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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: テイルズオブメロディーア ( No.4 )
- 日時: 2018/02/10 14:53
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
氷の竜はカテラに巻き付きアリアへと目を向けた。
「君も僕が射貫く…」
カテラは弓矢をつっかえ放とうとした。同時に炎の柱が立ち上がる。
「燃え盛れ烈火の如く!炎竜の昇り!」
「ア…アア…」
カテラはその場に座り込み炎に飲み込まれた。
■
事が終わり辺りを見れば真っ暗になっていた。
「さっきの子、何だったんだろう?」
「…エレメンツ、と言っていたところにいる子でしょう」
「エレメンツ?」
アリアは歩きながら説明する。
「グリアスだけではないと思いますが時折、種族などで差別を受ける人がいます。
エレメンツにいる子はみんな差別されたり親がいなかったり暴力を振るわれた子たちです。
その子どもたちはそれぞれエレメント、つまり自分の得意分野を磨いた子がいます」
「つまりさっきのカテラは氷属性の専門家、という感じか」
「…もしかして属性以外でもあるの?さっきの子の弓は隙が無かったような…」
ステラの考えにアリアは頷いた。
「えぇ、視力がずば抜けていたり、身体能力がずば抜けていたりと属性以外でも
特徴があるんですよ。気を付けなければ私たちでもやられてしまいます」
「…強さでダメなら人数で勝負?」
「まぁそうするしかないな」
ダルクもアリアも賛成する。
「なら情報屋さんに行くぞ!」
ステラは踵を返し、走っていく。
その後をアリアとダルクが追っていく。
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