二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Interval Part.4 エンカウント ( No.37 )
- 日時: 2017/04/28 21:12
- 名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: v2BiiJyf)
ビックサンダーマウンテンのファストパスの有効時間が来るまでに暇があったので、他の場所へ行って、時間を潰す事にした。その途中、ある物を見かける。
明「あっ!何かいる!!(・∀・)」
明が叫んだ。そこに向かって走って行く。フレイとコールも気付いて、
フレイ「ほんとだ!(゜д゜)」
コール「なんだろう!?(゜д゜)」
そう言って、明に続いていった。明が気付いた物。それは……
ネリア「これが、キャラクターグリーティングと言う物ですね。入口辺りでもありましたが、これは一体何なのですか?」
明を追いかけたネリアが、改めてグリーティングの様子を見て、紅菜に聞いた。キャラクターを取り囲む、大勢の人達がいる。明もその中に入っていた。
紅菜「簡単に言うと……」
紅菜が説明しようとすると、
明「こんにちは!一緒に写真撮ってくれても大丈夫かな?(・ω・)」
フレイ「こんにちは!(・ω・)」 コール「こんにちは!(・ω・)」
明がキャラクターに向かってそう言ったのが見えた。
ネリア「……」
ネリアはその様子を無言で見つめる。明もフレイもコールも、笑顔だった。
明「ありがとう!またね!(^ω^)ノシ」
フレイ「ばいばい!(^ω^)ノシ」 コール「ばいばい!(^ω^)ノシ」
明達がキャラクターにそう言って、こちらに戻って来た。
ネリア「……大体、把握しました」
紅菜「うん……(^_^;)」
明をじっ、と眺めるネリア。
和斗「良かったな、明」
明「うん!(^ω^)」
和斗の言葉に、笑顔で答える明。
匠「………」
その様子を、匠は笑みを浮かべて見ていた。それに気付いた蒼樹が、
蒼樹「……楽しそうだね。明君」
笑いながら話すと、
匠「そうだな」
匠は返事をした。
蒼樹は、嬉しそうな明達を見て、ここにいない、しかし、どこかにいるであろう二人の事を気にした。
その頃、蒼樹が気にしている二人は……
ディクト「これって何の意味があるの?」
巡人「主人公……ソラの初期ステータスを決めていたんだよ。『剣』を取れば攻撃力が上がって、『盾』を取れば防御力が上がる。『杖』を取ればAP……アビリティポイントが上がるんだ。逆に差し出せば、差し出した物のステータスが下がる」
ディクト「なるほど……アビリティポイントって?」
巡人「それはまた後で」
ディクト「どうして剣を取って、杖を差し出したの?」
巡人「剣を取ったのは火力を上げたかったから。要はゴリ押しで行くつもり。杖を差し出したのは防御力を下げたくなかったから。APが下がるけど、防御力を下げてすぐに死ぬよりはマシでしょ?」
ディクト「ほう……(・ω・)」
蒼樹がどんな思いで気にしているかを知る事もなく、ゲームを進めていた……。
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