二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【擬人化ポケモン】廃人転生【SM】 ( No.3 )
日時: 2017/02/04 18:35
名前: オオミノガ ◆RgF.6MREXo (ID: wSTnsyhj)

この世界の勉強は楽しい。今日初めて授業を受けた感想がこれだ。今日は種族値について何と無く習ったが、廃人知識のおかげで楽に理解できる。
対戦の実技なんてのもあったが相手が弱すぎた。『例外』もいるが。次期キャプテン・イリマ、スイレン、マオ、カキ。この四人には勝てなかった。この四人レート2000代に匹敵するぐらい読みの技術が優れている。それだけではなく手持ちの『擬人化ポケモン』の強さが異常と言うのもあるのだろうが。
擬人化ポケモンは、先生曰く同種族のポケモンより何から何まで圧倒的に強いらしい。恐らく『6v』のポケモンが擬人化するのだと思う。更に四人のポケモンは次のヌシポケモンで『オーラ』を纏うと言うのもそれを助長している。

「どうしたのハル君?」

目の前にいる今、僕の顔を覗き込んでいるのは次期キャプテンのマオ。先程から三分おきに顔を覗き込まれる。考え事もする時間も与えてくれない。
当然と言われれば当然の話なのだが、休み時間顔をしかめて考え事をしている小1が居れば気分が悪いんじゃないかと気になるのだろう。
そんなこんなで、一日目の授業が終わり、帰宅できる……と安心したのも束の間。彼女がすぐに近づいてくる。

「ハル君、一緒に帰ろう?」


マオとの帰り道は地獄だった。前世、今世家族以外の女性と話した事がない僕にとっては、何故か緊張して喋る事が中々思い浮かばなかった。

「ハル君気分悪いの?」
「そそそそんなことはないよ……」

『そ』が震えていた様な気がする。がきっと気のせいだろう……気のせいという事にしておきたい。
膝ガクガク、顎ガクガク、指プルプルの状態で、帰宅する羽目になった。