二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 逃走中Gfinal〜29001231〜(副編deリレー!) ( No.143 )
- 日時: 2017/08/25 19:26
- 名前: sorutymata (ID: Q9lf3bu6)
ということで最終局面。ちなみに牢獄のメンバー、七武罪はレゴ化していることに気付いていません。もちろんたくっちスノーさんがしたことや、ジェイドの存在(一部は出会ってはいるものの。)も。・・・そして、事態は急転していきます。彼らの行いは別にして。
≪元ハンターゾーン≫
ジェイドは、17HN(ぬえ)が喋ったこと、攻撃を仕掛けてきたことから、アンドロイドでないことを察した。しかし、それがなぜなのかはわからなかった。この面では、紫の掌中にあるのは間違いない。当然こいしももう何も語らない。
『36人の逃走者だけで』の言葉にもかかわらず、このハンターは『妖』。本当に36人だけなのか。そもそも、自分がいる時点でそうではない。まあ、その理由は早朝の潜入案件があったからこそだろうが。
そして彼らはこれから直面する、さらなる危機に気付いていなかった・・・。
≪エリア21≫
soruty「か・・・勝つ・・・。(明らかに息が絶え絶え)」
「勝って・・・紫に勝つ・・・。」
sorutymataは、最後を外で迎えることを決めていた。幻想郷の革命まで、あとわずか。
TX「ここまで来ました、あとは・・・最後のメールを見送るだけ。」
「その瞬間(とき)、僕たちは英雄になるんです・・・!」
TXは、依然建物の4階にいた。一度確保された身とはいえ、ミッションで復活させてもらえた。その恩に報い、最高の勝者に・・・!
・・・2人のどちらかに、ハンターが迫る・・・。
00??(ここまでで2人分カウント済み。次のひとりで、勝負が決まる・・・。)
01HR(きっと、次で最後。ここまでやってきたんだもの、私がやらなきゃ・・・!)
・・・・・。
・・・・・!(走り出す)
見つかった・・・!
????「ここで終わるわけには・・・!」
・・・しかし、その奮闘も虚しかった。ハンターの手が、その逃走者に伸びる・・・。
・・・その時だった。異常なエネルギーが、上空から落ちてきたのは。
エネルギーの跡が消えた後には、1人の逃走者と、1体のハンターがいた。
≪博麗神社≫
その時、神社では董子の詠唱が最終段階に入っていた。市井は、逃走中の監視のためだけにここに訪れていただけであった。すでに彼はこの場を離れている。
菫子(あの時の異変、幻想郷で得るものも多々あったわ、ちょっと怖かったけど。
そして今、私は自らを投棄て、その対価を得ようとしている。
その終わりには、きっと・・・!)
時刻、直下にゲームの終わり間際。今、宇佐見菫子が、その決意を解き放つ。
菫子「・・・メリー、蓮子。これで・・・お別れよ。また、私と同じ姿をした人を見つけたら、その人をよろしく頼むわ。」
「・・・紫宝を束ね、資格を手に入れた。今こそその身を引き換えに、130年の禁呪、解き放ちたまえ。」
7つのオカルトボールのパワーが、より妖しくなっていく。神社の中央にてその詠唱は進んでいく。そして・・・。
そのパワーが自らを飲み込み、その地面を抉り取っていく。解き放たれたエネルギーが結界に直撃。依然脆いままだった結界にぶつけられたエネルギーは、そのままそれを貫き・・・直下のエリアに着弾したのである。
・・・間もなくして、メールが届く。このゲームの結果を伝えるものであった。
『ゲーム終了 勝者、TX。クロノス連合が賞金300万円を獲得』(続)
(次回予告)
決着と同時に明かされる、衝撃の事実。そして知らされる、真実。その時、今まで戦ってきた逃走者は、どんな素顔を見せるのか。そして、彼は思い知る。その禍根を生み出した、その名を。
次回、逃走中Gfinal『妖の狭間で 流れ落ちる涙は』
soruty「そうか・・・『君』か・・・。」(続)