」

「うん、まぁね。」


「やっほー!あれ?その人誰?」



そんな時に由紀が来た。いいタイミングだな……。

「ああ紹介するよ、こいつは由紀っていう「あ!由紀ちゃん!?」

すると快斗はあたしの言うことを遮断する。おい…最後まで聞いてくれよ…。すると由紀も「あれ?かいくん?」と言う。まさかこいつらも知り合いとは…。



「えへへ、なんだか久しぶりだね!あのときどうして学校行かなかったの?」



由紀がさりげなく、そんな事を言うすると快斗はさっきより元気がなく


「あ、ああ……ちょっと訳ありで…。」

するとそんな快斗を闘真は見ていた。なんだか考え込んでいるけど。おいおい、まさか………でもそれはないよな。流石に、そこまであいつも鋭くないだろう。と思っていた。そして

「そうだ!どうせならみんなと自己紹介しようよ!」

「う、うん!そうだね……!」


由紀の発言に快斗が賛成する。あたしはあんな事故が起こらないように静かに祈った。あたしの他に犠牲者が出ないようにと………。
そして彼とあたしらの自己紹介が始まった。

















      第十二話
        「苦い出会い」