二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 逃走中チーム戦〜人妖決戦!村の伝説を解き明かせ〜 ( No.8 )
日時: 2017/08/25 00:43
名前: ユレト ◆3bWDf7mx4s (ID: eetvNq3l)

青チーム:霧雨魔理沙(4)    
赤チーム:古明地さとり(6)

魔理沙「うへぇ。さとりが相手かきっついなぁ」

さとり「今こちらは少し負けてますからね。巻き返せるよう頑張ります」

スタッフ「おっと、東方勢の対決ですか。面白そうです。問題!」



【問題:0と1だけ】ピンポーン!

スタッフ「おっと、さとりさん押した!めちゃくちゃ早い!」

さとり「『2進数』ですね」

ユレト「何と正解です!【0と1だけで表される数を何というでしょう?】正解は2進数です。ちなみに、我々は0〜9の数字を使っていますが、これは10進数と言います。人類は10進法を採用しましたが、コンピュータの世界では2進法が採用されています」

スタッフ「なるほど〜。しかしさとりさん何という回答速度!反射神経見せてきたか!?」

魔理沙「お前なぁ……」




青チーム:ジャイアン(5)    
赤チーム:古明地さとり(6)

ジャイアン「俺様がやってやるぜ!」

スタッフ「おっ、ジャイアン気合十分。ガキ大将の意地見せるか。問題です」



【問題:絶対零度とは何℃のことをいうでしょう?】

ジャイアン「ゲェ……わかんねぇ」

ピンポーン!

スタッフ「おっとさとりさん、今度は落ち着いて押した。回答どうぞ」

さとり「『-273.15℃』です」

ユレト「おお。整数だけでも正解にしましたが、小数点までありがとうございます。正解です。【絶対零度とは何℃のことをいうでしょう?】正解は-273.15℃です。この温度まで下がると、物体は完全に停止してしまいます」

ジャイアン「小学生にそんな問題出すなよ!わかるか!」

ジャイアン、当たった問題が悪かった……

そしてさとりは、今日初の2連勝!



青チーム:成歩堂龍一(6)    
赤チーム:古明地さとり(6)

ナルホド「6人目で並んだか。ここで逆転はまずいな」

スタッフ「いい勝負です。では問題!」



【問題:ニーハオって何語】ピンポーン!

ナルホド「うっそ早!?」

スタッフ「成歩堂さんも押す気配はありましたが押したのはさとりさん。どうぞ!」

さとり「『中国語』!」

ユレト「正解です!【ニーハオって何語だっけ?】もちろん中国語です。なじみのある言葉だけに、ここは反射神経の勝負でした。お見事!」



青チーム:野比のび太(7)    
赤チーム:古明地さとり(6)

マリオ「のび太ー!金星決めろー!」

のび太「知ってる問題頼む〜〜!」

スタッフ「ついに形勢が逆転しました。青チーム巻き返しなるか。問題です!」



【問題:2006年まで太陽系第9惑星と】ピンポーン!

スタッフ「相変わらず早い!さとりさんどうぞ!」

さとり「『冥王星』ですね」

ユレト「正解!【2006年まで太陽系第9惑星とされており、現在は惑星から外れ準惑星に区分されている星を何というでしょう?】正解は冥王星です」

のび太「悔しい!最後まで聞けばわかったかもな〜」

ジャイアン「のび太が分かるわけないだろ」

のび太「なに〜!」



マリオ「やべえさとりが強すぎる。4連勝されたぞ」

古明地さとり、知力を活かしてオープニングゲーム大活躍。誰かが、止めなければならない……

冬樹「次誰だっけ?」

霊夢「私よ」

魔理沙「霊夢〜〜お前が負けたらマジで終わっちまうぜ」

今回、頭脳型が前半に固まっていた青チーム。しかし、この時点で劣勢。状況を跳ね返せるか。




青チーム:博麗霊夢(8)    
赤チーム:古明地さとり(6)

霊夢「さて……」

霊夢は対さとり戦の戦略を思案する。

霊夢「(今までの問題を思い出すのよ……何か傾向が見えてこないかしら?)」

読者の方も、今までの問題をもう一度見返していただきたい。わかる人にはわかる傾向がはっきりと見えてくる。

霊夢「(となると、次の問題は……よし、これに賭けてみましょう)」

スタッフ「よろしいですか?問題です!」



【問題:主にマジックで】ピンポーン!

スタッフ「え……?なんと、霊夢さんまだ問題文をほとんど読み上げていないにもかかわらず、ボタンを押しました!」

さとり「流石にそれを当てられたら、諦めましょう」

今まで早押ししてきたものも、ある程度答えが分かりそうなところでボタンを押していた。しかし、霊夢のこれはどうだろうか。これだけの問題文で答えが分かる者はいないだろう。博麗霊夢、勝負掛け……!

霊夢「(マジック……となると、あれで勝負するのがいいわね!)『ミスディレクション』!」

スタッフ「さあどうだ!?」

ユレト「えっと……何と正解です!【主にマジックで使われる、人の注意を誤った方向に誘導させる技法を何というでしょう?】ミスディレクション、正解です!」

霊夢、ここでさとりの快進撃を止める大ファインプレー!

スタッフ「いや〜よくわかりましたね」

霊夢「ほとんど勘だけどね」



青チーム:博麗霊夢(8)    
赤チーム:射命丸文(7)

文「霊夢さん……何か気づいてますね」

霊夢「流石に少し落ち着こうかしら。心臓に悪いわ」

スタッフ「いい勝負になってきました。では問題です」



【問題:音楽用語で7重奏を意味する言葉はなんでしょう?】

霊夢「え、ちょっと予想外」

文「音楽……?」

スタッフ「おっとちょっと難しいか?時間が迫ってきますが……」

初の音楽問題、しかもなかなか一般的ではない用語が飛び出した。さすがに二人もなかなかボタンを押すことができない。



ブブーッ!

スタッフ「時間切れです!両者不正解となります。解説どうぞ」

ユレト「はい。【音楽用語で7重奏を意味する言葉はなんでしょう?】正解はセプテットです。2重奏はデュエット、3重奏はトリオ、4重奏はカルテット、そしてクインテット、セクステットと続き、7重奏のことはセプテットと言います」

霊夢「わかるか!」

文「いや〜音楽はちょっと……油断してました」

たまに訪れる高難易度問題。なかなか無双するのは難しい。



青チーム:日向夏美(9)    
赤チーム:砂かけばばあ(8)

夏美「ここが勝負どころね」

砂かけばばあ「年だけはくっとるからのう。古い問題とか来たらチャンスじゃ」

スタッフ「現在微差で赤チームがリード。では問題です!」



【問題:ポーカーで同じ数字を4枚揃えることを】ピンポーン!

スタッフ「夏美さん押した!」

夏美「『フォーカード』!」

ユレト「おっと、それだと不正解ですね。夏美さん回答権ロストです」

夏美「うそ!違うの!?」

スタッフ「問題続けます」



【問題:ポーカーで同じ数字を4枚そろえることを正式名称で何というでしょう?】

夏美「正式名称って何よ」

スタッフ「さあ回答権は砂かけさんのみ。押せるか!?」

砂かけばばあ「う〜む…………だめじゃ〜〜〜」



ブブーッ!

スタッフ「おっとまたしても両者不正解!回答お願いします」

ユレト「はい。【ポーカーで同じ数字を4枚そろえることを正式名称で何というでしょう?】正解はフォー・オブ・ア・カインドです。フォーカードは日本での呼び名であり、海外のカジノなどでは全く通じません。また、アメリカではクワッズという呼び方もあるそうです」



夏美「悔しい〜!今の分かった人いた!?」

レミリア「私は分かったわよ」

ミツルギ「一応、私も」

ココネ「海外にいたんで、知識としてはありました」

砂かけばばあ「やっぱりわかる人にはわかるんじゃのう……」

とはいえ、難易度の高い問題であったことも確かである。ここにきて、問題も難しくなってきたオープニングゲーム。

果たして、オープニングゲームを制し有利な状態からゲームをスタートできるのはどちらのチームなのか!?