二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.51 )
日時: 2017/03/26 11:10
名前: 通りすがりのライド (ID: IGWEqUps)

快斗のことすっかり忘れてた…。











快斗視点







おかしい。それしか思い浮かべる言葉がなかった。持ってるはずだ。
今は、この………あいつ(闘真)の「コレ」を。でも何故だ?あいつは平然とドライバーを持って使っている。すると後ろに気配を感じ振り向くと男がいた。するとこっちに来い、とアイコンタクトの様な信号を送ってきた。
そして俺はその男に従う。もしかしたらやつの仕業かもしれない。
そしてあいつらの元を離れる。

実際生き残ればそれでいいと思っていた。俺自身そう自覚はしている。協力なんてそんな友情ぶったものとか、必要もねぇ、まず食い物と女だ。それだけで俺は満足できる。【あいつ】から
もらったこの力で………なんでもできると思ってここに乗り出したのに…。


しばらく男についていき、突然歩くのをやめる。なんだ?すると振り向いて





「どうよ?作戦がうまくいかない時の気持ちは……。」


「………………あんた?ドライバーを渡したの。」


「ん、まぁね。そもそもあれ俺のなんだけど……。」


「何故?」


「……………いい加減正体現せよ……モータス。」



「…………………………ばぁれちまったみたいだねぇ!そうそう!俺様がモータスバグスター様だ!」


すると快斗は爆走バイクのゲームキャラ、【モータスバグスター】へと姿を変える、するとその男、走汰はやっぱりと言いたげな表情でモータスに近づく。


「そのちゃらけた声……いつも通りだな。」


「………………んで!なんか俺様に様?」


「…………………だぁれの言い付けでこんなマネした?」


すると近づく走汰はモータスの体をつっつく。するとモータスは


「誰って…………そりゃぁグラファイトの兄貴に決まってんだろ?モグリかお前…。」



「へっ……………。」


するとにやけてた表情をいっぺんし、真っ直ぐとした瞳をモータスにあえて向けず、走汰はこう言った。



「俺達がここに来る前…グラファイトが俺達のグルだって事…知ってただろ?」

「…………。」


「 まぁ………あいつは【ゲンム】とかいうやつにやられたがな。かなり前に。」


「もういいだろ…………お前の嘘はなにもかもさらけだした。」


「……………走汰っちも相変わらずだなぁ、嘘を付くのも暴くのも。」


「…………嘘じゃなく、心理操作だよ。そこ覚えとけ。」



Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.52 )
日時: 2017/05/13 13:54
名前: 通りすがりのライド (ID: uWyu1tga)

すると走汰に対し、モータスは本来闘真の物だったゲーマドライバーを走汰にやや乱暴に渡す。走汰は疑問を浮かべるがモータスは高笑いをし





「同じゲームの種類との対決になるんだ、俺様が直々にフェアしてやったんだから、感謝しろよ??」
















「………………………………ノリに乗ってるねぇ。」


【爆走バイク!】




「変身。」



【レベルアーッブ!爆走バイク〜!】




【ア・ガッチヤ!ギリ!ギリ!ギリ!ギリ!チャンバラ〜〜!!】




走汰は爆走バイク&ギリギリチヤンバラをドライバーに挿し込み、チャンバラバイクゲーマーに変身する。そしてガシャコンスパローを出し、



【ス・パーン!!】




「へっ、俺に走りについてこられるかぁぁぁぁ!!?」




モータスはがぜんやる気がでたのか、そう叫ぶと、バイクに乗りレーザーに襲いかかる。鎌モードで、モータスに切りつけようとするが、なかなか捕らえられない。




「ふんっ!」




「遅い遅い遅い遅い遅い遅いッ!」






するとモータスはレーザーにバイクて突進する、




「うおっっ!」







【ズ・ドーン!!!】



「あぁ駄目だッ!こうなったらうちかましてやらぁ!!」




レーザーは弓モードで乱射するも、あまり連射性がないため、ことごとくモータスにかわされる。モータスはバイクの走行力を引き出し、バイクのドリフトで高速回転し、惜しくもレーザーはまたしても吹っ飛ばされる。






「あぁッ!!」







「どうした、まだまだ俺は絶好調だぜぇ!!??」





モータスはバイクの回転を止め、再びレーザーに襲いかかる。レーザーは




「小細工なしで戦えるやてじゃないってのは分かってるが………しょうがねぇ!」



するとギリギリチャンバラを解除し、レーザーLv2にもどす



【爆走バイク〜〜!】










「………………けっ、逃げたか、まぁこっちにも………作戦はあるんだせぇ……ククク。」

























闘真視点





「………いってて………くそ。」





ドラゴナイトハンターZの力に押し負けたおれは、Lv2の状態に戻った。ガシャットは…………誰かに奪われてしまった……。
しかし俺のライダーゲージが心もとない今じゃ戦える事はあまりできねぇ…。
くそ、ゲンムにあんなもん素直に渡されるんじゃなかった………あいつ、どちらが敵か味方分からない謎のライダーだが、何か懐かしい感じする………。何故だ?するといきなりレーザーが現れる。Lv2の状態だが………。すると



「おい、ゲーマーさん!悪いがもうすぐバグスターが来てくる!さっさと乗りな!」


「え?」



バグスター?こっちは精一杯だってのに………すると、向こうから誰かがやって来る。それは……。









「うっ………。」









「「「「「「「快斗!?(くん!?)」」」」」」」





「どうしたの!?その傷!」



悠里がそう尋ねると、彼はレーザーに指を指し。



「あ、あいつが………!」



「まさか走汰先輩が……!?」




すると美紀がそう絶句する。彼女でも彼との面識も少なからずある以上、信じがたいことだった。するとそれを聞き付けた闘真は。



「なん、だと……?お前……。」




「い、いや待て!ゲーマー!あいつがバグ………。」


彼の正体を言う前に彼はロボットアクションゲーマーになり、レーザーに突っ走る。レーザーもチャンバラバイクゲーマーに変身する。



「と、闘真君……!」




「ほらほらどうしたぁ!!!」



「ぐっ!!」




対するつるぎとグラファイトも悪戦苦闘。やはりドラゴナイトハンターの力を受け継いだタカヒロが有利だった。そしてなによりタカヒロによる「生きの執念」がここまで引き出しているのだ。するとブレイブはソードで氷属性にしてグラファイトの足元を狙い身動きをとれなくする。



「!!」


「隙きあり………だな………。」





すると闘真が






「まて、走汰!!!」






「ゲーマー!落ち着け!!」




「(くっ!野郎、これが目的だったのか……!)」



レーザーは彼の方に向くが快斗はニヤリとあざ笑うように表情を浮かべる
よそ見をしていたらエグゼイドのロボットアームで吹っ飛ばされる。



「ぐぅっ!!ったく……今日はよく吹っ飛ぶな………いてて…。」








「ねぇ大丈夫?快君。痛くないの?」



「大丈夫だよ…………由紀ちゃん。これぐらい…。」




「大丈夫か?安心しろ、あいつは闘真がぶっ飛ばしてくれるからさ。」


「うん。ありがと………胡桃ちゃん。」


「(へっ、バカな女共だ。これで楽にレーザーを倒せる………ククク。)」



そうして、由紀達はひとまず元のいた部屋に撤退しようとするが。




「キャア!」


「!」













快斗にうち当てたのは……………スナイプだった。









「ス、スナイプ!!!お前ッ!」






「まてエグゼイド!!!…………そいつは、バグスターだ。」




「りょ、猟真………。」





スナイプの言葉に………みんなは驚愕する。そして彼…快斗は元の姿、バグターに変異した。近くにいた由紀達も驚く。



「「「「「「「!?」」」」」」」





「……レーザー、勘違いすんな。俺はやつの姿が俺がゲーマー狩りをしていたやつにそっくりだったからだ。」



「んなことが出来るのはやつしかいねェ………バグスターさ。」





するとモータスは観念したのか、大きく高笑いをする。


「ハハハハハハハハハハハハッッ!!!!そうさぁ!俺は今までずっお前らを監視していた、亥斗様の命令でなぁぁ!!」



「が、亥斗だと!?」



「やつが………。」



「そしてその女を騙して、宇海闘真のゲーマドライバーを奪いそのまま亥斗様に届けるつもりだったが………。」



するとモータスは胡桃に指を指しそういったが。



「「胡桃ちゃん………。」」


「胡桃先輩………。」

「「「「……………。」」」」




「しかし、レーザーが俺の作戦をことごとく潰し………ゲーマドライバーも今やない。」







「だからここで!お前らを潰s…ギャァァァァァァァァァ!!!!」












言い終わる前に意外にもゲンムが、モータスをバグヴァイザーで切り刻むするとゲンムは













「………やれ、やつを」








Re: がっこうぐらし!isゲーマーぐらし!! ( No.53 )
日時: 2017/05/14 16:16
名前: 通りすがりのライド (ID: SkADFG9E)

「何…………!?」




「…………!」




しかしゲンムはあの一言しか喋らず、モータスに視線を向き、スロットホルダーにシャカリキスポーツを挿入して






【シャカリキ!クリティカルストライク!】



【会心の一発!!】



「ウ、ウギャァァァァァァアッ!!」







モータスを仕留めた後、ゲンムは再びゲームの電子に包まれ消えて行く。そして



「……………あの野郎。」



そう言うと、スナイプは再びグラファイトの方に向き


「…………どうやら、お前らはここで決着つける運命だな。こいつで…!」





グラファイトはプロトドラゴナイトハンターZを取り出して、バグヴァイザーに挿入して、




【ガッシャットー!】





「!!ぐっ………うううぉぉぉッッ!!!!!」




「な、何だあれは………!」




グラファイトの姿にブレイブは驚く。そうして彼、グラファイトはドラゴナイトハンターZの力を吸収した【ダークグラファイト】として誕生した。
エグゼイドは悔しげながらも



「くそっ………さっのガシャットがねぇと、対応できねぇぞ……!!」




「闘真君ここは一旦引こう!」



ブレイブが退散の発言をして、スナイプがマグナムで光弾をダークグラファイトに撃つと、



「おらっ!」




「ふん!こんなもの……………。」





そうして彼ら四人は仲間を連れ颯爽と逃げ出した。ダークグラファイトは舌打ちをしながらも、変身を解き元の状態へと戻った。思えばこの時彼は既に人間という概念を捨て、バグスターとして生きていくきっかけに過ぎなかったかもしれない。












闘真視点







「はぁ……はぁ…………ぐっ、いっててて。」


「ほら我慢して、放っておけない傷なんだから。」


「そうそう、あたしらも何かしてやっとかないと。」


「胡桃ちゃん何もしてないじゃん。」



「ん、んだと!こいつ〜!」



「いたたたっ!ごみんってば胡桃ちゃ〜ん!」



「お前ら元気だな…。」



今は元の休められるいつもの場所に戻って悠里の治療を受ける俺。しかし今日は激戦だった………敵もすげえパワーアップしてるし、こっちも戦力あげとかないと……。すると



「んで、胡桃。モータスの言ってた事、本当か?」




「…………………うん。」



「まぁでもよくよく思えばあれで気づかないあんたもあんたでしょ。」


「……………はい、サァーセェン。」


アキさんにすげぇ事言われてちょぴり傷ついたんですけど………。まぁ言ってる事は正しいけど……。と、そんなこといっている内に。


「それはそうと…………いまはどれを優先するかだろ。」




猟真が俺に向けてそういった。優先?何かあったか……………するとドアが思いっきり開き。


「やっぱり…………リセがいないみたい。」



と、息を切らしながらヒカはそういった。皆は驚き、そんなときに走汰が





「さぁこっからだぜ……ゲーマーさん。人質を選ぶか、もしくはガシャットを選ぶか。」



「ガシャット…………ドラゴナイトハンターか。」



ただ、これは本当に苦悩する選択だった。人質を選べば、あの強化されたグラファイトがいる。今の俺らが戦って勝てるかどうか………そこまでは必勝が浮かべない。だからガシャットを選んでもいつまでリセさんが持つかどうかも怪しい、そしてまだゲンムが持っているという確信はない……一番の可能性と言えばゲンムだが。
かれこれ悩んでも選択出来なかったがつるぎが



「闘真君には悪いが………俺は人質を優先する。」




「つるぎさん…………。」


美紀がつるぎを見てそう呟いた。そうだ、確か由紀が言っていたけど、リセさんとつるぎって前から友人だったって聞いてたけど………まぁそうだよな。そうだったら悩まずに選択できるけど、そう思うと今度は猟真が





「なるべくしたくねェが……今回ばかりは俺も同意だ。」





それは意外だった。やつなら迷わずにガシャットを選ぶと思ったけど………。何故だ?するとつるぎも黙って驚いていた。そして走汰も



「おーっと、俺はガシャットを選択するぜ。勝ち目ねぇ相手にプレイはしないタチなんでな。」


「……………闘真君。君はどうする?」


「…………………………すまん、考えさせてくれ。」



「…あまり時間はねェ。最低でも………明日、決めてこい。」


猟真はそんなことを言い、走汰と一緒にここを去った。


そうして、俺は夜まで悩み続き今は眠りもせず、大学の庭のベンチに座って考えていた。
ゲーマーといっても、これは現実。一度の手違いで俺の人生はコロコロと変わる。さげすんだ風にそそよかされ、俺は頭を抱える。そうすると胡桃が俺の方にやってきた。




「闘真………こんなとこに、居たんだ。」


「胡桃……………俺は………。」


「………。」



胡桃は黙ってベンチに座り、闘真に寄り添う。するとしばらく沈黙が続き胡桃は




「あのさ………ごめんな。」



「な、なんであやまんだよ…。お前、別に悪いことしてないだろ?」


「でもさ………あたし、あんときに快斗にだまされて、闘真に迷惑かけたからさ………せめて謝ろうかなって。」


「みんなにも既に謝ったんだけど、闘真には言ってなかったから……。」


「…………いいよ、俺も気づけなかったし、こんなん、プロゲーマーっていっても笑えるよな。俺みたいなやつが………。」


「闘真………。」



胡桃は闘真の言葉に重みを感じた。彼は毎日のように戦い、自分よりも激しい悩みに踊らされている。自分に何かしてやれないだろうか………。そして胡桃は彼にどちらの選択にするか夜中まで共に考えることに………そして………。





















「……………来たか。」



グラファイトは一人で待っていた。自分の基地に、アヤカとシノウはリセを部屋に監禁して監視するためいないが、コツンコツンと足音がゆっくりと聞こえる。そう、つるぎと猟真だ。既にドライバーを付けた状態で向かってきたのだ


「………よく分かったな、ここが。」




「俺が武闘派のメンバーだッて知ッてんだろうが。」



「……………フッ、そうだったな。」





「グラファイト、お前を……………切除する…!!!」



「そのプロトガシャットとやら、頂くぜ…リーダーよォ。」



【ドレミファビ〜ト〜!】

【ジェットコンバ〜ット!】



ブレイブ、スナイプLv3に変身して、ダークグラファイトに向かうが








「ふっ!」



「があっ!」


「「!!」」







あのダークグラファイトが吹っ飛んだのだ、その本人は…………。







「ゲ、ゲンム!?」



「なぜお前がここに…!?」



スナイプとブレイブは驚きを隠せなかった。予想外の展開により、スナイプは

「(何故だ………やつは、エグゼイトとレーザーとは戦かわなかッたのか?)」




するとゲンムは様子が可笑しかった。





「………ッククククククク……アッハハハハハハハ!!!!」


「?……ど、どうしたんだ……ゲンム…。」


「………何が可笑しい。」





すると高笑いをやめ、ゲンムは変身を解除した。その姿を露にした。





「お、お前は………………!!!」


















第十五話
  「苦悩と混沌とドラゴナイトハンターZ」








あとがき
次回、ちょっとゲンムのあれこれを話します。