二次創作小説(映像)※倉庫ログ

再会に花束を ( No.1 )
日時: 2017/06/18 20:22
名前: のりは (ID: GXT1iSs/)

この小説は『The Wonderful 101』を布教しまくります。
面白いからみんなやろう
ヨッシー「WiiU持ってない人は買いましょう。品薄ですけど」
プレイ動画だけでも見てほしいです…!

あ、そのうち設定集とかも作ろうと思ってます。





ピースメイカーがいろいろ依頼をこなした後(前スレにあります)
一緒に依頼に行ったチームはすっかり仲良く…

むらびと『(放送規制)!!』

グリーン「(ピー音)(ピー音)!!」

…まぁ例外もいるがみんな仲良くなっていた。
マリオたちは例外ではない。ちゃんと仲良いよ。
で、マリオたちは何してるかと言うと、マリオの家に集まっていた。
しかしレッドはいない。それはなぜか?

紀葉「はい、今から作戦会議始めまーす」

承太郎「作戦ってほどでもねぇと思うがな」

リーフ「今回の議題はレッドさんと…えーっと」

マリオ「イモータの再会についてだな」

サプライズにしようとしているらしい。つまりはそういうことだ。
ちなみにこれの発案者は紀葉。言うまでもなかった。
しかし三人ともノッてきてるあたりみんなレッドの恋愛模様が気になるようだ。

紀葉「こういうのはさ、ロマンが必要なんだよ…。」

マリオ「再会におけるロマンってなんだ?」

紀葉「二人っきりで静かな所で再会することとか」

リーフ「そうなんですか?」

紀葉「他はその人の行動にもよるからなんとも言えないかな」

承太郎「そりゃあそうだ」

その後、あーでもないこーでもないと、会議を続けた。
で、結局レッドを遊びに誘う→途中で強制離脱させる→イモータに会わせるという単純なものになった。

紀葉「ベヨ姐さんにも協力してもらおう!」

マリオ「強制離脱のところか。じゃあ俺がかけあってみるよ」







そんなわけでスマブラ館。

ベヨネッタ「…ふぅん」

マリオ「えーっと…ダメかな?」

マリオから事情を聞いたベヨネッタは考える素振りをした後、こう切り出した。

ベヨネッタ「別にいいけど…サプライズはなしにしない?」

マリオ「え?」

ベヨネッタ「レッドにとってのサプライズってことは、レッドは何も持たずにイモータちゃんに会うってことよね。それ、男としてどうかと思うわ」

マリオ「あー、プレゼントを用意しろってことか」

ベヨネッタ「赤い薔薇を101本用意しないとね」

マリオ「え、それって…。」

ここで豆知識。
赤い薔薇の花言葉は『愛情』『あなたを愛します』『熱烈な恋』など。
101本の薔薇の花言葉は『これ以上ないほど愛しています』。

マリオ「…レッドには無理だろ」

ベヨネッタ「レッドは花言葉に詳しくないから大丈夫よ。というか知っててもやらせるわ」

マリオ「なんかノリノリだな」

ベヨネッタ「レッドにはぜひどこかの半魔デビルハンターとかビューティフルなヒーローみたいになってほしいのよ」

マリオ「あー…つまり?」

ベヨネッタ「惚れた女に自然と愛の言葉をささやけるように」

マリオ「多分無理だと思う」

誰だよって思った人。『デビルメイクライ』と『ビューティフルジョー』で調べてみてください。

マリオ「…そういえば思い出したんだが、紀葉は『思いがけない再会ってのがいいんだよ!』とか言ってたけど」

ベヨネッタ「ドラマじゃないんだからそういうものじゃなくてもいいでしょ」

マリオ「それもそう…だとは思うけどな…。」

ベヨネッタ「…あの子出歯亀するつもりなのね?ばれたら雰囲気が台無しになるからやめさせてくれない?」

マリオ「でも絶対見たがると思うんだよな」

ベヨネッタ「写真で勘弁してくれって伝えてちょうだい」

マリオ「お、おう…。」

ベヨ姐さん、ガチである。

ベヨネッタ「イモータちゃんへのコンタクトはセンチネルズに頼めばできると思うし、都合のいい日がわかったら教えるわ」

マリオ「あぁ、わかった。ありがとう」

ベヨネッタ「…くれぐれも二人の邪魔にならないようにね?」

マリオ(本気だ…。)







続く

再会に花束を ( No.2 )
日時: 2017/06/18 20:25
名前: のりは (ID: GXT1iSs/)

その後、マリオの家にて。

マリオ「…ってわけなんだが」

紀葉「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」

リーフ「紀葉ちゃん、長いです」

紀葉「なんていうかさ…準備よすぎるのもどうかと思うんだけど…。」

承太郎「大袈裟だと思われるんじゃあねえか?」

リーフ「私だったらカキネさんにやられたら嬉しいですけど…。」

マリオ「よく考えたらイモータが来るのにレッドに教えないのも変な話だしな」

どっちにしたほうがいい?
サプライズだ!><プレゼントの用意だ!

マリオ「…ってなんだこれ」

紀葉「議論スクラムだ!」

承太郎「こんな少人数でやることじゃあねえだろ」

マリオ「気にするところそこなのか?」

紀葉「…いや、サプライズか否かよりさ…覗いちゃダメってひどくない!?」

承太郎「そこは妥当だろ」

リーフ「レッドさんとイモータさんのためにも我慢しましょう」

紀葉「ぐぬぬ」

マリオ「気になるのはわかるけどさ、写真で我慢してくれないか?」

紀葉「…10枚くらい撮ってきてくれるなら」

マリオ「多いな」







数日後、ブロッサムシティ。
ベヨネッタに『何かあったら困るからその辺のパトロールしてくれる?』と言われたマリオと承太郎は…

\キャーキャー/

マリオ「…。」

承太郎「…。」

二人(囲まれた…。)

女性に囲まれていた。

承太郎「マリオ…あんたここでも有名なのか」

マリオ「あー…そうみたいだな…承太郎も相変わらず…。」

承太郎「うっとうしくてかなわん」

女性「デートしてください!」

承太郎「しないと言ってるだろうが。しつこいぜ」

マリオ「俺もこいつもちょっと用事が…。」

ぎゅうぎゅう

二人(抜け出せない…。)







その頃ベヨネッタはレッドと会っていた。

レッド「…!イモータ君が来るのか!」

ベヨネッタ「えぇ、たまには顔を見せたほうがいいってことでね。ヴォークンたちも遅れてくるらしいわ」

レッド「そうか…どちらも久しぶりだな」

珍しくウキウキしているレッド。わかりやすい。

ベヨネッタ「そんなにイモータちゃんに会えるのが嬉しい?」

レッド「はっ!?」

ベヨネッタがニヤニヤしながら聞くとレッドの顔がレッドになった。わかりやすい。

レッド「そ、それは…当然、嬉しい。共に戦った仲間、なのだし…。」

ベヨネッタ「あのね、隠そうとしてもバレバレよ?仲間ってだけじゃないでしょう?」

レッド「…。」

両手で顔を覆うレッド。耳が真っ赤。わかりやすすぎる。

ベヨネッタ「だから準備をしないとね」

レッド「…準備?」

ベヨネッタ「花束の準備よ」

レッド「花束の…。」

何を想像したのか、レッドは顔をさらに赤くして頭を横にぶんぶんと振った。

ベヨネッタ「なに?不満?」

レッド「そ、そういうのは…私には…。」

ベヨネッタ「やり遂げれば可能に変わるって言ってなかった?」

レッド「それを言ったのは私ではない!」

中の人ネタです。でもレッドが言っても似合うと思うよ。

ベヨネッタ「とにかくやりなさい。101本の赤い薔薇を送るのよ」

レッド「…101本の赤い薔薇…?…待て、それではまるで…こ、こく…。」

ベヨネッタ「あら、知ってたのね。いい機会だから告白すればいいじゃない」

レッド「無理だッ!!」

ベヨネッタ「無理じゃないわよ、やるのよ。やり遂げれば可能に」

レッド「だからそれは私ではない!!」

この後レッドは花屋に強制連行された。ついでに眼鏡も没収された(レッドは普段眼鏡をしているが、取るとイケメン。あと多分伊達眼鏡)







続く

再会に花束を ( No.3 )
日時: 2017/06/18 20:28
名前: のりは (ID: GXT1iSs/)

で、マリオたちはというと。

ぎゅうぎゅう

マリオ「承太郎、どうしたらいいと思う?」

承太郎「…今考えている」

マリオ「おう…。」

いまだに抜け出せないでいた。

\まーるかいて♪おまめがふたつ♪/

女性1「あ、メール」

マリオ(それ着信音!?懐かしいッ!)

※カービィの絵描き歌です

女性1「えーと…。」鞄ごそごそ

\おむすびひとつ♪あっというまに♪/















ズドォン!!

カービィ「星のカービィ!!!!!!!!」

マリオと承太郎「!?」

周り「きゃああああああ!?」

なんか来た。ちなみに珍しく原型のまま。

カービィ「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!裸になれと、僕を呼ぶ!聞け!お洋服愛好者ども!僕は裸族の戦士、星のカービィ!!」

周り「…。」

承太郎「…。」

マリオ「…。」胃キリキリ

ヒュ〜…(タンブルウィードが転がりそうな音)

カービィ「…なんだよ!なんでしらけてんだよ!」

女性2「誰?」

カービィ「通りすがりの裸族だ!覚えておけ!」

マリオ「なんでさっきから仮面ライダーのネタなんだ…。」

承太郎「てめー、何しに来やがった?」

カービィ「何って…誰か僕の絵描き歌流しただろ!それに応えてやったんだよ!」

女性2「通りすがりじゃないじゃん」

マリオ「カービィの絵描き歌を流すと本物が来るのか…。」

どうやって探知してるのかは気にしてはいけない。

女性1「別に来てほしかったわけじゃないんだけど」

カービィ「だとしても行ってやるぞ└(┐卍^o^)卍ドゥルルル」

女性1「いやああああこっち来たああああ!」

承太郎「オラァ!!」

メメタァ

カービィ「ぷぎゅう!!」

マリオ「おおう、素手で…。」

承太郎「とっとと帰れ、ピンク球」

女性1「(ポッ)」

カービィ「今のは痛かった…痛かったぞーーーーーーーーーーー!!!!」

カッ!!

マリオ「うおっまぶし」

カービィの体がまばゆい光に包まれ、光がおさまるとそこには





♪マッチョ・マン(ヴィレッジピープル)

カービィ「ふぅ〜〜〜〜〜〜…。」

マッチョ3割増しの擬人化(というか8頭身になった)カービィがいた。服?着てるわけない。

カービィ「どうよこの肉体美!!」ムキーン

マリオ「う゛っ(気絶)」

承太郎「マリオ!?」

女性3「いやー!!変態!!」

女性4「露出狂!!」

女性5「最悪!!」

女性6「ツイッターに晒そ」

カービィ「あれ?」

どうやらここには裸族ファンはいないらしい。

カービィ「おのれぇ!!もっと近くで見ればわかるはz」

女性2「こっち来ないで!!」

メゴッ

カービィ「オ゛ッ゛」(首が折れる音)

承太郎「…おい、今のパンチでやばい音が出たんだが…。」

その後、女性たちは退散していった。

承太郎「生きてるか?」

カービィ「…クソイタイ…。」

承太郎「なんでそれでしゃべられるんだてめー…。」

カービィにいろんな意味で常識は通用しない。







その頃とあるゲーセンでは。

ブラック「…。」←ポップンプレイ中

シュルク「わー!すごいよブラック!」

銀杏「手の動き早すぎでしょ…ちょっとキモいよ…。」

ユナ「廃人には褒め言葉…お?」

ジョセフ「どした?」

ユナ「ツイッターになんか…。」

『キモいのがいた』
【マッチョポーズをとる擬人化カービィの写真】

ユナ「うわ」

ジョセフ「ぶwwwwww」

銀杏「どうしたのユナさんたち」

ポップンの画面【FULLCOMBO!】

シュルク「やったねぇ!」

ブラック「…。」←嬉しい

※難易度はLV48くらいで想像してください







続く

再会に花束を ( No.4 )
日時: 2017/06/18 20:29
名前: のりは (ID: GXT1iSs/)

で、レッドたちはというと

ベヨネッタ「二本足りないわ。どうにかならないの?」

店員「そう言われましても…。」

どうやら薔薇が足りていないらしい。一本ならまだしも二本だと99本という中途半端な数になってしまう。

レッド「ベヨネッタ、もういいだろう」

ベヨネッタ「…。」ムスッ

どうも納得がいかないベヨネッタ。珍しくやや不機嫌に。

ベヨネッタ「ねぇ、ウィルも…って」(※ワンダフル・ワンであることは基本的にセンチネルズ以外には秘密なのでTW101の世界で人の目がある時は本名呼び)

ベヨネッタがレッドの方に顔を向けた時、レッドは手に花が挿してある花瓶を持っていた。

ベヨネッタ「何それ?」

店員「あ、桜ですね。造花ですけど。さすがにこの季節で生花ってなると葉桜ぐらいしかないので…。」

淡紅色の花を満開にさせたその桜は、確かに夏に入ったこの季節には不似合いだった。

ベヨネッタ「桜…。」

桜といえば、ブロッサムシティの象徴となる花。『桜の女神』という像もある。

ベヨネッタ「ここの名物だからそれがいいってこと?」

レッド「いや、そうではない。…それも少しあるが」

ベヨネッタ「あるのね」

レッド「桜の花言葉は『精神の美』、『優美な女性』だ。イモータ君によく似合うと…。」

ベヨネッタ「ふぅん?」ニヤニヤ

レッド「思って…はっ」

ベヨネッタがニヤニヤしていることに気づいたレッドは顔を赤くした。惚気た後にはっとなって顔レッドになる流れ前スレにもあったよね?(20の質問)

ベヨネッタ「じゃあそれにしましょう。ウィルがイモータちゃんのことを考えて選んだ花だものね?」ニヤニヤ

店員「リボンかけますね」ニコニコ

レッド「あ、あぁ…。」

ベヨネッタ「それに造花ならずっと飾っておけるし」

レッド「ずっと…ずっと、か…。」

何を考えているのか、レッドの頭から湯気が出始めた。

ベヨネッタ「ところでなんか妙に花言葉に詳しくない?勉強してるの?」

レッド「…紀葉君が教えてくる」

ベヨネッタ「なるほどね」

この時間にさっきのカービィ騒動が別の場所であったのだが、二人には知ったことではない話だった。










夕方、日が暮れ始めたころ。

レッド「…。」

ベヨネッタと別れ(実はこっそり見ているのだがレッドは知らない)、桜の女神像の付近に来たレッド。
見上げれば、街の象徴が美しい姿で佇んでいるのが目に入る。
桜の女神像は一見すればただの像にしか見えないが、その実、地球を覆うシールド『マルガリータ』の発生装置『スーパーリアクター』が内蔵されている。
ゲスジャークとの戦争の際に破壊されかけたが、今は傷一つない状態でブロッサムシティを見守っている。

レッド「…平和だな」

ブロッサムシティは、一時、崩壊の危機を迎えた。
言葉では表せないような、酷い惨状となっていたが、時間をかけて復興した。
当然、失ったものも多い。
それでも、戦いの中で得たものもある。
あって良かったこととは言い難いが、失うだけではなかった。
そう、例えば…

「レッド」

レッド「うわあっ!?」

不意に背後から声をかけられ、情けない声を出したレッド。弾みで桜の花瓶が落ちそうになったが、どうにか落とさずにすんだ。
振り返れば、再会を待ち望んだ相手がそこにいた。

レッド「…銀河連邦警察S451219管区特別機動捜査隊隊員、イモータ君…久しぶりだな」

イモータ「久しぶり。相変わらずだね」

イモータ。かつてワンダフル・ワンダブルオーと共闘した彗星ルローの生き残りである。
先ほどの続きだが、例えばこのイモータと出会ったことは、得たものの一つだ。

レッド「イモータ君も元気そうでなによりだ」

イモータ「うん。…それは?」

イモータが指差したのは桜の花瓶。

レッド「これは…。」

選択しろ!
1.桜の造花だ
2.君への贈り物だ
3.ベヨネッタに買わされたものだ

レッド「桜の造花だ」

イモータ「あ、造花なんだね。…それで、なんでキミがそんなものを持っているんだい?」

レッド「…その、ベヨネッタに…贈り物を用意したほうがいいと言われて…。」

イモータ「贈り物?」

レッド「き、君のための…贈り物を…。」

イモータ「…。」

全部言った。
レッドは赤面。イモータは目をパチクリと瞬きさせた。

イモータ「ボクのため、って…。」

レッド「…やましいことを考えているわけではないぞ!?私は…。」

イモータ「…プッ」

慌てていらない弁明をするレッドを見てイモータは吹き出した。

レッド「な、何故笑うんだ!?」

イモータ「いや…しなくていい言い訳してるのがなんかおかしくてさ。やましいこと考えてないのは見ればわかるよ」

レッド「そ、そうか…?」

顔と態度がいろいろと分かりやすいのはあまり自覚していないようだ。

イモータ「それに、別に久しぶりに会うからって気を遣わなくてもいいのに…って思ってね」

レッド「!」

イモータはレッドから桜の花瓶を受け取ると、薄く微笑んだ。

イモータ「でもまぁ…嬉しいよ。ありがとう」

レッド「…。」







続く

Re: オリキャラと好きなキャラ劇場2 ( No.5 )
日時: 2017/06/18 20:32
名前: のりは (ID: GXT1iSs/)

レッド「気を遣ったわけではない」

固い表情になったレッドが言った。

イモータ「え?」

レッド「イモータ君に贈り物をすることを提案したのがベヨネッタなのは確かだ。それに、最初は半ば無理やり…だが、私がイモータ君に喜んでほしいと思ったから、受け入れたんだ」

イモータ「…。」

レッド「君に似合うと思ったから私がそれを選んだ。私がそうしたいと思ったからこうして贈り物をしたんだ。…それを、気を遣ったなどと言われるのは、少し心外だな」

イモータ「…レッド」

レッド「久しぶりに会うからというわけでもない。きっかけはベヨネッタだが、私が君に喜んでほしかったから…君の喜ぶ顔が見たかったから…贈り物をした。単純な話だ。それと…。」

レッドの言葉が途中で切れ、レッドの顔がだんだん赤くなっていった。

イモータ「レッド?」

少しの間があった後、レッドは意を決した顔になり、イモータに一歩近づいた。

レッド「イモータ君、私は…!」

























ベヨネッタ「結局告白はできなかったのよね」

リーフ「今の流れで!?どうしてですか?」

ベヨネッタ「ちょっとアホな奴が来て」

マリオ「…あー…どこ行ったのかと思ったら…。」

ベヨネッタ「二人のほうに行きそうだったからお仕置きしたんだけど、その時大きい音出しちゃったのよ」

承太郎「…大方、音に遮られたせいで意識がそっちに向いて、改めて言おうとしても恥が勝っちまった…ってところか」

ベヨネッタ「そんな感じね」

紀葉「ジーザス!!ってかなんで写真撮ってきてくれないの!?ひどいよベヨ姐さん!!」

ベヨネッタ「見るのに夢中で忘れてたわ」

上の会話は後日のマリオの家にて。















ちなみに結局言えなかったレッドは逃げるようにその場を去って行ったのだが…

イモータ「…行っちゃった」

ベヨネッタ「イモータちゃん」ぬぅ

イモータ「うわっ!?」

突然のベヨネッタの出現に驚くイモータ。花瓶は落としてない。
ベヨネッタはさっきまでプルガトリオから様子を見ていて、そこから出てきたのだ。
※プルガトリオ(煉獄)とは、人間界、魔界、天界、それぞれの世界の狭間に存在する四つ目の世界で、魔女と賢者はこの世界を通って他の世界を行き来したとされる。プルガトリオにいる間は普通の人間の目に姿が映ることがない(ただし鏡には普通に写る)

イモータ「ベヨネッタ…見てたの?」

ベヨネッタ「ずっと見てたわよ。それと、さっきの音は私のせいね。いい雰囲気だったのに、悪いことしちゃったわね」

イモータ「いい雰囲気って…。」

ベヨネッタの言葉を聞いたイモータは頬をほんのりと赤く染めた。

ベヨネッタ「レッドったら、イモータちゃんが来るって聞いたときすごく嬉しそうだったし、プレゼント買うときもイモータちゃんのこと考えながら選んでたのよ。ふふっ」

イモータ「…あのさ、レッドって」

ベヨネッタ「イモータちゃん。好きとか愛してるっていうのは、まずは男に言わせないとダメよ。あまりにも言わないようなら自分から言ってもいいと思うけどね」

イモータ「!…うん」

食い気味に出されたベヨネッタの言葉に、イモータはますます頬を赤くした。

ベヨネッタ(まぁさすがに気づくわよね。レッドって分かりやすいし)

このことはマリオたちにも話していない。













あとがき
新スレ一発目。イモータちゃんが出ました。
レッドとイモータちゃんの話はかなり書きたかったので満足です。
…やっぱりもっと書きたいです。
イモータちゃんが可愛いからとりあえず『The Wonderful 101』をやれ。いややってください。せめて動画だけでも。
レッドは長々と話しているうちに『もしかしてかなり恥ずかしいことを言っているのでは』と思って話を切ったけど勢いのまま告白しようとした、って感じです。
NL楽しい。もっと書きたい。書く時間をよこせ。モチベも。
関係ないけどニンテンドースイッチの『ARMS』が面白そう。みんなかっこいい&かわいい。バイト&バークが好き。
最後に一つ。カービィファンの方、本当に申し訳ない。







終わり
感想OK