二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Interval Part.7 ウエスタンリバー鉄道 ( No.40 )
日時: 2017/04/28 21:22
名前: エイヴ ◆.Z4zYzVCxs (ID: v2BiiJyf)

ビックサンダーマウンテンに乗った後、ウエスタンリバー鉄道に乗った。本当ならビックサンダーマウンテンの後に、巡人達の様子を見に行こうとしたのだが、アトラクションから出た瞬間に、明がキャラクターを見かけて飛び出し、それを止める為に追いかけ、何だかんだで……と言うより、成り行きで今に至る。

明達は景色に夢中になっている。匠とネリアは、今は、流れる景色に身を任せる事にした。

鉄道から降りた後、すぐに、

ネリア「巡人さんの様子を見に行きましょう」

ネリアがついに切り出した。

匠「ああ。俺も同じ事を考えていた。ずっとエントランスにいるんだろ?あいつらの事だ。同じ場所に居続ける理由が絶対にある」

確信したように、匠は答える。そこへ、蒼樹がやってきた。

蒼樹「匠君。何の話をしてるの?」

二人は蒼樹の方を向く。ちょうど良かった。匠はそう思いながら、

匠「蒼樹か。これから俺とネリアでいつまで経っても来ない二人の様子を見に行く。その間、崎本達の事を頼んだ。坂下達にも話しておいてくれ」

蒼樹にそう言った。蒼樹はキョトンとする。が、「いつまで経っても来ない二人」と聞いて、

蒼樹「え?二人って……巡人君とディクト君?」

ここにいない二人の名前を言うと、ネリアは頷いた。

ネリア「その通りです。私達がいない間の事、頼みます」

そして二人は、エントランスの方の道を走って行く。蒼樹は二人に何か言いかけるが、その時には声が届かないくらいに離れてしまっていた。

蒼樹「……分かった。気をつけてね」

行ってしまった二人に対して、届かない返事をする。その後ろで、

紅菜「お兄ちゃん!早く早く!」

紅菜が自分の事を呼んでいた。

蒼樹「紅菜!今行くよ!」

蒼樹は振り返り、紅菜達の方に向かう。

蒼樹(巡人君とディクト君、エントランスで何してるんだろう?匠君とネリアさんの事は後で紅菜と和斗君達にも話しておかないと……)

そう、頭の中で考えながら……。





ちなみにこの後、巡人とディクトがいない事と、匠とネリアが二人の様子を見に行った事を話したら、

和斗「あっ。言われて気付いた(´・ω・`) 巡人とディクト、いないじゃん(´・ω・`)」

明「いつからいなかったの?てっきりいるかと思ったのに……(´・ω・`)」

フレイ「じゅんと、どこにいるの?(´・ω・`)」

コール「でぃくともどこにいるんだろう?(´・ω・`)」

紅菜「どこに行っちゃったのかな……?」

みんな、二人がいない事にやっと気付き、それぞれ心配そうに言った。しかし、

明「でも、匠とネリアが捜しに行ってくれているから、大丈夫だよね(´ω`)」

と、匠とネリアの名前が出てくると、

和斗「それもそうだな」

フレイ「そうだね(´ω`)」

コール「どこにいく?」

紅菜「どこに行ってみたい?」

最初に心配していた声はどこへやら、コールと紅菜は次にどこに行こうかと言う話で盛り上がった。

蒼樹「……」

蒼樹は何も言わなかった。いや、何も言えなかった。





そして、ようやく気付いて貰えた二人はと言うと……

巡人「アビリティピアス……1マニー足りない……!!(´;ω;`)」

ディクト「くっそwwwwくっそwwwwww」

トラヴァースタウンクリア後、アビリティピアスを買おうとしたが、1マニー足りなかった。諦めて、すぐ近くのセーブポイントでセーブ。

巡人「これでトラヴァースタウンはおしまい……」

ディクト「まだアビリティピアスの事を引きずってるの?お金を貯めれば買えるんだから我慢しなよ……」

巡人「そうだけと……そうだけれど……!」

泣きそうな声で悔しさを惜しみなくだすが、こればかりはどうにもならないので、泣く泣くセーブポイントからグミシップに乗った。

そしてこの後、ワンダーランド攻略中に、この二人を捜しに行った二人が来る事になる。

だが、この時点での二人は、そんな事が起こるなど、微塵も思わなかった……。





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