二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 逃走中2nd!〜花咲く街の大富豪〜【アンケート追加】 ( No.88 )
- 日時: 2017/05/07 15:07
- 名前: ありす (ID: kEC/cLVA)
ドラマ1・花の街サンマロウ
え?オープニングゲームが次回だったって?
ゲーム始まる詐欺ですごめんなさい。
このドラマには、カッコイイ勇者様はいません。
ナレーションと勇者共は普通に会話しています。
オープニングゲーム前のこととお考え下さい。
………
これまでの あらすじ
勇者一行はサンマロウ地方へと足を運んでいた。
なにやら噂によれば大金持ちが住んでおり、巨大な船まで所持しているとか。
勇者一行はその船を譲り受けさせてもらう(というか奪う)ため魔物を駆除(という名のいじめ)をしながら街を目指していた。
ナレーション
『全く、ひどい物語だな。あ、皆さんこんにちは。わたくしはこの酷すぎる外道の冒険のナレーションを務めさしていただいてます。あと、この勇者とは呼び難い外道共に自己紹介をしてもらいましょう。』
イクミン
「みんな初めまして!私は賢者とまほつかの血を引くイクミンよ!一応職業はまほつかだけど、賢者の使う魔法も全て使えるわ!ちなみに趣味は新しい魔法の実験よ。」
エドヴァン
「初めまして…エドヴァンです…職業は武道家…よろしく。」
リリアン
「もぐもぐ…んー!これ美味しい!…え?自己紹介?私はリリアン!職業は盗賊!趣味は食べること!よろしくぅ!」
ナレーション
「で、こいつが一応主人公の…」
レーナ
「レーナだよ!職業はバトルマスターだお!趣味は弱い魔物たちからゴールドを巻き上げること!よろしくね!」
ナレーション
「ちょっと待て。おまえバトマスじゃなくて旅芸人だろ?!てか趣味最低だな!魔物をもう少しいたわってやれよ!」
レーナ
「転職した。あと無理。以上!」
ナレーション
「全く…そういうのはオンエアの前に言えよ。それとホント最低だな…あ、もうサンマロウに着くぞ。」
スライムども
「すきやりー!」
レーナ
「じゃますんじゃねぇクソ野郎共。」
しばらくお待ちください…
ナレーション
「斧無双でズタズタ…こいつらに喧嘩を売ったからに…」
レーナ
「そんじゃサンマロウに入りますか!」
ナレーション
「少しは気にしてやれよ!」
レーナ
「やだね。」
ナレーション
「はぁ…」
………
レーナ
「ワーオ!意外と花がない!」
※これ、作者がサンマロウに入って最初に思った感想です。
ナレーション
「一応花のまちなんだから、うわー!綺麗!とか、素敵!とかないのかよ!」
レーナ
「ウワーキレイダナー(棒)」
イクミン
「ホントキレイダナー(棒)」
ナレーション
「おまえらに感想を求めた俺が馬鹿だった。…ところでリリアンは?」
エドヴァン
「…ここらの限定スイーツ買い占めに行った。」(ゲーム中)
ナレーション
「はぁ…ホント大丈夫かこいつら。」
……
リリアン
「あれもこれも美味しいー!もぐもぐ…」
ガヤガヤ…
リリアン
「んー?なんかあっちの方騒がしいなー。もしかして美味しいもの!?」
モブ1
「マキナお嬢様!こんな素敵なものを買ってくださるなんて!私たちは永遠のお友達ですな!」
モブ2
「マキナお嬢様!この首飾り買ってくださらない?お揃いにしましょ!」
モブ3
「マキナお嬢様ー!この服買ってー!」
リリアン
「頼めばなんでも買ってもらえるのか…美味しいものをたくさん買って貰おう!ねぇねぇ。そこのモブさん!マキナって人はなんでも買ってくれるの?」
モブ4
「ああ。だがただ頼むだけじゃ駄目だ。マキナお嬢様とお友達にならなければならないんだ。だけど、お嬢様は心の広いお方ですからきっとすぐにお友達になれると思うぜ。」
リリアン
「そうなんだ!モブさん、ありがとう!」
モブ4
「おうよ。」
レーナ
「おーい!食い意地だけが取り柄のリリアンー!」
ナレーション
「ホントおまえ最低だな。でもそのdisりのせいで魔物のボス達が心折れて大人しくなるんだけど。」
リリアン
「あっレーナ!あのさぁ!かくかくしかじかしかくすぎるムーブ。」
レーナ
「それマジ?今すぐお友達になりに行こうぜ!」
ナレーション
「ちょっと待て。せめて台本通りに進めろ。ということで、船着場へ行け。」
イクミン
「船をくれることはわかってんだ。さっさと友達ぶって船奪って逃げようぜ。」
ナレーション
「こいつも外道だったことを忘れてた。」
レーナ
「まぁ、面倒くさいけど公式が行けって言うんだ。行ってみる価値はある!皆の衆!船着場へいそげぇ!」
ドドドドド…
ナレーション
「ホントなんなんだこいつら…」