二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【アイカツ!SS】平和戦隊バイオレンS 過去篇 そら ( No.54 )
- 日時: 2018/03/24 07:58
- 名前: 北大路さくら ◆ACiNmI6Dxs (ID: MypRsCNC)
風沢そら 過去篇 前編
-数年前の遠い異国の地-
幼い少女「ねえねえ-♪お姉ぇさん」
?「なんだい?…ああ、そらちゃんか」
そら「今日もあくせさりぃ。売るの?」
?「そうだねぇ。でも今日は売るんじゃ無くて新しいアクセサリ−のアイデアを探すために」
「他の店を見て回る。そんな気分だねぇ」
そら「へーそうなのかー」
?「がんばる為の休息ってやつだね」
この人は??さん
わたしがデザイナ−を目指すきっかけになった人だ
とてもきれいでやさしい
そんな素敵な人だった
そら「あっ、みてみてアレ!すっご-く大きい宝石だよ。…やっぱ高いけど」
?「そう、きれいね。でもなんだか可哀そう」
そら「?」
?「だってこの宝石は大きいけれど、一般人が買うには高すぎる」
「どんな宝石も磨かれて、加工されて、身につけて始めて輝くの」
「きっとこの宝石はずっとこの店の看板としてその一生を終える。それを思うと……」
そら「そうだね。この宝石は確かに大きいけれど。わたしも、お姉さんの作ったアクセサリ−のほうがきれいだと思う」
「お姉さんから貰ったこのヘアアクセ!宝石は無くてもすっごくかわいく作ってあるもん。それにね……」
??「おーい!!○!」
わたしと?姉さんが話していると遠くから聞き覚えのある声が
?「あ…、ジョニ−さん!?!」
ジョニ−さん
彼は?さんの夫で貴族のお城の庭師をやっている
とってもやさしい人だ
?「あなた、今日のお仕事は?丸一日掛かるって」
ジョニ−「…」
ジョニ−「いやー。それがね。今日は予定より早く仕事が終わってね」
?「そう」
ジョニ−「そうだ!今日はせっかく、そらちゃんもいるんだ。これで何か食べに行こう」
銀とダイヤでできた腕輪を見せるジョニ−
?「!?ッあなた!!それ。どうしたの!?」
ジョニ−「そんなに驚かないでくれよ。貴族の気まぐれってやつかな?」
「…雇い主に貰ったんだよ」
?「…えぇ」
ジョニ−さんは、たまにこういった高価なものを貰って来る時があるみたいだ
正直、?さんとジョニ−さんの給料では毎日食べていくのがやっとなので
こういった臨時収入は?さんもうれしいらしい
それで生活は安定していた
妻の店は街一番の人気装飾店。夫は貴族御ひいきのベテラン庭師
まさに誰もが羨むしあわせな夫婦だった
そんな何気ないしあわせな生活が続いていたある日のこと
事件は起こったのだ
-街の広場-
ガヤガヤガヤ
「どうしたの?この騒ぎは」
「何でもここを収める貴族の領主様が部屋の中から死後数ヶ月たった遺骨になって出てきたそうよ?」
ガヤガヤガヤ
「え?でも昨日だって、貴族のお付の方が街を主を載せた馬車で回っていたじゃない」
「そうなのよ。でも領主さんは元々外には出ない人だった見たいなの」
「じゃあ、今まで私たちの見ていた馬車っていったい!?」
「それが、その偽の馬車に乗っていたのは……」
「?さんの夫の」
「ジョニ−さんだったの」
///
いつもまじめに仕事をしていたはずの夫のジョニ−さん
しかし彼は元・海賊で、こっそり屋敷の宝石などを奪っていた
そのためにいい夫を演じ、街の人や?さんを騙していたのだ!!
主に粗相がバレた彼はついに領主を手にかけてしまった
彼はとっくにバックれており、取り残された?さんに批判は集中する!!
次回、?さんは精神的にやんでしまい。それを見た幼きそらは幼く純真な心から答えを出す
そら過去篇つづきます
あと?さんは名前があったはずなのでアイカツのDVD借りてくるまで仮の名前です