二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Interval Part.1 開園前 ( No.34 )
日時: 2017/04/28 21:00
名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: v2BiiJyf)

ひょんな事から始まった挑戦は、ついに中盤へと入った。

だがそれまでの間に、巡人とディクトを除いた人達はどうしていたのか。

今回は時間を開園前まで遡り、見てみるとしよう……。





8:00

開園を待っている間に、巡人達は地図を見ながらどこに行こうかと話し合っていた。

巡人「開園したら、まずはビックサンダーマウンテンでファストパスを取るでしょ?で、ファストパスの時間が来るまでが暇になりそうだから、どこか適当にブラブラしたりする?」

フレイ「この『いっつあすもーるわーるど』ってなに?」

紅菜「船に乗りながら楽しい音楽を聴いて、世界一周旅行をする気分になるアトラクションだよ(´ω`)」

コール「いってみたい!」

和斗「決まりだな。ビックサンダーマウンテンに乗ったら、どうする?」

軽々と聞いていく和斗。しかし、何故かその身体は震えていた。匠に指摘される。何でも無いと和斗は言うが、思い出したように、

蒼樹「そう言えば、和斗君って絶叫マシン系は苦手って言ってなかった?」

蒼樹がそう言った事で、和斗は沈んだ。

和斗「ビックサンダーマウンテンくらい、耐えてみせるさ……」

それだけ、小さく言った。

ネリア「後は何をしますか?」

沈んだ和斗は置いとくとして、ネリアが聞く。明が「はい!はい!はい!」と手を挙げて即答した。

明「グリーティング!キャラクターと一緒に写真を撮りたい!(^ω^)」

巡人「うん、知ってた('ω')」

ディクト「そう言うと思った('ω')」

ネリア「絶対にそう言うと思いました」

蒼樹「明君らしいね(^_^;)」

匠「夢中になって迷子になったりしないでくれ……(-.-;)」

和斗「……」

明「(´・ω・`)」

フレイ「(´・ω・`)」

コール「(´・ω・`)」

ネリア「フレイさん、コールさん、あなた達もそのつもりだったのですね……(-.-;)」

ネリアが呆れたと同時に、開園時間になった。前に進む客の流れに任せて、巡人達はディズニーランドに入った。

目の前に広がるエントランス。その光景に、巡人は立ち止まり、目を輝かせて辺りを見回した。

和斗の「置いていくぞー」と言う声も聞こえる事なく、ディクトに声をかけられるまで、その場に立ち尽くした。





この後に、自分達が、ディズニーランドでテレビゲームをする事になるなんて、これっぽっちも思ってはいなかった……。





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