二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: クロスオーバーによるごく普通な日常 ( No.5 )
- 日時: 2017/05/14 10:19
- 名前: 紅音 (ID: yOB.1d3z)
<<名もなき屋敷の七不思議>>
File1・真夜中に響く機械音 後編
紗名
「誰かたすけでェェェェ!!!」
ティーナ
「ヤバイヤバイヤバイヤバーイ!」
ガシャンガシャン!
紗名
「こんなところで死にたくないよー!!!」
ティーナ
「うわー!あああああ!行き止まりだあぁぁぁぁぁぁ!」
紗名
「ああ。今までありがとう。人生短かったけど楽しかったよ。」
ティーナ
「儚い人生だったなぁ…転生しても新聞配達したいなぁ…」
大きな何かが巨大斧を振り落とそうとした時…!
???
「止まるのじゃ!ブリキくん14号!」
ピタッ
ティーナ
「ブリキくん14号!?というか、助かったって感じ?!」
紗名
「生きてるってサイコー!」
???
「すまんのう、2人とも。一旦わしの部屋に来て欲しいのじゃ。」
2人
「あ、はい。」
…………
???
「さっきは本当にすまなかったわい。わしはガラテア。隣のダリダとともに研究やロボットを開発したりしているぞ!」
ダリダ
「よろしく〜。」
紗名
「よろしくな!…ところで、あのでっかいロボットはなにをする為に作ったんだ?」
ガラテア
「ああ!あれはな…」
ティーナ
「あれは…」
紗名
「うんうん。」
ガラテア
「あのブリキくん14号はゴキブリ退治の為に作ったんじゃ!」
ダリダ
「『ゴキブリ』っていう声に反応して退治してくれるんだよ〜。」
2人
「ゴキブリ退治のためぇーー?!」
紗名
「待て待て待て。なんであんな大きくなきゃいけないんだ?!」
ティーナ
「私達、ゴキブリなんて一言も言ってないけど!?」
紗名
「って待てよ…」
………
紗名
『こういう時はスマふぉんで明かりを…あ。』
BGM・マスパでシュ☆メイドウィッチまりさちゃん
【飛んだぞー!ゴキブリー!!慌てず騒がず…】
………
紗名
(ん?)
【飛んだぞー!『ゴキブリー!!』慌てず騒がず…】
紗名
「飛んだぞー!ゴキブリー…」
紗名
「ゴキブリ…」
紗名
「………………。あああああ!!!」
ティーナ
「どうしたの?!」
紗名
「私が間違ってスマふぉんで流した曲の歌詞に…」
紗名
「ゴキブリって入ってたんだー!」
ティーナ
「まってまさかのそれに反応した感じ?」
紗名
「あわわわ…ミヅキには悪いことしちゃったのだ…」
ティーナ
「まだ気絶してるしね…」
ガチャン!
ギャリー
「ちょっと!悲鳴が聞こえたけど大丈!?」
グラジオ
「ドロボウとかが入ってきたのか?!」
ネロ
「…まさか、『また』あなた達の実験のせいじゃないですよね?」
ガラテア
「ドロボウ?悲鳴?なんのことじゃ?…ああ、ネロではないか!この2人はちょっと機械の誤作動でゴキブリ退治機『ブリキくん14号』に巨大斧をを振り落とされかけただけじゃよ!」
ダリダ
「そーそー。」
ネロ
「そーそー…じゃないですよ!これで前の街にいた時と合わせて通算15回目ですよ!だからあれほど夜中にやるなと言ったのに!」
ガラテア
「そんなこといわれたかのう?」
ダリダ
「記憶にないやー。」
ガラテア
「セヴィリオはいつも許してくれるのにー。」
ダリダ
「ネロってば怒りっぽ〜い。そんなこと言ってると好きな人が離れていっちゃうよ?」
ギャリー
「そーよ。もっと女の子達には優しくなくっちゃね♪」
ネロ
「余計な御世話です。それとギャリーさんは地味に便乗しないでください。」
ギャーギャーギャー!!
ティーナ
「ねぇ、グラジオくん。ミヅキがまだ気絶してるから、部屋まで運んでくれない?」
紗名
「勿論…」
紗名
「最近流行りの、お姫様抱っこというやつでな!」
※流行ってません。
グラジオ
「はああああああ!?」
ティーナ
「なんか顔赤いよ?風邪でも引いた?」
紗名
「あの無愛想も感情はあるんだな!」
グラジオ
「お前って本当に失礼だな。」
ティーナ
「で、どうすんの?」
グラジオ
「はぁ、わかったわかった。…よいしょっと」
ティーナ
「おおー!」
紗名
「ヒューヒュー!」
グラジオ
「うるせぇ。そんじゃ俺はこれで。」
ガチャン…バタン!
紗名
「最後まで顔真っ赤だったな!」
ティーナ
「いい写真が撮れたわ。明日にでもミヅキに見せに行こーっと。」
この後も、残りのメンバーで騒ぎ続けていたのでした…
………
次の日
ティーナ
「おーい!2人ともー!研究レポートできたわよー!」
紗名
「おおー!早速見せて欲しいのだ!」
ミヅキ
「私途中から記憶がなくて…真相が知りたいし私にも見せて!」
ティーナ
「はい!」
名もなき屋敷の七不思議、File1
『真夜中に響く機械音』
この毎日のように響く鉄と鉄がぶつかるような音は、じつは最近やって来たガラテアとダリダのロボットだった!我々も調査中に『ブリキくん14号』というゴキブリ退治機の誤作動により追っかけ回されたが、色々とスリル満点で楽しかった!
ティーナ
「取り敢えず、昨日?今日?のことをまとめてみたの。どう?」
紗名
「いいんじゃないか?」
ミヅキ
「いいんじゃない?というか、あれはゴキブリ退治機だったのね。」
ティーナ
「じゃあ1つ目の七不思議は解決したし、次は『無人の部屋からきこえるピアノ』ね!」
ミヅキ
「今度は気絶なんてしないようにしなきゃ!」
紗名
「よーし!今日も調査だー!」
ガラテア
「おーい!そこの3人!」
ティーナ
「あ!ガラテアとダリダだ!」
ミヅキ
「誰?」
紗名
「ブリキくん14号を作った人だぞ!」
ティーナ
「どうしたの?」
ガラテア
「七不思議調査って、面白そうだな!…もし良かったら、わしらも入れてくれないか?」
ダリダ
「研究より面白そー。」
ティーナ
「いいわよ!」
紗名
「勿論いいのだ!」
ダリダ
「そこの人、気絶してた人だねー。」
ミヅキ
「あはははは…私はミヅキ。よろしくね。」
ガラテア
「よろしくなのじゃ!」
ダリダ「よろしく〜。」
………
File1・真夜中に響く機械音 完結!
新メンバー2人を加え、2つ目の七不思議に挑む!
次回、File2 始動!