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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: メカクシ団の日常【カゲプロ】 ( No.87 )
- 日時: 2017/05/06 07:35
- 名前: ボーカルロイド (ID: X2arTSSH)
>>76
「さっき思いついたんだけど…猫として扱ってみるのはどう?」
「………は?」
マリーの提案に、意味が分からないという表情をしているキド。
正直、俺も全くわからない。
猫として扱う?それって、逆効果なんじゃ…
「マリー、それって逆効果じゃない?」
カノが不思議そうに尋ねる。
ま、そうなるわな。俺は喋れないから、代わりに言ってくれて助かったわ。
マリーはブンブンと首を横に振った。
ふわりと髪の毛が浮かんでは落ちた。
「だって、さっき撫でた時…尻尾が一瞬なくなったんだもん…ね?セト!」
「はいっす!確かに、一瞬ですが…消えたっす。ね?コノハさん!」
「うん…、消えた。一瞬だけ…だけど」
まるで、ローテーションするみたいに、他の見た人に本当かどうか、真偽を確かめて行った。
なんで、自分で出した案なのに不安になるんだよ!マリー!
セトもだぞ!聞いたんだから、そこはあっていることを証明してやれよ!
マリーが間違っているみたいだろ!?
ま…、コノハはよかった。ちゃんと、真実ということを告げてくれている。
マリーとセトは安心たように息を吐いた。
ということは…
俺の背中にツーっと、何かでなぞられたようなぞわぞわと気持ち悪い感触が襲い、薄っすらと察することのできるくらい、嫌な予感がした。
俺は、後ろを振り返ることが出来ず、とりあえず明後日の方向に目をやった。
ボードをばんっ!と叩く音がシンとしたアジトに響いた。
「みんなで、シンタローを猫同様に扱え。…………団長…命令だ……」
最後の言葉をキドは濁らせながら言った。
ザッザッとみんなの近寄る足音が、自分のだんだん早くなる鼓動と重なり、ずれた。そして、俺の後ろで止まると、すーっと手を伸ばした。
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