二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Interval Part.6 ビックサンダーマウンテン ( No.39 )
日時: 2017/04/28 21:19
名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: v2BiiJyf)

ファストパスの有効時間になったので、明達はビックサンダーマウンテンの乗り場まで戻り、ファストパス用の列に並んだ。スタンバイの列よりも早く進む。

明「ファストパスのおかげでスイスイ行けるよ(´ω`) ありがとう匠」

フレイ「ありがとう(´ω`)」

コール「ありがとう(´ω`)」

お礼を言うと、匠は、これくらい当然だ、みたいな顔をした。その隣で蒼樹は紅菜の様子を気にした。

蒼樹「紅菜大丈夫?疲れてない?」

紅菜「大丈夫だよお兄ちゃん。心配してくれてありがとう(´ω`)」

蒼樹「紅菜……///」

妹の「ありがとう」と言う言葉に照れる兄。和斗はそれを見て、少しだけ引きながら、

和斗「うわぁ……相変わらず蒼樹のシスコンぶりが」

出てる、と言いかけた所で、蒼樹が睨んできた。

蒼樹「和斗君。何か言った?('ω')」

和斗は言いかけた口を閉じて、

和斗「いや、何でもない。ビックサンダーマウンテン、楽しみだね、紅菜ちゃん(震え声)」

紅菜「そうだね(´ω`)」

話題をそらす為に、紅菜に話を振ったが、それがいけなかった。

蒼樹「か ず と く ん ?」

蒼樹が圧力を込めて、和斗に詰め寄った。

和斗「ヒイッ……!(´゜д゜`)」

和斗はひたすら、首を横に振った。その一方で……

ネリア「……」

匠「内村とディネクトの居場所は分かったのか?」

地図を広げながら、匠とネリアは巡人達の事を気配で捜していた。

ネリア「さっきから何度も探っていますが……同じです。まだエントランスにいます」

ネリアは地図上のエントランスを指しながら言った。ここに並んでから、何度も二人の気配を探っている。しかし、結果は同じ。エントランスの方から強く感じるままだった。

匠「まだエントランスに?あいつら、何をしているんだか……(-.-;)」

匠は溜め息をついた。ネリアも首をすくめて、

ネリア「分かりません」

と言い、続けて「それと……」と言った。

匠「?」

ネリアは地図から目を離した。そして、

ネリア「……確証が持てないのですが、巡人さんとディクトさんの周りの気配が不安定なのです。人間の気配なのは間違い無いのですが、強くなったり弱くなったりとして……」

それが何を意味しているのか、分からないのです。

二人の気配を探り始めてから気にかかる事を、匠に言った。





ネリアが気にかかる気配の正体……ゲームをしている様子を見ているギャラリーに囲まれている巡人とディクトは、

巡人「これでデスティニーアイランドは終わり。ソラは訳が分からないまま、望まぬ形で故郷から旅立つ事になりましたとさ」

ディクト「うわあ……可哀想に……(´'ω'`)」

巡人「ソラの冒険はここからだよ。ここからなんだから」

とある場所……トラヴァースタウンで、星が消えたのを目撃したドナルドとグーフィーを見ながら、巡人はニヤリとしていた。





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