PR
二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.5 )
- 日時: 2017/01/17 19:11
- 名前: 通りすがりのライド (ID: 8MLsWoCW)
胡桃視点
あたしはりーさんと剣崎さんと一緒に
購買部で物資の調達に向かっていて、今はあたしだけであるものを探してるけど
「うーん、どれにすっかな〜。今使ってる方がいいけどな〜。」
とりあえずもっといいのがないのか、
あたしの使ってるシャベルと他のやつを探してる。別に今のやつが悪いとかじゃないけど、予備があったらいいなー、とか一応思って寄ってみたけど…。意外と種類が多いもんなんだな。
「いっそのこと、これ全部持ってくってのもありだよな……ははは。」
ふと思ったんだけど。なんで剣崎さんってあいつらと普通にやりあえたんだ?プロレスとかボクシングやってたのならまだ分かるけど、あの時の戦いかたがどうみても、戦い慣れてるって感じだった。ライダーなんて言ってたけど、もしかしたら本当に……
いやいや!それは流石にないか!
あれはただ剣崎さんのジョークだし、
多分。……………はぁ、なに言ってるんだろ、あたし。
そんな事を考えてるときだった
「!」
物音がした、あいつらか?あたしは
右手にシャベルを持って、物音のする方へゆっくりと近づいた
足音も段々大きくなる、今すぐ近くにいる。壁の向こう側にいると察知し、
顔を出して覗いてみた、すると……
そこには…………
由紀視点
「ねぇねぇ、めぐねぇ。まだ終わらないのー?」
「もう、めぐねぇじゃなくて、佐倉先生でしょー?あともうちょっとだから頑張りましょ?」
今私はめぐねぇといっしょに授業にを受けてる。なんで私だけなの?って言ったらめぐねぇは、私は頭悪いから授業受けないとだめって言ってたけど、
だからって私だけ受けるのっておかしいよー!かーくんも買い物にいっちゃうし…お勉強嫌だなー、
でもそんなこと思ってたらあることに気がついた
「めぐねぇって、やたらとかーくんのこと見てるよね。」
「ふぇっ!?」
「おぉ!?図星かな〜?もしかしてめぐねぇ………。」
「ち、ちがいます!それにめぐねぇじゃなくて、佐倉先生です!ほら!
まだ授業続けますよ!」
私がちょっかいかけたら顔真っ赤にして怒るめぐねぇ、も〜そんなに照れなくていいのに〜、後でみんなにいっちゃおうかな〜〜!
それにしても、お腹減ったな〜〜〜。
「ねぇめぐねぇ、ご飯まだ〜?」
「だからめぐねえじゃ…もう………とほほ……。」
今日も学園生活部は平和です!
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.6 )
- 日時: 2017/01/18 18:11
- 名前: 通りすがりのライド (ID: I3friE4Z)
一真視点
俺は今、安全のためりーさんといる。
ほとんど荷物運びなんだけど…。
まぁ、それは良いとして、そんな俺にりーさんが話かけてきた
「剣崎さん。」
「?何?」
「剣崎さんって、一体何処から来たの?、それに、なんでここに来たの?」
りーさんが疑問を投げ掛けられる俺はこう答えた。
「実は俺、国を渡り歩いている、簡単に言えば放浪人みたいなやつなんだ。
久しぶりに日本に帰ってきたら、こんな始末で、建物が大きかったこの学校に向かおうとしたんだよ。」
本当は自分自信の運命と戦うために離れたなんて言えないからな……こう言えばなんとかわかってくれるだろう。
りーさんは申し訳なさそうな顔をして
「なんか、残念よね。久しぶりに帰ってきたと思ったらこんなことになったなんて……。」
「ああ、大丈夫だよ。こういうの慣れてるから。」
今まであいつら以上の奴等と戦ってきたからな……むしろこっちの方がまだ優しいほうだ。
「え…?なんで慣れてるの……?」
あ、やべ…。怪しまれること言っちまったな…。と、とりあえず誤魔化しとこ……。
「あ、ああ!あれだよ…ほら、よく雪男とか、宇宙人とかに出くわしてるからこんなこと慣れてるのっていうーか……。」
なんか苦しい言い訳なんだ……。そんな俺をりーさんは笑いながら
「……ふふっ!剣崎さん、ほんと面白いわ。昨日もそうだし、なんだか元気もらえた気がするわ。」
な、なんとか誤魔化したのか……?
ほっとする俺にりーさんは
「そうだ、せっかくだし、名前で呼び合いましょ?剣崎さんの方が年上だし
さん付けじゃなくて普通悠里って呼んで?その代わり、私も一真さんってよぶから。」
そういえば、俺って名字で呼ばれたことってないよな…。まぁ、せっかくだしそれもいいかな。
「ああ、良いよ。じゃあ宜しく悠里。」
「……え、ええ!宜しくね、一真さん!」
なんか若干照れてるような顔してたけど、もしかしてあんまり男に呼ばれたことないのか?そんな風に喋っていたら、遠くの所から叫び声がした
胡桃ちゃんの声だ、何かあったのか、
俺達はふと思った。悠里が
「今の…胡桃の声…?い、行きましょう!一真さん!」
「!!ああ!」
彼女は普通のやつらなら大抵やりあえる子だが……一体何があったんだ?
俺達は胡桃ちゃんの声がする方へ向かった。時折目の前にいるやつらをぶんなぐりながら。
「胡桃!」
「胡桃ちゃん!」
胡桃ちゃんの姿があった、しかしもう一人の影が見えた。あれはまさか…
「ア、アンデットか!?」
「え?」
な、なんでだ???アンデットは俺達が全部封印したはず……。トライアルシリーズも全員倒したし……。
いや、そんこと考えてる暇はない!
俺はアンデットにタックルして胡桃ちゃんの距離を離した。
「大丈夫か!?」
「うっ、くっ……あ、ああ。あいつにかすっただけさ。痛た…。」
確かに肩に切り傷がある。浅くはないし、それなりの応急処置が必要だ。
そんなことしてる時に起き上がったアンデットらしき怪物はこちらに向かってくる俺は悠里に
「悠里!とりあえず胡桃ちゃんを安全な場所に逃がせてくれ!」
「え、ええ!一真さんは!?」
「俺は……こいつと戦う!」
そういうと俺は懐に持ってるバックルにラウズカードを入れ、腰に巻き付ける
「か、一真さん…?」
「変身!」
【TEN UP】
レバーを引くと、バックルから映像が飛び出て、アンデットがその映像にぶつかり吹っ飛ぶ、俺はその映像にむかって走りだし、ブレイドとなってアンデットに向かった
「うらッ!おらッ!」
「グカッ…ウッ、ゲアァッ…!」
戦って磨かれた俺の拳をアンデットにぶちこんだ。なかなか堅いな。
ブレイラウザーを引き抜いて、その堅い甲殻を切り砕く、アンデットは茨のような紐を出してきた。
こいつ、粘液みたいのだして、高熱を出すやつか。縛られた俺はラウザーで切り裂く、しかしなかなか堅く、簡単には切れなかった。
「くそっ!……。」
「グジュルルルルルル………」
とりあえず、俺は目一杯力を出しアンデットを引きずりだした。
引きずり出され、こちらに来たアンデットを
【ビート】
「これでも喰らえ、おらぁ!」
ライオンビートをラウズし、拳による力を増幅、アンデットの腹部にヒット
もろに喰らったので、てが滑ったのか茨が緩んだ。引き抜いて距離を離れると、アンデットは
「ウガッ!!………クッカッ……!」
逃げ足が早く、先に逃げられてしまった。とりあえず安心か……。おっと
あいつらが来た、早く逃げよう。
バックルのレバーを引き変身解除して、胡桃の所へ。
「そっちはとうだ?」
「出血がすごかったから、今あるもので応急処置はしたわ。とりあえず、部室に行きましょ…?彼らも増えてきているし。」
「ああ。」
そんな俺達はまだ意識があった、胡桃ちゃんは俺にこう尋ねた。
「け、剣崎さん。今の……。」
「それは後で話すさ……とりあえず帰ろう?」
「う、うん……。」
俺達は購買部を後にした、まさかこうやってまた戦う日がくるとは…。
それにしてもなんでアンデットがまた………なんだか妙な胸騒ぎがするな。
〜第三話
「予感」
おわり〜
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.7 )
- 日時: 2017/01/19 06:26
- 名前: 通りすがりのライド (ID: I3friE4Z)
「痛ってて……もうちょっと優しくしてくれよ……。」
「だめよ、少しぐらい我慢しなさいよ。」
消毒をして少し痛むのか我慢出来ない胡桃ちゃん。ほんと痛そうだな。
それに容赦しない悠里も優しさなのかそうでないのか。
「…でも、ホントびっくりしたな。剣崎さんが変身するなんて。少ししか見なかったけど」
そんな言葉に由紀ちゃんと佐倉先生は反応した。そりゃそうか。
「え!?それどういうこと!?胡桃ちゃん!」
「へ、変身ってどういうことなの!?
恵美須沢さん!」
由紀ちゃんはともかく、なんで佐倉先生もそこまで食いつくんだろう?
まさか佐倉先生って……。
「いやいやいや!あたしより剣崎さんに聞けばいいじゃねぇかよ!」
え、俺?俺が説明しないといけないのか?そう聞いた二人は俺に詰め寄ってきた、どうしよ。これ俺が言わないと駄目みたいだ。
俺はライダーの事、そしてアンデットの事もみんなに話した。すると由紀ちゃんは
「なんか、すごいよ…私達が過ごしてる間にそんなことがあったなんて…
かーくんすこいよ!!」
すごい興奮してるな、やっぱ憧れるもんなのかな?ヒーローが
なんかそうなると少し照れるな。
「ごめんなさい…あんな事を笑って…。」
「いやいや、いいですよ。代々あんなのそう簡単に信じてもらえないし。」
佐倉って自分をすぐ責めるんだよな。
先生だからか。俺は佐倉先生を慰めると、また元気になった。なんか忙しいなこの人。すると悠里が
でも、なぜーまたアンデットーがここにいるのーかしら…?」
俺自身一番疑問に思ったことだ。一体どこから………。
そんなことを考えている時にある変化が訪れた。胡桃ちやんが由紀ちやんに
「なんかお前……顔赤くないか?」
「ん〜?」
確かに、顔が赤い。どうしたんだ?
俺は由紀ちゃんに近づいて手におでこをそえた。
「!!……すごい熱だ…。」
「「「え!?」」」
由紀ちゃん以外は全員驚いていた。
由紀ちゃん、なぜ黙っていたんだろうか…。そんなると今でも倒れそうな由紀ちゃんを抱えてすぐ近くの放送室に運ぼうとした。俺は胡桃ちゃんと悠里に
「胡桃ちゃんは水のタオルの用意と悠里は風邪薬を持ってきてくれ!」
「ええ!(ああ!)」
まったく、今日は何人倒れるんだよ…。
とりあえず、今日は丁度、夜だったので、悠里は軽い夕食を由紀ちゃんにたべさせた。食後の後は風邪薬を飲ませたりして、佐倉先生がタオルを水に浸してる時だった。俺と佐倉先生は
「お菓子いっぱいあるから、頑張って治そうな……。」
「由紀ちゃん…はい、タオル。」
「…………えへへ、ありがとパパ、ママ。」
由紀ちゃんの爆弾発言にみんなが驚愕する。特に俺と佐倉先生が。
そりゃあそうだろ、普通に看病したらパパ扱いされんだぞ…?ロリには持ってこいかもしれんが、俺と佐倉先生は少し顔を赤くした。
「私がママ……剣崎さんがパパ……ほぇぇ…////」
「佐倉先生すごい顔赤いですよ…。
大丈夫ですか?」
そこまで顔赤くすることかな…?すると胡桃ちゃんと悠里が
「へぇぇ……夫婦、ねぇ……。」
「あらあら、お似合いだこと。」
ちょっとそこの二人、ニヤニヤしないで、さらに佐倉先生が顔赤くしてる。
トマトみたいに真っ赤だ。
そしてついに佐倉先生はバッタンキューしてしまった。いやさ……もう病人増やすなよ…。
その後復活した佐倉先生はを後にシャワーに行き、その間由紀ちゃんと風邪の原因をすこし聞かせてもらった
「ねぇ、由紀ちゃん。今日さ、なにかベトベトした物とか触った?」
ためしに聞いてみる。一応あのアンデットの粘液に触ったかどうか。当たらなきゃいいんだが。由紀は
「………………………うん。」
「…そうか。」
当たってしまった……。最悪なパターンが俺の目の前で起こってしまった。
しかし一度あいつとの治療法はわかる。それにはやつとまた戦わなきゃいけない。俺は由紀ちゃんの頭を優しく撫でなながら、
「そっか……じゃあ、今日はすぐ寝ような。おやすみ」
「……………うん、お休み。」
由紀ちゃんはそういうと、すぐに深い眠りに落ちた。よっぽど疲れているのだろう。その時胡桃がドアを開けた。
「剣崎さん…由紀、大丈夫だったか?」
「ああ、すぐ寝たさ。」
俺がそう言うと、胡桃は安堵のため息をついた後こう言った。
「そっか………シャワー空いたから、入っていいよ。剣崎も疲れてると思うし。」
「ん、ああ。ありがとう。」
俺は着替え服を持ってきて、シャワーに入った。入り終わった後、みんなには飯はいらないといい伝えすぐに布団に被った。アンデットが原因の事を話すか話さないかそんなことを考えてる内に俺も深い眠りに落ちた
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.8 )
- 日時: 2017/01/20 21:14
- 名前: 通りすがりのライド (ID: 13XN7dsw)
「高熱?」
俺が由紀ちゃん達と出会って2日、
早朝に看病をしている悠里と胡桃ちゃんにあの事を言おうとした。あと佐倉先生も含めて。
「ああ、前に俺達が出会ったあのアンデットは高熱を引き出す粘液があるんた。昨日の深夜に由紀ちゃんから聞いたけど、どこからベトベトしたものに触ったらしいんだ。」
「じゃあ、そのベトベトした物って…!」
胡桃ちゃんが恐る恐る尋ねる。しかしここまで来ては言うしかない。
「うん、おそらくそれがアイツの粘液って事だ。」
「それじゃあ、どうすれば治るの…?」
そして悠里も心配そうにその事について聞く。
「大丈夫だ。確かそのアンデットを倒すか、またそいつの血液を採取して由紀ちゃに打てば治る。」
倒す、だったかもしれないけど、思い付く方法はそれしかない。
「そのアンデットの巣がこの学校中にあるはずだ、俺はそこを探してくるよ」
俺がそう言うと、胡桃ちゃんが勢いよく席を立ってこう言った
「じゃあ、あたしも行くよ!いつも剣崎さんばっか助けられてるし、あたしも何かできることならしたいさ!」
胡桃ちゃんも行くのか?そうなるとかなり危険だけども、探すには人が多い方も有利だし、それに胡桃ちゃんはアンデットではなくゾンビなら戦えるし、いざとなったら危機を乗り越えられるかもしれない。若干賛成しつつもあったが、そこで佐倉先生が言い出した
「それじゃあ、私も行かせてくれないかしら?」
「え!?佐倉先生も行くんですか!?」
それは予想外の言葉だった。胡桃ちゃんだけじゃなく佐倉先生も行く事になったから。俺は理由を聞こうとしたが佐倉先生はこう言った
「私、思ったの…こんなんじゃだめだって。もっとみんな頑張らなきゃって……。私もずっと助けられてばっかだし、たまにはやらなくちゃって思ってるの!だから行かせて頂戴!」
やらなきゃいけない、か………。その気持ちは分からない訳ではない。俺もそんな時もあった…今の佐倉先生の眼は覚悟している眼だ。それに危ない時は俺が守ればいいしな。一度胡桃ちゃんと向き合いながら、そして佐倉先生に向かって首を縦に動かした。
「……わかりました。もし、危ない時は俺が守ります。頑張りましょう!」
「…………ええ!」
「……それじゃあ、私は由紀ちゃんの看病をするわ。治せなくとも、今熱を下げる事だけはとりあえず出来るから。」
「ああ、分かったよ。」
確かに、由紀ちゃんを見る人も必要だ、それに悠里だったら尚更大丈夫だろう。胡桃ちゃんは
「よし、役割も決まったことだし、とりあえず行けるとこだけいって、その巣ってやつを探すか!」
「ああ!」
「ええ!」
そんなときに由紀ちゃんが目を覚ました。
「あれ……みんな、おはよう…。」
まだ熱があるせいか、由紀ちゃんは元気のないあいさつをみんなにかわす。
俺は
「うん、おはよう。俺達、由紀ちゃんの風邪を治すために薬買ってくるから、それまで待ってろよ。」
俺がそう言うと、由紀ちゃんはできる限りの笑顔で
「うん……!」
「……それじゃ剣崎さん、めぐねぇ、行くか!」
俺達は、アンデットの巣を見つけるために、学校内の探索を始める。
そして守って見せる、みんなを!
第四話
「決意」
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.9 )
- 日時: 2017/01/21 19:53
- 名前: 通りすがりのライド (ID: eetvNq3l)
「それにしても本当荒らされてるな…ここ。」
俺らは2つに分けてアンデットの探索を始めている。今まで広瀬さんのアンデットサーチャーとバイクがあったから楽に見つけられたんだけど、今になれば0から探すことになってしまった
さすがに佐倉先生ひとりじゃあ無理そうだし、ゾンビに強い胡桃ちゃんの二人そして、俺の一人という構成で向かっている、辺りは学校とは思えないくらいの残骸と、死体があちこちにあり、死臭が漂う。死臭ってなんだよ。
そんなことを思っている内に、四〜三体のゾンビが徘徊している。丁度四角になる壁の向こう側に隠れた。さて、どうしたものか……。
「とりあえず戦闘は極力控えて、遠回りに行くしかないか…。」
遠回りと言うのは、廊下の隣の教室の後ろに入って、そのまま前の扉に行くという方法、俺は胡桃ちゃんからもらったゾンビを誘導させるためのピンポン玉で俺が隠れている向こうの空いている教室に投げた、そうすると奴らは投げた方向に向かっていっている。
試しに隣の教室にいないかどうか確認したら幸い無人だったのでこれをチャンスにその教室を利用して、奥の廊下までいくことができた。完璧だ。
「さて、ここにはないかな……。」
音楽室には……ないけど肖像画が割りと怖かったのでそのまま抜け出した。
図書室も行ったが………本だらけで割りと狭いし、あいつがいることは無いだろう。そのあとかれこれいくつのも教室に回ったが、あいつの形跡が一向になかった。そしていくあともなくなってしまったがそこである場所に気づく。
「職員室か…?」
胡桃視点
「ホントにあんのかな…巣なんて…。」
「もしかして剣崎さんの事信用してないの?」
あたしがぼっそり言うと、めぐねぇがむっとした顔でこちらにむかって言う
剣崎さんになると急に反応するだよな…めぐねぇって。どうしたんだか。
「いやいや、そんなことないよ。でもこんな学校にあんな化物の巣があるとは思えなくて……。」
「……そうねぇ、最初は私も信じがたかったけど丈槍さんの体温も減るどころかどんどん増してきてるし、それにあれなんでしょ……?剣崎さんって………。」
ああ、あれか。そういや、見てなかっのか。でもよくよく考えてみたら最初に会った時素手であいつらを倒してきたけど、あたしがシャベルでぶん殴った時みたいに吹っ飛ばしてたな。
そうなると………やっぱどれだけああいう怪物と戦ってきたのかがよく分かる、むしろ武器がなくて充分なくらいだな。こんどあたしにも教えてくれるかな?強さの秘訣。そう考えてる内に
あいつらがこっしに来た、どうやら後ろは来ていない、あたしはめぐねぇに
「めぐねぇ、下がってて。」
「え?ええ……。」
めぐねぇは察したのか、すぐあたしの後ろに下がってくれた。こちらに向かう三体をシャベルでなぎりだおして行った
「よっと!」ブン!
三体は頭を吹き飛ばされそのまま倒れた。あたしは剣崎さんみたいにあのアンデットを倒す……というかまともに戦えないけど、こいつらならまだなんとか出来る。せめて最大限の力はださなくっちゃな。と思いその時にめぐねぇが。
「ごめんなさい、恵美須沢さん。私がもっと戦えれば……。」
「いいんだよ、めぐねぇ。これぐら
気にしなくて。」
剣崎さんに比べたらまだまだだしな。
そしてあたしらは出来るだけ行ける教室をくまなく探した。しかしそれらしい所は見つからなかった。そんな時、
図書室に行った時だった。
「あら…これなにかしら?」
「ん?どうしたんだ?めぐねぇ。」
本棚の所でめぐねぇがなにか拾ったようで、それは白い長引いた糸の様なものだった、するとめぐねぇがあることを言った
「なんだかこれ、糸がどんどん廊下のほうへと続いているわ……もしかして……。」
「もしかして……続いたそこにあの化物がいるってのか!?」
だとしたらすごい成果だ。そしてあたしらは早速その糸をたどるために図書室から出た。時々あいつらが来たけど
なんとかそれを振り切り、その先にはーーーーー
一真視点
残りの職員室に向かおうとして、俺は
一階か二階にまよったあげく、一階から探すことに、一階はゾンビの量が多いので、ピンポン玉を駆使して、なんとか探し、そんなときだった
「キャァァァァァーーーッ!!!」
この声………佐倉先生か!しかし今ので、ゾンビが反応し、佐倉先生に向かおうとしている。まずいなこれ……
しかしそれでびひるわけにはいかない
障害となるゾンビを殴りながら
佐倉先生の元に向かった
「間に合ってくれよ………!」
第五話
「追跡」
おわり
- Re: がっこうぐらし!wisおんどぅるぐらし! ( No.10 )
- 日時: 2017/01/22 15:04
- 名前: 通りすがりのライド (ID: /JJVWoad)
胡桃視点
10分前〜
糸を辿った先には、職員室の扉にたどり着いた。つまりこの職員室の中にアンデットとかいうやつがいるって訳か
するとめぐねぇがあいつらにバレない程度な声で
「職員室…?私がいつも来ている時にはなにも無かったのに。」
「あれだよ。最近、ここに住み着いたんじゃないのか?なぜかは知らないけど。」
しかしこれでホントにいる訳じゃない
ただこの糸が図書室から職員室まで繋がっているなんて、明らかに不自然だ
それにこの糸、簡単に切れそうにない
普通の蜘蛛の糸とかでも頑丈すぎる。
とりあえず行くしかない。
あたしらはあいつらを遠くまで誘導させて、そのすきに職員室の扉をゆっくりと開けた。室内は荒れている。
しかしいる気配はしない。それでも慎重に辺りを探索する。
「やっぱここにはいないわ……。」
「くっそ。もしかして逃げられたのか?」
そんなことを喋っている時に、めぐねぇが急に悲鳴をあげた。それにびっくりしたあたしはめぐねぇがどこにもいなかった。
「どこだ!?めぐねぇ!」
上をあげるとそこには糸で縛られためぐねぇと昨日出くわしたアンデットという怪物が天井に引っ付いてた。
こんなところにいるなんて……!
あたしは何故か手が震えた。やっぱりまだ慣れていなかった。どうやってめぐねぇを救おう?と必死で考えて、とりあえずシャベルで糸を切ろうとした
「こ、こんのぉ…めぐねぇからどけろ!」
机を台にして持ち前の脚力でジャンプしてシャベルで糸を切った。落ちるめぐねぇをキャッチしてとりあえずあの怪物から距離をおこうとした。でも
「うっ!糸が……!」
あの怪物があたしの首に巻き付けて
絞めようとする。このままじゃ!
めぐねぇは縛られてる糸を引きちぎろうとする。
「ん~~~~~ッ!えいっ!」
すげぇ、これが火事場の馬鹿力ってやつか………。引きちぎっためぐねぇは
地面に落ちた、あたしのシャベルで糸を切る。解放したあたしはあらく呼吸
しながら立とうとする。駄目だ…足に力が……!どんどん近づく怪物にめぐねぇはシャベルを持ってあたしの前に立つ、
「っ!……こ、こないで…!」
足も震えて、シャベルを持つ手も震えている。あたしは
「めぐねぇ逃げろ!めぐねぇだけじゃ
あいつは……!」
そんな事をいってもめぐねぇは反応すらしなかった。必死に生徒を守ろうとする心が大きいのだろう。あいつら(ゾンビ)も近寄って来てる。
そんなとき
「胡桃ちゃん!佐倉先生!よくやった!後はまかせろ、変身!」
【TERN UP】
「「け、剣崎さん!?」」
扉が急に開けられて出てきたのは剣崎さんだった。たぶん、めぐねぇの悲鳴で気がついたんだろう。剣崎さんは
飛び蹴りしながら変身した。蹴った怪物は奥に吹っ飛んだ。
「ふぅ、間に合った。胡桃ちゃん、立てる?」
「ま、まぁね。めぐねぇのお陰だよ。」
「よかった、結構派手に登場してきたから、ゾンビがこっちによってくるはずだ。そっちをまかせてくれないか?」
剣崎さんは腰についてる剣を抜きながらそういった。よし、剣崎さんが来てくれたか恐怖がなくなっている。めぐねぇも足や手の震えもなくなっている。あたしはめぐねぇに
「じゃあめぐねぇ、それ使ってよ。
あたしは予備のやつで戦うからさ。」
こんなときにもう一本用意してるやつがあるんだ。あたしはそう言うと、めぐねぇは
「えぇ……まかせて!」
完全に決意の目をしてる。これなら大丈夫そうだ。早速剣崎さんも戦っている。さて、あたしらも派手にやるとするか!
一真視点
「うらっ!」
「グッ!ゴカッ!」
ブレイラウザーでアンデットの胴体を切り裂く、しかしこのアンデットどこかで………。
「まさかこいつ……睦月のカテゴリーA?」
てことは……俺たちが探してるやつじゃないってことか?そんな事態を今更ながら気づいた。そもそもアンデットがいること自体おかしいものだが…。
そんなこと考えてるうちにカテゴリーAは襲いかかった。
「くそっ!考えてる暇はないな……一気に決めるしかない……!」
とりあえずカテゴリーAに猛ラッシュのパイチをぶちかまして、ブレイラウザーから一枚のカードをラウズする
【スラッシュ】
切れ味が上がり、再びこちらに襲いかかる、カテゴリーAをカウンターを喰らわす。
「ラァッ!」
「!!!ウゲバァッ!」
大量の血を吹き出し、倒れる。そしたらバックルが開いた、これは封印が出来るサインの様なもの。まだあるプランクカードでカテゴリーAを封印した
すると胡桃ちゃんと佐倉先生はなんとか周囲のゾンビを倒したらしい。佐倉先生、激しい動きに慣れていなかったのか、ものすごく息が荒い。
「剣崎さんもやったな!流石、仮面ライダーだな!」
ん、どうやら俺が仮面ライダーだって認めてくれたようだ。それはそうか
変身解除して、とりあえず胡桃ちゃんが言う、ハリケードの圏内まで移動した。そこで
「なあ、二人共。」
「「何?」」
あの事を言わなくては………俺の憶測通りだとしたら。かなり大変な事になる………。俺は二人にある大変な事態を言った。
悠里視点
「三人共……大丈夫かしら……。」
私は今、由紀ちゃんの体温を必死に押さえようと付きっきりで看病している
とりあえず私にはこれくらいしか出来なかった。一真君や胡桃のようには戦えないし、由紀ちゃんみたいにみんなを和ませるような事も出来ない、それに比べ、一真君は2日間もたたない内にみんなの役割を正確に振り分けられるし、リーダーの素質も充分ある。
もしかしたら、一真君の方が部長に向いてるかもしれない……。って何考えてるの私ったら!今ここで頑張らなきゃ、部長失格よ!気合いを入れ直して由紀ちゃんのタオルを入れ換えるそんなときだった。扉が開いた、三人が
帰ってきたと思ったけど。
「グジュルルルルル………。」
「え……?う、嘘…。」
そう、一真君が言っていたアンデットという怪物かここを嗅ぎ付けてきたのか、こちらに向かってくる。こっちには由紀ちゃんがいる。逃げる訳には行かない、でも……。
「いや……来ないで……。」
恐怖のあまり腰を抜かしてしまった。
でも立とうとして、台所にある包丁をとりだして、必死に奮い立とうとする
そんなときだった。
「変身」
【CHANGE】
アンデットが急に吹っ飛んだ私の方に
それにびっくりして、前を向くとそこには一真君のような仮面をした男(?)がいた。そしてその男は私にこう言った
「君はあの子の方に行け」
「…!」
この子…?それって由紀ちゃんの事?
素直にそう従い、私は由紀ちゃんのところへと行った。
「……ふん!」
「グ、グヶェッ!」
その男は怪物を廊下に向かってくるほおりなげた。すごいパワー……。
私は突然の出来事に唖然とした。
一真視点
「由紀ちゃん!悠里……!」
俺らは急いで二人がいる放送室に向かっている。おれの憶測を胡桃ちゃんと佐倉先生に言ったら、驚きを隠せなかった、それはほんとはアンデットが2体いるということ。それがもし本当にだとしたら大変だ。そしたら、案の定アンデットの姿があった
「剣崎さん!」
「ああ、わかってる」
変身しようとしたがそのアンデットはどうやらあるやつと戦っている。
「ねぇ、何かしら?あれ。」
佐倉先生が指を指し、そこには。
「始……?」
第六話
「襲撃」
おわり
あとがき
言うの遅いと思うんですが後々終わりにそれのタイトルが出るんですけど内容に踏まえてどんなタイトルなのか想像してみてくださいね。
小説投稿掲示板
イラスト投稿掲示板
総合掲示板
その他掲示板
過去ログ倉庫