二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: クロスオーバーによるごく普通な日常 ( No.7 )
- 日時: 2017/05/17 00:39
- 名前: 紅音 (ID: UruhQZnK)
<<名もなき屋敷の七不思議>>
File2・無人の部屋から聴こえるピアノ 後編
ティーナ
「この部屋からだわ!」
ガチャガチャ
ミヅキ
「開かない…やっぱりそう簡単には行かないかぁ…」
ダリダ
「そーいえばイザベラから聞いたけどー、この屋敷の特に所有者が決まってない部屋は『ゆめにっき』方式なんだってー。」
紗名
「ゆめにっき方式?」
ダリダ
「なんかねー、この部屋は何分の1の確率で入れますよーっていうことらしいよー。」
ガラテア
「ゆめにっきは確率ゲーじゃからの。」
ミヅキ
「えっじゃあ…」
ダリダ
「この部屋は頑張って開くまで根気よくドアノブをひねんなきゃいけないってことだねー。」
紗名
「面倒くさっ!」
ガチャガチャ
ミヅキ
「開かない!」
ガチャガチャ
ティーナ
「開かない!」
ガチャガチャ
ガラテア
「開かないのじゃ。」
………
30分後
ガチャガチャ
紗名
「あっ、開かない…」
ミヅキ
「もう疲れた…」
ダリダ
「あたし開けてもいーい?」
ティーナ
「えっ…いいけど結果は同じだt」
ガチャッ
ダリダ
「あいたー。」
他の4人
「なん…だと(じゃと)!」
ティーナ
「まぁいいや。入ってみよう!」
………
紗名
「うーん…ピアノはあるにはあるが、特に何かあるわけではないな…」
………
ミヅキ
「ピアノ…ねぇ…」
ポロロン…
ミヅキ
「特に変わった音もしないってきゃっ!」
ガラテア
「どうした!?ミミックにでも出会ったのか!?」
※ミミックとは→ドラクエのトラップモンスター。作者は毎回わかってても驚くため、1番嫌いなモンスターでもある。
ミヅキ
「そんなわけあってたまるか。このピアノにいきなり牙が生えたんだけど!」
ティーナ
「これ?ただの装飾じゃないの?」
???1
「装飾じゃないよ!」
???2
「骨も噛み砕く鋭い牙だよ!」
紗名
「だりだ!」
ダリダ
「はーい。」
紗名
「だりだじゃなくて誰だだった!」
ミヅキ
「間違えるなよ。」
???1
「俺様は『包丁さんの噂』で出てくる万能包丁さんだ!長いからばんちゃんでいいぞ!」
???2
「私は同じく『包丁さんの噂』で出てくるみんなのアイドル刺身包丁さんよ!長いからさしみんでいいわ!」
紗名
「えっ…じゃあばんちゃん、さしみん、このピアノはなんなんだ?」
ばんちゃん
「それは俺様たちのペットだ!」
さしみん
「ノワール・アレキサンダー・ライジング・キャロン三世よ!」
キャロン
「ペット!ペット!キャロンハペット!フタリノペット!」
ミヅキ
「キエェェェェェシャベッタァァァァァ!!!」
ティーナ
「ねぇねぇ、『無人の部屋から聴こえるピアノ』っていう…」
ばんちゃん
「それはノワール・アレキサンダー・ライジング・キャロン三世の大会に向けての練習だな!」
さしみん
「キラーピアノコンテストに今度出るのよ!」
ガラテア
「そ、そうなのじゃな。」
ばんちゃん
「このコンテストが終わったら、俺様たちは『セカイのカガミ』を探しに行くんだ!」
さしみん
「『セカイのカガミ』の先にいるのはこの屋敷の主らしいわよ!見つけて演奏を聴いてもらうの!」
ダリダ
「セカイのカガミ?」
ばんちゃん
「セカイのカガミは、この世界と主のいる世界を繋ぐゲートのようなものらしい!」
さしみん
「この屋敷の敷地の何処かにあるらしいの!でも、そのカガミの場所は誰も知らないの!」
ティーナ
「へえー。」
ピーンポーンパーンポーン♪
アナウンス
「夜飯できたぞゴラァ!五分以内にこねぇとメシ抜きだからなぁ!」
ポーンピーンパーンポーン♪
ティーナ
「ちょうど夕飯の時間ね。色々聞きたいこともあるけど、しばらくお預けみたいね。」
紗名
「ごっはんーごっはんー♪」
ミヅキ
「じゃあ行こっか!」
…………
夕飯後
ティーナ
「できたぁ!新しいレポート!」
紗名
「見して見して!」
File2・無人の部屋から聴こえるピアノ
このピアノの音はピアノコンテストに出るために練習している、ノワール・アレキサンダー・ライジング・キャロン三世のピアノの音だった!ピアノの音、とっても綺麗だった!
紗名
「いいんじゃないか!」
ティーナ
「そう?ありがとう!じゃあこの調子で次の七不思議も解決しちゃうわよ!」
紗名
「ちょうど次の日が日曜日だな!」
……
次回、File3始動!&みんな大好きあいつら登場!
セカイのカガミの場所はまだ誰も知らない…
それでは。