二次創作小説(映像)※倉庫ログ

逃走中Gfinal〜29001231〜 本編① 邂逅の36 ( No.20 )
日時: 2017/09/09 06:51
名前: sorutymata (ID: fupS.KbE)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=21246

今日から7月・・・このまま待つ必要がないので、というとあれですが、いよいよ本編へと取り掛かります!・・・ただ、逃走中の『ゲーム』はまだ始まりません(´・ω・`)


〜八雲神社・2900年12月31日〜

紫「・・・現在の地上の時刻は7時ってところかしら。大晦日の商戦への準備が進んでいるわけね。そして、私も間接的にこの立場へと加わる・・・まあ、くらぶべくもないことになりそうだけどね。」
文「油断しちゃいけませんよ、クラファがここで蛮行をかけてくる可能性だってあるんですし。」
紫「まあね。さて、これからの予定をちょっと確認するわ。」


〜この後の予定〜

( 9:00〜  スタジアム開場)
  〜10:00 全参加者到着
 10:00〜11:00 収録準備のため、(???)
 11:00〜12:00 いわゆる前振り部分
 12:00〜15:00 ゲーム施行(状況によって終了時間には変化あり)
 15:00〜16:00 賞金授与
 16:00〜  全参加者解散


紫「ひとまずあと3時間は各陣営の到着を待つわ。クロノス連合はともかく、ほかの連合が逃げることはないでしょうけど。」
さとり「ましてや、今回は決戦。眼前逃亡は末代の恥よ。」
文「今回のミッションリストは、すでに作成済みとなっています。ヘリオス社がフィールドから『猛毒』をかけてくることはないでしょうが、万が一があった場合は余剰の戦力で対応させる予定です。」

紫「霊夢らは、こちらに待機させているわ。今回はあなたたちの動きが全てを物語ると思って。」
霊夢「もちろんよ。今年最後の大仕事、きっちりと務め上げるわ。」
魔理沙「・・・念のために言っておくが、あの時の調和が起こった時はどうするんだ?」
紫「そこはあなたが頑張りなさいな。」
魔理沙「ったく、風当たりのわりぃな・・・。」


フラン「ついに・・・だね。」
レミリア「まあね。んで、これでやっと帰れるのよね?」
こいし「きっとそうだよ、だから最後まで晴れ晴れとやり遂げようよ!」
フラン「そうだね、お姉様もここは気張ろうよ。」
美鈴「紅魔館・・・無事だといいんですが。」
咲夜「気にすることはないと思うわよ?あそこにはパチュリー様を置いてますし、小悪魔達も侵攻からは耐えたと思いますよ。」
レミリア(だといいんだけどねぇ・・・。)


セフィロス「・・・紫、ついにこの時を迎えたんだな。果たして存亡の境界を抜けるのは、どこになるのか・・・。」
紫「勝負なんて時の運ですわ。ましてや、今回は『彼女らにハンター役を勤めてもらうんだもの。』」
セフィロス「・・・いいのか?彼女らを使って。」
紫「普通に決めてもつまらないでしょう?だからこそ、この計画を使って決着をつけるのよ。」
セフィロス「『『ハンターZ計画』再利用計画』・・・お前はなぜそれにすがろうと思った?」
紫「結論を先に申し上げると、これも単なる暇潰し・・・かしら?」
セフィロス「計画云々を暇潰しに・・・まったく、危機感のわからん奴らだ、これだから幻想郷は・・・。(小声)」
紫「何か言ったかしら?」
セフィロス「いや、なんでもないんだ。」


ちなみに今回の八雲神社には、現状これらのメンバーが集結している。

┌—————————————————┐
|セフィロス  文   紫  さとり 咲夜|
| 桐乃  アリス     こいし 三葉|
|幽々子  橙   豊姫   藍  幽香|
└—————————————————┘

これらのメンバー全員が、八雲神社の戦力として今まで活躍してきた。最後の戦い、全員集結をもって迎え撃つ。とはいっても、基本的に動くことになるのは最前線の5人であることは多そうだ。


〜スタジアム〜
さて、これであちらの役者はそろったわけだが、スタジアムも、9時になって始まった入場の直後から、多士済々の顔ぶれによって埋め尽くされた。所々で観戦の心の準備をして迎え撃つ者から、ひそかなる野望の為に動く者が、所狭しと通路を駆けていく。(ここにも作者勢を登場させていくスタイル)

しゅんぽこ「ピコパさん、私たちはTXさんを応援するんですか?」
ピコパ「まあ・・・ね。sorutymataの存在は確かに気まずいけど、それが退きさえすればチャンスはあると思う。」
しゅんぽこ「・・・きっと勝ちますよ、彼らは。」


・・・観客席の一角では、パステル社が吸収していた色擬機関勢が、すでに動きを進めていた。ソラ、リクを始めとした各面々が、警備員もいる中で動きを進める。彼らの目的は大体が同じであるため、スムーズに話を進めることが出来そうだ。(>>4より。)


〜エリア21・4:00〜

プレイヤーが入場への準備を進めるために、各自の行動を済ませている中、エリア21には、招かれざる先客が到着していた。彼らは、今回の逃走中で、外部からの不安要素を取り除くために、わざわざ『無許可』でエリアに降り立っていた。・・・まだなにも細工のないエリアに。(>>5より。)

彼らは所定の位置に潜伏し、ゲーム開始後に本格的な行動を展開する模様。しかし、その様子が目に留まれば・・・あとはわかるだろう。


〜ムーン社〜
塩魔矢「・・・偽キッド、今回のゲームをどう思う?」
偽キッド「わからんよ。流石にすぐに決着はないとは思っているが・・・。」
塩魔矢「まあ、こっちはGM勢を送り出したんだ、俺達は俺達ができることをしよう。」
偽キッド「・・・お役御免じゃないといいんだがな・・・。」



〜エリア21・8:00〜

上空には曇り空。日は当たらず、適温な状況。そんなこの場に、いの一番に姿を現したのは、『新・幻想郷同盟、同盟長』sorutymata。彼の第一声は、ズバリこうだった。

sorutymata「・・・ついにここまで来てしまいましたね。勝てば全てを得、負ければ全てが無に帰す。これから来る者たちは、その覚悟を背負い、戦うでしょう。さあ、万全を尽くしてみてください、私はあなたたちの死線を超えますよ!」

彼から始まり、そこから顔ぶれが徐々にそろい始める。以下は、主要キャストの第一声である。

ハルキ?「sorutymata・・・お前には借りを作りすぎた。そして今日、その全てを返す時・・・。いや、返すどころかその命でさえ奪おう。」
sorutymata「・・・そう・・・ですか。」
ハルキX「葉月・・・忘れてはいないだろうな・・・。この戦いの終いで、俺達はお前を殺す!絶対にな!!!」

TX「sorutyさん・・・貴方は頑張りすぎました。今すぐその考えを戻してもらいたいものです。」
sorutymata「今更・・・私は幻想郷と運命を一つにするんです、あなたのような人間風情には負けませんよ!(気づいていない)」

正邪「ハルキ!お前にかけられた迷惑がどれくらいかは知っているだろう?全部返してやるから覚悟しろよ!」
ハルキ?「覚悟するのはお前らの方だ!!!」

月村「sorutymata・・・貴方のことは貴方のことです。しかし、この逃走中を汚そうとしたことだけは見逃せません。確実に勝たせてもらいます。」
sorutymata「月村サトシ・・・そうですね、じゃあ負けたときの文句でも考えておくことです。」
有明「月村ァ・・・久々にこの目で見るが、相変わらずだな。お前は俺の支配から逃しはせん。ここで散れ!!!」
sorutymata「有明リョージ・・・あなたの悪は深すぎます。征服はほどほどに・・・ですよ?」

チルノ「・・・あたいは最強、だからここでも勝てる。ありあけの力になる・・・!」
クラウンピース「ったく、そっちに狂わされるなんてとんだ誤算を・・・!」
純狐「取り戻すわよ、今日。一切の平和を。」
大妖精「チルノちゃんの勇気が、私の勇気・・・。勝たせはしない・・・貴方達には。」
ルーミア「私のような闇こそが、その象徴・・・。今日、この世界は私たちの思う通りになる・・・。」


予定通り、10:00までに全員がそろった。そして定刻、芝とダートを隔てた向こう側のモニターに、紫の姿が映る・・・。(本家アルティメット演出を拝借)
sorutymata「八雲紫・・・その面をここで見ることになりますか。」

紫「皆様、よくぞここまで足を踏み入れましたわ。これから行うのは、地上、月、幻想郷。その全ての命運をかけた、尽くせる限りのスケールをもってお送りするゲームでございますわ。」

「私の前には、その命運を背負う36名の逃走者たち。すでに、1チーム12名の3チームによって分けられていることは承知の上でしょう。」

「最後に生き残った逃走者が属するチームには、賞金として300万円を、そして・・・

・・・貴方達の持つ『願い』を叶えましょう。」


逃走者一同「お〜!!!」「よっしゃ!」「やるよー!」



・・・こうして、八雲紫による開催宣言が行われ、各逃走者は、指定されたスタート地点へと移動することになった。

今回のゲーム、スタート地点はランダムに決定されており、これからそのポイントへと移動する。移動完了は11:50を見込んでおり、終了次第、開始前の最終工程へと移行する。よって、このゲームはOPゲームなしのスタートとなるのだ。・・・機運が高まる決戦の刻。火ぶたは、まもなく切って落とされる。(続)


—————————
ということで、本編①をお送りしました。とうとうここまで来ました、次回いよいよゲームスタートおよび一部ポイントのリレー等が解禁されます!ハルキさんもTXさんも次の工程に手がつかないまま、こちらのストーリーが進むことに関しては、誰かがツッコんできそうで困りますがw

さて。パステル社にはまだ前日談で消化されていない副編があったはずです。

『前日談-P3 2つの時軸と三色戦線』

できるならこれの消化も頼みます。あとは主力の到着を待って、スタートという流れになる・・・のかな?しっかし4000字ギリギリまで詰め込んだなぁ・・・今回。ではっ!