二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.201 )
- 日時: 2017/10/21 23:57
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
>>199
てるてる522さん
お久しぶりです。
いえいえ、アンケートってやつ、以外と好きなので。楽しかったですよ!←
参考になったのなら、嬉しい限りです!
いつか、執筆しましたら、ぜひご報告お願いします。楽しみにしています♪
カゲプロ好きなんですか…っ!
マジですか、今の文見てテンション上がりました。ありがとうございます。
こんなクソ小説でよければ、感想までお願いします!
いろいろと、参考になるので……。
私は、貴音が好きです!貴音廃です!
貴音ぇ〜(*´꒳`*)
ありがとうございます!頑張ります!
また、機会があればわいつでもウェルカムですよ!では、またいつか。
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】《リクエストください!!》 ( No.202 )
- 日時: 2017/11/13 22:02
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
››200
「はぁ……。」
「貴音、大丈夫?!ちょっと、飲み物買ってくるね!」
そう言って何処かへと駆けていく遥。
あのフリーフォール見た目以上に振り回しが激しくて、一瞬意識が飛んだし。しかも、その大きな揺れのせいで、酔ってしまって気持ち悪いぃ……。
なにこの有り様、無様だな自分。こういうアニメのシーンとかゲームのヤツとか笑い飛ばしてたけど、今じゃもうバカに出来ないな。てか、本当にこの場に、伸太郎がいなくてよかったわ。いたら、どんだけバカにされんのか、気が気じゃないわ。
机に突っ伏しながらボーッとしてると、トンッという軽い音と少し揺れる机。
ゆっくりとその音の方に視線を向けると、遥がお茶とジュース二種類くらいを買ってきていた。そして、慌てた顔で貴音はどれがいい?!って言ってくる。まぁ、遥には申し訳ないけど、正直雑音としか捉えられないんだけども。煩いから、黙って欲しい……。
「遥…。」
「なに?」
「……お茶ちょうだい。あと、なんかチョコ以外で甘いものも欲しい…」
「お茶ね。じゃあ買ってくるから待ってて!」
遥は私にお茶を手渡すと、また何処かへと駆けていった。
申し訳ないけど、私はやっと静かになった、とふと思っていた。少しだけ体を起こすと、ペットボトルキャップを開け、中のお茶を口のなかに流し込んだ。冷たいお茶が喉を通り幾分か気持ち悪さも取れた。
遥がお菓子の入った袋を手にもって帰って来たときは、大分楽になっていときだった。
「貴音、もう大丈夫なの?」
「おかげさまで、もう大丈夫。」
「でも、まだ分かんないから休んどこ。ほら、飴買ったから食べて。」
「うん…ありがと。」
遥から受け取った飴はイチゴ味で、甘酸っぱいイチゴの味が口一杯に広がる。美味しい。
暫く二人で、飴を食べながら道行く人を眺めていた。
飴の袋がほぼ空になった頃に、私たちは立ち上がり次のアトラクションへ。
次のは私のリクエストでカーレース!
ゲームとは違い、本物……なのか分かんないけど、取り敢えず違う感覚が楽しめそうだからやってみたかった。
まぁ、私の好みどんぴしゃで何回も何回も繰り返し乗った。
風が頬を撫でる感覚、バサバサと音をたててなびく髪、きゅるきゅるというタイヤの音が耳を掠め、どれをどうとらえても最高で飽きることはなかった。気がつけば、大分時間がたち、少しだけ日が昇ってしまっていた。
途中から抜けていた遥に急いで駆け寄ると、遥が袋を差し出した。
その中身はお弁当。お弁当の包みは青と黒のチェックだった
「前は貴音が作ったから、次は僕が作ったんだ。口に合うかわかんないけど…。」
「えっ、遥が作ったの?!」
「うん。前につくってくれたお礼。ほら、遠慮しないで食べて!」
「じゃあ、いただきます。」
お弁当のおかずは、ウィンナー、卵焼き、ベーコンのアスパラ巻き、きんぴらごぼう…と定番のおかずだった。
まずは卵焼きから箸にとり、口に入れる。時間がたっているのにしっとりとしていて、砂糖のほんのりとした甘さが広がった。甘すぎもなく丁度良いくらいでとても美味しかった。
「美味しい…」
「ほんと?!良かった〜、卵焼き味付け失敗してないか不安だったんだ。ほら、他のも食べて食べて!」
「う、うん…。」
次にきんぴらごぼうに箸をつける。
口に含むと、ごぼうとニンジンのしゃきしゃきとした歯応えと、醤油風味の味付けが良くて、ご飯がほしくなった。
ご飯も口に含む。柔らかすぎず固すぎず、丁度いい固さでご飯の甘味が美味しい。
なにこれ、女子力高いな。
というか、めっちゃ美味しいんだけど。レベル高いな。
私が作ったのより、美味しいかもな。
なんて考えながら食べてたら、食べきってしまった。量も私の腹八分目ぐらいで丁度よかった。
量まで完璧なんて、なにこれ。
「どう?口にあった?」
「うん、めっちゃ美味しかった。ごちそうさま。」
「お世辞でも、嬉しいよ。ありがとう。」
そうやってふわりと笑う遥。
その幼さを感じさせる、人懐っこい笑顔に一瞬ドキッとした。
暫く固まっていると、遥があ。と上を指差した。
「貴音、あれ乗らない?」
「あれ?」
遥の指差している方向に目を向ける。
それはこの遊園地の目玉である大きな観覧車。1往復30分ぐらいの長いやつ。まだ、昼になったばかりだから人は疎らだ。
でも、遥の目はキラキラと輝いている。
まあ、いっか…。私も乗りたいし。
「いいよ。行こうか」
「うん!」
* * *
かなりお久しぶりですね、どもボーカルロイドです。
今、やっと部活も勉強も一段落つきました。
気づけばもう11月。あと少しで平成終わるやんけ。やだな〜
これからまたテストもあるので、更新はするけど遅くなる可能性大です。スミマセン……
では、またつぎの機会に。(キャラが変わっているような気がするのは気のせいかな?)